先日、サポティスタを観ていたら「チケットアライアンス」なる言葉を見かけました。調べてみると、ようはアウェー席のチケットをアウェーチームに売ってもらう事だそうです。なるほど、確かに通常はアウェーゲームは、相手チームがホーム主催となるため、ホームチームが販売されたものを購入します。それをアウェー側も取扱いできるようになるという事ですね。以下、抜粋して紹介。
J1チームで、仙台・鹿島・川崎・横浜・新潟・磐田・清水・名古屋の8クラブ間で「チケット・アライアンス」(Ticket Alliance)を編成し、2012J1リーグ戦での対戦においてアウェイ側クラブがチケットを取り扱うことになったそうです。
【チケット・アライアンスとは】
アウェイゲームのビジター席を、アウェーで行くクラブが自分で自分の観客に向けて販売を行う事。目的としては、ユーザーの利便性を向上させる事、各クラブ間相互にサポーターを誘客する事により、集客をより増やしJリーグの活性化を図る事。
今後、アライアンス対象クラブが拡大される場合がありそうなので、随時告知がある模様。なお、今シーズン、アウェイ側が取り扱うチケットは、ビジター席(アウェイ応援席自由)限定。
【販売方法】
ホームゲーム開催時の直接購入販売(現金のみ)か、クラブ公式サイト上の申し込みフォームからクレジット決済による購入が多いようです。また複数のクラブでサポーター用オリジナルチケットで販売が予定されています。
アウェーゲームのチケットは、普通はコンビニなどでの購入が一般的でしたが、自分のチームの試合会場で買えるというのは便利ですね。そのうち、試合会場だけでなく、クラブハウスやオフィシャルショップでも買えるようになるかもしれませんね。今回はスタートとしてJ1の8クラブでしたが、そのうちJ1全クラブへ、J2クラブへも広がっていくのではないでしょうか。創意工夫ですね。
サポティスタ該当ページ:http://supportista.jp/2012/02/news10021456.html
観客動員といえば、先日J2松本の事例を見かけました。3月4日のJリーグ開幕戦に向けて、松本山雅サポーターが5千人の動員計画を発動させているとか。「開幕だ!山雅サポ動員目指せ5,000人~2階席を開けさせろ~」というキャンペーンをされているようです。
J2松本のクラブ社長はJ1昇格に向けて、3段階のステップを計画。
「将来的には当然『J1昇格へ』ということを考えていますが、J1へのステップは3段階で計画しています。まず今季は、第1段階として約6億2千万円の予算を組み、平均観客数1万人を目標に掲げています。第2段階は約8億円、平均観客数は1万2千人。第3段階として10億円、平均観客数は1万5千人。この計画を3~5年かけて実現したい」
という事を話されているそうですが、しかしスゴイです。すぐに平均1万人です。「J1未昇格クラブで最多」と口にしていたJ2岡山を「即抜き」です。当ブログで紹介していますが、アルウィンは交通アクセスがよくありません。歩いて行けません。新幹線駅から徒歩15分のスタジアムとは違います。当初から感じていましたが、山雅さんは「J1」を意識しています。J1レベルの監督を招聘し、J1レベルのスタジアムと観客。後は選手層だけでしょう。
塩尻市が松本山雅に500万円を出資する方針があるそうです。現在、1千万円を出資している松本市も増額を検討中で、安曇野市にも出資を要望し、地元の支援も着々と整ってきているとか。Jクラブとして付加価値が高く、きちんと地域貢献・社会貢献活動されているクラブは、自然とイメージアップになり、こういう風に支援が集まってくるのでしょう。「親企業のない企業チーム」がありますが、山雅さんは真の「親企業のない市民クラブ」として大成される事でしょう。Jリーグ側も今度は「早くJ1に上がってきて」と口にするのでは。
サポティスタ該当ページ:http://supportista.jp/2012/02/news13095422.html
話は変わり、今朝の山陽新聞に「ファジ練習場整備 6.8億円計上」というタイトルで、ファジの練習場のニュースが出ていました。岡山市が発表した2012年度一般会計当初予算案に、「岡東サッカー場(仮称)」の整備費6億8,500万円を計上。岡山市はグラウンド部分について、早ければ12年度中にも使用できるように整備を急ぎたい考えだとか。予定地では現在、造成工事が進んでおり、終了次第、施設工事に着手。強風を防ぐために造成で出た残土を活用して暴風堤も築くそうです。
ちなみに、「『ファジの専用練習場』という表現は正確には間違っていて、正式には一般向けも含むサッカー場になる」と聞いた事があります。マスコミの方、よく確認した方がいいですよ。
