J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jリーグへの道について46

2024-03-03 00:41:05 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日のFOOT×BRAINで南葛さんが取り上げられました。当ブログでも以前の記事でリスペクトしており、最近ではえとみほさんがフロント入りしたのが話題でしたね。南葛さんはニュースを知るたびに、どんどんパワーアップしている印象がありますが、「キャプテン翼」という付加価値がグローバルなので、想像を超えた進化をしていっていますね。
  
【FOOTBRAIN×”リアル”キャプテン翼×新たなる挑戦】
 (キャプテン翼)作者の高橋陽一がオーナーを務める東京葛飾をホームに戦う南葛SC。Jリーグ入りを目指すアマチュアクラブながら、稲本潤一など元代表のレジェンド達を次々に獲得。攻めの姿勢が話題となった。そんな南葛が更に攻めていく。今シーズンから指揮を執るのが川崎フロンターレや名古屋グランパスなどで監督を務めた名将・風間八宏。

〔風間八宏新監督〕
 関東1部リーグでなかなか順位を上げられず、JFL昇格の可能性が無くなった去年夏。岩本(GM)は高橋陽一オーナーと改めてクラブの方向性について話し合ったという。
岩:「アマチュアカテゴリ、J2・J3もそうだが、結果出すためには守備をしっかり固めて、ショートカウンターかセットプレーで少ないチャンスをものにしてという方がリスクが無いと。みんなそういうサッカーをする。高橋先生は『キャプテン翼のチームでそれは嫌だ。絶対に観ている人が楽しいサッカーをやりたい』という強い思いがずっとあった。」

 貫いたのは主人公であり、南葛のエース大空翼の名セリフ「ボールはともだち」。一人一人がボールを自在に操り、魅力的な攻撃的サッカーを目指した。
高:ボールとともだちになった方がサッカーは上手くなるんじゃないかという発想ですね、最初は。その中で自分たちが目指すのであれば、そういうサッカーの方がいいんじゃないか。」
岩:ボールはともだちのキャプテン翼のサッカーをやり続けるという方向性を改めて確認した後に、知っている限り日本でそれを一番最高にできるのは風間八宏さんしかいない。清水のお母さんのお店回線料理をつつきながら7時間くらいいたと思う。
風:こっそり会って話をして、本当に僕のチームのこれからやりたい事、これがすごい明確だったので。ボールはともだちもそうですし、『キャプテン翼』と一緒に色々なものを創っていこうと言われた。それはズルいよねと。
   
 ボールはともだちをピッチで体現する風間スタイルの神髄とは。かつて出演した際はこう話していた。「観る者を楽しませるサッカー」。
風:一番の目的は僕の中ではサポーターもみんな一緒に楽しめる、一番は客席を満員にしたい。そこから始まってもちろん勝つんですけど。どんなにいいサッカーといっても負けたら来ませんからね。どう勝つかはいつもセットで考えているのがプロだと思う。
 観る者を楽しませる。そのために風間が目指すのは「ボールを保持し攻め続ける超攻撃的サッカー」。
風:元からポゼッションという言葉を言った事が無い。最短・最速でゴールに迫る。そのためにはロングボールもいいかもしれないが、そのロングボールの質が問題。『ボールはともだち』のスタイルで相手にボールを触らせなければいい訳ですから、自分たちがずっとボールを持って一番速い、一番短い所を通っていけば一番確率が高いですし、ゴール前のシーンが無ければお客さんも面白くないんで。本当にボールはともだちで、ともだちとどれくらい仲良くなれるかで一番楽しい所。僕は家庭環境もあって本当にボールだけが友達の時もあった。これを蹴っている時は全部忘れられる。ボールがどうしたら自由に動けるのかをずっと考えてやってきたので、その所を徹底してやっていく。本当にボールをともだちにできるかどうか。『ボールはともだち』=どれだけ技術を持っているか、どれだけ本当にボールの性質を知っているかという所になると思う。そういう所を徹底してやっていきたいと思っている。」
「(選手とは)技術目線だけで話し、それを要求する。(風間が重視する3つの技術として)技術というのは自分の頭の中を変えれる、頭(①『頭を扱う』技術)、体を自分が自由に動かせる技術(②『体を扱う』技術)、ボールを扱う技(③『ボールを扱う技術』)の3つだが、そこに働きかける事で、1人に言っても全員に同じように響いていく集団をいつも作りたいと思っている。
岩:「何年かかってもいいから、圧倒的なチームにしてくれというお願いをしている。ここからはちゃんと地域密着をどんどんやっていくのも含めて、クラブ全体で強化の部分も事業の部分も丁寧にやるべき事を全部やりながら上げていきたいと思っている。」

 しかし、J1クラブの常勝監督が地域クラブにやってくるというのは前代未聞ですね。よく来られたなぁと。経歴的にも普通はプライドが許さないでしょうが、「何年かかってもいいから」という事で、長期的にクラブ作りをやっていかれるのですね。風間監督の重視する3つの技術というのは初めて知りました。
 これから圧倒的な強さで地域決勝を制し、JFLに駆け上がり、1年で通過してJ3まで行っちゃうのかな。でも新宿さんなどライバルは多く、そんなに簡単に事が運ばないのが「サッカー」なので、頑張って欲しいと思います。
     
〔攻めの経営〕
 6年前、岩本がGMに就任した(2018年)の年間予算は約1,800万円。それが昨シーズンは5億円を超えた。しかも大幅な収益アップの立役者は何と選手達。南葛では選手の大半がクラブに勤務し、選手社員という制度を導入。自ら営業を行い、スポンサーの獲得まで行っている。更にフロントにも実績のあるスペシャリストを続々と招聘。
   
〔江藤マーケティング部部長(えとみほさん)〕
江:「ゴールが世界に向いているクラブ。実際にキャプテン翼という世界に知られているIP(知的財産)があれば、夢物語ではなく、実現可能な夢だと思ったので、その夢の大きさに惹かれた。」
「南葛SCが関東1部リーグということもあって、余り私たちが思っている以上に知られていないと思う。まずは足元のホームタウン・葛飾の中で誰もが知っている存在にするのが、今一番大きなミッションだと思っている。」
 
 マーケティング部部長としてチケット販売やグッズ開発などサポーター向けのすべての業務を取り仕切る江藤。クラブの認知度を目指す江藤、今シーズンから新たな挑戦を仕掛ける。

江:「動画、YouTubeですね。試合の回数がリーグ戦のホームゲームは9試合、全部合わせても18試合しかないが、その中でファンを付けていくというのはなかなか大変。ピッチ外のところでファンを作っていくような取り組みをしていかないといけない。」
岩:「監督の指導やロッカールーム、スタッフも含めてNG無しで全部映像を撮って、毎週YouTubeにどんどんあげていく。これは嫌と言われるかもな、カメラを密着で入れ続けたら勝ち点落としますかね?と監督に言ったら、全部入れていいよと。」
風:「練習も観てもらって、みんなで楽しんでももらえたらいいなと。みんな出したらどうなるか、面白さの方が先になった。」

 えとみほさんが栃木さんを辞めて南葛さんに入るというニュースを聞いた時に、少し驚きました。Jクラブから地域クラブへの転身って。でも今回の番組を観て、いかにえとみほさんが夢を抱いておられるのかよくわかりました。新しい取り組みの動画もちょっと観ましたが、なかなかいいですね。南葛さんの取り組みは、JFLを含めてこれからJを目指すクラブ、J3など参考にするクラブが結構出てくるのではないでしょうか。また、以前のようにインスタライブか何かをやって欲しいですね。
   
〔天野春果プロモーション部部長〕
 更に南葛は認知度の起爆剤としてプロモーション部を新設。その部長として招かれたのが天野春果。27年在籍した川崎フロンターレでは計算ドリルの配布や、地元銭湯とのコラボなど斬新な企画で最強の地域密着クラブを作り上げた張本人。その実績が買われ、東京五輪では組織委員会でも活動した。
 活動初日、天野は早速街に出た。案内役は川崎時代に天野の企画を実践していた選手社員楠神順平(プロモーション部副部長)。

