アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヒメフウロの花

2007-04-22 | 動物

近所のお宅のブロック塀コンクリート道路の隙間にこぼれ種から生えたと思われるヒメフウロの花が咲いた。今回はラッキーなことに、開花してから受粉が終わるまでの花の様子が撮れた。この後、結実し完熟後にカタバルト方式で種子が飛んでいくところが撮れるといいなと思っている。
撮影2007年4月21日

フウロソウ科フウロソウ属
学名「Geranium robertianum」
別名「シオヤキソウ(塩焼草)」

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つぼみ


蕾が開き始める


開花したヒメフウロ 葯のついたオシベが見える


オシベが立ち上がって、メシベに花粉をつける(自家受粉)
メシベの先の黄色いものが花粉(葯)


受粉が済んでメシベの先のとがったものは、葯が落ちたオシベ

ヒメフウロの花が咲いているところ
ブロック塀と道路の隙間 ど根性ヒメフウロ

 
メモ

・本州・四国の一部の石灰岩地に生育する2年草。全体に特有のにおいがあり、このにおいが塩を焼いたにおいににていることから「シオヤキソウ(塩焼草)」の別名がある。
・茎は直立して20~40cmになり、茎も葉もこまかい毛におおわれている。
・葉は、質が薄く、深く3~5裂しさらにこまかく裂ける。
・花は1.5cmほどで紅色。    山渓「日本の野草」より