ファジの木村社長が視察に行かれているというJ1川崎の事例です。J's GOALを観ていたら発見しましたが、川崎さんやるなぁと思わせる先進事例です。まあ、ここまではよそのクラブも真似できないでしょうが、選手による社会貢献活動を中心にどこのクラブも頑張って欲しいと思います。以下、抜粋して紹介。
J1川崎では、人形劇団ひとみ座とコラボレーションしてフロンタ、ワルンタ、フーランの人形の人形劇を作り、地域貢献や広報活動に活用されるそうです。J1川崎はひとみ座と協力していくことで、より多くの方に川崎市を拠点として全国的な活躍をしている団体を知ってもらい、さらには川崎市の魅力をアップするPRを双方でしていくことが目的だそうです。
人形劇団ひとみ座は、川崎市中原区に拠点を構える伝統ある人形劇団で今年は創立64周年。舞台作品の多くは、東京都児童演劇コンクール優秀賞、NHK賞などを受賞。'83年度には神奈川文化賞、川崎市文化賞を同時受賞。子どもを対象にした作品に加えて、「リア王」(俳優座劇場、新国立劇場)などのシェイクスピア作品、安部公房や泉鏡花の戯曲、大人を対象にした人形劇も数多く創り、一方「乙女文楽」などの伝統人形の研究と継承も活動の柱としているとか。
また、人形劇としては映像・テレビ時代の到来と共に「ひょっこりひょうたん島」「ネコジャラ市の11人」「伊賀の影丸」「笛吹童子」「紅孔雀」といった作品を送り出しています。活動範囲は、日本全域にわたりますが、近年ではアメリカ、カナダ、中国ほか海外にも拡がっているとか。また、20年続いた「かわさき市民プラザ人形劇まつり」をはじめ、地元川崎を中心とした地域との結びついた活動も大事にされています。J1川崎とのコラボで作られる人形劇は次のとおりです。
・活動内容① 図書館利用マナーを教える人形劇
読書推進事業「川崎フロンターレと本を読もう」の一環で実施している図書館利用マナーを人形劇で製作。この人形劇は市内小学校で選手のお話会等と一緒に実施予定。
実施回数: 年7回(各区1回)
実施場所: 市内小学校
実施日 : 4月~11月
・活動内容② 席詰めPRの人形劇
毎ホームゲームで実施している席詰めパフォーマンスに人形劇を使用。席ツメやスタジアムマナーを楽しく伝えつつ、観ている人が劇に参加できる内容や、参加型クイズも実施。また、試合開始30分前にも場内で人形が席詰めパフォーマンスをオーロラビジョンを通してPRします。
実施回数: 毎ホームゲーム17試合(ナビスコカップは除く)
実施場所: フロンパーク内後援会テント横
この「ひとみ座」は元々地域に根差した活動を心がけておられ、かつては川崎市内の全ての小学校で巡回公演を行い、幼稚園・保育園での公演や職員さんとの人形劇を続け、かわさき市民プラザ人形劇まつりを作り出してきたとか。現在でも井田の拠点での人形劇イベントや、せせらぎ祭りへの協力を続けておられます。こうして見ると、元々地元で地道に学校訪問公演をされていた、こちらの劇団の活動に共感し、一緒に川崎を盛り上げて行こうとタッグを組んだ感じですね。
それにしても「川崎パワー」はすごいです。Jクラブの中でも群を抜いています。木村社長もJ1川崎の視察で、こういう部分をしっかり吸収され、少しでもJ1川崎に近づく活動を興して欲しいものです。別に選手にサンタルックで病院を回って欲しいとか、岡山市内の銭湯と何かイベントをして欲しいとまでは望みませんが、「これぞJクラブ!」という地域貢献・社会貢献活動をして欲しいものです。今後何かこういう活動が観られたら、「J1川崎の影響を受けたんだなぁ」と感心するし、いっこうに何も出てこなければ、「行っただけなのかな」と思う事でしょう。観客動員数以外でも何かこういう全国的に誇れる良い事例を一つでも多く作って欲しいですね。
人形劇団「ひとみ座」公式HP:http://hitomiza.com/
同 該当ページ:http://hitomiza.com/news/000160.html
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2012/0206_7.html
昨日、福嶋リハ学院で、あさくちファジアーノ応援募金の贈呈式および寄島会場が開催されました。まずは応接室で贈呈式です。クラブ側からは木村社長と櫻氏が到着。
福嶋代表とT顧問、県協会の白理事など総勢7名で賑やかに開催されました。代表、顧問のご挨拶の後に、事務局より説明があり、贈呈セレモニーに入ります。昨年壁に貼られていたのは、普通の中旗でしたが、今年は会名が入った会旗です。横には手製の支援者一覧表もあります。
今回の進呈額は昨年と同じでプラチナパートナーより4万円多い額でした。1人あたりの口数は減りつつありますが、順調に人数は増えており、またいつも定例会で募金して回る小口募金箱にも6万円弱の金額が入っていて後押しになりました。