天:「自分たちの中で何か物足りないと思う事ないの?」
楠:「街のイベントにあまり出ていない。出ていきたいですね。どうしても葛飾って、南葛は結構SNSを頑張っている方ですけど、SNSでは届かない部分がある。現場に選手が顔を出さないと認知してもらえない。」
天:「街のイベントに出るためには、商店街だったら商店街の会合に出たり、会長と仲良くなる事。そこをつかまえておけると、向こうのイベントもそうだが、クラブが仕掛けるイベントにも協力してもらえる。やっぱり街の色、どういうカラーがあるのかを把握して、自分自身が実際に歩いて、実際に選(社員)から話を聞くだけでも全く違うんで、今日は体感できた。」
楠:「僕としても南葛を良くしていきたいとずっと思っていたので、天野さんが来てくれたのはスゴく大きいですね。」
岩:「(声をかけた時に)サッカーの事はしばらくやらないみたいな話だったが、それだったら今までの自分の経験ノウハウを活かせるかもしれないと言ってくれた。じゃあ部長でお願いしますと」
風:川崎の時から(付き合いが)長いので、期待もしているが、余り褒めるとどんどん前に出てくるタイプなので、余り褒めないでね(笑)。」

 これはビックリしましたね。まさかの展開です。番組では天野さんは「しばらくはサッカーに関わらない」事だったらしいですが、それでも関わる気にした南葛さんはすごい説得力だったと思います。そういえば、風間監督も元川崎
。これは何か化学反応が起こりそうだし、今後も川崎系の人材が来るのではないでしょうか。当ブログで「フロンターレ化」というキーワードを時々用いますが、今回の南葛さんはまさにリアル「フロンターレ」化。これからの伸びしろはハンパないと思います。
   
〔東京23区初の専用スタジアム建設!〕
 次々と刺激的な一手を打ち続ける南葛SC。今最大の挑戦がスタジアム建設。予定地はオーナー高橋陽一の地元葛飾区。サッカーのよる地域活性化を掲げ、今年度中に約350億円で土地を取得予定。J1参入基準を満たす専用スタジアムを造ろうとしている。しかもその場所はJR新小岩駅から徒歩10分という抜群の好立地。

岩:「土地の広さで言うと7㌶で、2万人でも造れるが、一応今は15,000人収容という発表になっている。スタジアム内にはキャプテン翼ミュージアムを設けて、試合が無い時も外国人も含めて来てもらうようにしたい。いろんな仕掛けは考えている。」

 東京都内の専用スタジアムについては、番組でMCも言っていましたが、構想が出ては頓挫ばかりで未だにはっきりした構想を目にする事はなかったですね。そんな中での墨田区のスタジアム。何と約350億円で土地を取得予定とありましたが、それもすごいですね。土地だけでなく、建物代もあるのですが、どうされるのか。とにかく南葛さんの話は見えない部分も多く、あとでサプライズな展開になる事が多い。
 今回関わる人材は、みんなキャプ翼で世界まで行く夢を抱いているのでしょう。とにかくキャプ翼という世界的なコンテンツがあるので、支援者はこれからもどんどん登場していくことでしょう。今後の南葛さんの展開を楽しみにしています。
南葛SC公式HP:https://www.nankatsu-sc.com/
南葛SC関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220501
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220218
#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手の仕事(セカンドキャリア)13

2024-02-24 00:01:29 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日のKICK OFF! OKAYAMA・KAGAWAを観ていたら、当ブログ好みの事例が出てきました。Jリーガーのセカンドキャリアですが、今回は讃岐さんで引退された選手が地元企業にそのまま就職し、二足の草鞋でその会社が運営するサッカークラブでJFLを目指すというもの。営業マンではなく、介護福祉士という手に職を付けた形で大好きなサッカーも極めていくという素晴らしい取り組みです。
   
【目指す先はJFL! 社会人チーム SONIO高松】
 高松市を拠点に活動する社会人チーム「SONIO高松」。実はこのチームにはかつてカマタマーレ讃岐でプレーした岡村和哉選手(36歳)が所属。
岡村選手(岡):「サッカーで転々とするのが嫌だった。高松で安心して暮らしながら子育てとか自分がやりがいのある仕事をしながら過ごしていきたかった。」

 岡村選手は岡山県井原市出身で2010年にプロデビュー(J2熊本)を果たすと、DF・MFとマルチプレーヤーとしてJ2・J3の5チームで活躍。中でも讃岐には6年間所属し,2013年のJ2昇格に大きく貢献。そして2022年のプロ選手引退後にSONIO高松に加入を決意。引退後に選んだ次のステージとは?

岡:サッカーをやりながら仕事をしたかった。讃岐にいた時の知り合いが連絡をくれて、こういうチームがあって、こういう会社があるから、話を聞いてみないかと言われ、ぜひという事で、お互いの考えがマッチし、すぐ入社が決まり、チームへの入団も決まった。」
インタビュアー:「今のご職業は?」
岡:「介護福祉士」
   
 SONIO高松は介護事業を展開する「㈱松」が2020年に設立したクラブチームで、所属すす多くの選手がサッカーをしながら介護士として勤務。
選手:「どちらも充実していて、楽しくできている。」

 これまで介護の経験が全くなかった岡村選手も資格を取得し、利用者の方に寄り添う生活を送っています。そんな岡村選手が介護の仕事から感じた大切な事とは。

岡:「今までプロサッカー選手だったから、基本的に勝手に応援してくれる。自分がしっくりきたのが、応援される側から応援する側にというのがあった。それを考えていたら、身近な人の人生のサポーターとしてその人の背中を押せるような存在になりたいと、去年から働いていて明確になった。」

 ㈱松は元プロ選手だけではなく、仕事をしながらサッカーを続けたい人のサポートにも力を入れている。

松野常務(松):「私たちの会社のモットーは”職員第一主義”を掲げている。サッカーもしていいよという環境を整えるし、介護の仕事をしてもらう事で、全力で介護にも取り組んでもらうところが、まさにWINWINの関係を作れているところがあって、それを基盤に置きながらSONIO高松というを立ち上げて、今に至っている。岡村選手が入社してから利用者、職員に関わる事で施設全体を明るくしてくれるような働きをしてくれている。」

 今シーズン四国リーグに昇格。チームが目指すのはアマチュア最高峰のJFL。経験豊富な岡村選手がチームを引っ張る。

松:「僕たちがJFLを目指すにあたっての、スポーツのメンタリティをアマチュアの選手に伝えてくれている。結構大事な役目も果たしてくれている。」
岡:「そのJFL昇格もありますが、昇格後だったり、昇格の過程でこのカテゴリに引っ張られるような個人昇格(Jリーグ)する選手もどんどん出てきて欲しい。」
   
 という内容でした。会社の公式HPを覗いてみました。まだ若い社長さんですね。そして、番組映像ではこじんまりした会社のように見えましたが、実際は訪問介護ステーション、訪問介護事業所、ナーシングホーム(介護だけでなく、看護師を中心とした医療提供や看取りを行う老人ホーム)、相談支援事業所、定期巡回ステーション、居宅支援事業所と多角経営。社員数は120名、グループ会社も他に10社くらいあって社員数は240名と規模が大きい福祉の企業グループでした。そのグループ会社のうちの1つの㈱SONIOがSONIO高松の運営会社でした。
 グループ企業の中でサッカーチームの所属選手は何人いるのかなぁ。結構いるんじゃないかという社員数ですね。地域リーグまではいいとして、JFLという全国リーグになると運営大丈夫なのかなと、一瞬思ってしまいましたが、親会社の事業規模を考えたらいけるのではと思いました。
 また、岡村選手のコメントにあるように、上に昇格する過程で所属選手の個人昇格も大歓迎であると。そういう理解が大きく、手に職も付けられるチームであれば有望選手も集まってくるのかもしれませんね。今後の活躍に期待しております。

SONIO高松公式HP:https://sonio-matsu.com/
㈱松 公式HP:http://matsu-h.jp/
Jリーグ・セカンドキャリア関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240222
     〃              ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231103
     〃              ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230906            
     〃              ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230204
     〃              ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211218
     〃              ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃              ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃              ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃              ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611 
     〃              ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915

#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青丹よし劇場の奈良クラブ6

2023-12-31 00:01:52 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨季J3に参入され、1年目を戦った奈良さん。当ブログでも元々付加価値が高いJクラブとして一目を置いていました。そんな中で素晴らしい取り組みを目にしました。選手が個人で子ども食堂を実施しているという事ですが、Jリーガーで他にそんな選手はいないと思います。
   
【給料ゼロから始めた独自のキャリア形成 こども食堂を開くJリーガー】
「奈良のFW浅川隼人(28)は、シーズン中も『移動式こども食堂』を開いている。経済的に苦しい家庭の子も、楽しく前向きになる時間を選手や他の家族と共に過ごすことができる。キッチントレーラーで出向き、認定NPO法人と連携して奈良県内を中心に開催している。」
「浅川は今季リーグ2位の16ゴールを挙げ、J3のベストイレブンにも選ばれた。日本では現役プロ選手がアイデアを出し、自ら先頭に立って貧困問題に取り組むことは珍しい。ただ驚かされたのは、こうした活動だけではない。アスリートとしての独自のキャリアの築き方も興味深かった。
 千葉県出身で、2018年に桐蔭横浜大からJ3YSCC横浜に加入した。YSCC横浜には2季所属したが、アマチュア契約だった。サッカー選手としての給料はゼロ。そこで浅川は、ある行動に出た。
 サッカー選手として生活を送る一方、『レンタルJリーガー』と称して自身を売り出した。SNSやメールで浅川にやってほしいことを、一般の人々に募って応じた。例えば、子どもにサッカーを教えたり、トレーニングを一緒にしたりして自分を知らない人々との接点を多くもった。
 目的は、距離を縮めて応援してくれる人を増やし、選手としての価値を高めていくこと。移籍した20年に当時J3熊本でプロ選手となるが、奈良で活躍するいまに至るまで浅川は積極的にサポーターとの交流を続けている。一緒に食事をしながら試合を振り返ったり、親子で参加できるイベントを企画したりしている。こども食堂は貧困問題解決の一面もあるが、子どもたちとふれ合うことで浅川という選手に親しみを感じてもらう機会になっている。」

 

給料ゼロから始めた独自のキャリア形成 こども食堂を開くJリーガー:朝日新聞デジタル

 サッカーJ3奈良のFW浅川隼人(28)は、シーズン中も「移動式こども食堂」を開いている。経済的に苦しい家庭の子も、楽しく前向きになる時間を選手や他の家族と共に過ごす...

朝日新聞デジタル

 

 ベストイレブンにも選ばれたエース選手がやっているというのがすごいです。プロフィールを見ると、結構苦労人でしたね。そのファン・サポーターに寄り添い、社会・地域貢献活動に徹したから今の栄光があるのでしょう。「レンタルJリーガー」と名乗ってPRする発想が他の選手には無いところですね。この辺りは「Jリーグを使おう」というキャッチフレーズのシャレンとよく似てます。結局、社会に根を張るためには「使ってください」という呼びかけになるのでしょう。
 動画(即チャンネル登録しました)を観ましたが、いい表情でしたね。本当に心から楽しみ、子ども達に喜んで欲しいという「素」の笑顔が出ていました。Jリーガーというよりは放課後クラブに来た体育の先生というイメージ。結構ボリュームがあったように見えました。配布後は公民館のような会場で、子ども達とその弁当を一緒に食べていて、実に微笑ましい光景。過去にいろいろ「給食先生」を観ましたが、今回のが一番いいですね。
 と書いていたら、浅川選手が山雅さんに移籍するそうです。他人事ながらちょっとショックでした。でも山雅さんにもピッタリのキャラかもしれない。そんな浅川選手が活躍した奈良さんですが、いいコラムを発見しました。コンパクトに昨季をまとめています。
  
【サッカーJ3・奈良クラブ、リーグ最少32失点で初年度5位…来季目標は「J2昇格」】
〔開幕前の目標10位以内〕
「今季はJリーグで戦えるベースを作ろうと、クラブは開幕前に成績目標を10位以内に設定して臨んだ。全38試合で、15勝12分け11敗(勝ち点57)だった。上位に食い込んだ要因には、フリアン・マリン・バサロ監督(34)の指導のもとで築いた安定した守備があった。クラブを率いて3年目となるスペイン人指揮官は、自陣ペナルティーエリア内の守備にこだわった。全38試合に出場したDF鈴木大誠選手(27)を中心に相手選手のマークやこぼれ球の処理を徹底。無失点試合は15試合あり、J3最少の32失点だった。」
〔FW浅川選手、得点ランキング2位〕
「攻撃面では、JFLで得点王だったFW浅川隼人選手(28)が、今季16ゴールを奪って得点ランキング2位の活躍を見せるなどしてチームを引っ張った。浅川選手は『ここまで上位に残れたことは来季の自信につながる』と語った。
 開幕戦はホームでJ1経験もある松本山雅FCを迎えたが、0―2で完敗した。それでも第3節の勝利を機に選手が自信を持ってピッチに向かい、第6節からは4連勝。一時は首位に浮上した。ただ、下位に取りこぼすこともあり、勝ち点を積み重ねることができない時期もあった。」
〔売り上げほぼ倍増〕
「営業面でも結果が出ている。JFL所属時に比べて売り上げはほぼ倍増した。チケット収入が増え、夏限定ユニホームやフラッグなど新たにグッズ販売を行ったことも寄与した。アウェーでは他チームの運営を目にし、スタッフは『力のあるクラブの運営を見て勉強になった』という。来季はJ2への自動昇格2枠に加え、3~6位によるプレーオフ1枠もある。」
〔フリアン監督が優秀監督賞に〕
「今季のJ3リーグアウォーズが発表され、奈良クラブからは優秀監督賞にフリアン監督が、FW浅川選手がベストイレブンにそれぞれ選ばれた。また、クラブはフリアン監督と来季の契約を更新した。」

 

サッカーJ3・奈良ク、初年度5位に躍進…リーグ最少32失点の守備が要因

【読売新聞】 サッカーJ3に所属する奈良クラブは、今季20チーム中5位でリーグ戦を終えた。期待と不安の入り交じったJ参入初年度で上位に食い込んだ。浜田満社長(4...

読売新聞オンライン

 

 1年目のシーズンで、目標10位に対して5位ですか。次はJ2昇格プレーオフに出れるんじゃないでしょうか。強さの要因はフリアン監督であり、戦術の守備だったようです。売り上げもほぼ倍増というのもいいですね。スタッフは「力のあるクラブの運営を見て勉強になった」とありますが、実は奈良さんはかつて2015年にJ1川崎とアドバイザリークラブ契約を結んでおり、昔から素地はありました。奈良さんの今後の活躍を祈念しております。早くJ2に昇格して、Cスタに来て下さい。そういえばJFLにネクスファジがいた頃に、Cスタに対戦相手として来られた事を思い出しました。あっこちゃんチャント良かったです。また観たいな。
J3奈良関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190823
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181210
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131128
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131112
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131015
#がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグ・ディビジョン2を往く28

2023-12-26 00:01:19 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 大変遅くなりました。鹿児島さん、J2復帰おめでとうございます。何年ぶりになりますかねぇ、J2でご一緒するのは。前回のJ2時代の2019年に、当時優勝した柏に勝っていて、強いチームという印象がありましたね。地元岡山とは1分1敗だったようです。
 当ブログで鹿児島といえば、やはりJFL時代の合併ですかね。ヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAが合併して誕生した訳ですが、フリューゲルス以降、そういう事例は無かったので、画期的に思ったものでした。
   
【サッカー鹿児島ユナイテッド、5年ぶりJ2復帰】
「サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは2日、5年ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取市のAxisバードスタジアムであったガイナーレ鳥取との今季最終戦を1―1で引き分け、勝ち点は3位のカターレ富山と同じ62で並んだが、得失点差で上回って、自動昇格する2位が確定した。
 最終戦を残して2位につけていた鹿児島。鳥取との試合は前半を0―0で折り返す緊迫した展開。後半11分にPKを与えて先制を許したが、選手たちは落ち着いていた。同31分、山本駿亮(しゅんすけ)選手がゴール前でパスを受け、右足でシュート。同点ゴールを決めた。3位の富山は同日の試合で勝ったが、得失点差で2位に届かなかった。」

 

サッカー鹿児島ユナイテッド、5年ぶりJ2復帰:朝日新聞デジタル

 サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは2日、5年ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取市のAxisバードスタジアムであったガイナーレ鳥取との今季最終戦を1―1で引き分け、勝ち点は3位の...

