リスペクトコラムです。
当ブログで、「JクラブはJリーグ百年構想を目指すべき」「お手本は商業主義のMLS(アメリカ)ではなく、ヨーロッパ。特に観客動員数№1のドイツ」と言い続けてきました。その中で、最近のドイツ・ブンデスリーガに関するショッキングなコラムを見ました。フットボリスタの記事から。ドイツも商業主義の波の影響を受けており、ファン・サポーターに広がる不快感が広がり、その深層について述べられたものでした。
【ドイツサッカーの知られざる危機。過剰な商業化がもたらすファン離れ】
「一見すると、2017年の夏、ドイツサッカーは見事に花を咲かせている印象を与える。ドイツ代表はコンフェデレーションズカップにリザーブチームで優勝し、U-21チームも欧州選手権を制した。また、ブンデスリーガの観客動員数はレコードを更新。クラブは収入増を喜んでいる。
だが、目を眩まされてはいけない。なぜなら、ドイツサッカーはベースとなる層のファンから、徐々に離れつつあるからだ。ファンがチームの練習から締め出されることが多くなってきており、スタジアムの年間パスやレプリカユニフォームからビールやソーセージ、有料放送まですべての価格はどんどん値上がりしている。さらに、もうすぐCLは完全に有料放送でしか見られなくなってしまうのだ。」
〔怒りのブーイングに消えた国民的歌姫の歌声〕
「今年5月末のDFBポカール決勝後、ドイツのサッカー用語に新語が加わった。『ヘレーネ・フィッシャー化』というワードだ。」
(ドイツの音楽界最大のスターで歌謡曲の女王が、決勝戦のハーフタイムで歌を披露)
「彼女の歌声はオリンピアシュタディオンを包む怒りのブーイングの中に沈んでしまった。この一件は、ドイツサッカーに浸透しつつある大きな不快感が、最も強く表出した場面だった。DFBは現在、サッカーをヘレーネ・フィッシャー同様クリーンな娯楽商品にしようとしているのだ。人々がサッカーを愛するのは、それがまるで人生のようであるからだ。美しくてインテンシブであると同時に、計り知れなく計算不可能、不公平で、時にかなり退屈でもある。だからこそ誰もが繋がりを見つけられるのだが、その特徴の一部が今、失われる危機にある」
〔衝撃のアンケート結果〕
「1万7000人を対象にアンケート調査を行なったが、結果はショッキングなものだった。何と半数以上の人たちが、このまま商業化が進んでいけば自分はサッカーから離れていくだろう、と答えたのである。さらに80%の人たちが、「サッカー首脳陣にとってより重要なのはスポーツそのものではなく金であると思うか」という質問にイエスと答えている。」
「歯止めの利かない商業化は、ブンデスリーガをバイエルンにしか優勝できないコンペティションにした。それはDFBの首脳陣たちも問題視している。」
「タイトル争いにスリリングさが失われただけでなく、ドイツサッカーの成功の秘訣――スタジアムの特別な雰囲気、多くの立ち見席、いまだに比較的安いチケット、まだ払える程度のテレビ視聴料――までもが危険にさらされている。短期的に収益を増やそうとするリーグのたゆまぬ努力は、長期的に見るとサッカーの核を脅かすことになる。「ブンデスリーガはまやかしの世界となり、常連ファンを失う危険に向かっている」(『シュピーゲル』誌)。」
引用:フットボリスタ
驚きました。当ブログでは理想的なサッカー興業と思っていたのに、そんな状況になっているとは。ファン・サポーターがチームの練習から締め出されることが多くなり、年パスなどの応援グッズの値上がり、もうすぐCLは完全に有料放送でしか見られなくなってしまうって、すごい話です。ドイツはいつ頃こんな事になっていたのか。そのうちリーグ側とファン・サポーター側が衝突するだろうとありますが、かつて日本でもそれに近いシーンがありました。それは「2ステージ制騒動」。応援ボイコットまでは行きませんでしたが、サポーターへの締め付けが強くなったと実感した時期でした。村井チェアマンになり、騒動で終焉しました。練習からの締め出しや生観戦できなくなるという状況までは、日本では考えられませんが。
試合の両チームのファンたちが一緒になって「シャイスDFB! シャイスDFB!」(シャイス=クソ)と歌い、ドルトムントのサポーターは「DFBと戦う」というバナーを掲げているとは、すごい光景です。ドイツなのが信じられません。ドイツの歌姫をハーフタイムに歌わせるというのは、スーパーボウルのハーフタイムショーの真似だそうですが、アメリカに目を向けるべきではないと、当ブログでは改めて思いを強くしました。
放映権といえば、日本でもDAZNの意向でJリーグの平日(金曜)開催が今季からスタートしています。まあ、平日開催は昔からあった事で、金曜日以外にも昔の過密日程時代にはよく水曜日開催もありましたね。ところがドイツでは、平日開催として月曜日にあるとか。日本ではちょっとお目にかかった事はないですね。そんなコラムです。
【Jリーグは大丈夫?ドイツ1部の平日開催が浴びるファンの猛反発】
「土曜日の午後は、ブンデスリーガ・カルチャーの中で聖なる時間である。」
「15時30分に試合開始の笛が鳴ると、ドイツの大半の人々が希望と絶望、勝利の美酒と敗北の痛みの間を行き来する。」
「土曜日の儀式は、ブンデスリーガが生み出す魔法の大切な一部なのである。」
〔ついに半数以下に〕
「この魔法の午後は、もっとカネを稼ぎたいブンデスリーガの責任者たちにとってはあまり意味を持たないようだ。ゆえに間もなく、土曜日の15時半には半数以下の4試合しか行われず、新たに月曜の夜に1試合が開催されることになる。サポーターの中には愕然としている人たちもいれば、肩をすくめて離れて行く人たちもいる。近年の変化がいつも、同じことを目的としているからである。言わずもがな、さらなる収入を得ることに他ならない。『WAZ』紙が「ブンデスリーガは、ファンたちを呆れさせ、サッカー離れが始まらないよう気をつけなければならない」と警鐘を鳴らすが、それはもうとっくに始まっている。」
「一方ではブンデスリーガという商品を国際市場で魅力的にしたいというリーグとクラブの事情があり、他方にはファンの事情がある。仕事がある月曜日の夜ではアウェイの試合を観戦できなくなるばかりか、ホームゲームであっても多くのサポーターが公共交通機関で家に帰るのが難しくなる。さらに、翌日も仕事がある。シャルケのスタンドでは「お前たちの商品は俺たちの人生だ。月曜日の試合に反対」と書かれたバナーが掲げられていた。」
〔プロスポーツそのものの岐路〕
「ドイツサッカー連盟(DFB)は月曜開催試合の導入を、木曜日にELに出場するチームへの配慮だと説明しているが、最大の理由はマーケティングである。すべての試合を土曜15時半に開催してしまったら放映権収入は大幅に減額されるとして、DFBのラインハルト・グリンデル会長は「私たちは話をする必要がある。国際的な競争力を維持するべきか否かを」と問い、『チューリンガーアルゲマイネ新聞』は「プレミアリーグに遅れを取らないようにするためには、他の選択肢はない」と主張する。」
「昨季のブンデス1部の総観客動員数は、9季ぶりに1300万人を下回った。アンケートによると、若い人たちはブンデスリーガよりもアマチュアの試合を見に行くことを好み、ティーンエイジャーはスター選手たちにあまり興味を持っていないという。華やかさや国際舞台での成功よりも、自分もその一部として共有できる経験の方が大事なのである。「プロスポーツのビジネスモデルについて、再考する時期が訪れている。」
「今のブンデスリーガは、世界中のトップレベルのサッカーにはびこる貪欲というウィルスに冒されている。誰もが嘆くが、立ち向かうのは数少ないファンだけ。」
引用:フットボリスタ
日本の平日開催は今季から「フライデーナイトJリーグ」と銘打たれて始まっています。ただ、今節は金曜開催は無いし、まだ金曜開催が多いというレベルでは無いですね。totoの事もあり、日本でもJ1は土曜、J2は日曜という棲み分けになったと、かなり昔にJリーグ側から発表されたのを思い出しましたが、totoにそれほど影響が無いという事で、土日の分散開催にシフトしています。なので、日本ではまだそれほどの影響は無いように思えます。ただ、ドイツの様子を見ると、明日は我が身かもしれません。
