アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アメリカフウ(モミジバフウ)の不気味な枝

2008-03-03 | 動物

 県立柏の葉公園のアメリカフウ(モミジバフウ)が
まるで骸骨のような姿で寒そうにたっていた。
色鮮やかな初夏の緑の並木や、晩秋の美しい紅葉からは、
とても想像出来ない。
(撮影2008/2/29 16:30頃)
マンサク科 フウ属
学名「Liquidambar styraciflua L.」

(クリックで拡大します)


 柏の葉公園のモミジバフウの並木


 ニシキギほどではないが,枝にはコルク質の翼(よく)
発達しているのが見える。同属のタイワンフウには,翼がない。


 良く見ると脇から可愛い新芽が!


メモ

・大正時代に渡来
・原産地は北アメリカ中南部、中央アメリカ。
・樹皮は褐色を帯びる。若枝は、コルク質の綾がある。
・葉には掌状で光沢があり、紅葉する。
・花は4月、雄花、雌花が別々に頭状花序をつける。
・果実は集合果。
・用途は街路樹。
・フウ属は葉の形からモミジバフウ(5~7裂)とサンカクバフウ(3裂)がある。
・前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、後者は単にフウ(中国・台湾原産)、タイワンフウとも呼ばれる。ともに日本で街路樹・公園木などとして普通に植栽され、秋の紅葉が特に美しい。
・又、フウは「楓」と書かれカエデ科と混同されやすいが、フウ属の雌の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。
   百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より