朝日新聞デジタル

 

 本当にJ3最終戦は、富山さんとどっちが上回ってもおかしくない状況だったのですが、得失点差で競り勝ちました。地元岡山のJ2同級生クラブだった富山さん、もう一歩届かなかったですね。来年帰ってきてください。
 J3発足後、J3からJ2への昇格を2度果たしたのは鹿児島さんが史上初。2桁得点を挙げた選手は1人もおらず、19選手が得点を決め、総得点はトップの愛媛、富山より1点少ないリーグ3位の58点、失点はリーグで4番目に少ない41で、得失点差17は同年J3で最高だったとか。
   
【好不調の波はあったけど…J2昇格果たした鹿児島ユナイテッドFC、終わってみれば今季はほぼ上位をキープ】
「鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は好不調の波はあったが、シーズンを通して、上位を維持し続けた。FC大阪との開幕戦は後半44分から2点を挙げ、劇的な逆転勝利。3節で初黒星を喫し、7節終了時点が今季ワーストの13位。だが6節以降は7戦負けなし。11節の松本戦で4連勝を飾り、一気に首位まで浮上した。
 中盤戦は昇格圏を行ったり来たり。夏場の失速は顕著で、18節の沼津戦以降は1勝5敗と白星を重ねられず。23節の松本戦で3連敗を喫し、大嶽直人監督が退任した。
 大島康明監督の初陣となった24節の北九州戦は1-1と引き分け7位に転落した。その後、24節も含めて7戦負けなしを記録。28節では14試合負けなしの首位愛媛を下し、再び昇格圏の2位に浮上した。
 それ以降は2位をキープ。終盤戦は琉球と今治に連敗して3戦勝利から遠ざかった。残り2試合で勝ち点を積み上げ、富山との昇格争いに競り勝った。」

 

好不調の波はあったけど…J2昇格果たした鹿児島ユナイテッドFC、終わってみれば今季はほぼ上位をキープ | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は好不調の波はあったが、シーズンを通して、上位を維持し続けた。

鹿児島のニュース - 南日本新聞 | 373news.com

 

 スタートダッシュに成功したが、夏場の失速では昇格圏を行ったり来たりになったところで監督交代に。それが成功してそのまま昇格圏(2位以上)をキープしていましたが、2位争いを演じ、最終節で富山さんに競り勝ったようです。
 その1年前の2022年も実は同じような展開で、キープしていた2位から途中で3位に転落し、そのまま3位でフィニッシュし、J2に届かなかったようです。やはり監督さんの力が大きかったのかな。

 大島監督ですが、実は2021年に一度暫定監督になっているようです。元選手で、引退後に徳島さんで3年、富山さんで1年、その後鹿児島さんで7年、コーチから暫定監督を務められていますが、Jクラブの監督経験は無いようです。当ブログでは監督経験が無い新監督はなかなか結果を出せないというイメージがありますが、大島監督は見事にその概念を破ってくれました。そして、ここにもう一つ新スタジアムという話が出てきます。
   
【鹿児島市が描くサッカースタジアム キーワードは“まちなか”】

「鹿児島市が本港区エリアで建設を検討しているサッカースタジアム。11月13日に行われた鹿児島ユナイテッドのホーム最終戦に駆けつけた下鶴市長は「日本一の、世界に誇れるスタジアムをつくりたい」と述べ、強い意気込みを示しています。各地で活発化するサッカー専用スタジアムの建設の動き。取材する中で見えてきたのは、“まちなかスタジアム”というキーワードです。
〔鹿児島市の狙いは〕
「現在、鹿児島市が建設候補地としているのが、本港区エリアの「浜町バス車庫」「ドルフィンポート跡地」「住吉町15番街区」の3か所。このうち、11月1日に市が公表した需要予測調査の中間報告で最も事業性が高いとされたのが「ドルフィンポート跡地」です。鹿児島一の繁華街・天文館に最も近く、中心市街地のにぎわいを生み出す上で相乗効果を得られるとしています。こうした“まちなかスタジアム”をつくる動きは、今、国内各地で活発化しています。」
〔実現に向けた課題は〕
「実現に向けては多くの課題があります。まずは財源をどう確保するのか。鹿児島市は160億から200億円の整備費を見込んでいますが、国の交付金などが出るとしても、市の相応の負担は避けられません。市の支出をなるべく抑え、より魅力的な施設とするためにも、長崎のように、民間の資金や知恵を活用することもひとつの選択肢になりえます。また、ドルフィンポート跡地については、県が総合体育館の整備を検討しているため、県との協議も不可欠です。」
「一方で、市の案ではドルフィンポート跡地に隣接するウォーターフロントパークも整備の対象としていることから、塩田知事は港湾計画などの変更が必要で、県の総合体育館の整備スケジュールにも影響が出るという認識も示しました。鹿児島のまちの将来を左右する大きなプロジェクトを今後どう進めていくのか。行政に加えて市民も一緒になって議論していく必要があるのではないかと思います。」

 

鹿児島市が描くサッカースタジアム キーワードは“まちなか” | NHK

【NHK】鹿児島市の下鶴市長が「世界に誇れるスタジアムをつくりたい」と意気込みを示すサッカースタジアム。取材で見えてきたのは“まちなか”というキーワードです。

NHK鹿児島放送局

 

 新スタジアム建設では、今の岡山の新アリーナ計画とちょっと似ていますね。11月に市長と知事と間でトップ会談が行われ、年内にも県が設置する本港区エリアの利活用のあり方を検討する委員会で議論していくことで一致したそうです。トップ会談が行われた事自体、岡山より一歩進んでいるように思えます。
 あとは当ブログで口にするジンクスを破る事ですね。新スタジアムを建てたチームは、成績が低迷するというもの。典型的な事例が北Qさん。京都さんもそうでした。ガンバさんもそうでした。今の広島さんは違いますが。新スタジアムができた時にはJ2にいてください。
J3鹿児島関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220813
  〃       ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210813
  〃       ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191230
  〃       ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181202
  〃       ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170827
  〃       ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160319
  〃       ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130813
  〃       ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080922
  〃       ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051012
#がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bリーグについて90

2023-12-22 00:01:25 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 Bリーグの将来構想「B.革新」関連のリスペクト記事です。何回かに分けてお届けという事で、第1部は「リーグ概要」、第2部は「米国型リーグか欧州型リーグか」、第3部は「米国型リーグ」、第4部は「欧州型リーグ」で第5部で当ブログの考えをまとめたいと思っています。今回は第4部の「欧州型リーグ」です。まずはイングランドのリーグ構造をリスペクトしてみましょう。
   
【イングランド】
 「プレミアリーグ」は「最上級のリーグ」という意味で1部リーグのことを指し、20チームで構成されています。その下にフットボールリーグ・チャンピオンシップ (2部)=24チーム、フットボールリーグ1(3部)=24チーム、フットボールリーグ2(4部)=24チーム、カンファレンス・ナショナル(5部)=24チーム・・・この下にも何層かのリーグがある・・・というきれいな形のピラミッド構造になっています。
 プレミアリーグとフットボールリーグ・チャンピオンシップの入れ替え方式は、ますプレミアリーグ下位3チームが自動降格。そしてフットボールリーグ・チャンピオンシップの上位2チームが自動昇格し、さらに3位から6位のチームがプレーオフを行い1チームが昇格します。

 これはJリーグと同じですね。1カテゴリで24チームずつというのは多いかもしれません。その頂点の1部がプレミアですか。今や放送権料で巨額な収入を得ており、世界で4番目のプロスポーツリーグになっております。ちなみに1位はNFL、2位がMLB、3位がNBAとアメリカ勢が続いています。欧州は6位がブンデスリーガ、7位がラ・リーガ、8位がセリエA、9位がリーグ・アンになっています。確かに上位3リーグはアメリカ型ですが、4位以降は欧州型とそん色ありません。つまり、欧州型でも大きな売上を上げているのです。
 ここで欧州型の特徴が昇降格。いわばその国内リーグピラミッドの頂点で、プレミアまたはスーパーリーグ的な存在で昇降格を無くしているようなイメージがありますが、実はしっかり入れ替えをやってます。以下のとおりです。
   
【22/23年欧州5大リーグの1部昇格・2部降格チーム】
「欧州5大リーグの22/23年シーズンが終了した。プレミアリーグはマンチェスターCの3連覇、ラ・リーガはバルセロナの18/19年以来の優勝、セリエAはナポリの1989/90年以来の優勝、ブンデスリーガはバイエルンの11連覇、リーグアンはPSGの2連覇で幕を閉じた。
 このように栄光を見るクラブがいる一方で、降格圏内で終わるクラブも存在する。ただ、その分2部リーグの数クラブが昇格し、新たなチャンスを掴み取ることに挑戦する。今回は、22/23年欧州5大リーグで昇格・降格したチームをまとめてみた。」
〔プレミアリーグ〕
 降格:レスター(13/14年以来の2部)、リーズ(19/20年以来の2部)、サウサンプトン(11/12年以来の2部)
 昇格:バーンリー(21/22年以来の1部)、シェフィールドU(20/21年以来の1部)、ルートン(初1部)
〔ラ・リーガ〕
 降格:バジャドリー(21/22年以来の2部)、エスパニョール(20/21年以来の2部)、エルチェ(19/20年以来の2部)
 昇格:グラナダ(21/22年以来の1部)、ラス・パルマス(17/18年以来の1部)、アラベス(21/22年以来の1部)
〔セリエA〕
 降格:スペツィア(19/20年以来の2部)、クレモネーゼ(21/22年以来の2部)、サンプドリア(11/12年以来の2部)
 昇格:フロジノーネ(18/19年以来の1部)、ジェノア(21/22年以来の1部)、カリアリ(21/22年以来の1部)
〔ブンデスリーガ〕
 降格:シャルケ(21/22年以来の2部)、ヘルタ(12/13年以来の2部)
 昇格:ハイデンハイム(初1部)、ダルムシュタット(15/16年以来の1部)
〔リーグアン〕 ※来季から1部は18チームに縮小
降格:オセール(21/22年以来の2部)、アジャクシオ(21/22年以来の2部)、トロワ(20/21年以来の2部)、アンジェ(14/15年以来の2部)
昇格:ル・アーヴル(08/09年以来の1部)、メス(21/22年以来の1部)
出典:ALLSTARS CLUB

