TV生観戦レポです。
さあ、新生日本代表第2戦ベネズエラ戦です。前回から先発を5人入れ替えています。水本、酒井高、柴崎、大迫、柿谷です。キャプテンは引き続き本田。FIFAランクは44位の日本に対して、ベネズエラは29位と格上ですが、W杯出場がありません。これまでの対戦成績は2戦2分と互角。ベネズエラは5日に韓国と強化試合を行ない、1-3で負けているので負けられないですね。今日も生書き込みです。キックオフ。
柴崎は代表デビューです。森重が前回に続いてアンカーの位置に入っています。4-2-3-1のベネズエラに対して、日本は4-3-3。しかし、今月はサッカーの試合が多く、賑やかですね。もう少ししたらアジア大会があり、U-21の男子(14日:クウェート戦)もなでしこ(13日:ガーナ戦)も試合があります。特になでしこは来年のカナダW杯の最終予選も兼ねているはず。ベネズエラはロングボレーシュートを積極的に打ってきます。しかも枠内だし。侮れません。今回のチームでは12人がヨーロッパ組です。
ベネズエラは前のウルグアイと比べて、プレスが弱い印象があります。日本も前よりはボールが回せている様子。しかも、ベネズエラはゴール前に人数を揃えて守りに入っている体勢。カウンターに要注意ですね。何度もゴールに詰め寄られています。とにかく、ベネズエラはよくシュートを打ってきますね。そのうち入りますよ。要注意。早くもシュート数が6本です。日本は3本。
柿谷が2本惜しいシュートを打つが、いずれも真正面。もう少しテクニカルな事ができないものか。W杯前と比べて何も進歩していない。柴崎のボールキープが上手いです。ここで、柿谷と本田のサイドチェンジさせています。ここで前半終了。
大迫に替わって岡崎、柿谷に替わって武藤投入。岡崎が1トップに入ります。大迫は決して悪かったわけではないでしょうが、組み合わせが悪かったのか。後半スタート。後半6分に武藤がやりました! ドリブルからの見事なミドルシュート。★★★日本 ゴォール!!! 武藤ゴール!★★★ 1-0。新しいヒーローの誕生という感じですか。代表2試合目で期待に応えてくれました。
パスが回る形になってきました。が、後半13分にここで相手選手が抜け出し、ペナルティエリアで倒してしまい、PKを与えてしまう。日本痛恨の失点・・・1-1。どうも最終ラインが今一つ不安定ですねが、そこまでは崩れていないと思います。後半21分、岡崎から中へ入れて、柴崎が決めました。今日は期待の若手がどんどん決めていきます。★★★日本 ゴォール!!! 柴崎ゴール!★★★ 2-1。引っ張った岡崎もさすがと思いましたが、しっかり走って詰めてきた柴崎も素晴らしい。本田がFKで壁の横からうまく飛んでいきましたが、ポストに嫌われる。刺激を受けたのか、本田がシュートを打ち始めています。
ここで後半26分・・・ ミドルシュートが決まってしまう。日本痛恨の失点・・・2-2。ブレ球か。どうも、川島は昔からこういうシュートに弱い気がする。前にもパンチングすべきところをファンブルして失点したシーンを思い出しました。ベネズエラのミドルシュートが気になっていましたが、やられたという感じです。
ここで、細貝に替わってTJ(タナジュンとも呼ばれています)登場。やってもらいましょう。レフティーの登場です。ベネズエラは少しバテてきたようです。全員試合に出すと監督は言っていましたが、結局扇原、松原、森岡が出れなかったですね。ここでホイッスル。2-2のドローでした。
PV観戦レポです。
昨日、ウルトラスで開催された、ナビスコカップ準々決勝第2戦、柏対横浜FMのPVに参加してきました。この日、林原美術館で開催された展覧会「武士のダンディズム」を観覧しており、歴史マニアとして本能寺の変の書状を観ながら、「そうか、四国説が本当だったんだ」と感心していた時に、お誘いメールがやって来ました。「こっちのダンディな戦いも観ないと!」という誘い文句に他に試合もないし、そのままウルトラスに向かう。
黄色いサポが何人か参戦。入った時はちょうど、ナビスコ戦で1時間早く始まっていたガンバさんと神戸さんの試合が放映されていました。ガンバサポの忍氏が熱い声援を送っておられました。
試合が始まりました。水曜日の第1戦(この日もウルトラスに集った模様。お誘いが来ましたが、仕事で断念)で2-1(トータル4-1)で勝っており、アウェーゴール方式で0-1でも勝ち抜ける条件で、しかも相性もいい相手のために、まったり余裕でみんな観戦です。しかし、前半32分にゴール前の混戦から中澤のヘッドを決められ、ちょっと緊張感が走る。とにかく前半は、マリノスさんの血気に走る攻撃にタジタジでした。とにかくボール回しのスピードが早すぎ。J2よりも全然早い展開に、「やっぱJ1は少し違うねぇ」という空気に。しかし、前半31分に上手く相手ゴール前に展開し、エキセントリック工藤が半分ごっつぁんゴールをいただきました。これでまた一同ほっとする。早くも次はどこなんだろうとか、土曜日は長居ですねぇという話で盛り上がったまま、前半終了です。
とにかく黄色い人達(柏バカ)はツワモノばかり。うろたんK氏は、何年か前にみろっこさんがやってやれ酒井に会いにドイツのハノーヴァーに行っていますが、「僕も今度ドイツに行こうと思っています。ドルトムントかハノーヴァーか」と。私も海外旅行行って観たいっす・・・ マヨさんに続く柏市へ永久就職するという噂がある岡山の黄色女子、みろっこさんがまだ来ない。というか無反応だったので、まさか現地?? という雰囲気になった時に黄色いゴール裏が映り、みろっこさんのようなシルエットが一瞬映る。「えっ、現地なの?」という声が挙がったので、「まさか、日立台にいますか? 永久就職とか」とメールを打ってみると、「映っちゃいましたか。もうこっちに住んでまーす」という返信。「早ぇ~」とどよめきました。早い。もうすでに2週間に1度日立台へ通う生活が始まっているのですね。恐るべし岡山の黄色女子、恐るべし柏シティー。
そして後半、一進一退ですが、とにかくこちらサイドは余裕のよっちゃん(笑)です。さっきのゴールで、トータルスコアが6-3と全然余裕です。そして、モンチャンことレアンドロが2点目。最初は得点不足で少し悩んだ風でしたが、最近はよく点を取ってます。2人の新しいブラジル人選手が入って来た影響かもしれません。そして、エドゥアルドが3点目。最近の黄色いチームはこの3トップで勝利を呼び込んでおり、この日はまさに3トップ揃い踏みでした。そして、そのまま3-1で快勝でした。
次の相手は浦和さんに勝った広島さんです。向こうでは「平日だが、広島も行かんといけんぞ」という声も聞こえる。そして、もう2試合は、ガンバさんと川崎さんが勝ちました。帰り際に忍氏に挨拶。「レアンドロ、裏切者~」と帰国移籍で古巣に帰って来なかったレアンドロを恨めしく思っておられる様子。「決勝で会いましょう」とか「埼スタですね」などと言葉が飛び交う。
