CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

たこやきについて

2015-06-11 21:35:11 | 食べ物飲み物
唐突な話題でありますけども、
たこやきについて、メモっておきたいと思う

現在、わけあって関西地区に生息しているのですが、
こちらといっていいのか、あるいは、
ほとんどすべてのたこやきがそうなのか
わからないけども、マヨネーズ&ソース
ソースというか、お好みソースみたいな
そういう食べ物という認識であります
鰹節もすごいいっぱいとか、そういう感じ

そうじゃなくて、もっとつるっとしててというと
兵庫のあたりまで駆け出して、いわゆる
明石焼なんかをどうしたこうしたとも言われる
そうでもない

最近、ものすごく食べたいと思うのが
生地にしょうゆ味がついてて、キャベツと紅しょうがが入ってる
ソースとか、かける系のトッピングが一切ない、
青のりすらかかっていない、たこの入ったうどん粉玉が食べたいのであります

近隣のたこ焼き屋をめぐるものの、
どこもかしこも、すべてがソースのそればっかりで
しょうゆ味のキャベツが入ったたこ焼きがまったく手に入らない
おかしいと思って調べてみたら、
大阪においては、こういったたこ焼きは邪道になるんだそうで
完全に異端扱いである、おのれ、むむむ
子供の頃から慣れ親しんだたこやきが
しょうゆ味であるがために、なんというか
歯がゆいこのごろなのであります
スガキヤあたりで出してくれんだろうかな、
同じ名古屋のよしみとして

手に入らないとほしくなるのは当然としても、
先日名古屋に帰省して、あれこれ探したら
まぁ、どのたこ焼きも、ソースのそればっかり
というか、チェーン店が流行りだしたせいで
あんなのばっかりになったのであります
油紙じゃないが、安い包装紙に包んだ、
あのB級かくやというたこやきが食べたい、
なんなら、折りたたむタイプのお好み焼きでもいい
と、思ったりするが、
私が脳裏に描くお好み焼きもまた、
広島や大阪のそれとは違う、
お好み焼きという名前なんだけども
ああいった物体とは異なる、おやつとして食べる系というか
まぁともかく、
なぜだか無性に、高校生の頃に食べた
それらの物体を食べたいと思うこのごろである

老いたのだろうか、ノスタルジーなのだろうか

【アニメ】刀語

2015-06-10 21:03:00 | ドラマ映画テレビ感想
いまさら?という感じでありますけども、
一年くらい前に、縁があって見ることができておりました
この年齢でアニメ見てるのかというのはさておいて
なんというか、世界観が好きだなぁと
思ったりなんだったりしつつ、もっちりとレビウっておくのであります

和風ファンタジーでありました
この和風っぷりがかなり好きで、
個人的に現代テイストでありながら日本刀が出てくるという
時代劇を意識したような物語というか、
エンターテイメントというか、そういうのが
とても大好物なわけで、そこに見事合致したそれでありました

時代劇のお約束も踏襲しつつ
結構斬新なというか、アニメ候といっていいのか、
キャラクタを中心に見せるというそれが
どれをとっても楽しい感じでありながら
それでいて、残酷というのは違うんだけども、
あっさりと死とか、殺しとかが出てくるというのが
なかなか、ツボにはまってステキでありました
ああいう死生観というのがいいですな
あくまで物語の中だけでありますが、
時代劇的というか、幻想的な武士というか、
死が一瞬で訪れて、後戻りできないというそれ、
そして、殺す側の覚悟と、
覚悟でもなく、事実として殺すということを
どう受け止めているかという、
葛藤までいかないそれこれ、物語だから許容できる
たまらん感じがステキというか、すばらしかったのであります

原作者の趣味なんだそうでありますが、
多分の言葉遊びが随所に見られて、
ちょっと鼻につくというではないけども
哲学めいたものを言葉遊びで語るというか弄ぶというか
そんな作風が、なかなか、決まっていると思ったり、
やりすぎだろうと思ったりしつつ
この年齢で見てよかったと
心から思ったりもしたのであります
いや、若い時分に見てたら、それはそれで
多大な影響を受けたかもしれない
そう思うところでありました

ともかく、最強の見せ方がよかった、
善悪を超越して殺すことを厭わないところがよかった、
報いは受けなくてはならないところがとてもよかったと
さまざまに感動とは違うけども、
いい心持で見終える感じになったこれに
脱帽というか、なんか、面白かったと
思わずつぶやいたりしたのを
メモっておくのでありましたとさ

ネタバレをはばかるのもアレだけども、
最終的に片付く登場人物のそれこれは
斬新というではないが、見事だなと
時代劇っぽさに震えたのであります
思い切ったといったらなんだけども、
なかなかどうして、終わらせる気概というのが
すばらしいと感じたのであります