木村社長のお礼挨拶があり、J1川崎の視察に行ってきた、この商売は順位がすべてとか、そんな風な内容だったと思います。J1川崎を見学されたという事ですが、地域貢献活動や選手による社会貢献活動を学んで欲しいし、学ぶだけでなく岡山で活かして欲しいと個人的に思いました。「観に来たが、何だかんだ言って企業チームじゃないか、うちのような市民クラブとは違う」という風に完結しないで欲しいとも思います。そういう部分以上に、学ぶべき事は多すぎると思います。
全員で集合写真を撮った後に、地元マスコミによる記者会見です。皆さん積極的に質問されます。会のメンバーであり、顔なじみの方ばかりでしたが、「メンバー募集もちゃんと入れて流して下さい」と付け加えたのは言うまでもありません。
あと、この日の木村社長の話の中で、一つの事業ができあがるのは3年くらいかかりますねぇという事でした。確かに簡単にはできないと思いますが、他のクラブと並べて観ると、他の多くのクラブが普通にできていて岡山はなぁ・・・という事例が個人的に目につくと。(協賛店制度とか・・・)
その後はラウンジに移動して、いつもの定例会です。学院の担当が長氏から山氏に替わりましたが、山氏のきめ細やかな気配りに感心しました。真面目な人柄ですが面白い方で、今後も楽しみです。
まずはサッカー映像を流すスクリーンですが、前回までは少し離れた場所でしたが、今回は何と隣のテーブルの長椅子の上です。近いし、画面が小さくてもはっきり見えるし、音も聞きやすい。
いつもは次第に沿って進行しますが、第2部的に30分後から到着する人も何人もいたので、お弁当が着き次第、1回目の乾杯をしてしまいました。今回の録画映像は、ホーム横浜戦です。といえば、カズ選手が出場して、植田選手の「あの」ギネス級ゴールが生まれた試合です。皆さん、いつ出るのか気にしながら観ていました。
今回の初参加は、鴨方駅前で写真業をされている垣社長。バスケ出身でスポーツ全般に興味がある方で、賑やかな方でした。ご近所さんである工社長が、今年の観戦会に誘いますと言っていました。こういう輪が広がるのはいいですね。
後半がだいぶ過ぎて、やっとギネス級ゴールが出ました。当方も含めて少しボーっとしてやや見逃してしまいました。まっ、巻き戻しできますから。櫻氏から、どうしてギネス申請をしなかったのかクラブ側の説明を聞けました。後発クラブとしての立場を考え、あの時期に十分に宣伝効果があって元は取れているという説明内容でした。確かにそうかもしれませんが、県内外の多くのファン・サポーターの期待の大きさを鑑み、個人的には申請すべきだったと思っています。
とにかく、この日は「次第」的に中途半端でした。途中櫻氏に「チームの状況」を説明してもらいましたが、メンバーが三々五々参集されて、その場で何となく乾杯しちゃっている光景でした。あと、感じたのは画面が近いとそれだけ、画面に目が行ってしまい、会話が途切れる状態になる事。語る会で十分にわかっていたつもりでしたが、改めて思いました。でも、ああいうご年配の方々が目を輝かせて、ファジの試合映像に見入るシーンがあり、回を重ねるごとにサッカー知識の向上を実感できるのはいいものです。
山氏と事務局の窪さんが、ノンアルコールの人が可愛そうだからと気を遣ってくれて、コーヒーを用意していましたが、ペットのお茶でいいからと言われ、お湯を入れる前の状態でカップが並んだ状態でした。終わった後に事務局でいただいて帰りました。山氏大変お世話になりました。皆さまお疲れ様でした。次は鴨方会場。来月か再来月かは未定ですが、また、新しい仲間の登場があるでしょう。こんな感じで「先駆け」の地区後援会として浅口はやっています。他の地区でも・・・と思いながらはや何年経つのか・・・
ちなみに、贈呈式の模様が今朝の山陽新聞井笠版に掲載されていました。福嶋先生の挨拶「年々成績を伸ばしており、今年は10位以内に入ると確信している。地元を挙げて応援したい」に対して、木村社長は「チームが地域に支えられていることを実感する。一日も早くJ1に昇格し、浅口のみなさんと喜びを分かち合いたい」と謝辞。
「県スポーツ推進条例」の内容としては、スポーツ基本法の理念を踏まえつつ、トップチームを応援する事による県民の一体感熟成、スポーツを通じた地域活性化といった独自の内容を盛り込むようです。現在、6月定例県議会への条例案提出に向け、作業が進められています。 基本理念では、全ての県民が生涯にわたり身近に親しむことを掲げ、サッカーJ2・ファジなどのトップチームを県民総ぐるみで応援する機運づくりを目指し、県の責務や県民、市町村、競技団体それぞれの役割も定めるとか。基本理念としては以下のとおり。
①全ての県民が生涯にわたり、スポーツを身近に親しむ事ができるよう推進
②スポーツを通じて世代間、地域間交流を促進し、地域活性化
③青少年の体力向上を図り、公正さ、規律を尊ぶ態度や克己心を養うなど人間性を形成
④スポーツを行う人の心身の健康の保持増進と安全を確保
⑤障害の種類、程度に配慮した障害のある人のスポーツをスポーツを推進
