PV生観戦レポです。
さあ、ガンバさんから書いていこうと思っていたら、雪で延期になった某黄色いチームのアウェー新潟戦のPVがウルトラスであるからと、お誘いが来たので急きょそっちになりました。ちょうど、オープンしたばかりのイオン岡山へ視察に行こうと思って、地下の直通通路を歩いていたところでメールが来ました。入店すると、すでにうろたん氏が席に座って、ビールを飲んでいました。途中からまーさんも登場。
この日の柏は暫定5位で4位の鳥栖さんとは得失点差が2点。てっきり3点差でフィニッシュしないと、鳥栖さんは抜けないと思っていたのに、解説で「4位になるためには2点差以上で勝たなければなりません」と言っている。あれっ、得失点差の次は勝利数だと勝手に思い込んでいました。調べてみると、Jリーグ公式HPに「年間順位の決定は、リーグ戦が終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定するが、勝点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定る。①得失点差、②総得点数」とありました。勉強になりました。
試合の方ですが、相手の新潟さんの先発にはアジアユースで観た鈴木武蔵選手がいました。また、柏アカデミー出身で、レン選手やクドーと同期の長身・指宿選手が出ていました。全体的に柏が試合全体を支配していた感じがありました。柏は強い時にはプレスも強いのですが、今日も強いプレスでした。一方の新潟さんはプレスもそれほど脅威でなく、余り迫力がない印象で、そのまま前半終了。
後半21分に、太田のアーリークロスをDFがクリアミスしたボールに、レアンドロが右足で流し込んで、柏が先制。レアンドロは今シーズン11得点目になります。途中何度も危ないシーンがありましたが、キリ選手のスーパーセーブに救われる。後半ロスタイムにCKの流れからダイスケ選手が押し込んでACLに近づく2点目を入れる。その後何とか持ちこたえて完封勝利を収めました。この試合で柏を去るネル監督のラストマッチACL出場へ望みをつなぐ4位でフィニッシュできました。今日はこの1試合だけで、他の試合を気にする事なく、2点差以上で勝てばいいというわかりやすい試合でした。
今までのように、ひょっとしてこのまま1-0で終わり、あと1点足りなかったという結果だったりしてと思っていたら、やってくれました。これでACLに望みがつながります。ただ、ガンバさんが天皇杯で優勝してもACLに出場できるのではありません。出場チームを決めるプレーオフに出場できるのです。それでも、かつて過密日程のためにACLで苦労した柏にふさわしいシチュエーションではないかと個人的には思っています。
ハーフタイムでカウンターの方へ行くと、ガンバサポの忍氏が着ていたので、「優勝おめでとうございます」と祝福させていただきました。「天皇杯は応援してよ」と言われましたが、まあ、これでガンバさんが天皇杯で優勝するとACLプレーオフに出場できるので、黄色サポはガンバさんを応援する事になるでしょう。試合が終わって、忍氏が我々のテーブルに来られました。一同テンション高かったです。本当に13日の決勝は頑張って欲しいですね。
ただ、石さん率いる山形さんも強い。ガンバさんもガチで守りを固めてきた徳島さんにスコアレスドローだったので、忍氏もその辺りが心配の様子。ただ、石さんは黄色時代もそうでしたが、J1昇格請負人かもしれませんが、決勝では余りいい成績を残していないのではと。今回の決勝の相手も2009年天皇杯決勝(柏対G大阪)と同じ相手なので、因縁は巡ってくるのかもしれません。
そのガンバさんですが、ふと重大な事を昨日のやべってFCを観ていて気付いたとみんなに話しました。ガンバさんはW杯中断前は16位の降格圏、最後は優勝。これって来年の2ステージ制で逆の位置で当てはめてみると(ちょっと強引ですが)、前期優勝したチームが後期は降格圏に入って、年間順位も降格圏で終わってしまう事。J2に降格するチームがプレーオフに出るのかよと。去年の大宮さんもそうでしたが、こういう状況になること自体おかしいよなと。今年は1ステージ制だから何も問題ないが、来年からは大問題になる。やはり2ステージ制は欠陥制度だと言い合いました。
試合が終了しても、気のせいか今日は放送が長かった気がします。会場は茨城県鹿嶋市に移っても、この日は新潟さんのホーム最終戦。セレモニーがそのまま中継されました。クラブ社長の挨拶、この日200試合だったか達成した田中選手の挨拶、そして主将の挨拶と続きました。その後、カシマスタジアムでやや新潟サポが少ない中、場内一周をしていました。その後には柳下監督のインタビューがあり、今日で本当に最後だし、ネル監督のインタビュー映らないかなと思っていたら、登場しました。お疲れ様でした。