事例紹介コラムです。
まだまだオリンピックフィーバーは続いており、最近は競技毎の具体的な情報も流れてくるようになってきました。今日、日本代表のガーナ戦がありますが、合宿中の各選手もコメントを発しています。特に香川。本当にマジで東京五輪に出たいようですね。マスコミ報道でも「OA枠の争奪戦勃発」と言われています。以下、簡単に紹介。
香川は開口一番「東京五輪を目指します」と宣言。「出られるように、今後は(OA争いのライバルとなる)25歳以下の選手は削っていきます」とのビックリ発言。香川だけでなく、本田、長友など北京五輪組にとって思い入れがことのほか強いようです。’08年の北京五輪ではOA枠を使わず出場し、3戦全敗で1次リーグ敗退。
現在代表合宿中の代表組の中では、食事時等で東京五輪の話題で持ち切りだとか。他にも北京だけでなく昨年のロンドン五輪にOA枠で出場した吉田にとっては4位に終わった雪辱、遠藤は北京、ロンドンとOA候補に挙がりながら体調不良と所属クラブの事情で出場を断念していて、3度目の正直を狙うところ。母国開催というのが心をくすぐるところでしょう。
前回の記事でU-15の事を紹介しましたが、U-16世代も絡むようです。U-16日本代表の実績が出てきました。
今年3月にフランス、4月にイタリア遠征、5月にアゼルバイジャン遠征を行い、7月には豊田国際ユースに出場。イタリア遠征ではチッタディグラディスカ国際大会に参加して見事優勝。
主なメンバーとしては、イギリス人ハーフでトッテナムの下部組織に所属するサイ・ゴダード選手、U-17代表入りも期待される三好選手(川崎U-18)や鈴木選手(前橋育英高)、坂井選手(大分U-18)、小川選手(浦和ユース)、杉森選手(名古屋U18)など。
この他に東京五輪の主役になりそうなのが、バルセロナの下部組織に所属し、先日凱旋試合で活躍した久保建英選手で、東京五輪開催時は19歳となっているそうです。
久保選手は、川崎U-10に在籍していた’11年に、カンテラと呼ばれるバルサ下部組織の入団テストに合格。13歳未満の契約は地元カタルーニャ州出身だけという内部規定があったが特例での入団で、スペイン紙でも「得点感覚が鋭い日本のメッシ」と特集記事で紹介。昨シーズンはスペイン国内のリーグ戦で30試合74得点得点王を獲得。今年8月に日本で開催されたU-12国際大会ではバルサの優勝に貢献。
7年後という事で、まだ話をするのは早い気もします。今脚光を浴びている選手がそのまま7年後も脚光を浴びているとは限らない事は読者の皆さんもよく知るところでしょう。一番いいのは、この7年間で次々と新戦力が台頭し、全体のレベルアップができている事。例えば7年後のフル日本代表はどうなっているのでしょうか。今よりももっと欧州で活躍する選手が多いのか、沈滞しているのか。ちなみにオリンピックの国内開催という事で、すぐ周りにいる人もみんな、「観に行きたい」と口にする人ばかりですね。
話は変わり、今日日本代表のガーナ戦がありました。本来ならば生書き込みをするのですが、今回はウルトラスに参戦してきました。その模様は明日。