⑥県の選手が国際、全国規模の大会で優秀な成績を収めるよう競技水準を向上
県の選手強化費は2008年度までは年約2億円が計上されていましたが、財政危機宣言で半減された経緯があるとか。財源措置について県スポーツ振興課は、「危機宣言以前の水準に戻すのは困難だが、基本計画実施に必要な予算は確保したい」とコメント。
この条例案は石井知事が昨年秋の県議会で制定の考えを示し、条例を土台に、具体的施策を盛り込んだ基本計画(2004~2013年度)は終了前に、2012年度中に改定し、新たに2013年度から10年間計画を策定するとか。県の話では、このような条例は埼玉、千葉、鹿児島の3県が制定しているそうです。
堅苦しい言葉が並んでいるので、ややわかりにくい面もありますが、とにかく一歩前進です。個人的に思うのは、選手強化育成や障害者スポーツの推進も必要ですが、トップチームを県民総ぐるみで応援する機運づくりでしょうか。県の責務や県民、市町村、競技団体それぞれの役割も定めるという事ですが、個人的アイディアとして、主要市町村にJ2岡山の応援組織を育成していってはいかがでしょうか。
まずは岡山市で専用練習場の募金活動を通して、後援会本体を設置。他の市町村にも役所・役場の職員での組織づくりを実施していき、そこを拠点に地域の応援組織(後援会支部会)を形づくっていく。
あと、県民に夢や感動を与える選手やチームを応援する機運を高め、県全体の一体感と活力を醸成するために、異競技連携組織を立ち上げて欲しいですね。J2岡山、シーガルズ、ベルを中心に考え、交流イベントを増やしていき、組織強化していくとか。前にも言いましたが、こういう異競技交流は隣県(香川、広島、兵庫、鳥取)すべてで実施されています。そろそろそういう時期に差し掛かったのかもしれません。また、県のTさんに聞いてみるとしよう。
山陽新聞公式HP該当ページ:http://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2012021022472318
岡山県スポーツ審議会推進条例HP:http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/sposhin/suisinnjyourei.pdf
スポーツ基本法ページ:http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/sposhin/kihonnhou.pdf
J's GOALを観ていたら、おやと思える記事が目に留まりました。そして「やるなぁ」と感嘆。同じJ2クラブでこんなに違うものかと改めて感心しました。湘南さんは、当ブログで先進事例の常連さん、栃木さんも「栃木型」など最近紹介する事が増えてきました。今度の日曜19日に開催されるJ2湘南の社会貢献活動「KIDS GUARD SHONAN inいわき」にJ2栃木SCも参加し、協力することが決まったそうです。以下、抜粋して紹介。
<概要>
・日 程: 2月19日(日)
・場 所: いわきグリーンフィールド&多目的広場
・内 容:
湘南ベルマーレは東日本大震災の被災地の子どもたちに対する支援活動を「KIDS GUARD SHONAN」と題して行っており、今回はトレーニングマッチ実施を機会に、栃木SCもこの活動に賛同し、協力するものです。
①トレーニングマッチ(湘南ベルマーレvs栃木SCのトップチーム)
福島県内にJクラブはなく、Jリーグの試合を直接観る機会も少ないということで公開で開催し、トレーニングマッチではあるが、地元の方にJクラブの試合を楽しんで頂く。
②少年少女サッカー教室
J2湘南の選手・スタッフ、J2栃木SCの選手・スタッフが参加し、いわきサッカー協会に所属する少年少女150名(予定)と一緒にサッカー教室を開催。いわきグリーンフィールドと多目的広場のある「21世紀の森公園」は東日本大震災震災に伴い陸上自衛隊災害普及活動に伴う宿営地として利用されていた所だそうです。
ちなみに、J2湘南の「KIDS GUARD SHONAN」は、「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを」「被災地の子どもたちに夏休みを」として、被災地の子ども達を湘南地域に招待して、Jリーグ観戦やサッカープログラムなどを提供され、チャリティーTシャツを作ったり、宿泊や食事で支援団体に支援してもらったそうです。夏休みの時は、福島ユナイテッドにも来てもらったとか。今回は逆に向こうに行く訳ですね。
5回も実施されている湘南もすごいが、暖かい南国でキャンプを行っている他のクラブに背を向けて被災地に赴く栃木さんも素晴らしいと思います。今シーズンも同級生クラブでもある栃木さんに注目です。やっぱ、経済団体出身の役員構成だからそういう社会意識が高いのでしょうか。
