CLASS3103 三十三組

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夏の台湾北海岸を行く 08 石門金剛宮に入る

2018-10-05 21:30:34 | 夏の台湾北海岸を行く(2018)
野柳から863番のバスに乗って40分ほど冨基漁港の停留所で降ります


漁港のモニュメント
バス停から、実際の漁港や市場へは遠いので
ここで何がということもないのだけども
結婚写真を撮るためのカップルが何組か撮影をしていました
そういうステキな場所である

が、こちとら年老いた父親との二人旅
結婚なんざ、この適齢期を過ぎた息子(私)には関係がない
というわけで目指すのは珍奇な場所に決まっているのである


早速に案内看板を見つけてそちらへと向かう
バス停から歩いて10分かからないところにあるんだが、
この看板が手前の道を指してるのか、奥の道をさしているのか
いまいちわかりづらいのが難点なんだが、ともかく手前のほうを移動し


たどり着いたのがここ、石門金剛宮であります
道教系のお寺さんであります、日本でもマイナーメジャーな扱いになってるんだそうで、
ガイドさんに日本語ができる人もいたりで、なかなか楽しかった
ともあれ、写真としてはまだ進入前なのでとりあえず入り口までのことを


大きなおしし、これに限らず、ともかく大きな神像が山ほど出てくる


駐車場には斉天大聖がいる、
西遊記を先日読み終えていたので、なかなか感慨深いものがありました
道教の寺院にこれがいるというのがステキだと思うのである
あれは、道教的でもあるが仏教のお話でありますからな
と、そんな偉そうなことを思いながらも、悟浄と悟能は見かけないのが
ちょっと残念ではあります


そしてこれが入り口、急にバリというか東南アジア感が強まる
ヴィシュヌか、ハヌマーンかわからんが
女神転生っぽい感じが好きすぎると思うところ
このお寺さんは、道教、仏教、そしてバラモン教の寺院をかねているんだそうで
ごったまぜにあれこれ神様や仏様がいるのでありました


内部には、中華的な比較的新しい壁画があると思うと


門番と見まがうように、まずは千手観音とどこでも見かける
関羽っぽい神将にお出迎えされるのであります


この千手観音が凄い精巧というか、銅像だったか
材質を触ってこなかったのが残念なんだが、素晴らしいできばえというか
動きだしそうな印象を受けるほど見事だったのでありました
これも、見た感じ新しそうだったので寄進があったのか
日本人がいっぱいくるから儲かってるのか
そのあたりはわからんが興奮して見守ったのであります

そして、長い回廊をわたって入り口に向かっていくのである
そう、まだお寺に入っていないんだこれで

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