 欧州の5大リーグは昇降格を実施しながら、ちゃんと巨額な予算で運営できているのです。アメリカのように固定してしまうしか成長できないという事はないと言えます。当ブログで昔紹介しましたが、Jプレミアリーグ構想がありました。まさに今のB.革新とそっくり。たぶん昇降格も無くす構想だったと思いますが、あえなくしぼんでしまいました。
 今回Bリーグは同じ道を歩もうとしています。最近のニュースではBプレミアは18チーム以上でもいい、売上や観客数が基準を割れば降格するという事を言っていました。普通に欧州5大リーグを見れば、昇降格制度を残してもやっていけるのではないかと個人的に思いますが、何しろバスケの発祥の地はアメリカですからね。今回はこの辺で。すいません、

 タイトルはBリーグなのに、内容はすっかりサッカーの話と化してしまいました。そこで欧州のプロバスケリーグはどうなのかと思い、調べてみました。
イタリア:レガ・バスケット・セリエA
イギリス:ブリティッシュ・バスケットボール・リーグ
スペイン:リーガACB (1部)、LEBオロ (2部)、LEBプラタ (英語版) (3部)
ドイツ:バスケットボール・ブンデスリーガ
フランス:リーグ・ナショナル・バスケットボール - トップリーグは「プロA」

 詳しく調べていませんが、たぶんプロサッカーリーグと同じ構造で、成績による昇降格があるのでしょう。興味を持たれたらぜひ調べてみてください。
「B.革新」関連第3部「米国型リーグ」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231108
    〃   第2部「米国型リーグか欧州型リーグか」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231016
    〃   第1部「リーグ概要」② :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230928 
   〃       〃      ① :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230925
 #がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優勝の味77

2023-12-09 00:01:33 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 だいぶ前の話題になりますが。愛媛さん、J3優勝とJ2復帰おめでとうございます。お帰りなさい!ですね。当ブログも待っていましたよ。愛媛さんは豪雨災害復興支援など、社会・地域貢献活動の付加価値の高さで、中四国のJクラブの中でもトップクラスだと思っています。また、試合では地元岡山の好敵手(よくやられましたね)と思っています。アウェー戦でお邪魔したニンスタでの水道蛇口で出てきた、オレンジジュースの美味しい味を今でも覚えています。愛媛さんの今季はシーズン終盤は独走状態でしたね。2年でJ2に復帰されたという事ですが、早い方じゃないですか。個人的には(主観なのでお許しください)今治さんよりも愛媛さんに先にJ2に来て欲しかったので本当に良かったと思っています。まずは関連報道から。
   
【愛媛FCがJ2昇格とJ3優勝決める】
「愛媛県のチーム同士が激突する「伊予決戦」が11日行われ、愛媛FCがFC今治に1対0で勝ってJ2昇格を決めるとともに、J3での優勝も果たしました。松山市のニンジニアスタジアムで行われたことし2回目の伊予決戦には、愛媛FCとFC今治のサポーターあわせて1万人以上が詰めかけ、選手たちに声援を送りました。
 前半はFC今治が主導権を握り、何度も愛媛FCのゴールに迫りましたが、愛媛FCも守備に人数をかけてゴールを守り、得点を許しませんでした。そして後半4分愛媛FCのエース、松田力選手がクロスボールをヘディングで決めて、愛媛FCが先制しました。昇格への望みをつなぎたいFC今治は、最後はゴールキーパーも前線に上がるなどして積極的にゴールを狙いましたが、得点をあげることができませんでした。結局、愛媛FCが1対0で勝って、J2昇格を決めるとともに、J3での優勝も果たしました。」

 

愛媛FCがJ2昇格とJ3優勝決める|NHK 愛媛のニュース

【NHK】サッカーJ3で、愛媛県のチーム同士が激突する「伊予決戦」が11日行われ、愛媛FCがFC今治に1対0で勝ってJ2昇格を決めるとともに、J3…

NHK NEWS WEB

 
 

2023シーズン「J3優勝&J2昇格」決定のお知らせ | 愛媛FC公式サイト【EHIME FC OFFICIAL SITE】

日頃より愛媛FCへご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます。 本日、2023年11月11日(土)に行われた 明治安田生命J3リーグ 第35節の結果を持ちまして、愛媛FCの20...

愛媛FC公式サイト【EHIME FC OFFICIAL SITE】

 

 J3優勝&J2復帰を今治さんとの伊予決戦で決めたというのがいいですね。当ブログも昨季、伊予決戦を2試合リスペクトしていますが、昨季は正直今治さんの方に勢いを感じていて、愛媛さん大丈夫?と思っていましたが、今季は強かったのですね。やはりダービーライバルの存在は大きく、クラブに緊張感と前向きの姿勢を与え続けたのではないでしょうか。愛媛さんは行政も大きく関わる愛媛県の県民クラブなので、今治市もホームタウンエリア(松山市を中心とする全県)に入っており、今治さんのホームタウンとの重複を気にしていましたが、これでカテゴリが一つ上になったので少し活動がしやすくなったのではないでしょうか。という事で順番に情報をリスペクトしていきます。(かなり探しましたが、情報としてはこんな感じです)
   
【選手を大幅に入れ替えて開幕からフルスロットルを狙う愛媛FC。古巣復帰の曽根田穣がチームに勝利をもたらす】】
「(1年目の成績低迷)その反省を踏まえ、今季は選手を大幅に刷新した。チームを支えていたベテラン勢が多く離れた一方で、20代の選手を多く獲得。曽根田穣や石浦大雅、山口竜弥や深堀隼平など、様々なポジションに野心ある選手を加えた。それを支えるのが経験豊富な選手たちで徳重健太や森脇良太の両ベテランは健在。さらに、松田力や平岡康裕といった実績十分の選手が前と後ろに構えている。昇格を目指すのに十分な戦力はそろったと言っていいだろう。」
出典:DAZN

 今季で選手を大幅に入れ替えたようです。若手主体になったチームを支えたのが森脇選手(昔の浦和時代にやべっちFCでよく見ました)などベテラン勢だったようです。このNHKのコラムにも愛媛さんの広報さんのコメントに「石丸監督中心に、ベテランの森脇選手らが若いこのチームを裏から支えていることなどが復調の要因」とありました。森脇選手(ポジティブエナジャイザーだそうです)といえば「誘ってんじゃん」シリーズですね。YouTubeラジオシートと大活躍です。「F.C.MORIWAKI」なる存在も発見。当ブログでも以前から体張ってるなぁと感心していました。今や愛媛さんの顔となっている森脇選手が頑張ってくれたからこそ、J2復帰が叶ったのかもしれませんね。あと、4年ぶりに、ホーム勝利後の餅まきが復活したそうです。選手達が楽しんで参加してくれた事もいい効果を生み出したのかも。
   
【上>「ノンストップ」胸に成長】
「3季ぶりのJ2復帰を誓って挑んだ今シーズン。今年1月に発表された新体制には14人の選手が新規加入し、平均年齢は25歳と若返った。そんなチームに、2年目の石丸監督が掲げたのが「ノンストップフットボール」だ。敵陣の深い位置から積極的にボールを奪いに行く戦術「ハイプレス」で相手にプレッシャーをかけ、自陣では全員で体を張ってゴールを守る攻撃的なスタイル。「「ノンストップ」という言葉には、メンタル面で成長し続けるという意味も込められている。ただ、周囲の期待が大きかっただけに、若いチームは開幕戦で並々ならぬプレッシャーを背負ったのかもしれない。」
「チームを勢いづけたのは、ともにルーキーのダブルボランチMF深沢佑太と谷本駿介両選手の存在だ。2人は大阪府出身で、地元の選抜チームで小学生の頃からプレーしてきた仲。8月にレギュラーに定着した中盤コンビは、「あうんの呼吸」で効果的なポジション取りやパス回しを見せ、チームの得点力アップにつながった。チームは首位をひた走り、9月17日の第27節終了時には、2位に勝ち点11もの差をつけた。J3優勝、J2復帰がはっきりと見えたかに思われた。ところが、9月下旬から今季初の連敗を喫し、下位チームにも勝ちきれない試合が続いた。サポーターから「このままでは首位陥落するのではないか」との声が上がるほど、不穏な空気が流れ始めた。」

 

<上>「ノンストップ」胸に成長

【読売新聞】サッカーJ3・愛媛FCが3季ぶりのJ2復帰を決め、初のリーグ優勝を果たした。選手やサポーターの悲願はいかにして達成されたのか。波乱の開幕からチームを...

