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Jリーグの話題183

2020-05-27 00:01:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今日はちょっと趣の違う内容です。あさって、「Jリーグ非公式勝手未来ミーティング第5回」に参加したいと思っていますが、たぶん、事前質問が出せると思います。当ブログは一文で書きまとめられないので、記事に思いなどをひっくるめて向こうに送りたいと思っています。テーマは「無観客試合のなかでどう乗り越えていくか 」。
質問というか、提案は「無観客試合の新呼称は『シアターゲーム』がいいと思います」です。この記事によると、村井チェアマンが無観客試合の新呼称を募集する意向を示しているとか。「ステイホームマッチ」や「DAZNマッチ」は個人的には野暮ったいイメージ。もう少しすっきりした名前の方がいいと思います。という事で、まずは無観客試合について、当ブログの見解を述べたいと思います。
   
【ネガティブ面】
①選手に感染者が出るまでの期間限定になるかもしれない点
 思い出すのが今年4月だったかBリーグの無観客試合。頑張って数試合、無観客で開催されましたが、次々と選手に感染者が出て、やむなくリーグ戦が中断になりました。今回のJリーグも再開後、試合前のPCR検査で感染者が出た場合、周りの多くの選手・関係者に感染の疑いが指摘され、なおかつ対戦チームにも影響を与えるため、中止になるかもしれない。
②試合前の全選手・感染者のPCR検査ができない点
 村井チェアマンが、PCR検査場を各Jクラブのクラブハウスに設けると表明されましたが、その時はちょうど国からこれから検査を増やすと表明があった時期。でも、その後それほど増えず。村井チェアマンも「我々だけが検査を独占する事はできない」旨の発言がありました。つまり、ドイツは国も倶楽部も全員検査ができても、日本は国もクラブも一部の人しか検査ができなかった。となると、PCR検査を行っていない選手が出場する事になり、リスクが残るというもの。どこかのメディアで「人身御供」という表現が行われていました。
③ドイツのリーグ再開は、DV防止の目的がある点
 このステイホームで世界的にDVが増加していると聞いています。欧州のどこかの国では暴動が起こり、警官に反発しているとか。国が「ガス抜きをさせないといけない」という方針を出し、サッカーリーグの再開を決めたとか。日本はそこまでDV被害は出ていない。つまり再開への背景が違うため、一緒にはならない。
④DAZNへのPR、totoへの配慮という点
 試合が開催されないため、分配金の削減リスクがあるため、Jリーグはどうしても再開させたいという見方がありました。国としても試合が開催されないと、totoが実施されず、各スポーツへの助成金が払えない。だから国としてもどうしても再開させたい思いがあったと思われる。純粋なスポーツ目的ではない、そういう意図で再開していいのかという考え方もあるでしょう。
⑤密集によるリスク
 まず思い当たるのが移動バス。20人くらいが狭いバスに乗って移動するのは3密そのもの。遠い会場であれば長い3密状態が続きます。練習もグループに分かれてから、最近ではグループを集約し、全体練習になろうとしている。集合しても、当然みんなが2m間を開けている訳は無く、密集集団になっているシーンが何度も。全員がPCR検査を受けている事も無し。これが仮に隣県での試合で、自家用車で集合であれば話は別なのですが。

 とまずはネガティブ面から入りました。こうして見ると、本当に再開はこの時期で良かったのかと個人的な思いは残ります。サンモニでも張さんが「果たして大丈夫なんでしょうか。私はまだ早いと思う」と発言されていたし、ドイツではアンケートの結果、国民の半数以上が「リーグ再開反対」していたとも聞きます。こういう記事も。
 あと、出てくるのが第2波の影。これから暑い時期は日本では感染ペースが弱まる反面、南半球で猛威を振るうでしょう。それが秋頃になって、パワーアップしてまた日本にやってくる。スペイン風邪の過去の事例を何度も観ましたが、どうせああなるんだと思っていました。劇的にワクチンが普及すれば何とかなるが、完成は年越しとか言われているし。まぁネガティブな論調だけでもいけないので、ポジティブ面も見てみましょう。
   
【ポジティブ面】
①投げ銭
 鹿島さんのライブ配信、大分さんの練習ライブなどで何度か投げ銭を観ました。これはこれでいいんじゃないでしょうか。個人的なアイディアに「さきチケ」(入場チケットの前払い)がありますが、シーチケの払い戻しとともに本当にいつから本格的に試合が再開されるのか不明なので難しいか。
②観戦スタンドにファン・サポーターに実物大の顔写真の表示
 これはブンデスリーガのボルシアMGでの取り組み。この記事によると約13,000人分売れたそうで、興行収入に貢献できますね。でも運営側が大変かも。個人的な私案ですが、チケット購入者が自分でA3用紙に自分の顔を印刷して持参し、クラブがそれを受け取ってスタンド席にセッティングすれば、負担が減るかも。
③リモート
 これは最近出てきたキーワード。TV番組に多いですね。いろいろな人から聞いた話では、無観客で別会場にサポーターが応援する会場を設け、そこでの応援風景をオーロラヴィジョンに映し出して、チームと試合を共有するというもの。うーむ、まだよくわかりません。


 今のところ、これくらいしかポジティブ面を見いだせませんが、また何か思いついたら追加記入します。という事で当ブログは、無観客試合については、どちらかと言えば反対。神奈川県や北海道が安全基準を満たしていないのに、全都道府県で緊急事態宣言を解除したのと同様に見えます。春のBリーグや大相撲と一緒で、選手に感染者が出てくまでの話なのかなと、個人的に思っています。
 ともかくも個人的予想では、6月に入ってからDAZNで練習試合の配信もあるでしょうし、J1リーグは7月に入って東・中・西の3地区でリーグ戦が開催されるのでしょう。J2やJ3はどうするんでしょうかね。まぁDAZNで配信が再開されれば、今の退屈な週末生活も改善される事でしょう。

 上の提案にあるように、各クラブで紅白戦をライブ配信すべきという案をずっと個人的に持っています。たぶん、DAZNの規制もないでしょうし、観る方も両チームよく知っている選手ばかりなので面白いと思います。また、新入団選手もプレーから試合後の表情まで楽しめると思います。監督は全選手を順位を付けて、奇数順位と偶数順位で組めば偏りの無い戦力で2チームを作れるし、レギュラー組と控え組で試合をやらせて、試合ごとに入れ替えればサバイバル感が増し、選手の能力も向上するのではないでしょうか。さて明後日ですね。というか明日も大事。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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