事例紹介コラムです。
中四国Jクラブで、選手による立派な社会貢献活動をされているクラブの中に、J2徳島があります。鳥取さんには及ばないかもしれませんが、当ブログ的には愛媛さんといい勝負をされているなと思ってみたり。そんな徳島さんが、選手による絵本の読み聞かせをされました。さすがです。やはり、いいクラブはいい活動というものをわかっているのかな。以下、抜粋して紹介。
【お話会「徳島ヴォルティスの選手と本の世界で遊ぼう!」概要】
・日 時: 9月23日(月・祝) 15:00~15:30
・場 所: 徳島市立図書館 6階テラス
・募集人数: 20名(子どものみの人数) ※要予約
・対象年齢: 小学生中学年まで(見学は何歳でもOK)
・参加選手 青山選手、福元選手
・内 容: 徳島ヴォルティスの選手による絵本の読み聞かせ
・申 込: 徳島市立図書館へ直接、または電話にて。
【サイン会概要】
・日 時: お話会終了後 15:30~16:00
・内 容: お話会終了後にサイン会を実施。色紙、グッズ等は持参。誰でも参加OK。
お話会の1冊目は「仔牛の春」という絵本で、2冊の絵本を両選手が2人で交互にめくりながら読み聞かせを実施。2冊目は「マドレンカサッカー大好き」という絵本で、主人公は将来サッカー選手になりたいという夢を持つ、マドレンカという名前の女の子。マドレンカはボールをドリブルしながら街に繰り出し、街で出会ったものやお友達とサッカーを楽しむ話。2冊目は福元選手が読み聞かせ。3冊目は「すてきなあまやどり」という絵本で、10種類の動物たちが出てきて、次々と大きな木の下へあまやどりに集まるストーリーで、参加者はあらかじめ配られたカードに書いてある動物が絵本の中に出てきたら、木の下に集合。読み聞かせは青山選手、大きな木の役は福元選手。
ヴォルティス日記該当ページ:http://www.vortis.jp/blog/index.php?i=2389
選手による読み聞かせは、JクラブではJ1川崎がさきがけ。他にはJ2熊本や富山などの選手が実施し、なでしこリーグでは去年だったか湯郷ベルの選手達も行いました。子ども達に夢を与えるのは、何もサッカーをやっている姿、ユニフォームを着て走っている姿だけではありません。それでは単なる「サッカーマシン」みたいなもの。地域の公共財として、サッカー以外のこういう姿を見て、こんな声なんだ、こんなに背が大きいんだと生の姿を知ってもらうのも大事な事ではないでしょうか。こういう事が、「選手に馴染みを覚えてもらう」という事だと、個人的に思います。
現在、徳島さんはJ2リーグでJ1昇格が射程距離の4位。強いですね。プレーオフ出場圏内の3位から6位までは、どこも選手による社会貢献活動に熱心なところばかりです。J1を狙うのは、こういう社会貢献活動がしっかりできるところが、一つの資格なのかも。よく見たら8位、9位あたりまではどこもそうですね。
J2徳島関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130316
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130127
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090425
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081013
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080112
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080107