この春から、Jリーグに新しい専務理事さんが就任し、こういうマーケット関係も担当されると思いますが、今回のドイツのようにファン・サポーターから敵視のような目で見られるリーグになる事のないようにお願いしたいです。前常務理事さんは一時期そういう存在になっていたのかもしれません。JリーグはJリーグ百年構想のもと、ファン・サポーターと近い距離感で、地域に根差す存在であり続けるべきだと思います。ブンデスリーガですが、大丈夫でしょう。すぐに関係改善されると信じています。今の商業主義から舵をきって、また世界のサッカーの名実ともに優等生に戻ってくれるでしょう。
留守録観戦レポです。
3月5日、中2日で7日にアルガルペカップがありました。今回も夜なべをする元気はなく、翌日試合結果を知り、留守録した映像を観ながら記事にするというパターンになりました。
【スエーデン戦】
7回対戦して4勝1分1敗。最近の対戦はアルガルペ杯ばかり。'15年は1-2で負けている相手。昨年のユーロ準優勝。この日は積極性が高かったです。岩淵選手は帰国して体重を少し絞ってキレが良くなったそうです。デンマークのプレスは余り強くないので、ボールロストが無く、回せます。オランダのような怖さが無いです。
長谷川選手のナイスなシュートは魂を込めたシュートでした。横山選手の動きも行きました。全員で得点を取ろうという意識のたまもので、勝利に向かってのプレーです。それにしても芝生の色が、じめっとした感じで何かヘンです。人工芝でもないようだし・・・ ヨーロッパに芝生はまた違うのかな。岩淵選手は運動量が落ちず、ロスタイムでPK獲得。なでしこジャパンの黄金時代は岩淵選手はまだひよっこのイメージでしたが、今や主力選手ですね。
【5位6位決定戦:カナダ戦】
相手のカナダはFIFAランク5位(日本9位)、W杯4位('03)、五輪2大会連続銅メダル('12・'16)。第1戦で大敗を期したオランダ(7位)とりランクは上と強いです。この日の解説は岩清水選手。説得力ありました。この日のスタメンには岩淵、中島、坂口、有吉、熊谷、鮫島と黄金時代のメンバーが多かったです。解説では初めから「フィニッシュの精度を高めなければいけない」と言われていました。カナダは当たりが強いです。中島選手が吹っ飛ばされていました。
でも、黄金時代に確かカナダW杯でカナダと対戦した時は、強さを感じませんでしたが、時代はすっかり変わってしまいました。4年ぶりの対戦。カナダの先制ゴールは、意表を突いたいいコースに決められました。前にハンドっぽいプレーになり、一瞬動きが止まったように見えました。やはりカナダはフィジカルが強い。早くで強いチーム。その中では熊谷選手はシンクレア選手に当たりで勝っていました。前半は時々日本がゴールに迫るシーンがありましたが、得点に至らず。
さて後半。ゴール前で長谷川選手で突っかけられて奪われ、熊谷選手が止めきれずに流し込まれて、ゴールに吸い込まれて失点。まさに不本意な失点、ミスが招いた失点。期待の若手、清水選手は負傷でおんぶされながら退場。ロスタイムにPKゲット。田中美南選手が蹴るが、クロスバーに嫌われて雲も無し。ここで試合終了。中継の中でW杯最終予選も兼ねたアジアカップの日程が出ました。
【アジアカップ2018日程】
・4月7日(土) :ベトナム戦
・4月10日(火):韓国戦
・4月13日(金):オーストラリア戦
ネットの戦評では、雨の影響で滑るピッチに苦しめられ、マンマークを敷くカナダにパスコースをふさがれ、やむなく前線へ大きく蹴り出す場面ばかり。球離れの悪さやリスク管理の甘さが原因となり、中盤でミスが相次ぐ。先制点を献上して相手が守備の意識を高めると、その傾向はさらに顕著に。岩渕選手は相手DFのマークに遭い、ボールに触れず。守備では、相手エースに対しては粘り強い対応を見せていた反面、集中力を欠いた一瞬の隙が命取りとなる結果に。許した2ゴールはいずれも軽率な判断から生まれたものであり、展開を考えれば非常にもったいない失点。前回大会と同様、6位でフィニッシュした日本でした。
結果的には今後に不安を残す内容でしたが、徐々に進歩している印象もあります。ただ、大事な本番(アジアカップ)がすぐ来ます。今回の教訓をいかに生かせて対応するかが勝負です。そうでないと、2大会連続W杯予選敗退という最悪の事態に陥ります。高倉監督を信じてついて行きましょう。
リスペクトコラムです。
今朝の山陽新聞朝刊に、Tリーグのチーム岡山(仮称)の小谷代表のインタビューが載っていました。地元メディアに具体的に情報が流れるの初めて。以下、引用して紹介。
【卓球Tリーグ参戦 「チーム岡山」準備着々】
-参入が発表されてから1ケ月がたった。
「当初は数年かけて準備するつもりだったが、昨年末にリーグ側から打診があり、(事態が)急展開した。チームの母体となる運営会社の設立やスポンサー集め、選手獲得など急ピッチで準備を進めている。
-チーム編成(選手は6人以上)の見通しは」
「2月のワールドカップや昨年「の世界選手権で活躍した2選手と近く契約する予定。他にも全日本選手権上位者で2020年東京五輪を狙う有望株や世界トップランカーの海外選手に声をかけている。監督とコーチを含めチームの規模は10人程度になりそうで、チーム名とあわせ、4月中には正式発表したい」
-地元企業などから支援を受ける市民クラブとして活動し、運営費は年間2億円が見込まれる。
「ジーンズブランドのボブソンホールディングス(岡山市)や銀行などの支援に加え、約10社から協賛について前向きな返答をいただいている。今後も営業努力を続け、一緒に支えてもらう仲間をさらに増やしていきたい。運営会社は今月中に法人登録する予定だ」
-目下の課題は。
「リーグが求める2000人規模の試合会場の確保だ。今季は岡山武道館(岡山市)をホーム戦のメイン会場に考えているが、館内の明るさなど気がかりな面はある。個人的には、選手との距離感が近い会場でプレーの迫力を味わってほしいと思っている」
-チーム運営の模範は。
「世界トップリーグのドイツ・ブンデスリーガがお手本。人口5000人ほどの村にも1部の強豪チームがあり、リーグ戦では小さな体育館がボランティアや応援で熱気にあふれ、まさに『おらが村のチーム』という雰囲気。サッカーのファジアーノ岡山、バレーボールの岡山シーガルズのように地元に愛されるチームにしていきたい」
引用:山陽新聞
という内容でした。この記事には他にもいろいろな情報が散りばめてありました。2020年以降に下部リーグ発足を目指す事、小谷代表は東大出身(木村社長と同じですね)で野村証券勤務歴あり。岡山の小学生は全国大会で優勝するなど、実力はあるが、男子は中学に受け皿が無く、県外に流出しているとか。既存のジュニアクラブとも連携していきたいとも。
リーグ側から打診があったのですね。契約予定の選手は、当ブログでも紹介したあの選手達なのか。チーム名もGW頃に発表されるそうですが、どんな名前なのでしょうか。会場は驚きました。ジップアリーナか浦安の体育館かと思っていましたが、まさかの岡山武道館。確かに古いし、照明が明るくない会場です。メインでなくても、時々総社市のきびじアリーナとかどうでしょう? 2005年に卓球・中国スーパーリーグの日本での初開催で、あの福原愛ちゃんが来た事があります。基本的に岡山市内のメイン開催で、時々倉敷や総社で開催しみるとか。県民クラブとして。
Tリーグ関連④(チーム岡山)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180302
〃 ③(チーム岡山)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180212
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180202
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170806
イベント参加レポです。
先日の日曜日、岡山県総合グラウンドで開催された「第2回おかやまスポーツフェスティバル」に参加してきました。最初にカレンダーを観た時、「ファジのホーム戦の日だから、今回は行けないかな」と思っていましたが、いろいろ情報を探ると、試合の前に立ち寄って欲しいという主催者側の思惑があったとか。確かにこの日は1万人近くの来場者がCスタにやって来るので、いい集客チャンスだったのかもしれません。
この日はちょうど、ファジの応援タペストリーの除幕式が奉還町であり、ちょうどいい時間帯になっていました。除幕式が終わったお昼前、さっそくジップアリーナに行ってみる。すると入り口付近でいきなり、県のK原副課長さんが出迎えてくれる。
まずはジップアリーナに入場。語る会メンバーでもある熊氏は、仕事関係のブースに立っているという事で、向かってみました。入口を入ってすぐに、一社)岡山県歯科医師会のブースがあり、熊氏が診断をやっていました。ちょっと挨拶して、2Fに上ってみる。1Fフロアを区分けして、それぞれの競技団体が出展していました。
手前ではファジのブースがあり、チアリーディングとして出展していました。オープニングでもパフォーマンスを披露したとか。この日の14時からの試合にはチアリーディング関係の姿は無かったですね。このフェスティバルに専念したのかな。このイベントでは、対象ブースで体験していくスタンプラリーで、抽選でファジアーノグッズが当たるそうです。中央にステージエリア(区切っただけ)があり、少林寺拳法が模範演技をしていました。
気になるブースへ行ってみました。まずはバスケ。3×3のプロチームがあるし、早く岡山にもBリーグクラブができて欲しいところですが、この日はトライフープ岡山の選手?が何人か来ていました。いつの日か、岡山のBリーグクラブの出店観たいですね。
そして、この秋Tリーグ開幕で、岡山でも「チーム岡山」として参戦する卓球ですが、どうやら今回は卓球協会として出展されている様子。他の競技団体は・・・・ボクシング、バドミントン、なぎなた、ホッケー、体操(トランポリン)、綱引、スポーツチャンバラ、ラグビー、スポーツ吹矢、レスリング、トライアスロン、ウエイトリフティング、クレー射撃、スナッグゴルフ、ボルダリング、スラックラインで、内容がよくわからないものもありましたが、長居せず。
12時からはステージエリアで、シーガルズのトークショーがありました。K原副課長がタイミング良く登場し、一緒に観ました。河本監督と、山口、丸山、宮下全日本3選手が登場。来場アナウンスが不足していたのか、ギャラリーの人数がもう少し欲しいところでしたが、こちらとしては距離が近くて良かったです。インタビューを聞いて、宮下選手は普段はかなりインドア派という事がわかりました。ぜひ、来年もやって欲しいです。他には、今回はスポーツ関係メーカーや、スポーツ相談関係のブースも目立っていた気がします。
1Fは土足禁止だったようですが、中途半端な告知なので、靴を履いて入っていたような人もいて、微妙な感覚でした。もっとはっきり周知した方がいいのではと。あとは・・・屋外ですが、昨年と余り変わらない印象でした。屋台村(グルメブース)も出ていましたが、隣のファジフーズには負けていたかな。野球場、南側テニスコートにも足を運びましたが、時間が悪かったのか去年ほどの賑わいじゃなかったように思えました。武道館にもと思いましたが、集合時間が近づいてきたのでスルーさせていただきました。
ちょっと気になったのは野球。この日は軟式野球の岡山ガス主催の教室が行われていました。倉敷オーシャンズや倉敷ピーチジャックスという立派なクラブチームがあるのに、姿を見えなくて残念でした。野球場でみんなで合同で何かすればいいのにと個人的に思いました。
ファジの試合が終わって、再びジップアリーナのそばに行ってみましたが、16時終了だったので、撤収されていたのかな。この日はプール競技の別会場として、児島マリンプールでも開催されたようですが、一度行ってみたいものです。
第2回おかやまスポーツフェスティバル公式HP:http://www.okayama-taikyo.or.jp/okasportsfv/
リスペクトコラムです。
先日のホーム開幕戦でJ2岡山の高卒ルーキー・阿部選手がプロ入り初得点を飾り、他のチームでも活躍しております。J2岡山では数年前までルーキーは大卒ばかりで、しかも学歴が高かった印象がありますが、ここ数年は高卒ルーキーも目にするようになってきました。そんな中、J1川崎では大卒ルーキーが多いと指摘しているコラムを見かけました。以下、引用して紹介。
【川崎に大卒生え抜き選手が多い理由。憲剛「うちには目利きのスカウトが」】
「2月10日に行われたゼロックス・スーパー杯のメンバー表には、前年のJ1王者・川崎フロンターレのカラーが色濃く出ていた。大卒で加入し、クラブ一筋の「生え抜き」がずらりとそろっていた。他のJ1クラブを見渡しても、試合メンバー表の前所属チーム欄に、大学名が数多く並ぶことはほとんどない。」
「先発メンバーの4人は、昨季、チームの主軸として初優勝に貢献した面々。もはや説明不要のタレントたちと言っていい。
中央大卒、16年目の中村憲剛。拓殖大卒、9年目の小林悠。筑波大卒、5年目の谷口彰悟。筑波大卒、4年目の車屋紳太郎。控えメンバーには、新人を含めた3人の名前があった。
順天堂大卒、3年目の長谷川竜也。愛知学院大卒、2年目の知念慶。流通経済大卒、1年目の守田英正。」
「大卒選手が主軸を担ってきたクラブの系譜を継ぐ者としても、向島スカウトは期待を寄せていた。大卒選手はほとんどのJクラブで即戦力として迎えられるものの、コンスタントに出場できるのはひと握り。ましてその先、「生え抜き」と呼ばれ、主軸となる人はさらに減る。
J1でも移籍で選手を多く集めるチームほど、出場機会をつかむのは難しく、すぐにJ2クラブへレンタル移籍するケースも珍しくない。その後レンタル元のチームに戻り、戦力となる選手はごく希と言ってもいいだろう。」
「『うちには目利きの(向島)建さん、(伊藤)宏樹さんといったスカウトがいるから。チームに合致する選手を取ってきていると思う。大卒はしっかりしている選手が多いし、クラブカラーにもマッチしている』 向島スカウトが新人選手を獲得する上で重要視するのは、人間性だという。
『プロだから試合に出られないこともある。そのとき、壁をいかに乗り越えるかが大事。自分をコントロールできないといけないし、自分で課題を見つけて、自分で努力できないといけない』
'97年のJFL時代(当時現役)から川崎Fの歴史を知る52歳はしみじみと話す。『苦労して、努力してはい上がるのもフロンターレっぽいかなと』
憲剛の背中を見て小林悠、さらに谷口、車屋。それを地で行くのが中村憲剛だ。」
「自分で言うのも変だけど、大卒の生え抜きの俺らが長くいるから、周囲もそういう見方をするんだろうね。きっと、今の学生から見るフロンターレ像も同じだと思う。だから、有望な大学生も来てくれる。先輩がいるのは、やっぱり大事。
俺も宏樹さん(現スカウト)の背中を見ていたから。このクラブで長くやりたいと思うもの。俺の背中を見て(小林)悠が、悠を見て(谷口)彰悟が、彰悟を見て(車屋)紳太郎って……。みんな先輩を見ている。生え抜きが、また次の生え抜きを生む。いまサイクルができている。これはクラブにとって、すごく大事なこと」
「こうして、大卒の生え抜きの系譜は継がれていくのかもしれない。」
引用:Number Web
という内容でした。少し前まではJ2岡山もそういう流れがあったように思います。その真骨頂がJリーグ初の東大出身選手の久木田選手。上の文章を読むと、岡山のフロント陣の考え方も同じだったのかなと思ったりもしましたが、真相はわかりません。
大卒の生え抜きルーキーが揃うのは「安定感」なのかな。「人間性を重視」と書いてしまうと、高卒ルーキーはどうなのという論調になるので、簡単には言えませんが、「経験」を重視するという点では、一般企業でも近いものがあるかもしれません。
