アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

上三依水性植物園で出会った花 クリンソウ(九輪草)満開

2013-06-13 | 植物

上三依水性植物園のクリンソウの群生は見事だった。

クリンソウは草原ゾーンに群生して開花していた。
日本に自生するサクラソウ科の植物の中では最も大型。

サクラソウ科 サクラソウ属
別名「シチジュウソウ(七重草)」
2013年6月9日





↓ 手前のミズバショウは大きく成長


↓ クリンソウの花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が
仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから命名。










上三依水性植物園メモ
男鹿川沿いの敷地面積2万2千平方メートルの園内に
約300種、3万本の草花が植えられている。
園内は8つのゾーンに分かれている。
和風庭園ゾーン、乾生高木林ゾーン、乾生草原ゾーン、
湿性草原ゾーン、湿性植物池ゾーン、水性植物池ゾーン、
ロックガーデンゾーン、高原のお花畑ゾーン。


上三依水性植物園ホームページ


上三依水性植物園で出会った花 ヒマラヤの青いケシ見頃

2013-06-12 | 植物

塩原温泉に行く途中、日光市立上三依湿性植物園散策した。
「天空に1番近く花」と言われるヒマラヤの青いケシが開花を始めたと
放映されたので、ひと目見たいという人で賑わっていた。
この水性植物園では、10年前から栽培をはじめ、
現在500株を育てているそうだ。
東北道西那須野塩原IC⇒R400号線⇒R121号線⇒上三依水性植物園




↓ 注意書きを読んで男鹿川(おじかがわ)にかかる水性橋(すいせいばし)を渡る




↓ 植物園入口
料金は年齢によって割引が異なるが、70歳以上は1割引き


↓ ヒマラヤの青いケシ「解説」
「メコノプシス」とは ケシに似たという意味のギリシャ語
ケシ科メコノプシス属














↓ ヒマラヤの青いケシについて
ケシ属と多くの共通点があるが、花柱が明瞭に認められる点により区別される。
特に和名は決められていない。アオイケシとカナ表記されることもある。




↓ ツボミ多数


メモ
ケシ属との共通点
・植物体に毛が生えている。
・丈に比較して大きな花を咲かせる。
・基本的に四弁花であり、稀に五弁、六弁の種がある。
・低温で寒さには強い。
(以上フリー百科事典Wikipediaによる)


柏の葉公園で出会ったナンキンハゼ(南京櫨)とリョウブ(令法)の花の蕾

2013-06-11 | 樹木

ナンキンハゼ(南京櫨)
トウダイグサ科シラキ属
柏の葉公園の遊歩道脇の大きなナンキンハゼ(南京櫨)に沢山のツボミがついた。
ナンキンハゼは雌雄同株、雌雄異花。6~7月に枝先に総状花序を出し、芳香のある、黄色の小さな花を多数つける。雌花は花序の基部に2~3個、雄花は上部に多数着く。
秋に熟した朔果が割れ、白い蝋状物質に包まれた種子が3個出てくる。
この実は、落葉後も枝に残るので、眺めるのも楽しみ。

↓ ナンキンハゼ(南京櫨)の花のツボミ。












↓ 巨木になったナンキンハゼ。


参考サイト 樹木図鑑ナンキンハゼ

リョウブ(令法)
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)

バラ園の入り口にあるリョウブ(令法)の花は、まだツボミが堅かった。
5月24日に撮った状態 よりややツボミが大きくなった程度だった。








リョウブの花は咲き始めが美しいそうなので、タイミング良く撮りたいと思う。

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柏の葉公園で出会ったキンシバイ(金糸梅)の花満開

2013-06-10 | 樹木

柏の葉公園には、キンシバイの植え込みが多数ある。
これは、遊歩道に面した場所に植栽されたキンシバイ。
オトギリソウ科オトギリソウ属
2013年6月8日





↓ キンシバイの花は多数の雄しべがあり、約60本ずつ5つの束になっている。




↓ 雄しべの束のうち2つが落ちた花


↓ 葉は対生


メモ
・フサフサと伸びる多数の雄しべが特徴。
・葉は対生。裏面には多数の腺点がある。
・名前は中国名を音読みしたものだが、垂れ下がった細い枝の先に、小金色のウメに似た花をつける様子を表したものらしい。
・日本へは、1760年に渡来したとされ、庭木や公園樹として利用される。
・花期は6~7月。
・花には多数の雄しべがあり、約60本ずつ5つの束になるのが特徴。
参考文献 日本文芸社「樹木図鑑」


ビヨウヤナギ(未央柳)の花満開を過ぎる

2013-06-09 | 大堀川周辺の動植物

アルの散歩で良く通った住宅のビヨウヤナギ(未央柳)が満開を過ぎた。
ヤナギとは全く関係ない種類だが、細い葉をヤナギの葉に見立てて命名。
花は仲間のキンシバイより大きくて、径4~6cmほど。
平開するので、長くて数の多い雄しべが目立つ。

オトギリソウ科オトギリソウ属
2013年6月8日







↓ ふさふさした雄しべは五つの束に分かれている。
束の一つが落ちている。
また雄しべが全て落ちて、花柱の先が割れた雌しべが見える。
雌しべの花柱も落ちたものも見える。


↓ アルの思い出
2010年6月「エ・ヘ・ヘ」10歳。


参考
キンシバイ(錦糸梅)の花は




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クリ(栗)の花満開

2013-06-08 | 大堀川周辺の動植物

近所の栗林のクリの花が満開になった。

ブナ科クリ属
2013年6月6日







↓ クリの花
満開になっている雄花の奥に、将来の栗の実を予想させるような小さな雌花が見える。
この花の先には雄花がまだツボミ状態。このツボミが満開になる頃
周りの雄花は茶色に変色して落ちる。
その後遅れて開花した雄花も雌花の根元から落ちて、栗の実の赤ちゃんが残る。




↓ クリの雌花と満開の雄花。
周りの雄花はすでに茶色になっている。やがて落ちる。




クリの花にはたくさんの昆虫がやってくる。
クリは風媒花と言われるが、虫媒花でもある。

参考サイト 植物雑学辞典クリ





ニガナの花_初めて撮れた

2013-06-07 | 植物

T団地のバス停横の斜面にあちらにポツリ、こちらにポツリと
ニガナの花が咲いていた。今回、初めて撮れた。
花弁が5~7枚をニガナといい、8枚以上をハナニガナというそうだ。

キク科ニガナ属
2013年6月4日
T団地バス停横斜面





↓ ニガナの根元


↓ ニガナの花
5個の舌状花






参考サイト 松江の花図鑑ニガナに似た仲間

植物雑学辞典 ニガナ












ウマノスズクサにジャコウアゲハと幼虫

2013-06-06 | 

ウマノスズクサの葉にジャコウアゲハ(麝香風鳥・揚羽)が
産卵するような動作をしていた。
急いでピント合わせをしたが、これ1枚が撮れただけで、
飛び立ってしまった。
まわりには大小の幼虫が多数いた。


↓ ジャコウアゲハの幼虫






ジャコウアゲハの幼虫
動画でどうぞ


↓ ウマノスズクサ






↓ ウマノスズクサの根元


↓ フェンスにはこんな張り紙


さらに、ボランテァの方々が大変苦労して、
食草であるウマノスズクサを保護しているそうだ。

同じ場所で2008年に撮ったウマノスズクサの花 ⇒ クリック

 


信州のりくら温泉郷へ No4 白骨温泉周辺 クルマムグラ・コナシ・ウワミズザクラ

2013-06-04 | 旅行とダム

乗鞍高原鈴蘭地区観光センター駐車場から上高地乗鞍スーパー林道で
白骨温泉へ向かう。




↓ 途中から見えた白骨温泉街


↓ 温泉街の方手作りの案内板



↓ 乗鞍岳(3026)


↓ 十石岳(2525m)


↓ 霞沢岳(2645m)


↓ 白骨温泉へ着く。正面の道が乗鞍高原から、
左側の道は2012年12月1日開通の県道300号線。


↓ 白骨観光センター。パンフレットは置いてあったが、職員は留守。


↓ 解説にあるような珍しい球状石灰岩を見ることはできなかった。


↓ ここから下へ降りるはずだったが・・・
閉鎖されていた



↓ 上から眺めるだけ


↓ 渓流の近くにはコナシとウワミズザクラが満開だった。


↓ 温泉街はすっかりさびれて、訪れる観光客もまばら。
工事中の旅館があった。かつてのように人気の温泉町に復活できるのだろうか。


↓ 神社の横に満開のコナシ








↓ 新島々、乗鞍高原温泉方面へのバス停。気温17℃。
この前の道が県道300号線。左へ下るとR158沢渡温泉方面へ


↓ 開通して間もない綺麗なトイレ、左奥には広い駐車場も整備。


↓ 造成された斜面にクルマムグラが咲いていた。
アカネ科ヤエムグラ属
参考サイト 植物雑学辞典クルマムグラ








一度信用を失うと、復活には何年かかるのだろうか?
2012年12月から県道300号線が開通し、
通年車の通行が出来るようになったのに・・・

この後、R158に出て、安房トンネル・平湯トンネルを通り
高山へむかいます。

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信州No3の3 ウワミズザクラ・オオカメノキ・コナシ・ハウチワカエデ・ツリバナの花

2013-06-03 | 旅行とダム

乗鞍高原温泉の宿の周辺にはいろいろな植物の花やツボミが見られた。
↓ ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科サクラ属




↓ オオカメノキ(ムシカリ)
スイカズラ科ガマズミ属




↓ コナシ
バラ科リンゴ属
別名「ヒメカイドウ、コリンゴ、ミヤマカイドウ、ミツバカイドウ」






↓ ハウチワカエデ
カエデ科カエデ属
別名「メイゲツカエデ」。参考サイト 樹木図鑑ハウチワカエデ








↓ ツリバナ
ニシキギ科ニシキギ属
参考サイト 樹木図鑑ツリバナ






この後、2004年頃話題になった白骨温泉を通過して、高山陣屋へ行きます。
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信州のりくら温泉郷へ No3の2 一ノ瀬園地のミズバショウの花・ベニバナイチヤクソウとコナシの蕾

2013-06-02 | 旅行とダム

一ノ瀬園地のミズバショウ(水芭蕉)は盛りを過ぎていた。
ミズバショウ(水芭蕉)の花は白っぽい仏炎苞の中の緑色をした棒状の肉穂花序

サトイモ科ミズバショウ属





↓ ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)のツボミ
イチヤクソウ科イチヤクソウ属
常緑多年草
参考サイトWikipediaベニバナイチヤクソウ










↓ コナシ(ズミ)のツボミ
バラ科リンゴ属
別名「ヒメカイドウ、コリンゴ、ミヤマカイドウ、ミツバカイドウ」
地元の人はコナシと言っているそうだ。








↓ コナシの大木




↓ ミツバアケビの花
アケビ科アケビ属








↓ 面白いものを発見




この後、宿の周辺で見た花に続きます。
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信州のりくら温泉郷へ No3の1 一ノ瀬園地のミツガシワの群生

2013-06-02 | 旅行とダム

標高1450mにある一ノ瀬園地あざみ池ではミツガシワの群生が見られた。
ミツガシワ(三槲)は北半球の主として寒冷地に分布し、
湿地や浅い水中に生える。
地下茎を横にのばして広がる。

ミツガシワ科ミツガシワ属
1属1種の多年草 参考サイト Wikipediaミツガシワ

↓ この階段を上がるとあざみ池


↓ 目の前にミツガシワの群生








↓ ミツガシワの葉は複葉で3小葉からなる。
4~5月に白い花を総状花序に多数つける。




一ノ瀬園地の散策マップ
画像クリックで拡大


ミズバショウ・ベニバナイチヤクソウの花などに続きます。

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信州のりくら温泉郷へ No2 鈴蘭地区の景色とリュウキンカ

2013-06-01 | 旅行とダム

県道85号線から上高地乗鞍スーパー林道に入ってすぐ、
乗鞍高原温泉鈴蘭地区の広い駐車場へ。

↓ 先ず目に入ったのが、雪を戴く乗鞍岳
前の建物は 長野県乗鞍自然保護センター 右側の木造小屋がバットハウス






↓ 長野県乗鞍自然保護センター。松ボックリのオブジェやジオラマが印象的。












↓ ジオラマ:岐阜県・乗鞍岳・自然保護センター・R158の関係


↓ 観光センター・トイレ等も充実




↓ 鈴蘭地区観光センタから車で数分 一ノ瀬園地
一ノ瀬ネイチャープラザ


↓ 一ノ瀬園地を歩く




↓ リュウキンカ 参考サイト 植物雑学辞典リュウキンカ
キンポウゲ科リュウキンカ属






↓ 花弁のように見えるものは萼で6枚、雄しべ多数、雌しべ4~12個


↓ 果実は袋果で長さ約1cm


一ノ瀬園地で咲いていた
ミツガシワ・ミズバショウ・ベニバナイチヤクソウの花に続きます。
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