読売新聞オンライン

 

【<下>「楽しもう」 選手に響く】
「J2昇格とJ3優勝を意識すればするほど勝利から遠ざかり、チームに焦りが出始めているのを人一倍感じている選手がいた。昨季、15年ぶりに愛媛FCに復帰したDF森脇良太選手だ。サンフレッチェ広島や浦和レッズでプレーし、J1やJ2での優勝経験もある元日本代表選手。いつも仲間たちに積極的に声を掛け、チームに一体感をもたらしてきた。
 「優勝したい気持ちはロッカーに置いていこうよ。もう一回サッカーを楽しんで、目の前の相手に集中しよう」。試合前、森脇選手が発した言葉は一人ひとりの心に響いたようだ。GK徳重健太主将も「あの言葉がチーム全体の雰囲気を変えたと感じる」とうなずく。」
 そして今月11日、FC今治とのダービーマッチ「伊予決戦」。勝てばJ2昇格だけでなく、同日の鹿児島ユナイテッドFCの試合結果次第では、J3優勝が決まる大一番だった。
「本当にドラマみたい。最高の舞台でゴールを決めたい」とFW松田力選手。「チーム最多得点を挙げてチームを引っ張る」という宣言通り、スタジアムに駆けつけた観客1万1128人の前で有言実行のシュートを決め、1―0で勝利を収めた。2位の鹿児島ユナイテッドFCは敗れ、念願のJ3優勝を決めた。」

 

<下>「楽しもう」 選手に響く

【読売新聞】 愛媛FCが今季初の連敗を喫し、3試合勝ち星を挙げられないまま、迎えた10月15日のギラヴァンツ北九州戦。2位との勝ち点差は11から4になっていた。...

読売新聞オンライン

 

 平均年齢25歳ってかなり若いですね。石丸監督のハイプレスですが、昔から愛媛さんはハイプレス、ポゼッションサッカーというイメージがあり、地元岡山が苦しめられたイメージがあります。J3からチームを率いる石丸監督は、選手OBでそのまま長く愛媛さんのコーチを務めた後に、一度トップチームの監督の後に他2クラブの監督を務め、昨季から監督に就任されてます。愛媛さんを知り尽くしており、J2での監督経験がありますね。
 他のコラムで去年のfootballistaに「クラブ改革のモデルはフライブルク」というのも見かけました。読める方は読んでみてください。ドイツのフライブルクはあのフィンケ監督時代に育成部門の構築とともに、プロヴィンチャからドイツを代表する模範的なクラブに成長したクラブのようです。
 クラブビジョンとして、ボトムアップ型の育成クラブへ新たにシフトしたという事なのでしょうか。「やりくり上手のプロビンチャ」という内容で、「リーグでも最低規模の予算ながら、ここまで降格の憂き目に遭うことなく、J2に留まり続けたことは十分に評価すべき部分。2015年には木山監督(現・岡山監督)のもとで一致団結したチームが、リーグ5位でプレーオフへ進出し、J1の背中まで見えた。見方によってはやりくり上手のプロビンチャと言えるコスパぶりも。愛媛の特徴といえた」とありました。おっと明日、J3優勝記念パレードが開催されるそうです。うらやましいですね。

愛媛FCの存続危機に「見返してやる」 サッカー素人だった後継ぎの改革

愛媛FCの存続危機に「見返してやる」 サッカー素人だった後継ぎの改革

 サッカー・Jリーグ3部(J3)の愛媛FC(松山市)は2023年に優勝を果たし、3年ぶりのJ2復帰を決めました。ビジネス面の責任者としてクラブを支えたのが、社長の村上忠さんの...

ツギノジダイ

 

 あと、ネットを観ていたら、面白いコラムを見つけました。愛媛さんの社長はスポンサーのニンジニアさんの社長ですが、その後継者の話です。現在娘さんが一昨年に愛媛さんの取締役に就いたそうです。コンサルティング会社出身という事で、やり手の経営者のようですね。やはり今季の愛媛さんの躍進について、今治さんの存在が大きかったようです。村上取締役さんについて、また改めてリスペクトしてもいいと思っています。
朝日インタラクティブ「ツギノジダイ」該当コラム②https://smbiz.asahi.com/article/15070959
  〃                    ①:https://smbiz.asahi.com/article/15070859
J3愛媛関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
#がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手・現場の声66

2023-11-22 00:01:45 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨日だったか、おやっと思う報道が流れました。サッカー界で「シンビン」を導入する話が出ているそうです。たぶん、サッカーしか観ていない方は、何それ? 何か全くわからないと思うでしょうが、ラグビーで広く導入されているプレールールです。
 プレールールとしては、個人的にはVARを進化させて、「チャレンジ」を導入して欲しいと思っていますが、まさかラグビーの影響を受けるとは思っていなかったです。かなり地味なルールであるイメージがありますが、結構ファウルをした選手には痛手が大きいと思います。先のラグビーW杯でもロータックルで、シンビンを食らって、ピッチ横に置かれた椅子にちょこんとリーチ選手が座っていたシーンを思い出します。
  

国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も

国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も

国際サッカー評議会(IFAB)は11月28日、ロンドンで行われる会議でラグビーのルールの試験的な導入を検討する。検討されているルールには、審判に対して過度な抗議をした選...

SPOTV NEWS

 

【国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も】
「国際サッカー評議会(IFAB)は11月28日、ロンドンで行われる会議でラグビーのルールの試験的な導入を検討する。検討されているルールには、審判に対して過度な抗議をした選手を一時的に退場させる「シンビン」 が含まれる。イギリス『ミラー』が報じている。
 「シンビン」とは、選手を一時的に10分間退場させるルールのことである。イングランドでは、アマチュアレベルのサッカーではすでに採用されており、好意的な意見が多い。このルールがプロレベルでも試験的に導入され、効果があると証明されればプレミアリーグをはじめとする各国のリーグでも採用される可能性がある。
 現在考えられているのは、審判に対する激しい抗議にのみ、シンビンを適用するというものだ。プレミアリーグでは今季、審判に対する抗議が厳罰化されており、これまでイエローカードは88枚提示されている。」
「検討されているもう1つのルールは、審判に話しかけることをキャプテンのみに認めるというものだ。プレミアリーグでは、2人以上の選手が審判に抗議した場合、選手にイエローカードが提示される可能性がある。また、時間を稼ぐ目的でボールを蹴り飛ばす行為も厳しく判定されている。」

 検討するのが国際サッカー評議会という事で結構マジな話ですね。ラグビーでは悪質なプレーが対象でしたが、報道を見ると審判に対しての過度な抗議が対象の様子。イングランドのアマチュアの試合で既に採用されていて、好意的だとか。これがプロレベルで導入が進めば、欧州の主要リーグでも採用されるかもしれないと。この報道でも対象は審判への抗議の様子。イングランドではジャッジが厳格化していっているのですね。それはいい事かもしれません。日本でもVARの導入前は年に何回も「世紀の誤審」が起こりましたが、VAR導入以降はほとんど発生しなくなりました。
 もう1つの検討項目である「審判に話しかけることをキャプテンのみに認める」というものも含めて、どうやら審判と選手の関係が一番の課題になっているようですね。

ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い | 東スポWEB

ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い | 東スポWEB

国際サッカー評議会(IFAB)が、ラグビーで導入されている10分間のシンビン(一時退場)の導入...