ただ、プロサッカー選手はボールを蹴るのが仕事。まずはテクニックが先に問われるのも事実です。いくら頭が良くても、足元が下手くそであれば、チームが強くなれないのも事実。個人的な感想ですが、やはりそのクラブの方向性というか、どういうチームを作りたいかではないでしょうか。それには学歴は余り関係ないかも。川崎さんは、そういうクラブを作りたいと、スカウトさんが動いたから、コラムにあるようなチームが出来上がったのかと。
個人的に目を留めたのが、その「目利き」のスカウトの1人である、伊藤弘樹氏。現役引退後は、「ヒロキー」としてクラブのタレント的な仕事をされていました。最近名前を聞かなくなったなぁと思っていたら、スカウトをやっていたのですね。こうした「文化」も、そういうクラブづくりに関係しているのかもしれないと思ってみたり。とにかく川崎さんは、どんな角度から見ても、最先鋭のJクラブですね。
J1川崎関連:75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
生観戦レポです。
昨日、Cスタで開催されたファジのホーム(開幕)栃木戦の観戦に行ってきました。この日は、応援団・浅口のメンバーさんと、という事でしたが、長君からタペストリーの除幕式のお誘いを受けたので、現地集合となりました。10時からという事で、早めに電車に乗り、岡山駅西口からはNHKビルに新エンブレムの大型懸垂幕が登場です。10時前に奉還町商店街入り口付近に到着。語る会メンバーにも声をかけ、鈴氏がいました。同士の会メンバーでもある、N原社長もおられ、岡山プロスポーツ文化まちづくりサークルSCOP(旧おかやま百年構想)主催で式が進行され、商店街、チーム岡山の正副会長さん、クラブ側からもN谷マネージャー列席のもと、除幕されました。新しいタペストリーはデザイナーさんの手によるもので、地域色に溢れたいい感じに仕上がっていました。
その後、すぐに岡山県総合グラウンドに向かう。この日は実は、おかやまスポーツフェスティバルが開催されており、キックオフ14時、カルチャーホテル前に13時過ぎの集合という事で、その間の時間を過ごすのにピッタリでした。ファジアーノからも、オープニングの演技とともに、チアリーディング体験ブースが出展していましたね。その模様はまた後日。
腹が減ったという事で、今回のファジフーズメニューで「真吾&康太 ホットライン弁当」を買いに行ってみる。しかし、早くも売り切れでした。広島さんの選手コラボメニューに注目していた事もあって、「まぁ一度は食べておくか」とチェックしていました。残念に思うとともに、相手にちなんだメニューが目玉に置くよりも、やはりファン・サポーターの本当のニーズは、こういう部分ではないのかと再認識。
13時過ぎにメンバーさん達が合流。中健隊長を筆頭に全部で4名。他にシマカズ氏と年に何回かCスタに来る「水島のK課長」も。偉いさん達はチケットを買っていなかったという事で、当日券売場に並び、我々は席取りで先にAゲートに向かう。入場した後に、お誘いプロジェクトブースに連れて行くのを忘れたと気づくが、後のまつり。
入場して席をキープ後にコンコース付近へ行く。TEAM AS ONE募金箱君はチーム募金箱に姿を変え、一つの継続事業は終焉を迎えたのを知りました。前年ですが、2011年の震災発生時から6年間よく続けていただけました。復興支援事業は、クラブを上げて継続事業として頑張っている川崎さんなどJ1勢にお任せしましょう。
アウェー側に行き、いつもサイン会が行われている付近には「今シーズンより広場イベント等へ選手が参加いたします」と告知がありました。当然、知らないファン・サポーターが来る訳ですから、注意喚起大事です。
イベント情報です。
まずはファジステージ。この日はテレビせとうちの生中継があるという事で、実況の野村明弘氏と加地元選手がトークイベントを行いました。スタジアム前広場にはファジピスタのブースがあり、フェイスペイントを行っていました。AとFゲートで山陽新聞の社員さん達が応援紙面を配布されていました。芝生広場にファジ丸ふわふわ、サッカー検定がキッズパークに変わっていました。何となくスペースが小さくなりましたね。サイン会に替わって、お誘いプロジェクトブースに選手が登場していたようですが、残念タイミング合わず。こんなところですか。
今季開幕戦で、昨季と違った点です。エンブレムとロゴの変更に伴い、出展テントなどリニューアルされていました。バックスタンドでRSKの実況中継が流れていました。JRブースでICカードを提示したら、キーホルダーではなく、ミニタオルをもらいました。スタジアム正面に掲示された巨大横断幕の文字が「100年続くDNA」というものでした。記念撮影パネルはファジ丸のドット柄になっていましたが、個人的には微妙。
あと、オーロラビジョンのモニターですが、年季が入ってきたのか、ところどころのパーツがエラーになっていました。大勢に影響は無いですが、よく見たら細かいシミがあるような印象かな。
あと、バックスタンドの目の前ズラッとパイプいすが並んでいました。「ピッチサイドシート」(当日券:3,600円)ですが、あれはいいですね。まさに芝かぶり席で、この日もボールが飛び込んできていました。てっきりスポンサー向けの席と思っていたのですが、お金を払えば誰でも買える席。一度座ってみたいものですね。
試合ですが、最初は向こうは強いぞとみんな口にしていました。背も高く、外国人選手も元気がいい。岡山とは相性が悪いあの大黒選手が前線に張っている。J3昇格1年目のチームはどこも強かったとみんな思いこんでいました。が、結果は3-0の快勝でした。素人ながら思うに、勝因はプレーの精度の違いかなと。栃木さんはつなげながら、カウンターを仕掛けてきましたが、狙ってのものではないのかな。よく受け手とずれて、パスが続いていなかったです。岡山はプレーがつながる上に、上田選手のプレースキックなど、精度の高いプレーが栃木さんよりも多かったようですね。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「序盤から中盤での数的優位を生かしながらボールを支配し、ゲームの主導権を握る。前半15分に磐田から加入した上田の直接FKで先制すると、同24分にルーキーの阿部のプロ初得点でリードを広げて前半を終了。後半10分に3点目を奪って大勢を決めた後は、危なげなく試合を締めくくり、連勝を飾った。」
引用:スポーツナビ
【J2採点】
MAN OF THE MATCH:上田
一森:6.5、阿部:6.5、後藤:6、喜山:6.5、椋原:6、塚川:6.5、上田:6.5、三村:6、赤嶺:6.5、イ・ヨンジェ:6、伊藤:6.5
齊藤:6、長澤監督:6.5
【山陽新聞選定MVP】
上田選手:
鋭く曲がる直接FKで先制点を奪い、一気に流れを引き寄せた。性格なプレースキック、長短のパスで好機を演出し続けた。
今朝の山陽新聞朝刊の「上田一撃 勢い生む」というタイトルの記事の戦評です。
岡山は前半15分に上田選手の直接FKで先制。その後ゴール前の混戦を阿部選手が決め、後半にはCKから喜山選手が頭で押し込む。全得点につながったセットプレーは相手にとって大きな脅威だった。球際、セカンドボールの争いで上回り、相手2トップに仕事をさせなかった守備陣も安定感があった。
順位は何と2位です。得失点差も同じで、得点数が1点多いだけで、山口さんに首位を譲っています。次節勝てば最良で首位ですが、勝ち点数4で下に7チームが続いているため、もし負けたら2ケタ順位まで落ちる可能性があります。それにしても、プライドオブ中四国で首位争いっていいですね。讃岐さんも12位と中位に付けています。
ちなみに、この試合に五輪代表の森保監督が視察に来ていたようです。阿部選手、選出されたらいいですね。リオ五輪に続いて、東京五輪でも岡山所属の選手を応援できたらいいですね。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 上田選手 2位:阿部選手
雉人・F原氏: 上田選手。ファジのリズムをつくりだしていた!