次の連休は長居でセレッソ戦があるようです。当方はその日は手続きで神戸の辺りにいる予定です。そして、うろたんK氏とまーさん(この日は息子さんは欠席)が思わぬ会話をしている。土曜日は大阪で、日曜日は松本なんだけど、大阪に1泊してそのままツアーバスで松本に行けないかなぁと。まさにツワモノです。当方も2年前まで2年続けてアルウィンに行っていますが、本当にいいスタジアムだし、J1のようなサポーターだと思います。去年と比べて今シーズンは本気でJ1昇格する気なので、すごい雰囲気になっていると思います。まーさんは、札幌も行く予定とか言っていたなぁ。やはりツワモノだ。皆さん気を付けて。皆さまお疲れ様でした。
生観戦レポです。
昨日、カンスタで開催されたファジのホーム磐田戦へ観戦に行ってきました。去年のホームG大阪戦のように、たぶん人が多いぞ、並ぶぞと身構えて、少し早めに出発です。応援団・浅口の観戦会として、山陽本線先頭車両に集合しながら岡山駅に向かって行きましたが、その時点でポツポツ雨が降り始めました。曇天と天気予報を見て、メンバーさんに「カッパ要りますよ。ご自分でご用意下さい」と連絡したが、何人かは「濡れりゃあええが」と。おじさんサポ達はそんな感じです(笑)。駅からタクシーで移動ですが、もう本降りです。コンビニで買う手もありましたが、「ポンチョ買えばええが」と。そうでした、それがベストですねとみんなでカルチャーホテル前に降り立つ。
Eゲート付近からスタジアム広場に向かって歩くが、去年はガンバサポですごい事になっていましたが、サックスブルーはそれほど・・・ その近辺のファジレッドもそれほど・・・ たぶんフロントは、公式満席の1万5千人を目標に集客に努めておられたと思いますが、この日はTVもあるし、天気も最悪。当ブログの予想は、初めてカズ選手が来たホーム横浜FC戦くらいじゃないかと思っていましたが、シマカズ氏も同じような意見。スタジアム前広場もいつもと変わらないような感じ。ただ、メインスタンドを観ると人がいっぱいだったので、みんな早々に席取りに着席されたのか。
一人、当日券を購入する人がいて、「そりゃすごい並ぶぞ」と言い合っていると、すぐに帰ってこられました。観ると、チケット売り場の前には列が無し。そうか、みんな売り切れの前にと前売券を買っていたから、当日券を買える事は想定されていなかったからか。カッパを持っていない中健隊長がポンチョを買いにグッズ売り場に行きましたが、手ぶらで帰ってくる。どうも予算と合わなかった模様(苦笑)。
スタジアム前広場のイベントもですが、雨もあってもう一つ。我々も早々に入場しました。屋根があるメインスタンドは早々に断念して、バックスタンドへ。見ると全然席が空いている様子。いつもの位置に着席しました。岡山駅からずっと土砂降り状態で、動く気も失せていましたが、まだ時間があるという事で、コンコースに足を運びました。総合受付に珍しい顔を発見。古いメンバーであるオヤGK氏です。子どもさんのサッカーで忙しかったために今季2回目という事でしたが、もう来られないのかと思っていました(失礼)。そこにあった「TEAM AS ONE」募金箱君に浄財を投入。ひょっとしてと広島の募金箱があるか見渡しましたが、継続活動(よそはいくつかありますね)ではない模様。
特に目新しいものがなかったのですが、背番号のコレクションミニタオルが新発売でした。ガチャガチャのようにどの選手が出るか開けてお楽しみというやり方。先日ボラでご一緒した若さんが担当でしたね。
イベントですが、ファジステージでは「TSCテレビ テレビせとうちステージ」という事で、アナウンサー、プーデルがファジステージ登場したとか。プーデルの着ぐるみ君も愛想を振りまいていたそうです。TV解説で来岡した前園氏(写真:シマカズ氏より)も登壇したそうですね。前園氏といえば、なぜかタクシーを思い描くのは当方だけか。他はいつもの内容です。話題のプール付きウォータースライダーも、その時は人影がほとんど見えなかったです。
コンコースに行きましたが、雨を避けるためか人でごった返していました。階段では「お願い」チラシを配っていました。「過剰な席取りはご遠慮ください」「席詰めのご協力をお願いします」「お荷物は、おひざ元の上、お足元へ」と呼びかけている内容。(当ブログを観に来られている他クラブさんの参考に)
試合前に、7月度 「コカ・コーラ Jリーグ月間MVP」を受賞した上田選手の表彰式がありました。試合の方ですが、詳しい内容は他の方のブログ(最近減っているようですが)等をご覧下さい。やはり去年までJ1の古豪。全体的に上手かったです。ボールの扱い、トラップ、プレッシャーのかけ方、パスの精度などを比べても、すべてにおいてJ1とJ2が戦っているような印象。岡山は「堅守のチームに弱い」特徴があり、上位チームはどこも前がかりになるから、今までも上位チームにはいい勝負をしていましたが、この日の磐田さんは前がかりにやって来ても、もう一つの「ポゼッションの上手いチームに弱い」特徴が作用し、上手くサッカーをさせてもらえない感じ。しかも、雨でピッチがスリッピ―になっているために、なおさらポゼッションに弱いのが前に出ていました。
磐田さんの宮崎選手の先制ボレーシュートは見事でした。J1クラスでしたね。岡山も後半になって足が止まってきた磐田さんのサイドアタックを中心に幾度となく相手ゴールに迫り、久保選手の同点弾が生まれました。久保選手もいろいろと声を聞いていましたが、結果を出せて良かったですね。
元磐田の押谷選手のハッスルプレーが個人的には目立っていました。古巣相手に燃えるものがあったのでしょう。磐田さんには、人気の松井・前田両選手がいましたが、余り存在感は見えなかったようですね。個人的には駒野選手や、W杯出場組の伊野波選手が観たかったです。このカードは見納めかもという声も。向こうが上に行ってしまうのか、こっちが行ってしまうからなのか。来年も磐田さんがJ2にいたら、いわゆる「千葉化」(千葉さんごめんなさい)してしまうかもしれませんね。
もし、磐田さんが後半に讃岐さんのように守りを強めていたら負けていたかもしれませんね。でも、去年の神戸戦のようなミラクルまでは至りませんでした。勝ち点1で良かったではないかなのか、負けなくて良かったなのか、勝てた試合だろなのか、それぞれ思いながらカンスタを後にしました。
あと、メンバーさんがしきりにピッチを褒めていました。「これくらい雨が降ってるのに、水たまり一つできてないな」と。このピッチコンディションは岡山の一つの誇りなのかもしれませんね。
この日の観客数は12,033人。先日のホーム瀬戸内ダービーとどっこいどっこいの数字。カズ岡山デビューのイメージで13,000人と予想していましたが、悪天候とTV中継の影響なのかそれとも。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 久保選手 2位: 石原選手
寝ても覚めても・issan: 石原選手。特に左ワイドに入ってから左サイドの攻守が締まってきました。
吉備ファジ会・Oご夫妻: 久保選手。この時ばかりは影山監督の采配がピタリと当たりました。
雉人・F原氏: 久保選手。くさびだけでなく、FWとしての役目を果たした!