【読書】キャロリング

2015-06-09 20:56:22 | 読書感想文とか読み物レビウー
キャロリング  作:有川浩

久しぶりに小説を読みました
流行の一人であります、有川浩さん
正直、あんまり好きなタイプではないのですけども、
なんとなし読んだのであります
そう、何事も好き嫌いしてはいけないのだ

と、そんな言い訳がましい頭はどうなんだと思いつつ
内容としては、まぁ正直、この年齢で独身という体から申しますと
もう、なんだそのいちゃいちゃする話わと
そういう話でもないのに、凄くわかりやすい
恋人同士のすれ違いが書かれていて、
なんとも、困ったものでありました

本筋は、その恋人がどうしたというよりも、
家族のあり方、不幸の捉え方、
自分の生き方というのがどうあるべきかという
人生の真ん中を描いたそれでありまして
テーマが重いにも関わらず、比較的軽快に読めて、
はらはらしつつも、どこか、安心できるような
実際は物騒な事件が描かれているんだけども
何か、積まされるような暗さのない
ステキなそれでありました

陳腐な言葉でいえば、クリスマスの奇跡なんですが、
まぁ、事件性からいうと、
ダイハードに近い(言いすぎ)わけで、
家族のあり方については、真剣に考えさせられる
そういうものでありました
特にこれで、ぐぐっと何か思わされたというでもなく
じわり、さらりといった感じで
深く考えずとも意識させられる
優れた、テーマ昇華の小説であったと
思ったりしたのでありました

しかし、これに限らないけども、
こましゃくれた子供がでてくるのは
どうも好きになれないなと思いつつ
出てくる人物が、全員子供だったようにも思える
なかなか和む内容でありましたとさ

あと、余談ながら、
この本によって、
「こましゃくれた」が正しいと知りました
ずっと、「こしゃまくれた」だと思ってたわさ

花燃ゆ  夫の告白

2015-06-07 20:46:50 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
いや、実際はながら見だったから
ちゃんと頭に入ってない
いかん視聴スタイルだと反省するのであります

さりとて、七卿落ちも無事行われたようで
あえてなのでありましょう、会津、薩摩が
ほとんど出てこないというのが、
なんというかな、方々に遠慮しすぎなんじゃないのか
それだったら、幕末の長州側をやる必要
なかったんじゃないのかと
ちょっと思ってしまったりだったのですけども
なんというか、悪として描くならそれで、
会津をしっかり出してほしかったようにも
思ったりするのであります
まぁ、八重の桜のときと
整合性が取れないというか、なんというかな
大変なことになるだろうなと思ったりもするので
こういうのは難しいんだろうなと
改めて思い知るのでありました

相変わらず血の気の多い奇兵隊一味に加えて
なんかわからんが、孤軍奮闘の様相であった久坂、
来島が出てきたあたり、いよいよだなぁと
思ったりもするわけですけど
なんかどうも、なんで久坂があんだけ中枢にいて
そして何をしていて、何をしくじったかが
見えにくいのがもやもやするところであります
ドラマの主題上仕方ないんだろうけども
どうしても京都の女とのあれこれのほうが
クローズアップされてしまうというのが
小物臭くみえてしまって残念である

と、そんなこんなながらも、
蛤御門が近づいてきた感じで
楽しみになってきたのでありまして、
早いところ、真木和泉とか出てこないか
そもそも誰がやるんだろうかと
ちょっと楽しみなのでありました

マイケル・サンデルの白熱教室 公共放送の未来を考えよう

2015-06-05 20:45:55 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりのマイケル先生だと、
あの熱狂も、何年前だと驚愕してしまったのですけども
もっちりと、非常に真面目に語られる
公共放送のあり方についての番組を見たのであります
司会は安心のマイケル先生だし、
コメンテーターもみんな、その道のプロだしと
見ていて安心の内容でありました
ある種、予定調和めいていて
面白みにかけたともいえる

そんなわけで、公共放送の人たちが
公共放送について語るという番組でありまして、
ニコニコ動画の人がいっていたとおり、
なんというか押し付けがましいというでもないが、
オーディエンスから遠いそれじゃないかなと
そう見えてしまう番組でもありました
テーマからすれば、まさに
滅び行くテレビの姿というのがこれだったんだろうか
そう思えてしまうような
なんだろう、みんな優等生というか
絵にかいたような、公共放送の人というコメントばかりで
国が変わっても、こういうところは
一緒なんだなとちょっと思わされたのであります

