柏の葉公園でコクチナシ(小梔子)とオオヤエクチナシ(大八重梔子)が
並んで植栽されている。
今年はコクチナシ(小梔子)の花は綺麗に咲いたが、
オオヤエクチナシ(大八重梔子)の花は数が少ないようだ。
コクチナシ
アカネ科クチナシ属 常緑低木
別名「ヒメクチナシ」
2013年6月8日撮影
コクチナシの花後(果実)
実が出来はじめている。先端に萼片のなごりが6本針状についている。
また、側面にははっきりした稜がつき出る。
2013年6月23日
参考サイト 四季の山野草 コクチナシ
オオヤエクチナシ
ツボミ状態で、開花している花はなかった。
アカネ科クチナシ属
2013年6月8日撮影
オオヤエクチナシの花
2013年6月23日
今年は花の数が少ない。ツボミもまだ見られる。
参考サイト 六甲山系の樹木図鑑 ヤエクチナシ
柏の葉公園のバラ園入り口に植栽されているリョウブ(令法)が開花し始めた。
枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。
花弁5枚で長さ6~7mmの長楕円形で先はややへこみ、繊細な歯牙がある。
蝶など多数の昆虫が吸蜜にきていた。
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)
2013年6月23日
↓ アオスジアゲハ
アゲハチョウ科アオスジアゲハ属
参考サイトWikipedia アオスジアゲハ
メモ(リョウブ)
・樹皮は茶褐色。古くなると不規則な薄片になって剥がれ落ち、まだら模様になる。
・花は6~8月。枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。
・花序の軸には白色の星状毛が密生する。
・花弁は5個。長さ6~7mmの長楕円形で、先はややへこみ、繊細は歯牙がある。
・果実は果。直径3~4mmの平たい球形で、毛が密生する。熟すと裂開し、小さな種子をたくさん出す。果柄の先端は曲がり、果実は様々な方向を向く。
・種子は約1mmの楕円形。
・新芽を山菜として利用し、てんぷらや混ぜご飯にする。
参考文献 ヤマケイハンディ図鑑「樹に咲く花」