事例紹介コラムです。
今日、例のバスケ問題で、いろいろとニュースが流れました。タスクフォース頑張っていますね。来年の五輪予選にぜひとも出場し、特に女子はアジアで優勝して欲しいと思っています。国際連盟(FIBA)のパトリック・バウマン事務総長が、五輪予選に間に合わせるために、半年以内の問題解決を厳命したとか。 男子の統一リーグ問題についてはNBL、NBDL、TKbjリーグを統合し、実力でピラミッド式に分かれるJリーグ方式を取り入れることを示唆。 まずは最近の動きについて、報知新聞の記事を抜粋して紹介。
国際バスケットボール連盟(FIBA)のバウマン事務総長が17日、都内で日本オリンピック委員会(JOC)の竹田会長、下村文科相らと会談し、日本代表チームの国際試合への出場停止処分を科している日本協会(JBA)の改革へ協力を要請。
JBAの運営を指導するために創設するタスクフォース(特別チーム)について、バウマン事務総長は初めて具体的な構想を以下のとおり公開。
①メンバーは7、8人で日本、FIBAの両方から議長を1人ずつ選任。他にJOC、日体協、企業の各関係者、有識者らが参加し、文科省は政治不介入のためにオブザーバーの立場で参加。
②来年6月をメドにJBAへの提言をまとめて問題解決にあたる。
また、タスクフォースの下に実務を担う作業部会も発足。提言を出す前の来年5月にも男子のリオ五輪アジア予選に向けて、バウマン事務総長は「配慮したい」と開幕前に制裁解除する可能性を示唆。
報知新聞該当記事:http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20141217-OHT1T50327.html
今日の会見で、バウマン事務総長の会見で、タスクフォースチームのメンバー発表は1月の後半、最初の会議は1月末をめどに準備を進めているとか。タスクフォースの役割は、バスケの長期的なビジョン、目標を作っていくことが目標となり、目標、ビジョンを実行するために必要な組織を作るためにと様々な専門分野が必要。JBAの構造的問題やリーグの運営、トップリーグの創設については協議していくとか。
その中で、驚くべき情報を知りました。日刊スポーツに何と、そのタスクフォースに、あの川淵元チェアマンが参加する話があると載ったのです。以下、抜粋して紹介。
FIBAが設立するタスクフォース(特別チーム)に、日本サッカー協会の川淵最高顧問が入ることが17日に判明。事実上のトップとしてFIBAから無期限の国際試合禁止処分を受けた日本協会の運営を指導。この日、FIBAのバウマン事務総長から要請を受けたとか。バウマン事務総長は、Jリーグを立ち上げるなど強烈なリーダーシップを持つ人物として川淵氏とも会談し、特別チーム入りを要請。
川淵氏は一連の問題に深くかかわってきたそうです。日本サッカー協会最高顧問とともに、日本トップリーグ連携機構の副会長も兼務。6月にはNBLとTKbjリーグを同じテーブルに着かせるなど仲介を実施。FIBAの日本協会改革の柱は以下のとおり。
①協会のガバナンス(組織統治)の強化
②男子のNBLとTKbjリーグの統合
③男女代表チームの強化体制の確立
タスクフォースはJOC関係者、有識者、企業関係者ら7、8人で編成。日本協会の監督官庁の文科省関係者も、オブザーバーとして参加し、FIBAからはバウマン事務総長か、ワイス財務部長が入る予定。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20141218-1410471.html
しかし、昨日の記事で口にした川淵元チェアマンの名前がこういう所から出てくるとは夢にも思っていなかったです。確かにバスケ界の改革ではきっと適任でしょうが、当ブログとしてはよそのスポーツよりも今のJリーグはこの流れでいいのか、しっかりチェックして欲しいと思っています。まさかと思いますが、川淵さんに向こうに目が行くような作用が働いた訳でもないでしょうし。バスケ界にも頑張って欲しいですね。特にbjリーグはJリーグではそんなに簡単でない地方都市への普及という面で評価が高いです。この流れは無くなって欲しくないですね。
当ブログで前々から口にする「諮問組織」に近い形になります。タスクフォースいいですね。読者の方でも「あそこにも来てほしい」とか思い当るのもあるのでは。当ブログも2ケ所くらい、浮き出てきました。あくまで個人的な想像の世界ですが。
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