寝ても覚めても・oketsu氏: 久保選手。今迄になくなくポストプレーが機能し、自ら得点したから。
雉楽・シンジ氏: 久保選手。残り時間少ない場面で、勇気を出しての低空ヘッドで貴重な同点弾を演出しました。
まーさん親子: 久保選手。待ちに待った2得点目でもあるが、何より引き分けに追いついてくれたゴールだった。
B太氏: 押谷選手。ワンタッチのダイレクトプレーで、磐田のDFを切り裂いてたのが良かったです。
しまくん: 久保選手。相手DFのマークに遭いながらも得点を決めたから。
江氏: 石原選手。よく走り、磐田相手にもチャンスを作り、ナイスアシストでした。
シマカズ氏: 中林選手。相手の追加点を阻止し、最少失点に抑えたことですね。
山やん君: 久保選手。相手の間で受けるプレーで、味方にボールをうまくつないでリズムを作りました。
うろたんK氏: 久保選手。前線で的確にボールをつなぎ、攻撃を活性化。がむしゃらなゴール、見事でした。
事例紹介コラムです。
今日、カンスタでホーム磐田戦が開催されましたが、磐田さんといえば、実はJ1クラブの中でもどちらかといえば、選手の社会貢献活動に積極的なグループに入っていたクラブでした。J2に来られても、その価値観は全く変わっていないようです。
「他のクラブがやってるから、そういう時期に1回やればいいだろう」という価値観と、「よそは関係ない。継続事業としてずっとやる」という価値観の一つの見分け方があります。単独バナーを作って、公式HPに貼っているかどうかです。磐田さんは2011年の当初から後者で、「救援支援活動・その他地震関連 みんな仲間だ。~」という事業を継続されています。
今回覗いてみると、タイトルが「東日本大震災復興支援」のみから「救援支援活動・その他地震関連」に変更されていましたね。つまり、東日本大震災だけでなく、広く復興支援活動をやっていくという姿勢なのですね。(当ブログも、先日カテゴリ名を「災害復興支援(東日本震災等」に変更しました)
そこまでされているクラブは、川崎さんなど数えるほどしかありませんが、本当に立派な価値観を持ったクラブだと思います。以下、抜粋して紹介。
【岩手県の子供たちを招待】
主催: ジュビロ磐田選手会
共催: ㈱ジュビロ、磐田市
日時: 8月2日(土)~4日(月) 2泊3日
招待: 岩手県山田町・大槌町・野田村の小学生と引率(57名)
内容: 2日:つま恋にてジュビロSS掛川の子どもたちとサッカー交流(夕食時にも選手2名参加)。
3日:ホーム松本戦観戦。試合後にピッチにて選手たちと交流。
J2磐田公式HP該当ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=3778&year=2014&month=07
J2磐田公式ブログ該当ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/blog/?p=10932
ちなみにこの招待事業は2012年から実施されていて、今回3回目です。本当に頭が下がるくらいに立派なクラブだと思います。成績こそJ2の3位にありますが、付加価値ではJ1上位だと思います。当ブログでは、クラブライセンスもこういう「貢献性」も加味するべきという持論がありますが、現在のJリーグは去年(傍士さんがおられた時代)までとは、価値観も含めてすっかり変わってしまった印象があるので本当に残念です。本当に数少ない「百年構想らしい」クラブの一つだと、個人的に思っています。
そして、磐田さんでは先日、東日本大震災チャリティーのオークションを実施されます。この事業も上の招待事業と同様に3年目の事業だそうですね。以下、抜粋して紹介。
【東日本大震災復興支援チャリティーオークション2014】
主催: ジュビロ磐田選手会
共催: ㈱ジュビロ
◆第1回オークション
・商品: 11選手(背番号1~11)のサイン入りスパイク等
・入札受付期間: 8月30日(土)16:00~9月5日(金)12:00
◆第2回オークション
・商品: 9選手(背番号13~25)のサイン入りスパイク等
・入札受付期間: 9月6日(土)16:00~12日(金)12:00
◆第3回オークション
・商品: 10選手(背番号26~39)及びシャムスカ監督のサイン入りスパイク等
・入札受付期間: 9月13日(土)16:00~19日(金)12:00
参加方法: クラブ公式サイトの専用ページより。Yahoo!オークションを利用。
J2磐田公式HP該当ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/fanzone/auctions2014/
このチャリティーオークションは、8月上旬の招待事業の費用に一部充当されるようです。「予算がないからできない」という理屈は通らない事例です。また、「チャリティーオークションでは一部の人しか恩恵が無いから、例えば抽選会にすればより多くの人にチャンスがある」という理屈もあるようですが、当ブログでは、真の目的は何なのかと実感します。支援を受ける被支援者か、寄付金を提供する支援者か、どちらに目を向けるべきなのかと。2011年の時もよく口にしましたが、何かのアトラクションではなく災害復興なので、1円でも多く支援金として渡す事が大事じゃないのかと思います。なので、抽選会よりもオークションを行うのが当たり前と認識しております。ただ、先日行われた岡山シーガルズのような、「折衷型」のスタイルもGOODだと思います。
J2磐田公式HP「救援支援活動・その他地震関連 みんな仲間だ。~」ページ:http://www.jubilo-iwata.co.jp/news/info/2011/support.php
J2磐田関連⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131111
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121020
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120425
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100628
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100221
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090929
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080313
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060713
