アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

今年も咲いたウラシマソウ(浦島草)

2007-04-23 | 動物

近所の農家の大きな竹林に、今年も数十本のウラシマソウが花をつけた。
和名は、釣り糸をはねあげたような付属体の形を、浦島太郎がつりをしている姿に見立てたものだと言うが、珍しい形をしている。
サトイモ科テンナンショウ属
学名「Arisaema urashima」
撮影2007年4月21日

画像クリックで拡大します

もうそう竹の間に芽を出し、花をつけたウラシマソウ
葉は1枚で上部で掌状にわかれている


浦島太郎のつり糸に見立てたひも状の付属物
糸状のものは40~60cmになる


笣(花びらで1枚のみ)
笣の中には、棍棒状の花序があり、上部で太まって後糸状になる


竹の子も元気


メモ

・生育地は山野の林
・分布は、北海道西南部、本州(中国地方以北)~九州
・花色(笣)は暗紫褐色に白のすじ
・花のつきかたは、花茎の先につく、雌雄異株
・花びら(笣)は1枚
・花の大きさは(笣の大きさ)10cm
・葉の形は掌状
・葉のつき方は根生
・茎の高さは30~50cm
・生活型 多年草          山渓「山の花」より