アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

オカトラノオ(丘虎の尾)の花

2013-06-29 | 植物

大堀川近くの工場のトタン塀の外で数本咲いていた。
主が塀の外に植えたものか、自生したのかわからないが、↓ のノジトラノオと比較出来る。
高さは、50~100cm。葉は互生し、葉柄があり、長楕円形で全縁。下記は6~7月で、白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。
サクラソウ科オカトラノオ属
2013年6月28日




栄養不足なのか、花数が少ない


花の径約1cmで5裂する


2010年にアルと岳温泉に行った時に群落を見た。⇒ クリック

参考サイト Wikipedia オカトラノオ




こんぶくろ池自然博物公園のノジトラノオ(野地虎の尾)咲き始める

2013-06-29 | コンブクロ池の動植物

こんぶくろ池自然博物公園のノジトラノオ(野地虎の尾)群生地で、数本の花が開花はじめた。
ノジトラノオは、やや湿り気のある原野に生える高さ0.7~1mの多年草。葉は互生し、狭長楕円形または倒披針形で長さ6~10cm。6~7月、茎の先に総状花序をつける。花序は直立せず、上部は傾き、一方に偏って多数花をつけ、長さ10~30cm。花冠は白色で、径8~10mm、裂片は狭長楕円形で先は丸い。果は球形で、径約2.5cm。オカトラノオに似ているが、葉が細く、茎に淡褐色の毛が多い。絶滅危惧ⅠB類で、20年後の絶滅確率は約60%だそうだ。(下記参考サイトによる)
サクラソウ科オカトラノオ属
2013年6月28日








花冠の径約8~10mm

花序の先は太め


茎には毛がある


ツボミがたくさん付いている。満開になったら、もう一度撮りたい。


絶滅が危惧されるノジトラノオがこんぶくろ池自然博物公園で、大切に保護されている。
ボランテァの方々に心から感謝申し上げます。

参考サイト
生物多様性情報システム (環境省)
絶滅危惧情報(植物)種の詳細情報 ノジトラノオ