goo blog サービス終了のお知らせ 

J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

他スポーツの話題・事例50

2024-03-15 00:01:21 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 今日、ネットを観ていたら、Bリーグの試合で避難訓練をやったという情報が流れてきました。それはすごい! プロスポーツを見渡してみても、Jも含めて今までそこまでやったクラブは無いのではないかと。来場客と一緒にやるという事でかなりエネルギーを使う取り組みになります。一体どんな風にされたのか、かなり気になりました。
   
【バスケBリーグ会場で避難訓練 名古屋Dドルフィンズ戦後に】
「名古屋ダイヤモンドドルフィンズは27日、名古屋市のドルフィンズアリーナでの仙台89ERS戦後に選手、観客も参加しての避難訓練を実施した。クラブによるとBリーグで初めての試みで、能登半島地震を踏まえて防災意識を高める目的で行った。
 訓練では震度6強の地震が試合中に起こったことを想定。選手はプレーを中断し、観客と同じように頭部を守って揺れが収まるのを待った。耐震補強がされた会場では待機が基本だが、電光掲示板などのつり物の落下や倒壊の可能性があるとの判断で、観客を屋外に退避させた。観客の参加は任意で、来場した4854人のうち千人超が参加した。」

 

バスケBリーグ会場で避難訓練 名古屋Dドルフィンズ戦後に|全国のニュース|北國新聞

バスケットボール男子のBリーグ1部、名古屋ダイヤモンドドルフ…

北國新聞

 

 震度6強の地震の想定だとか。観客の参加は任意で、来場した4,854人のうち1,000人超が参加したそうです。数年前までは水害や台風の災害ばかりでしたが、最近ではなぜか地震が多いですね。能登半島をはじめ、最近では千葉県の方でドキッとするような地震が発生していましたね。今回の名古屋さんの取り組みでは、南海トラフ地震を想定しているそうで、西日本でも他人事ではないですね。では、具体的にどんなカリキュラムで実施されたのか、名古屋さんの公式HPからリスペクトしてみましょう。

【1月27日(土)ホームゲーム会場での避難訓練実施】
「この度、名古屋ダイヤモンドドルフィンズでは、多くの方にご来場いただくイベント開催時に、いつ発生するかわからない災害に備え、ホームゲーム開催日に、地震発生を想定した避難訓練を実施することといたしました。選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、興行に携わるパートナー一丸となって取り組んで参りますので、ご来場いただくお客様にも訓練にご参加いただきますと幸いに存じます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。」
今回実施する避難訓練のシチュエーション
■試合中に南海トラフ地震が発生(名古屋市中区は震度6強を観測→試合中止)。
■施設と当社が安全確認を行った結果、傷病者は発生していないものの、1階エリアに吊り物類が落下する可能性があると判断。
 →1階エリアのお客様の退避が必要 ※お客様は亀甲広場へ。選手・チア等は控室へ避難
■1階エリアのお客様退避対応中に柱にヒビが入っていることを確認。
 →2,3階エリアのお客様も退避が必要。ただし、すぐさま倒壊の危険性があるレベルではない。
■避難時の二次災害を十分に留意した上での規制退避(3階→2階の順)を実施。
■ライフラインや交通インフラが稼働している状況につき避難所ではなく帰宅を促す指示が施設へ発令。
 →お客様へご帰宅いただく。

緊急地震速報を利用した避難訓練
実施日時1月27日(土)仙台89ERS 試合終了後
※選手がコート一周した後実施いたします目的アリーナでの地震発生時の基本行動を理解し、迅速な避難につなげる行動を理解するため実施内容(予定)地震発生を想定した避難訓練
①緊急地震速報アラーム音を聞いて身を守る行動を行う(緊急地震速報アラーム音)
 「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。」
②安全確保行動 
 「鞄などで頭を保護する等の対応行動をとる」
③激しい揺れを想定 
 「非常に強い揺れです。あわてずに安全な場所で頭を保護するなど身の安全を確保してください」
④揺れが収まった後
 「揺れが収まりました。避難行動を開始してください」
⑤速やかに係員の指示に従ってお近くの出口より退館ください
 ※通常とは異なる出口が解放されます。」

 

【更新】1月27日(土)ホームゲーム会場での避難訓練実施のお知らせ

いつも名古屋ダイヤモンドドルフィンズへのご声援ありがとうございます。令和 6 年能登半島地震により、お亡くなりになった方々のご冥福を

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

 

 来場客をはじめ、選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、興行に携わるパートナーも一緒に取り組むという事で、一体感を増す効果もありますね。「1階エリアのお客様退避対応中に柱にヒビが入っていることを確認」って結構具体的ですね。1階、2階とエリアを区分して退場させるのは、コロナ時代をちょっと思い出してしまいました。
 しかし、あらかじめ知らされていても、試合終了間もないタイミングで緊急地震速報アラーム音が鳴り始めたらビックリするでしょうね。
 
 他のプロクラブでは今まで避難訓練は無かったのか、調べてみました。おっと、この記事によると、NPBの巨人が来る3/20に実施され、
訓練参加者にはお礼として東京ドームグループ利用券1,000円分が贈られるとか。この記事によると、Jクラブでは先月、新潟さんでビッグスワンで既に実施済とか。仙台さん鹿島さんでは運営スタッフのみで実施されていました。それほど実施クラブも多くなく、西日本ではなかったですね。
 真備の水害はありましたが、基本的に地震でのリスクが他県に比べて少ないと言われている岡山県。なので、地元J2岡山もこういう取り組みはやらないでしょうね。やったら凄いと思いますが。
B1名古屋D公式HP:https://nagoya-dolphins.jp/
#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする