goo blog サービス終了のお知らせ 

J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Bリーグについて92

2024-03-05 00:01:49 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 29日の山陽新聞朝刊にB.プレミア関係のニュースが出ていました。B.革新で今まで何度も聞いていた話ではありますが、改めて新しい情報も加わって発表になったようです。今回改めて発表されたのは「サラリーキャップ制度」「外国籍選手などの同時出場ルール」「ドラフト」の3制度。今回、当ブログでは「ドラフト制度」について、詳しくリスペクトしていきたいと思います。
     
【バスケBプレミア ドラフト制度採用】
「Bリーグは28日、2026年にスタートする新たなトップカテゴリ『Bリーグ・プレミア(Bプレミア)』の詳細な制度設計を発表した。これまでは自由競争だった新人選手の獲得で、ドラフト制度を採用。26年以降、毎年1月に実施する。選手の年棒総額に上限を定める『サラリーキャップ』も導入し、上限は8億円とした。」
「ドラフトは日本国籍をを持つ国内外の高校卒業予定者や大学生らが対象で、大学生は在学中に指名を受けることも可能とした。指名を希望する選手は前年の9~12月に申請する。選手の年棒総額では5億円の下限も設けたほか、特例的な『スター選手条項』を設定。各チーム1人は、年棒が1億5千万円以上であっても、チームの年棒総額には1億5千万円しか計上しない。」

【Bリーグ・プレミアの制度設計の主なポイント】
〔サラリーキャップ〕
・選手の年棒総額の上限は8億円。下限は5億円。
・「スター選手条項」を設け、登録選手のうち1人は、1億5000万円以上の年棒であっても、チームの年棒総額に計上するのは1億5000万円とする。
〔外国籍選手などの同時出場ルール〕
・同時に出場できる外国籍選手の人数は現1部(B1)の2人から、3人に実質的に緩和。この枠とは別に「アジア特別枠選手」または「日本国籍を取得した選手」1人も同時にコートに立つことが可能。
〔ドラフト〕
・毎年1月に実施。指名を希望する選手は前年の9~12月に申請
・日本国籍を持つ国内外の高校卒業予定者や大学生らが対象。大学生は在学中でも指名を受けることが可能。

 という内容でした。ここで前から気になる点が一つあります。今回ドラフト制の導入というですが、元々Bリーグにはユース制度の推進が行われてきました。個々のクラブで若い頃から育成してきたユース選手はどういう扱いになるのかという事が一つ気になります。それに関しては、去年の9月に「島田のマイク」で質疑応答があったようです。以下、リスペクトします。

【ユースあるのにドラフト導入? Bリーグ島田チェアマンがファンの直球質問に回答】
「公開収録に参加したファンからの質問に答える形式で進行され、今回は2026-27シーズンから導入予定のドラフト制度について「ユースチームとどのように共存するのか」との質問が飛び出した。
 2026年にBリーグをリニューアルする「B.革新」の要素の一つであるドラフト制度については、育成年代のユースチームを抱えるBリーグと「合わない」という声もあるが、島田チェアマンは「多少矛盾があるのは最初からわかっている」とした上で、これまでも度々公言してきた戦力均衡などの観点から導入する方針を決めたと説明。

 現行のままだと資金力や地理的な状況から戦力の格差が生まれることに言及しつつ、「ユースの子にも権利はあるわけで、育ててきたんだからあなたはここね、と留めておくのも、その子にとって本当に幸せなのかと言ったら違うと思う」とも話し、「ユースとドラフトが合わないということは超越して、ユースの子も高校の子も大学の子も、みんな同じ土俵で選ばれるという状況になっていって良いんじゃないかと。(Bユースの)育成が大事なのは変わらないんですけど、治外法権みたいにはしないで、土俵を揃える。ドラフトというところに引っかかるレベルになった(Bユースの)選手はそれでいいんじゃないかと、いま整理しています」と調整していることを明かした。」

 

ユースあるのにドラフト導入? Bリーグ島田チェアマンがファンの直球質問に回答 | バスケットボールキング

 9月28日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第152回が配信された。前回に続き、公開収録に参加したファンからの質問に答える形式···

バスケットボールキング

 

    
 ちなみに調べていたら、旧bjリーグでは「bjリーグドラフト会議」として実施されていたようです。毎年5月か6月にbjリーグが主催し、大学・実業団・クラブチームなどの選手との契約交渉権を各球団に振り分けるもの。ドラフト指名の対象は、リーグ主催のトライアウトに合格かつ各球団とプロ契約を交わした経歴がない選手となっていたとか。各球団は獲得希望選手を指名して優先交渉権を獲得し、ドラフト指名権はトレードにより譲渡することができる。ドラフト指名を受けた選手の契約はA契約となるとありました。
「B.革新」特集第3部「米国型リーグ」:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231108
    〃   第2部「米国型リーグか欧州型リーグか」:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231016
    〃   第1部「リーグ概要」②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230928 
   〃       〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230925
「B.革新」関連①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230209

#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする