CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】「次の一手」で覚える将棋 序・中盤の手筋436

2022-09-10 20:51:31 | 読書感想文とか読み物レビウー
「次の一手」で覚える将棋 序・中盤の手筋436  著:週刊将棋編

また実践的な棋書を読んだ
前回の必至を探るのも相当勉強になったけども、
実力をというか、木曾練習として、手筋問題をひたすら解くというのもまた、
大変な練習になるなと、自分にとってほどよいレベル感といい
かなり楽しんで取り組めた一冊でありました

様々な盤面から、おおよそ5手内くらいで結果の良しあしがでる問題ばかりで、
詰みとは異なる、実利のための思考をするトレーニングに大変ありがたい内容に
面白く取り組めたのでありました

問題の難易度がわかりやすいというか、
有利がおおよそはっきりと理解できるところがよくて、
大駒を捨てるタイミングとか、そこで得るべきものというのが
問題から、なるほどなと理解できる感じがして、
ここに載ってるやつ、全部覚えたら初段になれるんじゃないかと
まぁ、だいたい毎回思うようなことを感じたのでありました

しかし、5手一組とか、3手一組とかの問題も、
答えをみたらなるほどなと思うところばかりで、
なぜそれを見ないうちに気づけなかったのかと
このあたりは、結局のところ詰将棋と一緒なんだけども
不思議に思ったりしながら、ともかく慣れだなとひたすら解いていくと
問題の傾向もあるのか、なんとなし、このあたりじゃないかと
手がつくれそうなところの勘所がわかってくるというのが
強くなったような気分にさせてくれてよかった
じゃんじゃん、こういうのを解いていくのが
本当によいのかもと、何かしら思わされたのでありました

話しに聞く継ぎ歩やら、叩きの歩やら、あれこれの実践的な使い方というのが
こういうところなんだなというものがわかり、
あまつ、なんとなくこの盤面は見たことがある気がするというのが出てきて
かなり面白かったのでありました
こういうのを続けていきつつ、自分が気に入っている戦型の本とか読むと
その場面が、さらに出てきて、有利な手筋が理解できるんだろうかと
考えたりしたんだが、まぁ誰でもそこに至ると思うとまた
完全な攻略法的なものはありえないのもまた、
理解できるのでありました

とりあえず、大駒切るときに、王手をかけておいて相手の大駒をかすめ取るという手純が
なんとも気持ちよさそうだなと思ったりするんだが、
この駒をさばくときに、よくよく考えてみると自陣がしっかりしてないと
結果不利になるという、ごく当たり前のことにも気づいたりして
楽しかったのでありました
というか、そのあたりの問題、この場合は自陣に手を入れようみたいな
そういうのも問題としてほしかったかもと思ったんだが
とりあえず、攻めの手筋、攻めの作り方という点で
大変勉強になったと思ったのでありました

また借りてきて、反復練習したい感じだわ