J2栃木公式HP該当ページ:http://www.tochigisc.jp/news/article/00003210.html
J2湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/48252
そして、Jリーグからもグッドなニュースが届きました。今日、都内でJ1、J2合同の実行委員会が開催され、J1開幕戦とJ2第2節に当たる3月10、11日の試合前に、全チームが東日本大震災の犠牲者へ黙とうをささげることなどを決めたそうです。この実行委員会では、宮城県出身の日本サッカー協会の加藤久特任コーチも招いて、被災地の現状などを話し合ったとか。継続的な支援の必要性を確認し、今後Jリーグに被災地支援専任の担当者、各クラブにも担当者を置くことを決めたそうです。
という事はJ2岡山にも被災地支援担当者が置かれる事になりますが、どなたが就くのか、どういう活動をされるのか楽しみですね。J2岡山も昨シーズンは義援金募金箱を試合会場に置いていましたね。今シーズンは更にいい活動をされると思うので、当ブログでもタイムリーにどんどん紹介していきたいと思っています。しばらく経って、よそのクラブの活発な活動報告が流れる中、溜息をつかなくていいよう期待しております。
いいニュースが流れました。ついにJ2岡山でもキックオフイベントが開催されます。昨年までは一般が入れない財界向けと聞いていましたが、やっと多くのファン・サポーターと身近に触れ合えるイベントが実現しましたね。実は、某ルートから19日にやるらしいと耳にしており、いつ発表になるのか、「あと1週間くらいになったのに発表ない。ひょっとして・・・」と気をもんでいましたが、無事発表になってうれしかったです。以前の記事でキックオフイベントを取り上げましたが、J2で一般向けのキックオフイベント(開幕前の体制発表会・ファン感含む)をやらないのが岡山だけ・・・にならなくて良かったです。
しかも、どこかのホテルで遠くに見えるひな壇に選手が上がって・・・という感じではなく、商店街のど真ん中でパレードもやるという選手との距離が近い素晴らしいスタイルになりました。岡山市消防音楽隊による先導で、選手が徒歩で表町商店街アーケード内を行進するという事で、多くのファン・サポーターが喜ぶのではないでしょうか。以下、抜粋して紹介。
(財)岡山県サッカー協会、岡山商工会議所、ファジアーノ岡山募金推進委員会が、2012年ファジアーノ岡山キックオフイベントを開催。より多くの方々にスタジアムへのご来場を呼び掛けようと、選手たちが表町商店街を練り歩きます。
<主催>
(財)岡山県サッカー協会、岡山商工会議所、ファジアーノ岡山募金推進委員会
<日時>
2月19日(日)14:30〜15:30
<場所>
表町商店街行進:新西大寺町(長谷川楽器店前)〜上之町時計台前 (セレモニー:上之町時計台前)
<内容>
【行進】14:30〜15:00
・岡山市消防音楽隊による先導で、選手が徒歩で表町商店街アーケード内を行進
【セレモニー】15:00〜15:30
・主催者・来賓より激励の言葉
・ファジアーノ岡山代表・監督・選手代表ら挨拶
<クラブ側参加者>
木村代表、影山監督、コーチ・選手全員、チームスタッフ
J2岡山公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1329111062
以下は山陽新聞の記事です。
J2岡山を激励するイベント「2012年キックオフ交流会」を19日に、表町商店街で開催。午後2時半から始まる交流会は、影山監督らスタッフと全選手40人が、同市消防音楽隊の先導で同商店街の3丁目劇場前から上之町時計台まで約1キロをパレード。その後、時計台前で新加入選手の紹介や影山監督によるあいさつ、花束贈呈などのセレモニーを開催。
従来の交流会は、地元の財界関係者らによる激励会形式だったが、サポーターや市民との交流の機会を通じ、チームを後押ししてもらおうと、市民参加型のイベントに衣替えした。
いいですねー 商店街のど真ん中でキックオフイベントを開催するというのは、J2湘南を思い出しますが、湘南はパレードという形ではなく、選手参加の各種イベント、特設ステージでのイベント、スタンプラリー、各種団体・企業によるブース設置などが行われ、ファン・サポーターと選手が直接交流できる多数のイベントが開催されるとか。メインステージではトークショーなどが行われ、周辺では関係企業や団体が飲食ブースを出展し、選手達も各ブースに散らばって、サインやら写真に応じてくれるとか。
