リスペクトコラムです。
去年、ファジのU-15の専用練習場が笠岡に建設されるという情報を、当ブログでもリスペクトさせていただきましたが、2月19日の山陽新聞に計画の撤回が報道されました。ちょっと残念でしたね。当ブログではU-15の拠点が岡山市内から笠岡へ移転する事で、反対論が出たりとか簡単にはいかないという事も書かせていただきましたが、結果的にそうなってしまいましたね。
【ファジ練習場断念 笠岡の用地確保困難】
「笠岡市の小林嘉文市長は19日、岡山県園笠岡湊工業用地内(同市港町)にサッカー練習場の整備を検討していたJ2ファジアーノ岡山の運営クラブが、用地確保が困難になり計画を撤回したと明らかにした。市は企業版ふるさと納税を活用して支援する予定だったが取りやめる。
市やクラブによると、合成樹脂繊維大手の萩原工業(倉敷市)から敷地の一部を借り、2024年度中に同社の人口芝を使ったコートを整備する計画だった。しかし、県と同社の契約で土地の貸し借りに関する制約があり、断念した。
笠岡市は事業費2億9千万円のうち1億7千万を企業版ふるさと納税で支援する方針を決めていた。小林市長は記者会見で『地域の盛り上がりを期待していたが残念。何らかの動きがあれば今後も協力したい』と述べた。萩原工業は敷地内に人工芝を敷き、耐久性をテストするための施設を整備する工法で検討している。」
出典:山陽新聞
井原・笠岡地域は岡山と広島の県境にあたります。すぐ隣の福山市には早くJリーグ入りしたい福山シティさんがおり、ホームタウンに井笠地域を設定されている事から、将来的に陣取り合戦になる可能性も予想していました。去年J2岡山が笠岡に施設を作るという事になり、何か手を打ってきたりしてと個人的に思いましたが、断念という事で将来の陣取り合戦の懸念は残る事になりました。
広島さんのように、「ファジアーノ笠岡」という下部組織を設ける形であればまだ良かったのですが、U-15本体の拠点を移転させるという話だったので、政田等に通っていた親御さんから抵抗が出る可能性もあったのでは。実際のところはよくわかりませんが。
県と同社の契約で土地の貸し借りに関する制約のため断念という事ですが、深いところは見えてきませんね。ひょっとしたら現実的な展望で、時期尚早という価値観が強まった結果でない事を祈念します。萩原工業さんは敷地内に人工芝を敷き、耐久性をテストするための施設を整備する工法で検討しているという事ですが、それがまたファジアーノと何かしら絡む事業になればいいですね。
ファジU-15チーム拠点計画関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231111
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