アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

半化粧(ハンゲショウ)の花

2006-07-02 | 動物

 町会のクリーンデーだったので、清掃区域の写真を写しているときに、ドブ川のふちにハンゲショウの花を見つけた。清掃終了後に写しに行ったが、天気も曇っていたせいか、花も葉もそれほどぐったりしてないのでホッとした。

ドクダミ科ハンガショウ属
学名「Saururus chinensis」
別名「半夏生_ハンゲショウ」「片白草_カタシログサ」

ハンゲショウ 蕾がつかないと葉が白くならない

01ハンゲショウ
02ハンゲショウ
03ハンゲショウ

メモ

ハンゲショウは花期に葉が白くなるユニークな種

 日本各地の低地の水辺や湿地に群生している。全体的に臭気のあるこの種は、草丈60cm~1mで茎は直立している。最初のうち、長さ10~15cmの花穂は先が垂れているが、後に立ち上がる。
 長さ8~15cmの葉は5本の葉脈が目立ち、花期になると、花序に接する葉の半分近くが白く色づくというユニークな性質をもつ。
 そのため、カタシログサという別名でも呼ばれている。

名前にまつわるあれこれ

 半夏生と半化粧という2説ある。葉の半分が色づくというのが一つの理由で、夏至から11日目の半夏の頃に葉が色づくというのが、もう一つの理由。

新星出版社「野山で見かける山野草図鑑」より