話は変わり今日、その磐田さんを迎えたファジのホーム戦を観に、カンスタへ行ってきました。その模様は明日。
TV生観戦レポです。
ついに本番です。ついに新生日本代表、アギーレジャパンの初陣です。先発が発表されました。主将は本田。W杯組では他に岡崎、長友、吉田、川島そしてブラジルで出場ゼロのやってやれ酒井などで7人。初出場は監督に「泥臭いプレー」が評価されている大型FW皆川と坂井、復帰組でTJこと田中の名前があります。正直、当ブログとしては、観客減少に向けてW杯組を残したいわゆる「興業性」の強い顔ぶれで、これから振る落としが始まるのかなと。今日も生書き込み。
代表のジャージが黄色からピンクに替わりましたね。ピンクってロシアの色なのかな。本田のフェアプレイ宣言です。ウルグアイは昨年の対戦では2-4と完敗しており、ブラジルW杯で死のグループ(イタリア、イングランドと同組)16強(南アフリカでは4位)でFIFAランク6位の古豪です。カバーニが要注意。キックオフ。
布陣は4-3-3。アンカーが森重。ウルグアイも堅守速攻を目指すチームのようです。本田がよく走ります。前に後ろにここまで下がるかというくらいに。本田はW杯後によく休めたのか、W杯の時よりも動きがいい気がします。やはりウルグアイはボール際のテクニックが高いし、カウンター攻撃が上手いですね。今のところ、守りはいいですが、攻めの姿が見えません。アトレチコ・マドリードのDFゴディンの守りを崩せるか。
初シュートは皆川のヘディングシュート。惜しかったが、高さを生かした攻撃でした。いいプレーの時はアギーレ監督が拍手をしているようです。つまり、拍手をするシーンが監督の目指すサッカーができた瞬間です。今日の岡崎は自由に動いていいという感じです。
前半34分、ゴール前で坂井のトラップミスでボールを奪われ、カバーニにそのままシュートをされる。日本痛恨の失点・・・0-1。ミスはしょうがないですが、坂井がどこまで吹っ切れるかでしょうか。ウルグアイは守備のフタをしてきて、ボールの出しどころがないシーンもあります。TJがこの時間持ち味を出し始めました。ここで前半終了。
ところで、今日思った事を一つ。J's GOALを見ていたら、「豪雨被害の被災地に対し、支援活動を実施」という記事があり、広島土砂災害の支援活動を実施することとし、広島市に対して200万円の義援金の寄付と、今日も含めて9月のキリン杯2試合となでしこジャパンの試合で募金活動を実施する事が決まったと報道されました。もちろん、いい事だとは思いますが、少し遅いかなと。そして、Jリーグの動きは未だ何も無し。「TEAM AS ONE」のページを見ても、何年同じ画面なんだと言いたくなるページです。やはり、Jリーグは興行重視の商業主義化に走っているなというのが個人的印象です。クラブは一所懸命に復興支援活動してるし、やっと日本協会も動いたのに、肝心のJリーグは何だと。「TEAM AS ONE」を少し広げて、広島も支援すべきだろと。過密日程でカレンダーとにらめっこばかりやってる場合じゃないよと思って見たり。後半キックオフです。
選手交代は無し。本田が上手くゴール前でファイルをゲット。役者ですね。壁の下を狙ったが、ダメでした。ここで、皆川に替わって武藤登場。現役大学生です。岡崎が1トップに入り、武藤は左サイドに入る。ここで武藤が得点を決めると、ブームが起こる気がする・・・ 皆川はしっかり戦えていて、存在感を残せたようです。ここで、TJがミドルを打つ! 枠内でGK正面でしたが、ミドルレンジからの左足シュートをPRできました。
ここで、アギーレ監督は武藤を右、本田を左にポジションチェンジで、4-4-2に替わったようです。本田がFKを蹴りますが、全体に低く、精度を欠いたボールに見えます。ウルグアイは選手交代した結果、すべてのメンバーがW杯になった模様。CKからゴール前でやってやれ酒井のクリアが真ん前に出てしまい、決められてしまう。ツネ宮本曰く、クリアは横にと。失点の質が悪かったと。日本痛恨の失点・・・0-2。
ウルグアイは替わってくる選手、替わってくる選手がみんなW杯メンバーです。今はいいかもしれないが、4年後どうするの?とつぶやいてみたり。ここでTJに替えて柿谷投入。TJ次頑張ろう! ウルグアイは時間稼ぎにもっていくようになりました。ゴディンは少しでもボールが遅いとインターセプトを狙ってきます。さすがです。
本田がまたしてもゴール前で倒されてFKゲット。役者です。またしても壁。精度が今イチなのか。この日の札幌ドームの観客数は約3万9千人と「アナウンスされました。だから興業優先の流れだったのか。ここで、一度投入しようとしてベンチに下がった酒井高が、やってやれ酒井と交代です。やってやれはケガっぽいのが心配。ここで、武藤のループシュートがポストに嫌われる。惜しい~岡崎はかなり疲れている表情。続いて、森重に替わって森岡登場。スルーパスに期待していましたが、タイムアップ。ホイッスル。
これくらいの強豪にミスをしたら致命傷になる事がよくわかりました。その後の報道では坂井のプレーについて特に批判が多いようですね。全国のファンの皆さん、試合スコアだけ見るのではなく、テストマッチという事をよく認識して下さい。完成したW杯出場チームに、まだバランスが悪く、初めて組んで戦う若いチームに戦えば、勝つのは難しいのかもしれません。今日一番良かったのは、新監督第一戦でこういう強豪と戦えた事ではないでしょうか。
事例紹介コラムです。
いよいよ明日は、アギーレジャパンの初陣です。ネット等であれからいろいろと情報が入りました。明日の予習的なものとしてお読み下さい。何度も言いますが、くれぐれも負けても愚痴らないように。ザックジャパンはファン・サポーターを始め、マスコミが親善試合からキツく論じ、目先の勝利に走った日本協会のマッチメイクで強化が図れなかった経緯があるので、勝ち負け自体で論じる事はやめ、内容を論じるように心掛けましょう。以下、抜粋して紹介。
【31日放送の「やべっちF.C.」での監督単独インタビュー】
・システムについて
「原則的には4-3-3を考えている。これは色々変化する3-4-3にも4-1-4-1にもなる。しかし、フォーメーションは数字の決まった電話番号ではない。試合のなかで変化していくもの」
・日本代表が持つべき距離感
「選手達が離れないことが重要で(一列目と最終ラインは)40m以内の距離を保ってプレーしなければならない。攻撃も守備も全員が一緒でなければダメ。FWとDFの間にスペースが空き過ぎて80mも離れてしまっては弱く脆い状態となってしまう。40m以内の距離を保つことで勝利の可能性が高まる」
・招集する選手ついて
「40m以内でプレーをすることが重要。それに適した選手を選び、出来なければ他の選手を招集する」
【背番号】