ベルマーレワンダーランドは歴史も古く、一緒には語れませんが、湘南のように将来的にはステージだけでなく、選手があちこちにちらばって交流できたらいいですね。表町での開催は、奉還町商店街さんがむくれるかもしれません。個人的に思うのは、実行委員会に岡山市商店会連合会も加わって岡山市内全体のイベントとして運営し、どこかのセントラル会場を中心に、奉還町会場、表町会場、イトーヨーカドー会場という風に等しく分散開催し、選手も分かれてファンサーサービスを行ったらもっといいのにと。まあ、口で言うだけなら簡単なのではありますが。
一つだけ残念なのが、「開催してくださる」という言い方になっていて、主催者の中にクラブの名前がない事。ちなみに他のJ2クラブの状況を調べてみました。後援会主催は大分(別にクラブ主催で開催)、クラブを含む実行委員会主催が湘南、ホームタウン推進協議会と合同開催が水戸で、他はすべてクラブ主催の様子。該当ページには特に主催明記がないところもありましたが、どう見てもクラブ主催でした。まあ、キックオフイベントと言っても、新体制発表会からファン感のような内容までバラエティですが。こちらの記事をどうぞ確認下さい。まあ、初めての試みなので、多くを期待するのは申し訳ないですが、来年はクラブも加わった実行委員会でされてみてはいかがでしょうか。
ファン感関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120103
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110519
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100918
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100711
J's GOALを観ていたら、当ブログ好みの記事を発見しました。京都さんも、bjや女子野球などスポーツ文化豊かな土地柄ですね。以下、抜粋して紹介。
京都府ハンドボール協会とJ2京都のコラボレーション事業として「京都サンガF.C.ハンドボール&サッカー教室」を2月26日(日)に京都府立体育館で開催。Jリーグも共催者として名前が入っています。ハンドボールやサッカーの経験を問わず、小学校を対象に楽しくチャレンジできるイベント。今回は第36回日本ハンドボールリーグ女子京都大会(オムロン対ソニーセミコンダクタ)の前座イベントとして開催。
<内容>
・主 催: 京都サンガF.C.(アカデミーセンター)
・共 催: 京都府ハンドボール協会、(社)日本プロサッカーリーグ
・日 程: 2月26日(日)
・会 場: 京都府立体育館
・対 象: 小学生(1~6年生 男女は問わず)
・参加費:¥500
※当日の持ち物:参加費、室内用シューズ、飲み物、タオル
・その他:第36回日本ハンドボールリーグ京都大会の観戦は別途チケットが必要。
J1京都公式HP該当ページ:http://www.sanga-fc.jp/youth_teams/event_detail/1344/
京都府ハンドボール協会公式HP:http://www.eonet.ne.jp/~kyoto-handball/
いいですね。2010年にもハンドボール&サッカー教室を開催されてますね。よく、名前を連ねていても所轄団体に丸投げをするパターン、健康教室といいながらサッカー中心のメニューなど、いろいろとありましたが、こちらの事例はJクラブが主催でありながら、異競技の教室を開催します。
ちょっと気になるのがチーム。どちらかが京都のチームかと思っていましたが、両方とも九州でした。すなわち、地元が出ない試合の前座なのです。西日本なら三重県と広島県のチームもあるのに。京都にもっと女子ハンドボールを根付かせようと、日本リーグの試合を誘致していて、協会さんが熱心なのかな。よくわかりません。でも、頑張って成功させて欲しいです。
J1京都公式ブログ該当ページ:http://sanga-fc-academy.blog.eonet.jp/blog/2010/09/post-49e4.html
先日、Jリーグ特命PR部から、「2月1日よりJリーグ特命PR部が新たに発進します!2011年までは、事前に部員になるための事前申請をして頂いていましたが、今シーズンからは、今までのような事前申請をなくし、より多くの方が気軽に参加できるようになります!」という内容のメールが届きました。
そうか、何か変わるんだと思ってよく読んでみました。Twitter部員は今までどおりですが、当方のようなブログ部員については、以下の告知がありました。
・ブログパーツの配布は終了。
・2月1日以降、活動の継続や退会を希望される方に関しまして、特に必要な作業は無し。
・部員から預っている個人情報は責任を持って破棄。
ブログ部員活動は事実上終了したという事を認識しました。【J特】を付けてブログ記事を書いても、どこにも披露されないという事ではないでしょうか。つまり、【J特】記事で書いても意味がないという事かと。
