CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

鎌倉殿の13人  武士の鑑

2022-09-18 22:56:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
視聴完了しました
畠山の最期ということで、どんなひどい話になるかと思ったら
個人的には、先週の方が心にきたというか、
今回、畠山がとかくというよりも、時政との確執がはっきりした
そちらの描写の方が重いなと思いつつ
なかなか鎌倉の作法というものについて
考えさせられる一回だったと感じたのであります

できるだけ悲壮感を出さないためなのか、そうでもないのか、
わからんけども、今回はかなり細かいギャグを挟んできていたのもあってか、
そこまで悲壮感がでなかったと個人的に思うんだが
和田殿が、あんなに最初嫌ってたのに
今じゃ、すっかり畠山のこと好きなんだなぁと
ほっこりしながら見てしまったわけで
二人のやりとりが、ほのぼのしてていいなと思いつつも
結局のところ、終始畠山が和田のことを理解というか御していたんだなと
思い知らされる内容になっていて面白かったのでありました
腕相撲も封じられて、それでいて戦の方も完全に上手で、
いつだったかの蒲殿襲ったときに、すでにその片鱗があったわけだが
なかなか楽しくやられていてよかったのである

義時とまさかの一騎打ちに驚いたんだが、
もはや、ただのヤンキーの喧嘩みたいになってるのがどうなんだと思いつつも
鎌倉武士ってそういうもんでもあるかなと妙な納得もあり
完全に戦にならない体であるところで、
武士の誇りを守った畠山のやり切った感じというのが、
物語としてはやるせないけども、いい感じだとしみいるようでありました
まぁ、小四郎がちょっとかわいそうだと思わなくもないが
仕方ないねと思わせる何かが、小四郎にはあるな

時政のまいた種というのが、
なかなか深いというか、いちいちその通りだなと思ったわけだけども
従う三浦のあれこれを見ながら、
それでいて、今後のことをと思えばこそ
時政との対決が迫っているのが、否応なく見えてよかったのである
しかし、小四郎が三浦を扱う感じが、ちょっと度を過ぎているとまではいわんが
あれで、平六としては構わないんだろうかと
ちょっと気になってしまったんだが、まぁ、とりあえず三浦党としては
今の小四郎に肩入れしておくのが正解と、ただ、それだけの話なのかもなと
思うのでありました

りくさんも、そろそろ物語上は退場となるのかしらんが
次の悪女も着々とスタンバイしているようだし
楽しみは続くのである