注目選手の背番号は、柴崎:7番、田中:8番、森岡:10番、武藤:14番。今回、香川に替わって10番を背負う森岡について、スタッツスタジアムによれば、森岡のスルーパスは、シーズン中今までで134回。J1川崎の中村憲剛を押さえてトップ。成功率は40%だか、アシストも8回で3位。タックル数は、12位の65回で、今野と変わらない数値。
【予想システム】
基本システムの4-3-3は3人のアタッカーを配置する形だが、イメージはおそらく「ワイドな1トップ2シャドー」で、CFが最前線でターゲットになり、左右のウィングはサイドに張り続けるのではなく、周囲を臨機応変に使って攻撃にバリエーションをもたらすスタイルではないか。ベースとして各ポジションに2人ずつ配置し、競争心をあおるのではないか。
2トップと言っても左右のウィングに、そこまでサイドに張ることを求めないため、運動量を豊富に要求される以外、選手の特徴やコンビネーションの相乗効果などが、そのまま攻撃のパフォーマンスとして発揮される余地が大きい。
【会話路線】
会話路線という「アギーレ色」を初日から見せつけた。ウオーミングアップのランニングに参加し、選手に声をかけた。「コーチ陣も用具係も同じスタッフ」と話したように、用具係とまで入念に打ち合わせ。練習後、ゲリング・コーチと25分ほど議論しつつ、「フィールドの選手のバスを先に出してくれ」とスタッフに指示を出し、居残りのGK練習が終わるまでピッチに立った。
「選手に冗談を言って話し掛けるのは私のスタイル」と、ピッチ上に現れてから去るまで2時間強。絶え間なく会話を継続。
【監督の日本語への意欲】
日本語習得への意欲も示した。これまでの外国人監督とは違って、アギーレ監督は練習後に選手たちに「今は通訳に助けを借りているが、いつかは日本語で指示を出したい」と宣言。近い将来、スペイン語、英語に日本語を交えて指示を送る姿が見られることになるかもしれない。
【監督の独自カラー】
ウルグアイ戦へ向けた合宿で、食事中の携帯電話の使用を禁止するなど早くも規律を重んじる指令を下し、自分勝手な振る舞いは許さない姿勢を示している。
【召集のメリハリ】
アギーレジャパンは招集のメリハリを強化につなげていく。アギーレ監督は、今後の代表メンバー招集に「勝負型」「育成型」のメリハリをつける意向。勝負がかかる公式戦はその時点でのベストメンバー、親善試合のみの招集の場合は若手や新戦力も招集することになるとか。W杯1年前まではメンバーを固定して戦ったザックジャパンとは対照的。2連覇がかかる来年1月のアジア杯にベストメンバーで臨むため、10月と11月の親善試合は多くの選手をテストすることになる様子。明日と9日のベネズエラ戦で22選手全員を起用する方針を示し、「走らない、戦わない、競争しないといったことは許されない」と監督のコメント。
いろいろと観ていると、アギーレ監督はメキシカンジョークを連発したりと、極めてフレンドリーな監督のようです。その一方で、試合中は激しい姿勢ととても硬軟の切り替えが上手い印象です。これがワールドクラスなのか。やはり、選手との距離が近いのがいいですね。明日のウルグアイは、バルサに所属し、噛み付きで有名になったスアレスが欠場ですね。どんな試合になるのか楽しみです。辛口セルジオさんが、「興業優先」と言っていますね。興業優先ねぇ・・・ どこかでも耳にするいい表現です。TJの事も「もし彼がレイソルに所属していたら、このタイミングで呼んでいただろうか」と。その通りですが、他の初招集も含めて、今回の試合は「試用期間」対応なので、「結果」ではないでしょうか。
事例紹介コラムです。
先日、サッカーキングに「大復活、優良サッカークラブ…サンフレッチェ広島の健全経営を探る」というタイトルの記事があって、目に留まりました。広島さんといえば、最近でこそ連覇などで華やかですが、森保監督が就任するまでは、成績も経営も低迷していた覚えがあります。確か、監督の人件費も余裕がなかったために、森保監督になった経緯とも記憶しています。それが昨年までの連覇という事で、一躍J1市民クラブの雄に躍り出ました。そんな広島さんについて、経営面から分析されたコラムです。以下、抜粋して紹介。
J1広島は、’12年の「99%減資及び第三者割当増資」という厳しい時期を経て、J1リーグ2年連続優勝、当期純利益2年連続黒字と、チームの成績が良くなり、かつ、経営の数字もチームの成績に連動して健全化。
【J1広島は健全経営】
J1広島の第22期(1月決算)決算報告によると、売上高はJ1優勝特需を反映して過去最高の31億9,700万円(第21期は31億7,600万円)となり、営業利益は1億2,600万円(同2億2,700万円)、当期純利益は1億3,000万円(同2億2,200万円)という実績。
従来の当期純利益見通しは8~9,000万円だったが、放映権料収入や移籍金収入、グッズ売上収入が見通しよりも増加したために利益を上方修正。J1の中で、'13年の純利益で、J1広島は黒字収支であり、経営の健全化。
【J1広島の健全経営を分析】
2年連続の大幅な黒字収支となった一方で、J1優勝特需を除いて考えると、単年度収支は依然として黒字と赤字の均衡状態。また、最近の2年間だけの収支だけを見ると健全経営に見えるが、それまでは、非常に厳しい経営の連続。
当期純利益は、2005年(▲165)、2006年(▲500)、2007年(53)、2008年(▲219)、2009年(12)、2010年(▲265)、2011年(▲7)、2012年(223)、2013年(130)(単位:百万円)と、2011年までは赤字決算続き。
また、繰越利益剰余金は、2006年(▲1,609)、 2007年(▲1,556)、 2008年(▲1,776)、 2009年(▲1,764)、2010年(▲2,029)、2011年▲2,037)、2012年(223)、2013年(353)(単位:百万円)と、2011年には20億円を突破。2012年3月開催の臨時株主総会において「減資及び第三者割当増資」を決議、99%の減資および、2億円程度の第三者割当増資を実施。減資及び増資による資本金額、発行済株式数及び株主数の推移は以下のとおり。
・資本金の額(変更前/減資後/増資後(現在))
21億1,005万円/2,110万500円/2億2,030万500円
・発行済株式数(変更前/減資後/増資後(現在))
4万6,800株/4万6,800株/8万株
・株主数(変更前/減資後/増資後(現在))
58/58/64
・増資後の株主一覧(※主要株主のみ記載) 【株主名-持株比率】
㈱エディオン:46.96% / マツダ㈱:16.67% / 中国電力㈱:3.42% / ㈱広島銀行:2.99% / 広島県:2.50% / 広島市:2.50% / ㈱中電工 1.70%
