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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう2

2020-04-02 00:01:12 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 今日も多くの感染者数が発表された新型コロナウィルスですが、日本よりもヨーロッパの方が被害が多いです。特にイタリアはオーバーシュートに陥っているのか。イメージで言うと、もはやプロスポーツ界は活動中止、シーズンも無効のような動きだと思いますが、別の素晴らしい活動をされている事を知りました。まさか、イタリアでと驚いています。
   
【イタリアサッカー界の慈善活動。クラブ、サポーターが見せた力】
〔クラブが高齢者をサポート〕
「ローマでは、クラブが運営する非営利慈善事業基金「ローマ・ケアーズ」が、75歳以上の年間シート購入者に対して生活必需品の詰め合わせを配送した。段ボール箱の中には砂糖や塩、オリーブオイル、トマト缶、パスタ、コーヒー豆などの食糧品に加え、マスクにゴム手袋、ハンディサイズの消毒液が梱包されており、チームのタオルマフラーを添えて渡されたという。
 高齢化社会でのイタリアで、新型コロナウイルスによる死亡者の平均年齢は約79歳。外出制限が敷かれているこの国の中でも、お年寄りは特に外出をしない・させない対象となっている。しかし85歳以上の半数が一人暮らしと言われる中、家族も外から呼べない現在の状況では孤立しがちとなってしまう。
 100年以上の歴史を持つプロサッカーの伝統のなせるわざか、サッカーは高齢者にもファンが多く、その層のフォローに力を入れるクラブも存在する。冨安健洋の所属するボローニャでは、リッカルド・オルソリーニら選手4人とチームマネージャーのマルコ・ディ・バイオ氏が一人暮らしをしているサポーターのもとへ励ましの電話をかけた。
 一方、ボローニャから近いSPALでは、高齢者と障がい者、そして貧困により社会から孤立しがちな人々のためにサポーターが立ち上がった。ゴール裏を取り仕切る「クルバ・オベスト」は「募金活動ならすでに多くの人々が動いているが、それよりも社会的な弱者となっている方々のために活動をした方がいいのではないか」と発案。
 そして、本拠地フェッラーラの街で配送ボランティアに踏み切った。市役所の生活相談課にかかってきた電話の依頼事項に基づき、食料品や医薬品の買い出しなどを代わりに行うというものだ。
〔サポーターが野外病院設立に協力〕
「また、アタランタの本拠地で、ウイルス感染者が非常に多かったベルガモでは、15人のサポーターが野外病院の設営に協力した。ベルガモ周辺は北部ロンバルディア州の中でも感染が著しく拡大してしまった地域の1つで、病院の処理能力が限界を超えていた。
 3月24日、ゴール裏を統括する「クルバ・ノルド」は設営にあたる慈善団体の依頼を受け「今日(24日)の17時から、10 人から15人の人間を必要としている。条件はハケや塗装用ローラー、塗装用スプレーガン、シリコン、はしごを装備していること」と告知を出した。その結果100を超える問い合わせがあり、必要はすぐに満たされたという。
 死者が1万人を突破してしまったイタリアだが、感染拡大のペースは7日間に渡って緩まってきている。ロンバルディア州のアッティリオ・フォンターナ知事は3月29日「恐らく今、感染拡大の頂点に来ているか、頂点を過ぎたかもしれない」と語った。社会が元の姿に戻り、サッカーをまた楽しめる日を夢見ながら、それぞれが協力をして国難を乗り越えようとしている。」
引用:フットボリスタ


 イタリアは日本よりも高齢化率が高いから、今回被害が大幅に増えてしまったと聞いています。何と、ローマでは非営利慈善事業基金を持っているとか。何と、日本のクラブよりも付加価値が全然高いじゃないかと驚きました。100年以上の歴史を持つクラブだからこそ、高齢者のファン・サポーターも多く、その分高齢者向けのサービスを行っているのですね。ボローニャでは独居老人に電話をかける活動をしているようですね、素晴らしい。
 「募金活動ならすでに多くの人々が動いているが、それよりも社会的な弱者となっている方々のために活動をした方がいいのではないか」と思い立ち、野外病院の設営に協力したサポーターも素晴らしいですね。
 今日もどんどん感染者が増えています。外国もそうですが、日本、いや岡山でも増えています。これから社会はどうなっていくのでしょうか。今、スポーツ界ではシーズンが成立しないのではないかという空気が蔓延しています。確実に3月前半の頃とは雰囲気が全然違いますね。TVのニュースでマスク姿の国会中継を観て、愕然としました。
 また、ガンバさんやセレッソさんなどJクラブが半月にわたり活動休止に入るそうです。半月ですが、それで終わらないかもしれません。当ブログでは以前に無観客試合、選手に感染者が出て、シーズン成立に支障が出ると書きましたが、無観客試合をすっ飛ばす早さですね。やはり、ヨーロッパが少し前に行っており、将来の日本のようにも思えます。

 個人的には、今はほぼ国民全員、すべての分野が被害者という状況で打開策は、ワクチンの完成しかありません。経済活動を行うにはやはりSNSなどのネットの部分でしかできないと思います。ただ、練習などを見せるよりも、川崎さんの「川崎フロンターレと“絵本”を読もう!」(また紹介します。岡山に来た馬渡選手も参加)のように「あぁ、こういうクラブは大切にしなければならない」と思わせなければならないと思います。だからシャレンであり、社会・地域貢献活動を今やるのです。現地に行かなくても選手ができる事はあると思います。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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