さりとて、見所がなかったわけではなく、
そういう放送のあり方とか、やっぱりそれは
そんなに面白くないという私の感想が、
まさにオーディエンスを無視というか
見ていない番組作りであるという体現だったようにも想いながら
これはと思った議論もありまして
一番マイケル先生っぽい対立軸というか
会話軸の作り方だなと感心のそれ
「我が国という放送方法は、戦争時とサッカーの試合で変化するか」
というのが大変面白かったのであります
そうだよ、こういう議論を見たかったんだよ
真面目な内容なのに、身近な感じがして
見ていて共感できるんだよと
手を打ったのであります

内容としては、あれこれと語り
そしてNHKの偉い人が言いよどむという
見ていて、まずまずのオチだよなと
個人的に大満足のそれだったわけですけども
この問題は非常に有意義でありました
戦争はよくないというそれ、道徳といったらいいのか、
よくわからんが共通のルールみたいなのの下、
平準化される言動に、その戦争がスポーツにかわったら
それはOKになったり、ならなかったりというのは
どうなんだろうか
個人的にどっちだといわれると、これが不思議なもので、
当然のように、我が国でOKだったりするよなと
そこで初めて、それが見たいだろうというお話になり、
さらに、そうなってくると、
戦争を支持する人が多い国だった場合の話にもつながって
大変面白かった、これが哲学議論だなと
知的暇つぶしを見たように思うのであります

この議論以外にも、あり方、なし方、
その役割だとかなんだとかというのも
考えることはできるけども、
ニコニコ動画の人がいうとおり、もう
そういう議論が成り立つと思っていることが古いというか
なんか、ずれているというのも確かなんだろうなと
思わされたわけでありましたとさ
いい番組でありました、静かだったし
ちょっと、NHK的に、まさに今の会長的にどうなんだというあたりに
もう少しつっこんでほしかったけども

【マンガ】とめはね!

2015-06-03 21:59:22 | 読書感想文とか読み物レビウー
もうひとつ、ちょっと前に終わったマンガであります
青春マンガ書かせたら、相当の老舗という感じで、
帯ギュを髣髴とさせるような、
どたばたした高校生を描いた、書道マンガでありました
妙な人気があったと見えて、
NHKでドラマにまでなっていたのが
なんというか、今思うと、あのドラマよくできてたなと
そんなことも思ったりであります

書道をテーマにして、
帰国子女の高校生男子が、漢字というか書道に触れて、
書道部でめきめき上達していくと
まぁ、そんなお話でありまして、
話のツマ程度に、好きだの嫌いだのと
そういうきゃいきゃいしたところも描きつつ
高校生で日本一になるということに対して、
背伸びではないアプローチというか、
こういう、まさに青春というのが
読んでいて、最高に気持ちいいと思ったりだったのであります

このマンガの何がよかったって、
あんまりよく知らなかった書道、書家について
あれこれとレクチュアしてくれたところでありました
ヒロインよろしく、字が下手だというのに
コンプレックスがあるのは、
非常に共感できるところでありましたが、
それをなんとかするために練習に練習、
さらには、基本を押さえてから、実際に自分を出すというか
表現にまで書を昇華させていくというのが
まぁ、話にうっすら聞いたくらいでしたが
よくよく考えると面白いことだなと
開眼というか、目を開かされたのでありました

マンガに影響されて、あれこれしだすのは
よくある話ですが、
私の場合は、隷書に並々ならぬ感心というか
興味を持ちまして、うずらうずら
少しずつ練習の真似事をしたり、
台湾行ったら、あんまり興味のなかった書コーナーで
隷書の名品を眺めてきたりと
楽しむ幅が増えたのもよかったところでありました
最初から隷書いくから、いつまでたっても
下手すぎるというか、下手にかじったから
気持ち悪い感じになってるのは
もう仕方ないところですけども、楽しいことを
教えてもらったなどと思うのであります

マンガとしては、これで終わり?みたいな
なんか、ずいぶんあっさりと、そして、
特になんとかという答えが出るわけでもないといった
不思議な終わり方だったのですけども
いくつものエピソードと成長譚が読めたというだけで
十分に面白かった、非常によいマンガだったと
満足してレビウを終えるのでありました

しかし、やっぱり、字はうまくなりたいものであります

【マンガ】幽霊塔

2015-06-02 21:50:00 | 読書感想文とか読み物レビウー
いまさらながら、スペリオールで連載されていました、
ミステリー漫画、幽霊塔のレビウというか
感想文であります
なかなか面白かった
作者の有名前作である、医龍は読んでないので
絵が綺麗な人だなというイメージしかありませんでしたが
今回も、その絵に加えて、なかなか
業の深いというか、積まされる内容で
読み応えたっぷりでありました