2013年からクラブライセンス制度が実施され、財務基準年次財務諸表(監査済み)を提出し、Jリーグの審査を受けること(A基準)、その際、3期連続の当期純損失(赤字)を計上していないこと(2012年度-2014年度の3年間以降で算定)および債務超過でないこと(2014年度から算定)が必須条件となり、20億円を超える累積債務を解消するため、資本金21億円を99%取り崩した上で債務償還に充て、新たに第三者割当増資により2億円増資する措置を実施。
以上のとおり、最近の2年間だけの経営成績だけをみると評価を誤ることになり、少なくとも最近の2年間は健全な経営状況だが、2期連続の優勝による選手年俸の高騰などを考慮すると、将来の黒字収支維持のためには、さらなる売上拡大が必要。
【J1広島の健全経営と好成績との関係の仮説】
チームが強いと、チケット売上高、広告料収入、グッズ売上高が伸び、優勝賞金なども見込め、健全経営につながるという仮説を保持。2014年も、財務体質のさらなる強化を引き続き、最優先課題としつつも、J1連覇で向上したチーム価値を活かし、観客動員増やスポンサー収入の増加を中心に、収入拡大と利益確保につながっていくと予想。チームが強いと、一般に、シーズンパスのチケット売上、広告収入も増加し、景気回復による経済成長により、企業の広告予算の増加も今後期待。また、チームが強いと、ファンが増加するためにグッズ販売売上も上昇。
【まとめ】
広島による現在の営業戦略は、①これまでディスカウントに応じていた既存顧客との価格交渉による対価の適正化、②一度離れた顧客の再訪、③伸び盛りの若手経営者のいる会社への新規外交、④備後地域での営業強化としています。優勝するチームは経営指標も良くなると期待されますが、広島は成績や天候に左右されない健全な経営を目指しているようです。したがって、損益分岐点が低い経営に取り組んでいるということであり、チームの好成績により、利益の上振れを期待。
こうして具体的な数値を見ると、連覇が始まる2012年までは苦しい経営だった事がよくわかります。これもひとえに森保監督の功労なのか。一見マツダが親会社のクラブに思えますが、上の「増資後の株主一覧」を見れば、エディオンが一番強く、地元行政も含めたバランスの良い株主構成に支えられている事がよくわかります。株主数も64と、J1クラブとして地域に支えられた立派な数です。例えばほんの一握りの株主数であれば、公共財とはとても名乗れず、地域に根差したクラブとはとても言えないでしょう。当ブログでも経営構造の情報公開度を記事にした事がありますが、中にはいびつな状態(個人商店状態など)で恥ずかしくて株主構成等を公表できないんだろうなと思われるところもあるようです。
広島さんは経営ありきよりも、成績が後から経営を整えて行ったような印象があります。成績は水ものなので、今後成績が落ちてきた時が心配です。成績が上位にあって、連覇の余韻があるうちにしっかりと経営構造を強化していかれたらと思います。今回、地元では災害に襲われ、地域としてパワーが落ちた感がありますが、逆に地域を元気にしようというパワーとともに、邁進してこれからも頑張って欲しいと思います。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20140827/225700.html
J1広島関連:⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140710
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205
事例紹介コラムです。
現在、降格圏17位にある大宮さんですが、いろいろとざわついてきたようです。先日、大熊監督が解任されましたが、昨日のスポニチ報道では統括本部長の退任があったようです。監督人事の発表はよく出ますが、統括本部長の辞任が発表されるのは珍しいですね。運営サイドの責任者かと思ってみたら、強化現場サイドの方でしたね。以下、抜粋して紹介。
J1大宮は1日、チームの強化責任者である鈴木統括本部長の退任を発表。 鈴木統括本部長は、東京ガスサッカー部で選手、コーチを務め、'11年までJ1・F東京で強化部長などを歴任。'12年からJ2水戸で強化部長、今季からFC東京時代の盟友でもある大熊清前監督)とともに大宮入りしていた。大宮は現在、10試合勝ちなしで17位に低迷し、J2降格危機に直面。8月31日には大熊監督の解任と渋谷コーチの新監督就任を発表していたとか。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/5852.html
今回の「統括本部長」はいわゆるGM的なポストなのかもしれません。監督とともにGMも辞任したような格好なのかな。Jクラブでは一般的に、これらのポストを役員が務めているケースが見られ、いわゆる「終身」的な仕事と思われている事もあるのかもしれませんが、W杯惨敗の時も解説者の誰かが言っていましたが、監督を任命させたGMにも責任があるという考え方があると思います。
運営面でもうまくいかなければ、当然役員に責任が出てくるのではないでしょうか。その経営(数字だけではありません)手腕を評価するためにも、チェック機能である「諮問組織」があるのが理想というのが、当ブログの昔からの持論です。
話は変わり、大宮さんで面白いイベントをされています。輪郭がある程度描かれている塗り絵はよく見かけるイベントですが、大宮さんのは絵画コンテストです。珍しいですね。震災復興活動とともに以下、抜粋して紹介。
【第13回大宮アルディージャ絵画コンテスト】
・テーマ: 「アルディージャを描こう!」(選手似顔絵、マスコット、スタジアム、試合風景、サッカーボール、オレンジと紺で描いたものなど)
・対象: 小学生以下
・期間: 9月2日(火)から27日(土)まで
・応募方法:
A4サイズの画用紙で、作品の裏面に作品テーマ又は似顔絵選手名・住所・氏名・連絡先・学校名・学年を記入。応募は、1人につき1回限り。
・参加賞: 応募作品1点につき、ホームゲーム(指定)の観戦チケットを1枚進呈。
・表彰式・展示: 10月18日(土)ホームFC東京戦試合前に表彰式、入選作品はスタジアムにて展示。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/5841.html
【東日本大震災復興支援活動「ふれあいサッカー」】
東日本大震災発生以降、東北サッカー協会からの紹介で継続的に岩手県釜石市のサッカー少年団に対しての復興支援活動を実施しており、今回ホーム仙台戦の翌日に、監督および選手参加による「ふれあいサッカー」を実施。
・日時: 8月3日(日) 13:00~14:00
・場所: 釜石市球技場
・対象: FC釜石及びの岩手県陸前高田中学校サッカー部の所属選手(中学生)、合計約40名
