生観戦レポです。
10日に笠岡総合体育館で開催された岡山シーガルズのVリーグカップ予選ラウンドの試合観戦に行ってきました。Vカップ(B組)の初戦という事で、相手はトヨタ車体さん。リーグ戦では格上の存在でした。レギュラーラウンドの敗退が決まり、もうVリーグは終わったと思いそうになった時に、まだVカップがあると。まだシーガルズの試合観戦ができました。
体育館に到着すると、以前のようにグルメ村がいっぱいに広がっていて、備中地区の地域産品のブースがいっぱいに広がっていました。見覚えのある平櫛田中や山田方谷など、備中地域らしいPRブースが並んでいました。抽選会も賑やかに行われていました。行政?の名物課長さんがMCをされていました。会釈だけですが、筆者の事を覚えてもらっていました。やはり覚えやすい顔なのか。牛丼と豚汁をいただきました。美味しかったです。ちょっと小雨が余計だったかな。
笠岡会場は客席を見ると、男女とも平均年齢が高く、地元の方々を中心に観に来ている印象。今回の席は1階指定席でベンチの向い側。ちょっと席(パイプ椅子)が小さい印象だったかな。車体さんの応援団が来られていましたが、ちょっと小降りな人数でした。先発選手は。山城、妹尾、金田、長瀬、川島、中本、船田の7選手。相手の先発には元全日本でゴーグル姿の鍋谷選手がいました。
第1セット。佐伯選手はベンチスタートで、最初から中本選手が活躍していました。岡山のリードで進行。やっぱりサービスを外した選手は交代になる様子ですね。しばらくして佐伯選手登場。相手の鍋谷選手のスパイクが強烈でした。順調にスコアが進み、第1セットを先取。車体さんは選手の声がよく出ていて、鍋谷選手だけ1人気を吐いている印象。25-19
龍谷高校ドラゴンズのパフォーマンスがありました。岡山龍谷高校といえば笠岡市の学校ですが、シーガルズチアは開催地の学校のチアリーディング部と連携しているのかと思ってみたり。第2セット。ややリードで進む。山城選手のいいプレーが目立ちました。岡山が大きくリードし、そのまま進んでいく。スコア的には圧勝になりました。25-14
第3セット。このセットもリードから入る。ひょっとしてカップ戦だから、車体さんは選手を落としてきたのかと思うくらいに、岡山の方が強かったです。カップ戦はチャレンジ無しなのかな。佐伯選手のスパイクのコースがエグかったです。そういえば、この日も宇賀神選手の姿が見えない。3-0で完勝に終わりました。25-16
ヒロインインタビューは山城選手、続いてセッター妹尾選手でした。妹尾選手は若手なので期待大です。選手によるボールの投げ込みがありました。今回は大きなボールでしたが、もちろん飛んでは来ません。予選ラウンドは6チームずつ2組に分かれて1回戦総当たりで争い、各組上位2チームが決勝ラウンド(4月6、7日)に進みます。
10日の山陽新聞朝刊の「シーガルズ快勝発進」という記事です。
「シーガルズはレフト中本、センター長瀬らが要所で決め、第1セットを25-19で先取。第2セットはレフト佐伯、ライト小松原の強打などで中盤から6連続得点するなど圧倒し、第3セットもリーグ戦4位だった相手を寄せ付けなかった。」
「真骨頂の戦いだろう。長瀬、川島らブロッカーが相手の攻撃を着実に手に当てて切り返す。トスが乱れれば金田、山城らサイド陣が相手ブロックを利用してリバウンドをもらう。攻守のしつこさで隙を見せず、因縁の相手をねじ伏せた。」
そして昨日、第2戦の東レ戦がありました。何と3-1で東レさんに勝利です。どしたんでぇ!?と思えるくらいの成績。これがレギュラーラウンドだったらと。今朝の山陽新聞の記事です。
「この若きエース(佐伯選手)を軸にチームのアタック決定率は38.3%と高かった。リーグ戦が終わって1カ月の準備期間にセッターとのコンビを徹底的に磨いた。さらに前衛の移動攻撃をおとりに小松原が後衛ライトからアタックを仕掛けるなど新たなパターンもつくってきた。」
2連勝という成績なので、もう少し先をリスペクトしてみましょう。V CupではV1女子12チームを2グループに分けて1回戦総当たりによる予選ラウンドを実施。各グループの上位2チームがファイナルラウンドに進出。トーナメント方式のファイナルラウンドを行って、4月7日(日)に優勝チームが決定。予選AグループはNEC、埼玉上尾、デンソー、日立Astemo、PFU、KUROBE。Bグループは東レ、久光、JT、トヨタ車体、岡山、アランマーレ。短期勝負の予選ラウンドは残り3試合。次のJTが山場らしいです。3/30には山陽ふれあい公園体育館で久光戦がありますね。行けたら行きたいです。
#がんばろう石川 #がんばろう能登