東スポWEB

 

【ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い】
「国際サッカー評議会(IFAB)が、ラグビーで導入されている10分間のシンビン(一時退場)の導入を検討していると、英紙「タイムズ」が報じた。
 報道によると、IFBAは2週間後にロンドンで会合で行い、乱暴な行為に対するシンビン導入を目指すという。将来的には、それに該当する反則行為には適用したい考えだが、現時点では審判に対する抗議に適用していきたいという。またIFABは、ラグビーではルール化されている、チームキャプテンのみが判定について審判と話し合えるようにもしたいとのことだ。」
「さらに「キャプテンだけがレフェリーに近づくことができれば、その後に何が起こったかをチームメイトに説明することができる。これはラグビーやバスケットボールなど、他のスポーツでもうまくいっている」とも語った。
 すでに英国では、ジュニア年代やグラスルーツレベルにおいてシンビンが試験導入されており、イングランド協会(FA)の調査によると、反則の件数が著しく減少しているという。審判が選手から暴言を浴びることも少なくないだけに、プロの世界でもその抑止力になると期待されている。」

 日本ではそこまで思いませんが、このコラムを読むと、欧州の方は選手の審判への暴言がひどいように思えてきます。ラグビーは紳士のスポーツ、その紳士さにあやかりたいのかもしれません。確かにサッカーには「フーリガン」という存在がありますが、ラグビーにはいない。試合終了後は「ノーサイド」という文化もあり、審判への暴言は無さそうです。「キャプテンだけがレフェリーに近づくことができれば、その後に何が起こったかをチームメイトに説明することができる。これはラグビーやバスケットボールなど、他のスポーツでもうまくいっている」という部分も納得。
 前から思っていましたが、サッカー競技はプライドが高いのか、他の競技と比べて異質感が強い印象です。VAR導入の時もかなり時間がかかり、まだ審判のジャッジ権を強く残している。他の屋内スポーツは、チャレンジは主審ではなく、ビデオが判定するのに。イングランドで導入されている下部カテゴリでは、反則の件数が著しく減少しているそうです。
 ここからは想像ですが、仮に未来のJリーグでシンビンが導入されたら、本当に例えばですが、J2の試合で、岡山のムーク選手が審判への暴言でシンビンになり、ピッチ横の椅子に座らせられて、10分間苦虫を噛んだ表情で試合を観ているシーンがTVに映し出されるというイメージなのか。確かにファウルや審判への強烈な抗議も減るかもです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域活性化・街づくり94

2023-11-10 00:01:47 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 毎週観ている「KICK OFF! OKAYAMA・KAGAWA」ですが、試合レポの後のチーム紹介コーナーをよく紹介しますが、なぜか讃岐さんのものが多い。地元岡山はスタグルやスタジアムイベントばかり。その点、讃岐さんはインパクト満点の内容です。加戸さんの表情を見ても、何となく讃岐さんの時の方はテンションが高く見えるのは気のせいか。
  
【アモーレ讃岐UDON】
 以前の企画で「麦からうどんを作る」コーナーは付加価値の高い内容でしたが、それに続くまたいいコーナーができていました。Jリーガーがホームタウンの行きつけの飲食店(選手お勧めの讃岐うどん)を紹介する内容です。ホームタウンのうどん店を選手が訪問し、お勧めのうどんメニューを紹介し、食レポを行う。讃岐さんの選手しかできない画期的な企画。いいアイディアだなぁと思いました。
  
【アモーレ讃岐UDON(選手お勧めの讃岐うどんを紹介)】
①№16 DF奥田選手
「さぬき麺業松並店(高松市ハゼ町235-1)」
 麺業三代九十年、香川が誇る老舗の名店。
 奥田選手のおススメのうどん「肉ぶっかけうどん 800円」
 「甘めの肉が麺と出汁に合う感じで食欲をそそる。」

  
②№13 GK高橋主将

「本格手打ちうどん もり(三豊市高瀬町下麻678-2)」
 練習後の捕食(うどんを振る舞い)、クラブのフードパートナー(フードコート)で普段から選手達が食べているうどん。
 高橋選手のおススメのうどん(選手を虜にした珠玉の一杯)。ここに来たらぜひ食べて欲しいのが「強目のうどん」。強目のうどんとは、穴子の一本揚げ天ぷらが乗ったぶっかけうどん。天粉を白だしで溶いており、
「揚げたて! 強目のうどん」1,000円

  
③№19 FW赤星選手
「セルフうどん さくらんぼ(高松市木太町1321)
 種類もボリュームも大満足。子どもにも優しいお店。うどん屋だけど(昔ながらの)中華そばがおいしい。うどん以外にも中華そばも人気(赤星選手は食べた事が無い)。
 赤星選手のおススメのうどん。お肉がDONと来て、麺のコシがDONと来る。
「肉ぶっかけうどん」480円

  
④№8 MF森選手
「讃岐うどん 空海房」(高松市香南町岡199)
 麺はモチモチ。コシがあって喉ごしが柔らかいところが好き。女子アナ出身の奥さんの食レポが好きで真似してみた。とり天はスパイスが効いていて美味しく、かけうどんに合う。 
 森選手のおススメのうどん。お店の名物のとり天(3個)は練習後にパワー(タンパク質)になる。
「かけうどん」小290円&「とり天」1個150円

 選手の食レポを観ていると、実際にお店に食べに行きたくなりました。練習後の捕食で讃岐うどんの振る舞いがあるというのも面白かったですね。クラブ公式HPのプロフィール欄に「好きなトッピング」欄があるそうです。早速讃岐さんの公式HP「選手ページ」を見てみました。すると「好きなうどんは」と「好きな天ぷらは」の質問項目がありました。本当にあったなと。この2つの項目について、インパクトがあった回答をリスペクトしてみます。
「好きなうどんは」
 ホルモンつけうどん(金井選手)、めんたい釜玉うどん(深港選手)、カレ玉うどん(伊従選手)
「好きな天ぷらは」
 舞茸(奈良坂選手)、カニカマ天(伊従選手)、半熟卵天(武下選手)
 
 思ったより普通な回答ばかりでした。でもチーム名どおり、まさに釜玉うどん一色のチームでしたね。そういえば「僕らの街には夢がある ~麦からうどんを作る」コーナーはその後どうなったのでしょうか。当初のコーナー説明では「栽培した麦からうどんを作り、できた讃岐うどんを地域の方々にふるまうというストーリー」とありましたが、もうシーズンが終わろうとしていますよ。うどんを作ってふるまうのはハードルが高かったのかな。

 ちなみに岡山側の同じ位置のコーナーは、最近では「隼樹のファジ会議」がありますが、正直普通の選手対談コーナーで新鮮味も地域性も少なかったため、リスペクトは省略させていただきました。讃岐さんのコーナーが登場した時に金山選手の「讃岐さんのうどん作りのように何やりたい」というセリフがあって期待しましたが、「ファジフーズに影響するからと」フロントスタッフに止められたのか、結局は選手対談に落ち着いてしまいました。岡山はラーメン店が多いので、ラーメン店巡りとかも面白いし、桃狩り、ぶどう狩りなど岡山らしい選手レポを期待しておきます(望み薄でしょうが)。
 その讃岐さんは今季13位か。降格危機はありませんが、もう少し上位に行きたいところですね。立派な専用練習場(しまくんと今度観に行こうという話になってます)もできた事だし、いい補強を重ねてぜひ来季はJ2へ帰ってきて下さい。
J3讃岐関連⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230702
  〃     ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230524
  〃     ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201003
  〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181126
  〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170704
  〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161221
  〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131212
  〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131121
  〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131005
  〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101208
  〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080419
#がんばろう日本 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブ経営について101

2023-11-02 00:01:00 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 普段は取り上げる情報が少ないJ3のYS横浜さんですが、思いがけない方向から素晴らしい情報が入ってきました。神戸さんを退団したイニエスタ選手が、今度はYS横浜さんを気に入り、連携していくようです。当ブログでも元々YS横浜さんはリスペクトしており、古参の地域スポーツクラブだと思っていました。あとは元日本代表の松井選手がフットサルとの二刀流で所属していたのを覚えています。イニエスタ選手も見る目があるじゃないかと、個人的には喜んでいます。

イニエスタJ3進出、所有会社がYS横浜と資本提携 国内最古のスポーツクラブ交え新規事業計画 - J3 : 日刊スポーツ

イニエスタJ3進出、所有会社がYS横浜と資本提携 国内最古のスポーツクラブ交え新規事業計画 - J3 : 日刊スポーツ

J1ヴィッセル神戸を今夏に退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39=UAEエミレーツ・クラブ)が、J3YS横浜と連携し、新たに日本でスポーツ事業… - 日刊スポーツ...

nikkansports.com

 