・クラブ側参加者: 登録選手全員(計29名)、スタッフ、鈴木社長、久保田事業本部長、塚本アンバサダーなど。
・主催: 大宮アルディージャ選手会・大宮アルディージャ
1回やっていて、「去年やったからもういいだろ」と継続する発想がないケースもあるかもしれませんが、大宮さんのように何年経とうが変わらず継続的に実施されているところが、本当に付加価値が高いのではないでしょうか。公式HPにしっかりオリジナルバナーとともに掲載していたりと、継続されているところは数えるくらいしかありません。もちろん、広島土砂災害も大事ですが、忘れてはならない部分でしょうか。
残留争いに巻き込まれていながら、こういう活動ができるのは、順位ありき、利益ありきとは真逆なスタンスですね。一時の出来事ではなく、文化になっていくところだと個人的に思います。
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/5712.html
J1大宮関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140606
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140309
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130603
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112
生観戦レポです。
昨日、丸亀競技場で開催されたファジのアウェー讃岐戦の観戦に行ってきました。松ちゃん君と赤磐支店関係の若社長の赤氏、シマカズ君とで瀬戸大橋を渡りました。初めてご一緒する赤社長は赤磐地区の青年組織のお役も務められたやり手で、現在はマラソン愛好者で、元々熱烈なカープファンだったそうですが、去年にカープファンをリタイアされ、ファジにはまったとか。
松ちゃん君に、「ブログの最新記事が『2014J開幕』だよ」と突っ込んでみると、「辞めようかと思ってる。ファジブロガーって最近減ってないすか?」と。そういえば先日、ゴールのお母さんからも「あんたくらいじゃね。ずっとブログやってるの。いつも観とるよ」と言われた事を思い出す。このブログは個人的に強い目的がありますが、そうだったんだ、もうこの世界はそんな状態なんだと。こちらは東京五輪まで毎日更新目指しているのに(笑)。
丸亀にはすぐに到着し、きちんと駐車場に停めましたが、警備員さんの対応がすごくナイスでした。競技場に到着すると、ちょうど讃岐サポが選手を出迎えているシーンでした。そのまま、アウェーゲートに行きましたが、すでに長蛇の列でした。バックスタンドのアウェーサポーター席の上の方に着席。そうこうしていると、FSSの森氏と出くわしてご一緒する事になる。
森氏は庭瀬地区在住と聞いて、ふと「吉備ファジ会」の名前が脳裏に浮かんでしまう。また、誘ってみるとしよう。某黄色いチームにも興味を示しておられました。
再入場ゲートから再び場外へ出て、ウロウロしました。まずはすぐそばにあるスタグルコーナーです。うどん関連のご当地グルメがいっぱいある、いいスタグルコーナーでした。「讃岐うどん食べたい」とスタグルコーナーを見渡しましたが、すでにファジフーズよりも長いと思われるくらいのすごい列。今日はダイエット日だとやむなく断念。讃岐うどん関係メニューやさぬきオリーブ牛串焼き、塩麹から揚げなど、どれもヨダレが出そうなご当地メニューでした。やっぱ、スタグルはご当地メニューですね。相手チームにちなんだメニューは見かけなかったかなと。バックスタンド側スタグルコーナーの裏には陸上トラックなど巨大な芝生空間があり、ゆったり感がありました。うーむ、ノエスタを思い出しました。
正面入り口の方へ行ってみる。さすが「プライドオブ中四国」で、「香川県・岡山県・徳島県 観光PRブース」が並んでいました。第九交響曲と徳島の関係について書かれたボードに見入ってしまい、徳島県ブースにしばし滞在。徳島サポでもある職員さんといろいろ話し込んでしまいました。J1に上がって一番感動した事は、スタジアムにやってくるアウェーサポの数だとか。J2だったら300人くらいでもJ1サポはその4倍くらいやってくると。先日も横浜サポが千人も2千人もやってこられたとか。
総合受付を観ると、観た顔がありました。FSSの車いすボランティアの富氏です。リーダーのポジションで頑張っていました。この日はいつもと勝手が違ってボランティアもてんてこ舞いだったそうです。何か表情もいつもと違っている気がしました。
バックスタンド場外「カマタマーレ讃岐グッズ売場」横付近で、「広島県内での土砂災害に対する義援金募金活動」が実施され、讃岐の4人の選手も駆けつけたようですが、実際に行った時は箱のみあったので、浄財を入れさせていただきました。讃岐サポの服装で来た先着2,000名に「カマタマーレ讃岐 特製応援フラッグ」が進呈されたそうです。だから讃岐エリアであんなに旗がはためいていたのですね。
他に「カマタマ縁日」の他に、キックターゲットがあり、何と2名の選手が駆けつけて対決できたそうです。メインスタンド場外「グルメブース」付近には、「カマタマビアガーデン」もオープンしていました。前(JFL)に来た時は、試合後にもかかわらず選手がサインをしたのを思い出しますが、讃岐さんは選手との近さを感じますね。
あと、こちらでは「公共交通機関、自転車、バイクで来場して、瀬戸大橋ダービー限定缶バッチを貰おう!」という事で、アウェースタンドでもバッジが配布されていました。シャトルバス車内や駅構内、駐輪場で引換券が配布されていたようです。うーむ、欲しかったなぁ。
着席してふと後ろを見ると、山やん君を発見。どうやらビッグフラッグの運営メンバーの一人の様子。久しぶりに頭上をビッグフラッグが駆け抜けました。相変わらずデッカイです。試合開始前に冠スポンサーである㈱ビッグ・エスの代表挨拶とキックインセレモニーが行われました。ハーフタイム抽選会が行われました。惜しくも景品当たらず。岡山では夏夜祭だけのようですが、たぶんこちらは年中されているのでしょうね。インパクト満点の女性MCの声が耳に残っています。マイクの音量が大きいのか、MCさんの音量が大きいのか。タレント桃瀬さんとはちょっと趣が違いましたね。
試合の方ですが、前半に讃岐さんの縦パスを千明のクリアミスから、中林の右から先制点を決められてしまう。またしてもか・・・以前の対戦では0-0で前半を終えられたのに、今回は先制されたかと。主審に対するブーイングも激しかったですね。前半ロスタイムで押谷が決めて、何とかは1-1で前半を折り返す。後半は、後半は讃岐さんが守備を固め、攻めたい岡山はウーゴ投入です。ウーゴの印象は、走り方というか、コンディションはもう一つに見えました。その後、ゴール前の混戦から再び讃岐さんに逆転を許す。高さを狙った岡山は片山、久保を投入して空中戦を挑むが、讃岐さんにがっちり守られてそのまま1-2で終了。北九州のように堅守のチームに対する弱さが出た感じですね。とても21位のチームとは思えませんでした。
