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日本代表のこと・・・564

2023-09-12 00:51:53 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録TV観戦レポです。
 日本代表の強化試合、アウェードイツ戦です。10日の3時開始という事で留守録観戦です。カタールW杯で日本に負けたドイツが再戦を申し込んできた形。通常は欧州と強化試合は組みにくい状況なので、かなり珍しいマッチメイクになりました。会場は、ブンデスリーガ・ヴォルクスブルグのホーム、フォルクスワーゲンアレーナです。なでしこジャパンが優勝した2011年ドイツW杯でドイツを破った会場でもあるとか。
 先発が出ました。見事に欧州組が揃いました。顔触れを見ると1トップに上田選手、左シャドーに三笘選手、右サイドに菅原選手、GKは大迫選手か。航輔選手はまたもベンチか。W杯ドイツ戦の先発は4選手のみとか。一方のドイツは7選手が先発になります。現在緒ドイツ派W杯後の試合は1勝3敗で調子は下向きだそうです。ふと、あの試合を振り勝ってみる、決して内容が良かったわけではありませんでした。確かチームは余りまとまっていなかったと聞いています。なので、本当にあの試合で日本は強かったのか、疑問が残る試合でした。
   
 キックオフ。この試合からギュンドアン選手が主将に就いたとか。日本サポの応援がかすかに聞こえます。期待は三笘選手かな。といいながらあの試合もこんな感じでした。一方的にボールを回され、どんどんシュートを打たれる事でしょう。上田選手がいるから、ロングボールで逃げる事もできると解説。
 日本はあの試合で後半になって3バックに変えて逆転できましたが、今日も4バックスタート。ドイツのCBは高さもあり、屈強ですね。前半11分、右サイドの菅原選手から角度が無いクロスを伊東選手が合わせて入る。日本ゴォール!!! 伊東ゴール! 1ー0。日本やりますね。それでもドイツは慎重なプレーに徹しているようです。
   
 日本はラインが高いです。前半19分、ドイツはボールを回しているが外回しか。縦パスをつながれ、バイタルエリアを攻められ、最後は押し込まれる。日本痛恨の失点・・・ 1ー1。さすがのプレーでした。攻守の展開が速くなってきました。前半22分にまたしても菅原選手、右サイドからのクロス、伊東選手から上田選手が足元で上手く合わせて決めきれる。日本ゴォール!!! 上田ゴール! 2ー1。上田選手の技術の高さが光りました。最近台頭してきた菅原選手、いいですねー フットボールタイムで観ましたが、野心を感じました。やはり、いつもの強化試合と違って面白いですね。アウェーの地で手負いの相手がガチで来る。W杯の時は前半は一方的なドイツペースでしたが、今日はそうでもないですが、逆に後半が怖い。やはり、右サイドがいけますね。左の三笘選手がまだ行けてません。
   
 日本はW杯の時よりもライン設定が高くなっています。ドイツは個の力で何度か攻め込められます。上田選手、体強いです。FWの控えには浅野、古橋、前田の3選手。古橋選手を観たいな。セレッソさんの毎熊選手も初召集で観たいな。上田選手が奪って、GKと1対1になりましたが、惜しかった。日本は落ち着いてしっかり守れていますね。掻き出してしまうのではなく、つなげていくところ。日本のボール回しに、ドイツサポの不満げな指笛がいくつも響く。抜けられた選手を富安選手が気合で防ぐ。前半終了。
   
 ドイツは早めに整列。気合入っています。後半スタート。ドイツはいつギアを上げてくるのか。ドイツは最終ラインのミスが多いです。惜しいシーンがありました。後半のプレーを観ていても、ドイツは本調子じゃないなという印象。もちろん、日本が強くなっているのもありますが、ミスもあって守備も不安定で、何かプレーがおとなしい印象。後半は守備が5人いるようにも見えます。ドイツサポはすっかり静かになりました。解説で4バックはしっかり目途が付いたと言っています。ドイツがボールを持つ時間が長くなっていますが、パスミスもあって、なかなかシュートまで行けていません。ドイツちょっとギアが上がったか。ここで上田、鎌田選手に替わって浅野、谷口選手投入。1トップで入った浅野選手はドイツにとって嫌な交代でしょう。

 スタンドから、ボールを前に運べないドイツサポのブーイングが聞こえてきます。ドイツは縦パスを入れにくくなりました。ドイツはW杯1次リーグ敗退は2大会連続だったのですね。今日と次のフランス戦の結果がフリック監督の去就に絡んで来ると解説。来年のユーロ大会でドイツがホスト国になるため、微妙な時期になっているようです。ドイツはCFが不足しているようですね。
 ボールを奪って、浅野選手が抜けてフリーになる。裏に抜けて、あの試合と同じ流れになりましたが、GKがセーブ。ここで、伊東、守田選手に替わって久保、田中選手投入。今日の守備は冨安選手が効いていますね。

 悪い位置でCK献上。ここで菅原、三笘選手に替わって橋岡、堂安選手投入。堂安選手はあのドイツ戦で同点ゴールを入れています。ドイツが少しパワーをかけてきました。日本がプレスをかけてインターセプトするシーンが何度も見られました。少し前までの時代ではできなかったプレー。日本のラインがかなり下がっています。後半45分に前掛かりだったドイツから、久保選手がボールを奪って抜けて、パスを受けた浅野選手が流し込みました。日本ゴォール!!! 浅野ゴール! 3ー1。浅野選手にまたしても決められてドイツにとって悪夢でしょう。そして、ロスタイムにスローインから久保選手が抜けてクロス。田中選手が頭で合わせました。日本ゴォール!!! 田中ゴール! 4ー1。フルボッコ状態になってきました。ドイツの監督さんも次のフランスまでですか。ここでホイッスル。結果は完勝でした。リベンジで呼ばれて行き、チャレンジのはずが返り討ちできました。

 という事で日本代表の圧勝でした。これだけ圧勝しても当ブログでは、まだほんの少し「本当に森保ジャパンは強いのか」という部分がくすぶっています。実際に10日付けでドイツ代表のフリック監督の解任が発表されました。つまり、4-1の大勝も相手がオワコン状態だったという部分も無視できない。ネットでは、試合現場で選手が大声で言い合っていた情報とか、陰謀論が蔓延しているとか、きな臭い話がにじみ出ています。実際、この記事にあるとおり、W杯でのドイツも、人権運動でどうたらとかおかしな話が聞こえていました。もし、万全のドイツ相手に同じ結果を出せていたら、当ブログも強さを認めざるをえないと思います。

 でも、海外組の選手が皆無だった過去の代表チームだったらそんな背景がある試合でも正直勝てなかったと思います。そんな背景を踏み台にしたのはやはり「強さ」かなと。確かに日本は力強くなった感は感じます。一般的にはチームとして強くなったというイメージが強いのかもしれませんが、当ブログでは個々の選手のレベルが高まった、またはレベルの高い選手が増えた事を挙げたいです。昔はW杯など海外での大きな大会に出て、日本人選手はビビッてしまって、圧倒的なフィジカルやテクニックの違いに、「世界との差を縮めなければいけない。日本らしさは出せた」と言い訳しながら帰国して来るパターンを長く見てきました。でも、最近はそんな負け方は観なくなりましたね。
 何と早くも明日、また代表戦強化試合があります。相手はトルコ。日韓W杯での準々決勝で負けて以来、21年ぶりの顔合わせだとか。楽しみです。今の戦力なら次も勝てるでしょう。
#がんばろう日本

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