J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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松本山雅の強さ38

2020-05-15 00:15:42 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日夜、山雅さんでライブ配信があり、今回は「WEBグッズ会議」でした。ガチャさんこと片山ホームタウン担当が今回もMCを務めていました。他、グッズに詳しそうなファン・サポーターが何人か、グッズ担当社員など、バラエティな顔ぶれでした。村山選手も参加していました。グッズに関心が強いそうです。
   
 第一部は企画広報部社員からの「現状報告」でした。グッズ部門における現状から今後の展開について、詳しく説明がありました。続いて神田社長からグッズから観た経営状況の説明。販売予定のマスクの話も出てきました。やっぱ白色がスタンダードだよなと実感。続いて第2部。
テーマ1:わたしのグッズベスト3
 何かいろいろ見慣れないグッズが出てきました。とにかくガンズくんのキャラクターグッズが次々と出てきて、ガンズくんが愛されている事がよくわかりました。
テーマ2:復刻して欲しいもの
 トランプ、焼肉山雅Tシャツ、ユニフォームを入れる額・ハンガーとか面白いグッズの名前が出てきました。ポイントとしては山雅山雅していない普段使いができるグッズがいいそうです。
J2松本YouTubeチャンネル該当ページ:https://www.youtube.com/watch?v=Uj1hdOM8IKg
     
 ビックリしたのが、グッズ担当が社員2名の他に社外(東京のアパレル企業と兼業)に2名いるそうです。桑田さん、笑顔が良かったです。参加した村山選手も、ファン・サポーターのリアルな声が聞こえて良かったと言っていました。定期的にやりたいという意見もありました。
 という事でも面白く観させていただきました。正直うらやましかったですね。同じJ2でも地元岡山は、チャリティーグッズを4選手がビデオ会議でアイディアを出し合っていると聞きましたが、ファン・サポーターが絡む事は無し。もっともクラブとファン・サポーターが語り合うサポカン自体が全く無い状態。
 一方の山雅さんはこのグッズ会議に象徴されるように、クラブ、選手、ファン・サポーターの距離感が近い。そりゃグッズ売上も断トツで多く、J1にも行くわなと思ってしまう。地元岡山もJ1にふさわしいクラブになりたければ、山雅さんのこういう姿勢を学ばなければいけないと本当に思います。そんな中で一つコラムを見つけました。

【「奇跡のクラブ」松本山雅が直面する史上最大の危機】
〔オンラインミーティングで発表された厳しい現実〕
「J2松本山雅FCは4月29日、公式YouTubeチャンネルで「WEBサポーターミーティング」を開催した。神田社長らスタッフ4人が抽選で選ばれたサポーター14人と、現在のクラブの経営状況、この先の方針などについて議論。そこで明らかになったのはプロサッカークラブが置かれた厳しい現状だった。」
「2018シーズンの確定した営業収入22億3900万円のうち、広告料収入が9億9000万円、入場料収入が5億円と計上されている。当初の2020シーズン予算では広告を現状維持、入場料は増額し5億1200万円としていた。しかし「コロナ予算」では、この2項目合計約15億円を「半減もしくは無収入として計上せざるをえない」(経理担当・加藤氏)としており、最大12億円の赤字をシミュレーションしていると説明した。10期連続黒字を達成しているクラブのこの発信に、サポーターたちは愕然としただろう。」
〔サポーターが支える松本山雅の特殊性〕
「Jリーグが公表している2018シーズンの最終決算によると、20億円以上の営業収入をあげたJ2クラブは松本山雅以外に3つ。大宮アルディージャが約39億円、ジェフユナイテッド千葉が約28億円、アルビレックス新潟が約24億円だ。上記3クラブと比較すると、松本山雅は異彩を放っている。例えばスポンサーからの広告収入。大宮は26億円、千葉は20億円を広告料収入が占めている。つまり収益の半分以上が他企業からのサポートなのだ。対して松本山雅は9億9000万円なので全営業収入の50%以下だ。最大の特徴は物販収入の多さ、つまりグッズの販売によるもの。2億6000万円は、2位の新潟の約2億円を引き離して、2018シーズン全クラブ中1位だった。
 入場料収入も約5億円で新潟と並びJ2トップ。つまり松本山雅では、サポーターがクラブに1年間でおよそ7億6000万円、つまり営業収入の1/3に上るお金を落としているということが数字上、証明されている。」
〔サポーターはクラブをどう支えていけばいいのか〕
「信濃毎日新聞によると、松本山雅の物販の売り上げが去年の4月と比べて半減(240万円→120万円)しているという。オンラインショップの売り上げはスタジアムでの直販の半分ほどで、上條副社長は「他クラブと比べてオンラインの割合が低い」と分析している。そのため試合が行えない期間が長引くほど、マイナスは大きくなる。この先、サポーターがクラブを支える方法は大きく分けて2つだろう。
 第一にグッズの購入。2018シーズンの決算によると、グッズ製造と販売にかかる支出は1億3000万円。つまり、グッズ収入2億6000万円のうち半分しか経費がかかっておらず利益率が高い。積極的にオンラインショップを使いたい。
 第二にスクール事業への参加。松本山雅は長野県内各地で運動教室やサッカー教室を開催しており、2020年は自治体だけでなく一般の利用者向けへの有料スクールを増やしていくだろう。」
「クラブの一方的な発信だけではなく、クラブがサポーターと直接つながり、その中で新しい価値を生み出していく。サポーターとクラブ、両方のパラダイムシフト(価値転換)が起こる2020シーズンとなりそうだ。」
引用:SPAIA

 オンラインという新たなツールを身に付けて、サポミとグッズ会議を立て続けにされました。オンラインなら、実名は出ないが、顔は出るので変な発言はできない。オンラインはひょっとしたら理想的な交流ツールなのかもしれません。
 コラムにはいろいろ書かれていますね。グッズ売上はJ2クラブで断トツの1位。売り上げの1/3はサポーターが落としているお金で、スポンサーに依存していないクラブ。グッズ売上は利益率も高く、それが10年連続黒字に表れていると。スポンサーしか目に入らないところと違って、理想的な市民クラブではないですか。コロナ禍時代、これからも山雅さんを取り上げる事は多い事でしょう。

J2松本関連:4342414039383736353433323130292827262524232221
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers

 

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