okestu氏: 阿部選手。経験は否めないものの、基本的な守備はできていて、アグレッシブなプレーだったから。
issan: 上田選手。派手な動きがなくても、向きを変えるだけで簡単に相手をいなして、パスを出せる技術とセンスは凄いです。
雉楽・シンジ氏: 上田選手。見事なFCで、試合の流れを一気に岡山に持って来てくれました。
鈴氏: 上田選手。あの位置からのFKであの軌道は素晴らしい。持っている技術が違うと思いました。
シマカズ氏: 阿部選手。デビュー2戦目とはいえ、初ゴールを決め、無失点で守れたところですね。
応援団浅口・メグミさん: 阿部選手。開幕2試合共、堂々としたプレー。卒業式参加せず試合を選んだ、プロとしての気持ちが凄い!
リスペクトコラムです。
先日、Jリーグから、J2岡山及び中国地方のJクラブに関係する一つの発表がありました。サテライトリーグを数年前から試行錯誤しながら実施してきましたが、2018年はまた一味違う方式で開催するそうです。しかも、中国地方を中心に。
名称は「Jリーグ育成マッチデー」。将来有望な若手選手の強化・育成に寄与することを目的として、Jリーグ全クラブのうち参加を希望するクラブを対象に開催。今回の大会は、2016および2017Jサテライトリーグからレギュレーションを見直し、試合出場機会が少ないプロ登録1年目から5年目までの18歳から23歳の選手の試合出場時間や、公式戦に近い環境で開催された試合に対してポイントが付与され、その合計ポイントによって順位が決定されます。まずはJリーグからの公式発表です。
【2018Jリーグ育成マッチデー 大会概要】
「〇参加クラブ(6クラブ)
北海道コンサドーレ札幌(J1)、横浜FC(J2)、ガイナーレ鳥取(J3)、ファジアーノ岡山(J2)、サンフレッチェ広島(J1)、レノファ山口FC(J2)
※下線は2017Jサテライトリーグからの変更箇所
1. 大会方式
(1)試合時間 90 分(前後半各45分)
(2)競技成績による順位決定は行わず、ポイントルールにて順位決定を行う
ポイント付与基準/ ポイント付与ルールとポイント数
試合数と試合結果/ 1試合/1ポイント、 勝ち/1ポイント(負け、引き分け/0ポイント)
23歳以下選手の出場時間/ 23歳以下選手の年間出場時間を合計し、出場時間の多い上位5クラブにポイント付与
1位/5ポイント、2位/4ポイント、3位/3ポイント、4位/2ポイント、5位/1ポイント
試合環境(スタジアム開催等) /公式戦に近い環境(スタジアム使用等)での試合開催に1試合/ホームクラブに3ポイント
アウェイ遠征(遠征距離基準) /原則片道300km以上の遠征をしたビジタークラブに1ポイント
※合計ポイントにより順位を決定する
(3) 順位により「育成奨励金」をJリーグより支払う
順位 育成奨励金
1位 4,000,000円、2位 3,000,000円、3位 2,000,000円、4位 1,000,000円、5位 500,000円、6位 300,000円
※育成奨励金の配分対象となるには、1チーム当たり最低3試合の実施を要件とする
(4)ホーム&アウェイを原則としない(アウェイのみの参加可)
2.試合日程
日程確定後、改めてお知らせいたします。
トップチームの試合の前座/後座もしくはそれに類するスタジアムでの試合実施を推奨
3.出場可能選手
(1)トップチーム登録選手(2種トップ可、特別指定選手含む)
(2)「2種トップ不可」選手(同クラブの2種チームに所属し、トップチームへの出場資格を有しないが、事前にJリーグが登録承認した選手)および練習生
については、JFA登録が完了済で、個別にJリーグの承認を得た選手のみ合計最大6名の出場可能とする
4.ベンチ入りスタッフ、交代人数など
(1)エントリーは18名、交代選手は7名までとする
(2)外国籍選手は3名まで。ただし、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手は1名に限り追加エントリー可
(3)Jリーグが別途「Jリーグ提携国」として定める国の国籍を有する選手は外国籍選手として取り扱わない
5.警告の累積
クラブ間で自由に試合が設定されるマッチメイクの特性及びクラブ間の試合数が異なるため、累積警告による出場停止は適用しない
引用:Jリーグ公式HP
という内容でした。育成世代の強化のために絶対に必要なのに、過去の歴史を見ると、紆余曲折が続いている様子。2016年に再開される前はJ3にJリーグU-22選抜チームを編成して参加させましたが、思うように選手が集まらず、2016年からはクラブ単位で参加したが、怪我等で選手が集まらず、中止が多かったと聞いています。ここで過去のサテライトリーグの歴史を簡単に振り返っておきます。
・'09年まで
すべてのJリーグ加盟チームの参加が必須とされ、旧JFLに所属する準加盟チームも任意で参加。'99年にJ2ができると、J1クラブが参加必須、J2のクラブは任意参加で実施。練習試合と変わらない状況で真剣勝負の場になっていないと、存在意義が疑問視され、'09年で終了。
・地域ごとの育成リーグ
'10年頃から北海道、宮城県、関西、中四国、九州で実施されたが、'14年までにその大半が終了。
・'16-17年(カテゴリは当時のもの)
'16年は、J1仙台、J1鹿島、J1川崎、J1横浜、J1湘南、J1新潟、J1名古屋、J1神戸、J1広島が参加。24試合(各チーム5~7試合ずつ)が設定されたが、クラブ側の事情などでシーズン中盤以降で6試合が中止。
'17年は、J1仙台、J2湘南、J1清水、J1広島で開催され、10試合が設定。
歴史を見ると、今回のも含めると広島さんが一番育成について熱心である事がよくわかります。さすが育成の広島さん。大会も順位により賞金(育成奨励金)が出るし、練習試合で終わってしまう事はないですね。しかし、今季にあたって、J1からJ3で参加希望を募った結果がこの6クラブという事ですが、どうなんでしょうか。なぜ仙台さんや湘南さんは手を挙げなかったのでしょうか。そこが一番気になります。
実はこのサテライトリーグとは別に、もう一つの育成チームが存在しています。それはJ3に参戦している、各JクラブのU-23チームです。セレッソさん、FC東京さん、ガンバさんのU-23チームです。サテライトリーグより費用がかかるので、いわゆる3つのメガクラブが参戦した格好になったのかな。
地元岡山は元々こういう事は積極的でした。その昔にはファジアーノネクストを組織し、中国リーグからJFLまで参戦しており、J3にU-23チームが参戦する時も確か候補クラブで名前が挙がっていたのを報道で観た事があります。
今回の「2018 Jリーグ育成マッチデー」はDAZN資金もあったのかな。で、地元岡山ではどういう選手が出場する事になるのでしょうか。出場機会が無い選手や若手になるのでしょうが、例えば金山選手など控えGKにはいい実戦経験ですね。まあ、近場でTMを組んでいくところに、賞金的なものがつく大会化して良かったのではないでしょうか。概要を見ると、トップチームの試合の前座や後座に組まれるケースもあるようで、昔ダブルヘッダーで実施していたJFL時代を思い出しますね。そのうちにホーム戦とダブルヘッダーで組まれる事もあるかもしれません。
Jクラブセカンドチーム関連⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170225
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160211
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151216
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151119
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151112
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151007