テーマとして、最初はてっきり
古臭い趣味というか、いわゆるカストリ系のそれで
ニッチな趣味趣向、マニア的な性癖とかを
なんというか、昭和レトロで見せる感じかしら
なんて軽く思っていたわけですが、
実際はもっと深くて、いわゆるジェンダーを取り扱った
これまた、社会派だなとちょっと
読みながら舌をまいたというか、
うなってしまった次第でありました
軽々しく語れるそれではなかった
そういうイメージであります

隔週発売雑誌だから、連載で追ってたときは
結構長い間やってるなと感じていましたが
単行本で読むとあっさり10巻未満ということで
また、まとめて読むと非常に面白いというか
濃密でありまして
全体の流れもさることながら
私の好きな、あの頃の思想風景もたぶんに見えて、
それでいながら、日本の村落におけるタブーだとか
まぁ、見事にミステリというか、
金田一耕助シリーズのような感じが
ふんだんに楽しめてよかったのでありました
こういう雰囲気だけでも
十二分に面白いと感じるのであります

漫画ならではといえばいいか、
ファンタジー色も違和感なくというか、
絵がうまいから、あれあれと読まされてしまって
倒錯したキャラクタしかいないという状況もあいまって
なんか、すべてが時代錯誤めいた面白さといったらいいか
ともかく、ドがつくはまり方をしたのでありました
すげぇ面白かったんだ
太一が女装して、その独白というかあのなりようが
たまらなく面白かったのであります

そんなわけで、大変秀逸な漫画だったと思うものの
ドラマにするには難しいし、
アニメにするようなものでもないしと
映像化はないだろうと、いかにも
漫画で読んでよかったという物語に
大変感激というか、楽しめたというお話でありました

最後のジェンダーがクロスした締めのシーンは
予定調和とはいえ、最高に決まっていると
思わされるのであります

【ドラマ】ダウントン・アビー3

2015-06-01 20:50:38 | ドラマ映画テレビ感想
とうとう終わってしまった
ダウントン・アビー第3シーズンが
つい昨日、いや、昨日から今日にかけて
NHKでの放送が終わってしまいました
まぁ、今回もやきもきというか、
どうでもよい話ながらも、はらはらさせられ通しで、
特にこれまでのシーズンから比べると
暗い話が多いというか、重い話が多くて
少しだけ持ち直して、また悪くなると
そればっかりだったわけですが
まさか、最終回がああなるとは
これで終わって、シーズン4はやってくれないから
NHKはドのつくSだと思うのであります
GLEEのときは、まぁ3くらいまででいいかと
納得いく区切りでありましたが、
ダウントンアビーは駄目だろう、あれからどうなるんだ
せっかく、伯爵も、マシューのよさを認めたのに

と、まぁ、見てない人にはさっぱりわからない
なんというか、凄い興奮のさなかにいる現在であります
のっけから暗い話ばかり、
特にベイツさんの界隈の話から、シビル母のほうの死、
エセルの母心だとかなんとか、
それに加えて、久しぶりに大盛り上がりした
トーマスのホモ騒動、
どれもこれも切ない話と滑稽さ、悲惨さが浮き彫りで
面白くて仕方なかったのであります

どれがこれがと、あげつらいたいところでありますが、
革命闘士が貴族の仲間入りをし、葛藤を抱えつつ
少しずつ打ち解けていく、貴族と融和していくという
ブランソンまわりの話は秀逸でありまして
マシューがいるからこそ回っていたとも思えるそこが
次のシーズンでどうなってんだろうかと
気になって仕方ないという具合であります
小シビルにはすくすくと素直に育って欲しいと願いつつ
同時に、バイオレット様のようになって欲しいとも
思ったりするのである
本当、あのばあさんは秀逸なキャラクタよな

大好きなベイツさん周りの話も
結構危なっかしい解決の仕方で、
多分意図的な見せ方でありましょうけども、
本当は怖い人というか、悪い人なのかもしれないと
ベイツさんについて恐怖を覚えたのであります
あれは本当に殺してたりするんじゃないだろうか

時代を含めての部分については、
ダウントンの経営に関する悶着が非常に面白く
いかにも貴族という論調と、
新たな資本家というスタイルとが
絶妙に火花を飛ばしあっていて
物凄く面白かったのであります
牧歌的とも思えるほどの貴族の風景もよく、
それを少しでも変えようというマシューの努力
そして、その努力も行き過ぎるように見えたところに
あの当時における新時代的なブランソンと
1シーズンの、恋愛すったもんだばっかりと比べると
ずいぶん政治向きというか、内政向きな話になって
楽しかったのでありました

はたして、半年くらいしたら4シーズンをやってくれるのか
物凄く望みを抱きながら、とりあえず
衝撃の最終回をもう一度見ようと思うのでありました
いいドラマは何度見てもよいですな