2年前に部活動が始まり、大いに盛り上がりましたが、昨年はどこかの指導者やジャーナリストの記事が一番前に来てしまい、今年はブログ部員活動がほとんど目立たなくなりました。部員もかわいそうだが、あのコメンテイターの面々も立場ないよなぁと同情してしまいました。何と思っているんだろ。Jリーグから連絡を受けて、「ったく、しょうがねえなぁ」と自己完結されているのか。
中途半端は嫌いな性格なので、部活動を停止するならスパっと閉鎖すればいいのにと思います。ツイッターについても、ウィンドーから見えるのは6つか7つのツイートのみ。最後のは切れて表示されてしまい、何ともかっこ悪い。
たぶん、予算がないから、更に削減されたからという理由だと思いますが、こういう中途半端な処置で、フェードアウトするのがいいのかと疑問に思います。
という内容を、近々Jリーグ特命PR部事務局に送ってみようと思います。どういう回答かは、この記事の更新をもって替えさせていただきます。まあ、当ブログも昨年10月のMVPをいただいた身なので、悪くは言えませんが何とも悲しいですね。あと、足立女子マも活動しにくくなったのではないかな。ひと思いに「Jリーグ特命PR大使」に改名して、活動した方がいいのでは。でないと、「女子マネ」と名乗ってみても、事情を知っている人からは首をかしげられるのではと思います。本当に何とかなりませんかね、事務局さんからの未来ある回答を楽しみにしています。(ツイッター始めてみようかな)
Jリーグ特命PR部公式HP:http://tokumei-pr.jp/
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某黄色いチャンピオンチームですが、いよいよ開幕が近付いてきました。まずは3月3日(土)のゼロックススーパーカップ。相手はJ2王者のFC東京です。
それよりも注目がACL(アジアチャンピオンズリーグ)です。名古屋、G大阪、FC東京とともに戦いますが、グループHで戦うJ1柏の組は、韓国、中国、タイの優勝チームでまさに「死のグループ」。まあ、その方が面白いですが。日程を確認してみましょう。
3月 7日(水)18:30開始:アウェー:ブリーラムPEA(タイ)戦
3月21日(水)19:00開始:ホーム:全北現代(韓国)戦
4月 4日(水)19:00開始:ホーム:広州恒大(中国)戦
4月17日(火)19:30開始:アウェー:広州恒大(中国)戦
5月 1日(火)19:00開始:ホーム:ブリーラムPEA(タイ)戦
5月15日(火)19:00開始:アウェー:全北現代(韓国)戦
まさにJリーグの中日の平日日程です。Jの試合を終えて、すぐにタイとかアウェーに移動しなければならない。過酷ですね。まあ、昨年12月のハードスケジュールをこなしたので、何とかなるとは思いますが。でも、12月は同じ国内の会場とかでしたが、今度は国をまたぎますから、ハンパじゃないですね。
続いて、対戦相手を紹介してみましょう。
まずは全北現代。
2002年の日韓W杯の全州ワールドカップ競技場をホームスタジアムとする強豪。2011年に2年ぶり2度目のリーグ戦優勝。その年のACLでは決勝であのアル・サッドに敗れ準優勝。ACL準々決勝のC大阪戦で、一部のサポーターが東日本大震災での日本を誹謗中傷する横断幕を掲げたところでした。
クラブ公式HP:http://www.hyundai-motorsfc.com/
続いて広州恒大。
正式名称は「広州恒大足球倶楽部」。2010年に中国甲級リーグ優勝。2011年に中国超級リーグ優勝。他に特に目立った特徴は無し。
クラブ公式HP:http://www.gzhengdafc.com/
最後はブリーラムPEA。
2008年に続いて2011年にタイプレミアリーグ優勝。2010シーズンを前にして、ブリーラム県の有力政治家に買収され、本拠地はアユタヤ県から400km以上離れたブリーラム県に移され、クラブ名も現在の名称に改称。
タイムリーなニュースが流れました。昨季でJ1磐田を退団していた本田選手がブリーラムに加入するそうです。J1磐田から契約延長の話を受けたが、海外プレーの目標のために退団したとか。ベルギー行きを模索していたが、タイを戦いの場とする事になったとか。アウェーですが、初戦で早くも日本人対決という事で楽しみですね。
クラブ公式HP:http://www.buriramunited.co.th/th/events/event_slide/
やはり、こうして観て一番侮れないのは全北現代ですね。アウェー戦は激しい戦いが予想されます。頑張って欲しいですね。ちょうど、これらの日はJの試合もないので、また12月の時のようにウルトラスに参集となりそうです。興味がある人は一緒に応援しましょう。というか、以前にFCWCで一緒に応援したツワモノさん達は、本当にアウェーに応援に行くんだろか。
