予告で見てて、面白そうだなと思いつつも、
見ることないかしらと過ごしていたんだが
原作が伊坂幸太郎のマリアビートルだと聞いて、がぜん興味がわいて見てきたのでありました
色々と説明は省いて、
ある殺し屋稼業の男が、ちょっとした休暇明けの仕事として
ブリーフケースを盗む事案を請け負ったと
そういうお話でありまして、
そのブリーフケースをめぐって、いくつかの殺し屋が鉢合わせて、
めちゃくちゃになっていくというバイオレンスアクションコメディ
そんな塩梅でありました
確かに面白かったし、ああ、そういやこんな話だったなと
原作のことを思い出しながら楽しんだのでありますが、
世間で、凄いハシャがれているニセ日本感の良さとかが、
個人的には、そこまではまらなかったけども
あんな新幹線ねーよというスタートから、
意外と真面目に、東京、品川、静岡(なぜだ)、名古屋、米原、京都と進んでいくのが面白くて
その土地土地で、特に違和感なくヤクザや、ヤクザや、ヤクザが出てくるというのが
なかなか楽しかったのである
けど、あのホームの感じとか、東海道新幹線というか、どっちかというと山陽新幹線のこだま停車駅系だよなと
失礼なことを思ったりしたのであった
というか、静岡でどうのこうのするなら、名古屋の方がよかったんじゃないかとか
ちょっと思ったり思わなかったりするんだが、
名古屋にしてしまうと、米原まで近すぎるという理由なんだろうか、
そこの整合性いるか?とか、もう、考えだしたら切りがない楽しみ方は好きなのである
新幹線の名前が「ゆかり」という謎車両なのもすごいよかった
あんな立派な豪華車両があるのに、各駅めいて停まるというのがまたよいわ
トンデモ日本っぷりは、なかなかよくできていて、
序盤の東京っぽい都市の感じと、終盤の京都っぽい都市の感じが
どこの世界線の都市なのかわからない感じながらも、
なんとなし、ああ、要素は東京っぽいし、京都っぽい、
そもそもこの二つの都市が違うということは理解されてんだなという
妙な安心感が心地よかったと思ったのでありました
なんだかんだ、楽しんでるな
殺し屋たちとのやりとりは、コミカルながらも、
いい感じでアメリカナイズされていて、唐突に指しはさまれるメキシコマフィアの抗争とかが面白くて、
あの短いイメージムービーで、だいたいのことが想像できるというか、
あのコテコテ感は好きだなぁと、そっちはかなり楽しんだのでありました
あと、重要なキーワードになる、機関車トーマス押しの部分が、
よくよく考えてみると、あれは向こうの方が本場だからより自然に見えるのかと
なんとなし、納得しながら見てしまったのである
正直、トーマスに関して知識が足らないので、原作読んだ時もさっぱりぴんとこなかったんだが
今回も、まぁ、そういうもんかと思いつつ
でも、外人が言ってんなら、説得力あるなと感じたりしたのでありました
と、まぁ、なかなか楽しく見終えたんだけども、
意味のない映画であったなという気持ちもぬぐえないところもありまして、
なんだろう、雰囲気を楽しむのはよかったけども、
特に何かこれがというものは存在しない、そういうおもちゃというか、
漫画みたいな話だなと思って見終えたのでありました
見ることないかしらと過ごしていたんだが
原作が伊坂幸太郎のマリアビートルだと聞いて、がぜん興味がわいて見てきたのでありました
色々と説明は省いて、
ある殺し屋稼業の男が、ちょっとした休暇明けの仕事として
ブリーフケースを盗む事案を請け負ったと
そういうお話でありまして、
そのブリーフケースをめぐって、いくつかの殺し屋が鉢合わせて、
めちゃくちゃになっていくというバイオレンスアクションコメディ
そんな塩梅でありました
確かに面白かったし、ああ、そういやこんな話だったなと
原作のことを思い出しながら楽しんだのでありますが、
世間で、凄いハシャがれているニセ日本感の良さとかが、
個人的には、そこまではまらなかったけども
あんな新幹線ねーよというスタートから、
意外と真面目に、東京、品川、静岡(なぜだ)、名古屋、米原、京都と進んでいくのが面白くて
その土地土地で、特に違和感なくヤクザや、ヤクザや、ヤクザが出てくるというのが
なかなか楽しかったのである
けど、あのホームの感じとか、東海道新幹線というか、どっちかというと山陽新幹線のこだま停車駅系だよなと
失礼なことを思ったりしたのであった
というか、静岡でどうのこうのするなら、名古屋の方がよかったんじゃないかとか
ちょっと思ったり思わなかったりするんだが、
名古屋にしてしまうと、米原まで近すぎるという理由なんだろうか、
そこの整合性いるか?とか、もう、考えだしたら切りがない楽しみ方は好きなのである
新幹線の名前が「ゆかり」という謎車両なのもすごいよかった
あんな立派な豪華車両があるのに、各駅めいて停まるというのがまたよいわ
トンデモ日本っぷりは、なかなかよくできていて、
序盤の東京っぽい都市の感じと、終盤の京都っぽい都市の感じが
どこの世界線の都市なのかわからない感じながらも、
なんとなし、ああ、要素は東京っぽいし、京都っぽい、
そもそもこの二つの都市が違うということは理解されてんだなという
妙な安心感が心地よかったと思ったのでありました
なんだかんだ、楽しんでるな
殺し屋たちとのやりとりは、コミカルながらも、
いい感じでアメリカナイズされていて、唐突に指しはさまれるメキシコマフィアの抗争とかが面白くて、
あの短いイメージムービーで、だいたいのことが想像できるというか、
あのコテコテ感は好きだなぁと、そっちはかなり楽しんだのでありました
あと、重要なキーワードになる、機関車トーマス押しの部分が、
よくよく考えてみると、あれは向こうの方が本場だからより自然に見えるのかと
なんとなし、納得しながら見てしまったのである
正直、トーマスに関して知識が足らないので、原作読んだ時もさっぱりぴんとこなかったんだが
今回も、まぁ、そういうもんかと思いつつ
でも、外人が言ってんなら、説得力あるなと感じたりしたのでありました
と、まぁ、なかなか楽しく見終えたんだけども、
意味のない映画であったなという気持ちもぬぐえないところもありまして、
なんだろう、雰囲気を楽しむのはよかったけども、
特に何かこれがというものは存在しない、そういうおもちゃというか、
漫画みたいな話だなと思って見終えたのでありました