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150911
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121124
話は変わり今日、Cスタでファジのホーム開幕戦、栃木戦がありました。その模様は明日。
リスペクトコラムです。
ビックリしたニュースでした。新たにJ2岡山の運営会社に新たに取締役が2人増えたという21日のニュースの後に、木村社長の退任報道です。一連の報道も観たし、記者会見も観ました。確かにクラブとしてはダメージかもしれませんが、もう決まった事。前を向くしかなく、新しい経営価値観のもと、きっと結果オーライになると信じて支援していきましょう。まずは28日の山陽新聞のニュースを抜粋。
【木村代表 J専務理事に】
Jリーグは27日、理事会でJ2岡山の木村代表が空席だった専務理事に就任する事を承認。任期は3月27日の社員総会で正式決定されてから2年間。代表後任には鈴木GM、新設の社長には北川ホームタウン推進部長を充て、現場と経営面責任者を分けた体制。
№3であるJリーグ専務理事は常勤役員でJクラブの代表を兼務できないため、木村氏はJ2岡山の代表を3月26日で退く。Jリーグでは事業面を担当し、海外での放映権管理やグッズ販路の拡大、Jクラブへの運営アドバイスを行う。
【ファジは大丈夫 退任の木村代表ら会見】
-クラブを離れる今の気持ちは。
木:「2月上旬に専務理事の話をいただいた時は当惑が大きく、本音は1年待っていただきたかった。複雑な思い。ただ、クラブの成長を考えた時、自分が経営者でいるのが正しいのかどうか。7年目くらいから自問自答するようになった」
-クラブの新代表や新設ポストの社長の役割分担は。
木:「人、モノ、金の一番重要な最終意思決定権者は鈴木になる。GMでもあり、統括するチームを離れるんは時間的に難しい。よってステークホルダーや地域の方々を回るのは社内的にナンバー2の北川が担う。(経営面の)チェックを担当するのが森、吉田になる」
「今年は集大成の年と位置付けていた。クラブから離れなければならないため気持ちの整理がつかなった」という中で熟考し、専務理事が空席で「チェアマンの苦悩も感じていた」と決断理由を説明。
数年で交代するケースが大半というJクラブの代表。既に一番の古株だった木村代表が、いずれ退任することは避けられないことだった。木村体制でも成し遂げられなかったJ1昇格、そしてさらなる発展へ、バトンを受け継ぐ新経営陣の手腕はもちろん、問われるのは県民の姿勢。
【ファジ代表退任の経緯 率直に語る 木村正明氏が記者会見】
「専務理事就任については、2月中旬ごろ、Jリーグの村井満チェアマンから直球で打診があったと語り、「チェアマンに迫力があった。『NO』を言えないのは分かっていたが、あまりにも唐突だった。就任すればクラブを離れないといけないため、短い時間で自分の中で整理がつけられなかった」と明かしました。7年前から代表とは違う立場でチームに関わることも考え始めていたとも話し、「今年を集大成の年にするつもりだった。そのため動揺、当惑が大きかった」と心情を吐露しました。
今回の人事は「1年前から準備ができていたわけではないので、シーズン後改めて考えてもらいたい」と話しました。鈴木徳彦ゼネラルマネジャー(GM)が後任の代表に就くことは、「選手らの信任が厚い鈴木GMが、チームの動揺を防ぐベストな人事」と説明しました。」
「不安を感じるサポーターに向けては「クラブはこのあとも大丈夫。できれば、今まで以上の声援・支援をお願いしたい。必ず岡山に戻ってきます。そのときはJ1の舞台、満員のスタジアムで盛り上がる岡山に帰りたい」と呼び掛け、「(専務理事として得た)人脈や経験は岡山に還元できる。1回(チームを)出ることは、ファジにプラスになる」と語りました。」
引用:山陽新聞
こんな感じでした。7年目くらいから社長に留まるべきか悩んでいたのですね。それならば、何年か後にクラブに帰って来られても、もうナンバー1には就かれないかもしれません。代表後任の鈴木GMですが、当ブログでは選手等による貢献面で評価が高い方、個人的に期待しています。同じく当ブログで評価が高い村井チェアマンも、今回の話の打診でNOを言えない迫力という事で、改めて、リーグ側との力のバランスを再認識しました。組織として上部団体の望ましい姿なのかもしれません。
以前に、Vリーグの長すぎる監督というテーマで記事を書いた時に、「ん?そう言えばJクラブ社長は?」と思いましたが、市民クラブの社長として長く務めている人が何人が浮かんで、そこで前に進まなかった経緯があります。任期が短いJクラブ社長は、親会社からの「天下り」という傾向もあると思っていましたが、まさか木村社長が最長とは。
また、筆頭株主から降りるとありましたが、いいんじゃないでしょうか。以前の記事で公式HPで株主名簿掲載の有無を紹介していますが、公開しているJ1主要クラブを見てみると、個人オーナーが筆頭株主という事例は見られず。経営面でも幅広い支援を受けるという点では、J1にふさわしいクラブになるために必要な道であると個人的に認識しております。
少し前に常務理事が空席となった事もあり、村井チェアマンが苦悩されていたのを気遣っていた木村社長も優しいですね。Jリーグ専務理事について、ちょっと調べてみました。
【Jリーグ歴代専務理事】※間違っていたらご指摘下さい。
・木之本興三氏 在任期間(5年):1998年(49歳)~2003年 / 2004年から㈱エス・シー・エス社長、フクダ電子アリーナ名誉会長に就任
・鬼武健二氏 在任期間(2年):2004年(64歳)~2006年 / 2006年からチェアマン就任
・犬飼基昭氏 在任期間(2年):2006年(63歳)~2008年 / 2008年から日本サッカー協会会長就任
・中野幸夫氏 在任期間(8年):2009年(53歳)~2016年 / 2017年1月から再びアルビレックス新潟社長に就任
蒼々たる顔ぶれですね。うち、中野社長は当ブログで尊敬するJクラブ社長の1人です。これを見ると、専務理事退任後は、更にサッカー関係の要職に進むパターンと、地元に帰るパターンがあった様子。就任年齢を見ると、要職に進まれた鬼武さん、犬飼さんは60代。地元に帰られた木之本さん、中野さんは木村社長と年齢が近いという事か。今回はたぶん1期(2年)でという事にはならず、何期か務められるのではないかと思います。
また、中野さんの場合は、新潟さんがJ2降格などクラブとして停滞期に入った事も、クラブ社長に再び就かれた事に影響があったのかなとも。個人的には、例えば将来的にJ2岡山のナンバー1に戻るとしたら、それはクラブの危機の時かと思ってみたり。会見で何か違う形でクラブへ貢献する事を考えていた、J1に上がっておいて欲しいと言われていましたが、何か違う形での支援が本望なのかもしれません。
あと、岡山バカうんぬんがありましたが、究極の「岡山」的な支援は、知事や市長なのかもしれません。専スタ構想もあり、ひょっとしたら行政側からの支援もいいかもと思ってみたり。フットボールチャンネルでは、村井チェアマンのヘッドハントという論調になっています。また、クラブから記者会見の全文が掲載されました。これはいいですね。リスペクトできました。今までの記事に無かった情報を引用して紹介します。
【J2岡山の敏腕社長がJ専務理事に。仰天人事から見える村井チェアマンの青写真】
「いわばヘッドハンティングと言っていい木村氏のJリーグ専務理事就任は、村井チェアマンの強い希望に導かれて実現した。先月30日にチェアマンとしての続投が決まり、3期目へ向けた執行部のメンバーの人選に着手したなかで、真っ先に木村氏へ連絡を入れた。2月に入ってからのことだった。
『ぜひとも彼に来てほしいという思いがあったので、私が「お願いします」と言ったら、最初は「エッ」とかなり驚かれたような感じでした。それでも、すぐに『少し時間をください。明日のお昼まで』と言ったんですね。普通ならば1、2週間後とするところを、集中的に考えてくれました。