勝った讃岐さんは20位のヴェルディさんとの勝点差を7に近づけ、次の直接対決に期待を持つ。一方の岡山は、4位の北九州さんとの勝点が2点差に広がり、6位の大分さんには2点差に詰め寄られました。岡山は今後、磐田、松本と強豪との対戦が続きます。
今回、以前のJFL時代に来た時と比べて一番Jリーグを感じたのはオーロラヴィジョンですね。前の時は何色かの静止画でカラーではなかったのに、現在はすごいキレイなスクリーンヴィジョンになっていました。映し出された動画も、個性的で良かったです。
試合終了後、早々にスタジアムを後にしました。やっぱ香川は近いですね。あっという間に岡山に着きました。スタグルでうどんが食べられなかったので、途中のSAを期待しましたが、タイムアウトで残念。そのまま帰宅しました。皆さまお疲れ様でした。
某黄色いチームの公式HPを観ていたら、目新しいサービスが載っていました。うーむ、以前に「タッチャン」というサービスがあったが、どう違うのかなと思って調べてみると、同じメーカーでした。つまりタッチャンが進化した形なのかな。Jリーグ初のサービス内容という事で、抜粋して紹介。
J1柏では、㈱ipocaと提携し、Jリーグクラブ初となるO2O(オンライン・ツー・オフライン)アプリサービス「NEARLY」(以下ニアリ)を昨日30日(土)からスタート。このサービスは、ファン、サポーターや加盟店を利用する方が身近な施設や店舗のセール情報やお得な情報などを、画像で簡単に探して楽しむことができる無料のアプリサービス。
登録するとチームからの情報が配信されたり、また公式戦開催時にスタジアムで設置する専用の端末にチェックインするとニアリ上の仮想通貨ニアリコインが獲得できるスクラッチゲームにチャレンジできるとか。サービス提供開始を記念して、ニアリをダウンロードしたサポーターに、選手サイン入りグッズ等の豪華景品が当たる「レイソル×ニアリダウンロードキャンペーン」を実施予定。
【【O2O(オンライン・ツー・オフライン)アプリサービス「NEARLY」(ニアリ)』概要】
地域の消費者が身近な施設や店舗のセール情報やお得な情報などを、画像で簡単に探して楽しむことができるアプリサービス(http://www.ipoca.jp/nearly/about.html)。
2014年5月から新潟地域でスタートし、現在日本中の商業施設やチェーン店、個店などで注目。
・対応機種: iPhoneやAndroidスマートフォン
・対応OS: 【iPhone】iOS5.1以上/【Android】Android 2.3.3、4.0以上のスマートフォン(タブレット除く)
・価格: 無料
・その他: AppStoreやGooglePlayよりダウンロード可能
【㈱ipoca(イポカ)会社概要】(http://www.ipoca.jp/)
・代表者: 代表取締役社長 一之瀬 卓
・所在地: 東京都中央区銀座8-5-6 中島商事ビル5F
・受賞歴: 「IT Japan Award 2008」準グランプリ、第16回「KSPベンチャービジネススクール」優秀賞
・公的支援: 平成19年度第1回「商店街パワーアップ基金」対象事業、平成19年度第2回「事業化助成金」対象事業
黄色いチームといえば、期限付き移籍した新外国人選手が活躍しています。今年初めまでは「ダブルレアンドロ」でしたが、今は「ダブルドゥドゥ」です。さすがに同じ登録名にできないので、後に入団したドゥドゥは「エドゥアルド」という登録名になっています。2人の選手はこんな感じです。
【ドゥドゥ】
・氏名: ルイス・エドゥアルド・ドス・サントス・ゴンザガ
・身長・体重: 180cm・75kg
・生年月日: 1990年4月21日(24歳)
・出身地: ブラジル
・経歴: 11年バタタイス(ブラジル)-12年モジミリン(ブラジル)-13年リネンセ(ブラジル)-13年ブラガンチーノ(ブラジル)-
14年フィゲレンセ(ブラジル)
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012687.html
【エドゥアルド】
全所属のJ2栃木での登録名は「ドゥドゥ」でしたが、J1柏での登録名は「エドゥアルド」。
・氏名: カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ
・身長・体重: 186cm・77kg
・生年月日: 1993年4月27日(21歳)
・出身地: ブラジル
・経歴: 11年メトロポリアーノSP(ブラジル)-12年FCルステナウ(オーストリア)-13年オーストリア・ルステナウ(オーストリア)-
13年ガイナーレ鳥取-14年栃木SC
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012738.html
どうやら「エドゥアルド」という名前は、ブラジルでは「ドゥドゥ」という愛称になるようですね。いわゆる「ダブル」は前例が1年くらいしか続かなかったですが、今回のダブルはずっと続いて欲しいですね。そして、何と言っても選手チャントが面白いです。ドゥドゥは「アホの坂田」、エドゥアルドは踊りたくなる「音頭」です。日本一面白いサッカーブログである、みや長さんブログによると、考案されたのがみや長さんのようですが、本当に面白い。
中には「ふざけ過ぎ」という辛い意見を持つ方もおられるかもしれませんが、当ブログとしては、「即馴染む」効果で素晴らしいと思います。ドゥンピア(東村山音頭)からハングギョン(ハクション大魔王)などに続く面白チャント路線がありますが、いいと思いますよ。
そして、昨日のホーム甲府戦に何とアギーレ監督が来られたそうです。今回の日本代表にはどちらの選手も選出されていなかっただけに「えっ、どうして?」という印象。日刊スポーツには「アギーレ新監督、柏-甲戦視察でサポ称賛」として記事が載ってあり、「両チームとも見せ場があった。サポーターの姿も素晴らしい」などとコメントがあったとか。サポーターからは「アギ~レ」「アギちゃん」などと声が飛んで、左手を挙げてこたえていたそうです。「日本に来てから見た試合で、最もリズム感のある試合だった。将来のため、今後のためのメモを取った」と、先を見据えた視察で選手をチェックしたと報道されていましたね。「アギちゃん」いいですねー もちろん選手のチェックもあるでしょうが、ひょっとしたら、日立台や柏サポを楽しみに来ていたりして。エキセントリックか高山か(甲府さんかも)、次の代表発表が楽しみです。
話は変わり、今日アウェー讃岐を観ました。その模様は明日。