1月31日(火)に「2012年柏レイソル新体制発表会」が開催され、公式HPに公開された第一部の議事録を読みましたが、いろいろと中身の深いものがあったため、当ブログで紹介させてもらおうと思います。特に、SCJの部分、抜粋して紹介します。
■日時: 1月31日(火) 18:45~19:25
■会場: 柏市市民文化会館 大ホール
■来場者数:約1,500人
今年は「勝利の追及」の他にも新しい取り組みをしていきたい。柏レイソルはサポーター、ホームタウン、スポンサー各社に支えてもらっているが、広く社会の中で生かされている存在。その「社会」に対してサッカーを通して貢献していきたいということで、微力であるが新しい取り組みをしていきたい。
この度、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」への支援を決定。支援内容は金銭的支援の他、ユニフォーム(パンツ左裾部分)に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のロゴの掲出をはじめ、広報PR活動などの支援も含まれる。これら一連の支援活動はクラブ初。
『「強く、愛されるクラブ」づくりに邁進する』という事で「家族」という言葉をキーワードにして喜怒哀楽を共にする事や勝利に向かって進んでいく事をクラブの決め事として策定。コンセプトの最後に「常に正義を全うし、社会貢献を果たします」とこの時点で既に宣言。活動方針の「開かれたクラブを目指します」という項に「プロスポーツクラブとしての社会的責任」というように宣言している。活動方針項目を大きく3項目掲げていたが、「青少年の健全育成、国際交流」にも取り組んでいき、「世界に羽ばたくクラブ」とある。
今年もACLに出場するという事で、これからクラブがどういう方向に進んでいくのか考えた時に、サッカークラブとしての社会的責任をどういった形で表していくのかといった時に、何らかの形の社会貢献活動をしていこうという思いが芽生えた。これまで、ホームタウンエリアでは選手による学校訪問等で地域貢献を実施してきたが、ACLへの出場とFCWCに出場した経緯を踏まえて、更に柏レイソルがサッカークラブとしての社会的責任が益々重くなったのではないかと感じた。そこでどんな形の社会貢献があるのかクラブの中で模索し、その結果「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の活動を発見。調べた結果、非常に歴史のある団体であり、国際NGOとして活動の内容が非常に透明性が高いという事を知り、クラブとして参加・支援を決定。
「スポンサー」という話があったが、当然我々はその活動の教宣という意味を含めてユニフォームのパンツの裾にロゴを掲出する事を決定。スポンサー料を受け取るのではなく、金銭的・物的な支援としては我々の身の丈にあった寄付を行う事を理解してほしい。活動としては、ユニフォームへのロゴ掲出ににより、世の中に広めていくというような形を取る。
ユニフォームへのロゴ掲出の他に、ベトナムでの教育事業の支援を実施。ベトナムは山間部には非常に多くの少数民族が存在し、共通語であるベトナム語を離せない子供たちが多い。その子供達にベトナム語も学んでもらうバイリンガル教育を実施。これに加えてクラブ関係者に、子どもの権利・保護、子どもへの接し方といった研修を実施。 一体感を持って社会貢献活動を行っていこうという画期的で包括的な取り組み内容になるが、この研修については、一般的にNGOが企業・法人から支援を受だけの一方通行になりがちになる中で、非常に双方向的な取り組みになる。
セーブ・ザ・チルドレンは、1919年にイギリスで活動を開始。現在世界120ヶ国以上で子供たちの為の支援活動を行っている世界最古且つ世界最大級の国際NGO。日本では1986年から「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」として活動を開始し、アジアを中心に現在8ヶ国に日本人駐在員を配置して支援活動を実施。
また、東日本大震災では、発生から5日後に宮城県内に「こども広場」を設置し、現在岩手・宮城・福島、3県の子供たちの支援活動を継続中。
他に新体制発表会について、ネット等による生中継について提案されたようです。J1川崎、J1・G大阪、J1・F東京では、携帯型のパソコンで裏配信みたいな形でニコニコ動画やUSTREAM等で生中継しており、J1柏でも録画配信等検討中だそうです。
生中継はともかく、SCJについては、詳細説明を聞き、ますます素晴らしい事業に取り組む事を再認識しました。こういう社会貢献活動の逆スポンサーって、バルサくらいしか知りません。柏サポの皆さん、誇りに思って下さい。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013223.html