ただ、どうしても丁寧に対応しなければいけない顧客がいる、ということで数日間動かれていましたが、私自身も木村さんが首を縦に振るまでは動かない、というほどの強い気持ちでしたので。そこを感じていただき、想像するに非常に早い意思決定をしていただいたと感謝しています』」
「リクルートの執行役員を務めていた2008年に、Jリーグの理事に就任した村井氏。そのときから、JFLを戦っていたファジアーノ、そして運営会社の代表取締役として陣頭指揮を執る木村氏が気になる存在だったのだろう。第5代チェアマンに就任した2014年1月に、木村氏もJリーグ理事に就任している。」
「『中野さんが専務理事を退任された後は、いわゆるクラブを経営した手腕や豊富な経験をもつ方が、Jリーグのボードのなかに常勤ではいなかったので』 加えて、複数の女性職員に対してパワーハラスメント及びセクシャルハラスメントを繰り返していたとして、常務理事だった中西大介氏が辞任した昨年6月以降は、マーケティングや事業という領域に対して見識をもつ人材も欠いていた。顧客を対象とした『B to C』だけでなく、企業間取引である『B to B』のノウハウにも長けた理想の人材が木村氏だったと村井チェアマンは言葉に力を込めた。」
引用:フットボールチャンネル
【クラブでの記者会見(ピックアップ)】
・私も村井チェアマンが着任されてから4年間クラブ理事を務めさせていただいており、専務理事が1年間空白であること、常務理事が半年間空白であることに心配はしていた。
・3年でJリーグ入り、7年で活動拠点、10年で平均入場者数1万人、15年でサッカー専用スタジアム、20年ですべてのスポーツのスクール、30年ですべてのスポーツスクールの無料化。
・今回自分が12年引き受けて思ったのは、まずJリーグ54クラブのクラブ代表で8割の方が2年で退任される。9割5分に近い方が3年で退任され、気が付けば12年も務めている私は一番長くなっていた。
・どこかのタイミングで経営者からは一旦引くことを考えていた。経営は後継者に任せ、長期的にコミットが必要な部分、スタジアムかもしれないし、より強い財務基盤の確立のために将来クラブにスポンサーできる ような会社を設立することかもしれないし、理念遂行のための幼児教育かもしれないし、違う立場で自分が関わっていくことをずっと考えていた。タイミング的には代表取締役から会長、またはオーナーに退くタイミングというのは、今年の末くらいで一旦は考えていたが、自分が代表を降りてすぐの体制に関しては相当前から考えていて、
・(岡山に帰ってくるビジョンは?)経営は現場の皆さんがしっかりやってくれると思うしやらないといけないので、その時点でファジアーノが最も弱いところをサポートしたい。それは財務基盤なのか、フットボールスタジアムなのか、育成なのか、その時にならないとわからないが、いずれにせよクラブは1人の力では何もできず力が合わさって強く育っていくので、自分が戻ってくるタイミングで判断してサポートしたい。
新しい経営体制になるにあたり、個人的には1/1の記事に書いてある事を実現して欲しいです。ここ数年は1月1日に個人的な思いを綴っています。今まで木村体制でできなかった事を、鈴木新代表を中心とする新体制でぜひ進めて欲しいです。更にどういう形は別として、将来的に木村社長が帰ってこられるならば、Jリーグへ行かれて、ぜひ更に「Jリーグ百年構想」を学んできて欲しいです。サッカーだけでなく、異競技との交流・連携をどうしたらいいのか、「(特定の地域での)地域密着」ではなく、県民クラブとして更に広く地域に根を張るためにはどうしたらいいのかなど。また、くれぐれも前常務理事さんのようにアメリカに目を向けるのではなく、ヨーロッパを見て欲しいなぁ。生意気な論調になりましたが、あくまで個人的な妄想、空想なので気にしないで下さい。
ふと、木村社長と初めて会った時の事を思い出しました。2005年か2006年の初め。一木会関係だったかの会合で名刺をいただき、東京に行った時に連絡を入れさせていただき、ちょっとご飯を食べた覚えがあります。あの時と比べたらすっかり変わられたかな。さて、明日ホーム開幕戦です。今季からの新しい「選手のイベント参加」ですが、早くも鈴木GMのカラーが出てきたのかなと勝手に思っております。
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/p1473053671.html
Jリーグ公式HP該当ページ:https://www.jleague.jp/release/post-52692/
TV観戦レポです。
2月28日の深夜に夜更かしして生書き込みも考えたのですが、リスクと戦力を考えて夜更かしを断念。結果も翌朝知りましたが、2-6の惨敗という事で、寝ちゃって正解だったなと。2試合分一挙にいきます。まずは第1戦で、留守録観戦書き込みでした。
【第1戦:オランダ戦】
アルガルペカップです。毎年この時期に開催される風物詩ですね。中1日の強行スケジュールで、今まで日本は余り成績が良くない。どちらかといえば若手など新戦力の抜擢の場です。また、佐々木監督時代に、何ども新戦力の突き上げを期待したが、残念な結果が続き、世代交代ができなかった大会でもあります。実は結果はもう知ってます。惨敗です。
グループCで、オランダ、デンマーク、アイスランドの3チームと同組です。まずはオランダ戦です。FIFAランク7位。W杯は最高16強(2015)。去年の5位決定戦で負けた相手で、その後アウェーで親善試合では1-0で勝っています。去年のユーロの優勝チーム。解説では大野さん登場。お元気そうで何より。一方の日本はFIFAランク9位(落ちましたねぇ)。過去の成績はW杯優勝(2011)、五輪銀メダル(2012)、アルガルペ杯準優勝(2012、2014)と完全に格上でした。
今回のなでしこジャパンには欧州組も合流できており、前回の国内組中心のチームよりも強いはずなのですが、今イチだったですね。そして、W杯予選を兼ねたアジアカップですが、日程はまず4月に3試合あり、4/7(土):ベトナム戦、4/10(火):韓国戦、4/13(金):オーストラリア戦となります。黄金時代であれば、あっさり撃破できる相手ばかり。遅咲きという29歳の櫨まどか選手にも注目したいと思います。それにしても失点シーンを見ましたが、体格に勝るオランダの選手が小柄の日本の選手を吹っ飛ばすシーンがあり、黄金時代は巧みにテクニックで、すり抜けていましたが、今のなでしこ選手にはそこまでの技術が足りないように見えます。オランダでこういう状態だったら、世界の強豪のドイツやアメリカにはどうなってしまうのかと無性に不安に駆られます。
結果は2-6の完敗。オランダは特にシュートの精度が良かったですね。遠くからのボレーシュートで、しっかりと枠をとらえていました。また、不用意なプレー、ミスキックも敗因です。まるで黄金時代の日本がアジアの格下国と戦っているような展開。とにかく、技術の低さが目に留まります。ただ、鮫島選手や中島選手など、W杯優勝組のプレーはやはり光るものがあったと思います。
【第2戦:スウェーデン戦】
ネットの情報では、日本だけでなくアメリカやドイツも凋落気味であるかとか。女子のユーロでも優勝がオランダ、準優勝がスエーデンだったとか。今は夜更かしします。生書き込みです。今日のスタメンを10人替えてきました。ボランチに猶本さんの名前もあります。今日の相手はFIFAランク18位。キックオフ。
アイスランドの先発のうち、5人が10代。立ち上がり、積極的に攻める姿勢があります。アイスランドのプレスが弱い面もありますが、今日の日本はしっかり攻めています。今日も風が強く、お互いやりにくそうです。前半15分、サイドから入れて、菅沢選手が抜け出して、GKと1対1で足元で押し込みました。★★★日本ゴォール!!! 菅沢ゴール!★★★ 1ー0。
今日は前線にはある程度の自由が与えられているそうです。今日のGKは山下選手。そういえば、佐々木監督時代に何度か観た、千葉の長身GK、山根選手は観なくなりましたね。調べてみると、去年千葉を退団し、今季はスペインでプレーしているそうです。
ボール保持率も今日は高いです。こう言っては何ですが、アイスランドはオランダと比べたら格下ですね。雨が降り出したそうです。雨脚は横殴りで、ちょっと強い。雨の音が中継から聞こえてきます。段々台風のようになってきました。ここで前半終了。
後半スタート。交代は無し。雨は止んだようです。しばらくして菅沢、増矢選手に替わって、長谷川、大矢選手を投入。日本はだいぶ奥まで入って攻撃できるようになってきました。そして、隅田選手に替わって中島選手投入。中島選手は左右、真ん中もこなせるというマルチプレーヤー。交代はDFラインはいじっていません。CKでアイスランドにやられました。ゴール前の密集からシュートを打たれる。日本痛恨の失点・・・ 1-1。
横山選手に替わって田中美選手投入。去年はこのアイスランドに勝っていますが、このままだとドローになります。アイスランドは自陣から前に出ようとしません。点を取りに行く気がないのか。
後半40分、CKから競り合って、宇津木選手が押し込む。★★★日本ゴォール!!! 菅沢ゴール!★★★ 2ー0。今日の試合は、前のオランダ戦よりは良かったという内容でしたね。相手は格下ですから。ここでホイッスル。今日は勝てました。
リスペクトコラムです。
今秋開幕を迎え、地元岡山からも参戦するチームがあるTリーグですが、その「チーム岡山(仮名)」絡みで、ちょっと目に留めるニュースが流れました。以下、引用して紹介。
【卓球W杯で活躍の上田仁がプロ宣言 Tリーグ参戦に向け実業団から転身】
「卓球男子ナショナルチームの上田仁(うえだじん)が2月28日付で所属実業団の協和発酵キリンを退職し、プロ卓球選手となることが分かった。上田は2月のITTF世界ランキングでは27位で、昨年は全日本社会人選手権3連覇に加え、ジャパントップ12では水谷隼を破って優勝している実力者。ダブルスのスペシャリストとしても知られ、昨年もワールドツアー3大会(タイオープン・ペア松平賢二、ブルガリアオープン・ペア吉村真晴、オーストリアオープン・ペア丹羽孝希)で優勝している。25日まで開催されたITTFチームワールドカップでもダブルスとシングルスで7戦6勝。特に準決勝ラストのシングルスではゲームオール6-10と追い込まれた場面からの大逆転勝利で銀メダル獲得の立役者となった。」
「上田は3月から卓球動画サービスを展開する株式会社シェークハンズ所属となり、ITTFプロツアー参戦による世界ランキング向上と10月開幕予定のTリーグへの参戦を目指す。株式会社シェークハンズ代表の小谷彰彦氏はTリーグの「チーム岡山(仮称)」球団社長への就任が予定されており、上田も森薗政崇(明治大学・世界ランキング48位)らとともにチーム岡山に参画予定だ。」
引用:Rallys
ビックリしました。こんなに早く新チームの情報が入るなんてと。チーム岡山については、ボブソンが資本参加する事以外何も情報が無かったので、少しイメージが出てきましたね。㈱シェークハンズという会社が実質オーナー会社になるという事ですか。前の記事で森薗選手の参画ばなしを紹介しましたが、より真実味を帯びてきました。チーム岡山は、男子リーグで、2人のイケメン選手に引っ張ってもらえそうです。今現在で調べてわかった情報を列記します。
【㈱シェークハンズ】
2013年11月創業で、オンライン卓球教室(卓球レッスン動画)を手掛ける会社。レッスン動画はわかりやすく解説され、プロコーチへ質問も可能。実際に東京の水道橋に卓球教室クラブを経営し、直接教わることも可能。早いもので一昨年4月に有料配信をウェブ上で始めて2年を越えました。また同10月からは、実際に卓球の練習や試合をするスタジオ兼卓球場を開設し、2017年世界選手権ダブルス銀メダルの森薗政崇選手、全日本準優勝の吉村和弘選手と専属契約。
㈱シェークハンズ公式HP:https://www.shands.jp/
【上田仁選手】
卓球の名門・青森山田学園高出身。高校時代には全日本選手権ジュニアの部で2連覇し、'09年の世界卓球選手権横浜大会にも出場。青森大を経て、日本実業団リーグの強豪・協和発酵キリン入社。
〔成績:国内大会〕
全日本選手権ジュニアの部 シングルス優勝('07、'08年度)、2008年インターハイ シングルス準優勝('08年)、ダブルス優勝('09年)、全日本学生選抜優勝('10年)、全日本学生選手権シングルス優勝('12年)、2013年全日本選手権シングルス3位('13年)、第24回日本卓球リーグ・ビッグトーナメント浦安大会準優勝、全日本社会人選手権 シングルス・ダブルス優勝('15年、'16年)、日本卓球リーグ選手権大会シングルス準優勝・ダブルス優勝('17年)、全日本社会人選手権シングルス優勝('17年)、全日本選手権ダブルス準優勝('17年)
〔成績:海外大会〕
2007世界ジュニア選手権ダブルス準優勝('07年)、2009ITTFジュニアサーキットファイナルシングルス優勝('09年)、2013ITTFジャパンオープン荻村杯ダブルス優勝('13年)、2016ITTFスウェーデンオープンダブルス3位('16年)、ITTFチャレンジ・タイオープンシングルス・ダブルス優勝・ITTF中国オープンダブルス優勝・ITTFプラチナ・オーストラリアオープンダブルス3位・ITTFブルガリアオープンダブルス優勝・ITTFチェコオープンダブルス準優勝・ITTFプラチナ・オーストリアオープンダブルス優勝・ITTFグランドファイナルダブルス3位('17年)
【卓球・上田仁、協和発酵キリン退社認めた「自分の人生かける」チーム岡山「視野」】
卓球のW杯団体戦でいずれも銀メダルを獲得した男女日本代表が27日、英ロンドンから帰国。準決勝の韓国戦で大逆転勝ちに貢献した上田仁(26)は、所属の協和発酵キリンを退社することを認めた。「安定を求めて実業団を選んだが、自分の人生をかけようと思った」。
「10月に開幕するTリーグの「チーム岡山」が獲得に乗り出していることは「視野には入れている」と話した。昨年から本格的に国際大会を転戦し、世界トップや東京五輪を目指す思いが芽生えた。」
引用:スポーツ報知
上田仁公式ツイッター:https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E4%BB%81?lang=ja
公社)日本卓球協会選手紹介ページ:http://www.jtta.or.jp/player/tabid/115/pdid/110/Default.aspx
協和発酵キリン男子卓球部選手紹介ページ:http://www.kyowa-kirin.co.jp/takkyu/team/ueda.html
今回、チーム岡山の概要が少し垣間見えてきましたね。岡山市を本拠地とするチームとして。TVニュースでは、岡山市長がチーム岡山の支援を表明したそうですが、やはり、岡山市がホームタウンなんですね。岡山市でジップアリーナを使用すれば、そのうちに施設利用の競争が激しくなるのではと、そんな心配をしてみたり。世界ランキング27位の上田選手は現在の安定した社員選手生活を捨てて、世界で戦うために、チーム岡山に入団するとありますが、まさにプロ化ですね、しかも岡山で。何か岡山では無いような話です。
気になるのが、運営会社。資本は地元ですが、経営者は県外(東京)なんですね。まあ、卓球というスポーツのプロ化で、高望みなのかもしれませんがと書いていたら、チーム岡山運営会社社長に就任する㈱シェークハンズの小谷社長が、実は倉敷市(児島)出身である事がわかりました。だから、ボブソンなのかなと思ってみたり。とにかく、地元出身の経営者で良かった。個人的にはもう少し「倉敷色」を出して欲しいですが。今日のところの情報はこんなところです。
小谷社長公式FBページ:https://www.facebook.com/akihiko.kotani
Tリーグ関連③(チーム岡山)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180212
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180202
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170806