         
【イニエスタJ3進出、所有会社がYS横浜と資本提携 国内最古のスポーツクラブ交え新規事業計画】

「アンドレス・イニエスタ(39=UAEエミレーツ・クラブ)が、J3YS横浜と連携し、新たに日本でスポーツ事業に参画することが30日までに分かった。イニエスタが共同所有するスポーツ・エンタメ事業会社『Never Say Never(NSN、スペイン)」がYS横浜と資本提携を結び、クラブの強化を後押しする。さらに、横浜を拠点とする明治元年創設の名門スポーツクラブ『YC&AC』も交え、さまざまなプロジェクトを推進していくことになった。」
「NSNは10月下旬までにYS横浜と協議を重ね、資本提携することで大詰めを迎えた。正式合意となれば、出資しながらクラブ事業に参画していく。
 すべては『日本とスペインの架け橋になりたい』という大の親日家、イニエスタの思いから始まった。本来『架け橋』となるはずだった神戸とは、双方の思いが擦れ違い契約満了を待たずに退団。『僕は鹿島のジーコさんのようにはなれなかった』と漏らしたという。
 実は、出場機会が激減したことをきっかけに、昨年から新たな『架け橋』となる場所を模索していた。その中でYS横浜を知った。小学生対象の横浜開港記念カップを20年近くも主催するなど、地域に根差した市民クラブの姿に共感し、接点を持つようになった。
 そして転機は昨年12月。YS横浜が練習拠点とするYC&ACを、NSNのボラス代表が視察した。155年の歴史を持つ国内最古のスポーツクラブにはスポーツ施設だけでなくレストラン、バー、ボウリング場、図書館までそろい、館内には歴史を伝える古き写真が展示されていた。『これこそ我々が求めていたものだ』と興奮し、イニエスタに動画や写真ですぐ報告した。世界中でスポーツ、エンタメ事業を展開するイニエスタグループにとって近代スポーツ発祥の地、横浜は魅力的だった。
 NSNはパートナー関係を強めるべく行動に出た。コロナ禍でYS横浜が今年1月の決算期に債務超過の危機に陥ると資金援助。さらにYC&ACの練習場が老朽化していることを知ると、海外投資家から資金を集めて改修する計画を立てた。互いの距離はグッと縮まった。」
 現役選手のイニエスタはUAEに滞在するが、NSNは日本を拠点にYS横浜との連携を強める。今冬からイニエスタのスクール事業を関東でも共同展開していくほか、NSNのネットワークを使って海外から選手を獲得する。さらにイニエスタが所有するスペイン4部CDアトレチコ・パソへ今夏からMF田原廉登が期限付き移籍したように、日本から欧州へのバイパスも整えつつある。」

 自身が共同保有しているスポーツ・エンタメ事業会社(NSN)が実際はやり取りをしているのですね。YS横浜と資本提携を結び、クラブの強化を後押しし、横浜を拠点とする明治元年創設の名門スポーツクラブ「YC&AC」も交え、さまざまなプロジェクトを推進していくことになったとありますが、すいません、YC&ACがわかりません。155年の歴史を持つ国内最古のスポーツクラブと紹介されていますが、すごいですね。何時代なんだろか。
 イニエスタ選手は出場機会が減ったため、新しいパートナーを探す事ができたようですね。実際は地域に根差した市民クラブの姿に共感し、接点を持つようになったとか。そのYC&ACにはスポーツ施設だけでなくレストラン、バー、ボウリング場、図書館まで揃っているという事ですごいクラブですね。そんなクラブが日本にあったとは。

 実は当ブログも大昔に、総合型地域スポーツクラブを理想として、時々そのネタの記事は作ってきましたが、レッズランド以外に、いいクラブができているじゃないかと思いました。
 ここで言えるのは、地域貢献を多角的にしっかりできている所には、今回のようにホワイトナイトが登場するようになっているという事。という事は商業主義に走り、ホームタウン活動がもう一つできていないところには、今回のようないい話は舞い込まない運命という事か。
 NSNはYS横浜さんが今年1月に債務超過の危機に陥ると資金援助を行い、さらにYC&ACの練習場が老朽化していることを知ると、海外投資家から資金を集めて改修する計画を立てたとか。いいスポンサーになっていますね。頑張って欲しいですね。
YC&AC公式HP:https://ycac.jp/
J3・YS横浜公式HP:https://yscc1986.net/
J3・YS横浜関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060531
#がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習施設・クラブハウス等について17

2023-10-13 00:01:36 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 2024年のJリーグ参入に向けて頑張っている福山シティさん。先日中国リーグの優勝を飾られましたね。福山さんくらいになると、もう中国リーグは卒業してもいいのでは。次の関門が昔で言う地域決勝ですね。そこでも圧倒的な強さを見せなければJFLには上がれませんよ。そういえば今季からJ3からJFLへの降格が始まりますが、地元岡山の1年後輩クラブである北Qさん、踏ん張ってください。そんな福山さんの話題です。まずは先日練習場を観に行かせていただきました。
   
【エヴォルヴィンフィールド】
 時々、用事でいわゆる備後地域に行き、福山市を通過します。今回福山さんの練習場を観に行ってみようと思い、ナビを手に行ってみました。JFEエリアを通った時に、ファジが中国リーグ時代にアウェーの試合会場だったJFEのグランド脇を通り、懐かしく思う。そういえばあそこの体育館では、中国リーグ時代のトライフープの試合も始めて観に行ったんだっけと記憶をたどりながら。
 港湾地区で工場が並ぶエリアの南の方に練習場が出てきました。どうしても政田と比べてしまうので、ややコンパクトに感じる。まぁまだ中国リーグですから。人影や車もほとんど見られず、お休みの様子。
     
 停めやすい位置に車を停車し、歩いて外から観て回りました。幹線道路側にクラブハウスがあり、その横にフットサルコートがありました。そしてメインのグラウンド(人工芝)を挟み、北側の奥にはバスケ3×3のコートもありました。サッカーだけでなく、様々なスポーツを手掛ける福山さんらしい、素晴らしい施設でした。何分人がいなかったので、にぎわうイメージを描けなかったのですが、とにかく施設をリスペクトできて良かったです。
   
 早速9月3日の中国リーグのホーム水島戦を、エヴォルヴィンフィールドで開催したそうです。観に行きたかったなぁ。10月8日にファン感が予定されていましたが、雨天で延期になったとか。当ブログで今度エヴォルヴィンフィールドにお邪魔する時は、そういうタイミングで行くとしよう。
 そして、3×3のコートの話も出ましたが、サッカー以外の競技を手掛けるといえば、先日福山さんが7人制サッカーに参入するというニュースが流れました。当ブログでは、福山さんの総合型地域スポーツクラブとしてのあり様を昔からリスペクトできているので、また新しいスポーツを始めるんですねぇという印象です。
福山シティ公式HP「エヴォルヴィンフィールド」ページ:https://fukuyama-city.com/field/

【リリース】福山シティソサイチクラブ(7人制サッカー)発足記者会見のご報告 | 福山シティフットボールクラブ | 公式ウェブサイト

【リリース】福山シティソサイチクラブ(7人制サッカー)発足記者会見のご報告 | 福山シティフットボールクラブ | 公式ウェブサイト

福山シティフットボールクラブ | 公式ウェブサイト

 

【7人制サッカー「ソサイチ」福山シティSC参戦 中国リーグ12月開幕】
「7人制サッカー『ソサイチ』の普及に取り組む日本ソサイチ連盟(東京)が中国リーグを設立し、12月から広島県で熱戦を開始する。国内8地域目のリーグで、福山シティFCを運営する福山シティクラブは『福山シティソサイチクラブ(SC)』を9月に発足させ、地域活性化を目指して参戦する。」
「中国リーグは福山市と広島市の2ブロックで行う。最大6チームずつが参加予定で、岡山市の1チームも参戦の見込み。福山市のブロックでは月1ヵ医、福山シティFCの活動拠点『エヴォルヴィン フットボールフィールド(同市新浜町)』で日曜の昼に試合をし、観戦は無料とする。
 福山シティSCには福山シティFCのMF隅田航選手が掛け持ちで加入する。今後、選手や監督らスタッフを募集し、中国リーグ制覇や全国大会4強などを目標に活動する。」
引用:山陽新聞
        
 ソサイチは1950年代にブラジルでスタートし、サッカーの1/4のピッチで柔らかく、弾みにくいボールを使用し、前後半20分での試合になるそうです。オフサイドはなく、交代数は13人で交代が多く、フットサルと同様に目まぐるしい展開になるのが魅力とか。2017年開始の国内リーグは全国200チームが参戦しているそうです。
一社)日本ソサイチ連盟公式HP:https://fukuyama-city.com/11007/
ソサイチ中国リーグ公式HP:https://football7society.jp/chugoku

 福山さんですが、先日中国リーグで2連覇を達成されています。3試合を残し、15戦15勝の好成績で制覇。JFL昇格を懸け、11月に開催される全国地域CLに参戦します。ぜひ勝ち抜いて、まずはJFLに上がってきて、その後のJリーグ入りを実現してください。待っています。
福山シティFC関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230628
   〃       ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230616
   〃       ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220913
   〃       ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210806
   〃       ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201224
   〃       ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201124
   〃       ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200203
   〃       ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191226
   〃       ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190604
   〃       ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170825
#がんばろう日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする