アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

トウネズミモチ(唐鼠黐)の花

2014-07-06 | 大堀川周辺の動植物

あちこちの植え込みで、トウネズミモチの花が満開。
大堀川草地で1本だけ生えている木も花が満開。
近くに寄ると良い香りがする。昆虫にも人気の花だ。
トウネズミモチは、枝先に大きな円錐花序を付け、淡黄色の小さな花をたくさん開く。
モクセイ科 イボタノキ属 常緑小高木
2014年6月30日7時15分ころ



↓ 開花したばかりの花が多い枝。


↓ 花が咲き終わり、萎れてきたものが多い枝。






↓ トウネズミモチの花。
花冠は長さ3-4mmで、先端は4裂し、巻き込む。
雄しべは2本、雌しべの柱頭は花冠からちょうどのぞく程度。


↓ 枝先の円錐花序には、ツボミ多数。



 

メモ

・中国原産。日本には明治初期に渡来し、現在では暖地に広く植栽されている。
・常緑小高木。良く文枝し、高さ10~15mになる。
・葉は対生。厚い革質で、表面は濃緑色。光沢あり。
・花は、6~7月、新枝の先に長さ10~20cmの大形の円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。
・果実は長さ8~10mm、直径5~6mmの楕円形でネズミモチよりやや太い。10~12月に黒紫色に熟す。成熟した果実は白い粉をかぶる。
・ネズミモチより葉が大きく、先が細長くとがる。
・メズミモチは葉の中央部がもっとも幅が広いのに対して、トウネズミモチは基部近くが幅広い。
・成長が速く、丈夫なので、都市の公園や工場などの緑化樹として植えられる。塩害や大気汚染にも強い。
  山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より


ミズキ(水木)の青い果実

2014-07-05 | 柏の葉公園

ミズキの花が満開だったころは、沢山の昆虫に大人気だった。
そのミズキに可愛い青い果実ができていた。
8月~10月にかけて黒く熟してくる(核果)。
キジバト・ムクドリ・ヒヨドリ・ツグミなどから人気の果実。
2014/4/29こんぶくろ池で撮影のミズキの花⇒ クリック
ミズキ科 ミズキ属
2014年7月1日午後12時ころ












トサミズキ(土佐水木)の果実

2014-07-05 | 柏の葉公園

毎年、トサミズキの花は撮っているが、果実をとるのは初めてのような気がする。
トサミズキの果実は果で2個の種子が入っている。直径約9mmの球形で、熟すと2裂して種子をはじき出す。先端に2本の花柱が残る。果皮は木質。11月頃、忘れずに熟した果実を撮りたい。
2014/3/23撮影のトサミズキの花⇒ クリック
マンサク科 トサミズキ属
2014年7月1日午前11時30分ころ















トチノキ(栃の木)に果実

2014-07-05 | 柏の葉公園

今年5月に撮ったトチノキの花が実を結んでいた。
とち餅はこの果実が使われるが、非常に苦いので、独特のあく抜きをしてから使用されるそうだ。
また、縄文時代の遺跡から種子が出土したことから、古代から食料にされていたそうだ。
参考サイト 植物雑学辞典 トチノキ
木々@岸和田さん トチノキ
トチノキ科 トチノキ属
2014年7月1日午前11時50分ころ

↓ 樹高が高いので、かなり離れた位置から撮ったトチノキの実。




↓ トチノキの下の方から撮った実。葉は裏側。




↓ 5月に撮ったトチノキの花



ヤブミョウガ(藪茗荷)の花

2014-07-04 | 柏の葉公園

昨年見られた柏の葉公園のヤブミョウガの群生は今年は見られなかった。
昨年のヤブミョウガ(2013/7/10)⇒ クリック
今年は竹が一面に生い茂り、隅の方に数本開花していた。
ミョウガに似た長楕円形の葉が互生、葉の根元は茎を抱く葉鞘を形成。
花は両性花と雄花が一緒に咲く。
ツユクサ科ヤブミョウガ属
2014年7月1日午後12時30分ころ




↓ ヤブミョウガの花。
白い雌しべが確認出来る、これは両生花。
萼3枚、花弁3枚、雌しべ1本、雄しべ6本。
果実が出来ている、閉じた花弁の中から雌しべがのぞいている。




↓ 開花している花と、果実(雌しべが飛び出している)、ツボミが見られる。



ネムノキ(合歓の木)の花

2014-07-04 | 柏の葉公園

柏の葉公園の大きなネムノキ(合歓の木)の花が満開。
花は、夕方から開花し、翌日にはしぼむ。
一方、葉は、夕暮れ時に約1時間かけて閉じる(就眠運動という)。
マメ科ネムノキ属 落葉高木
2014年7月1日午前11時40分ころ









↓ ネムノキ(合歓の木)の花。
枝先に淡紅色の小花が10~20個頭状に集まり、円錐状の花序を作って咲く。
花弁は小さく根元の方にある。雄しべはピンクで30本くらい。
雄しべより少し長い細い白く見えるものが雌しべ。(雄しべ先熟)




↓ ネムノキのツボミ。





ナンキンハゼ(南京櫨)の花

2014-07-03 | 柏の葉公園

ナンキンハゼが開花。
ナンキンハゼは雌雄同株、雌雄異花。
雄花は総状花序で、雌花はその葉腋に2~3個つく。
トウダイグサ科ナンキンハゼ属(以前はシラキ属)落葉高木
昨年のナンキンハゼの花(2013/7/10)⇒ クリック
和名「トウハゼ、カンテラギ」
2014年7月1日午前11時8分ころ
↓ ナンキンハゼの雄花の総状花序
根元の部分に雌花があると良いのだが・・・






↓ たくさんぶら下がったナンキンハゼの雄花の総状花序






↓ 池の縁に生えたナンキンハゼ。
昨年は実をつけたが、秋に全て伐採された。
なんと、今年は頑張って芽を出した。まさにど根性ナンキンハゼ。
刈り取らないで欲しい。



リョウブ(令法)の花

2014-07-03 | 柏の葉公園

柏の葉公園のバラ園入り口に植栽されているリョウブ(令法)が開花。
枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。
花弁5枚で長さ6~7mmの長楕円形で先はややへこみ、繊細な歯牙がある。
参考サイト木々@岸和田さんのリョウブ
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)
2014年7月1日午前11時10分ころ













↓ リョウブの花。
↓ 雌しべの花柱の先は3裂する。子房に粗い毛が密生する。
雄しべは10本で、花弁より長い。葯の先は2裂する。


↓ リョウブの若い果実。



ノウゼンカズラ(凌霄葛)開花

2014-07-02 | 柏の葉公園

柏の葉公園の遊歩道に設置されたノウゼンカズラ(凌霄葛)棚。
椅子もあり、ちょっと休憩するのには涼しくて最適。
気根を出して樹木や壁などの他物に付着してツルを伸ばす。

ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属 つる性落葉樹
2014年7月1日午前10時50分ころ





↓ ノウゼンカズラの花。
ラッパ形で先が5裂。雄しべは4本、そのうち2本が長い。
雌しべは先が舌状に広がって2つに分かれている。
蜜が豊富で、アリやハチやメジロなどに人気。
花には香りがない。短命で落下した花弁は変色し、周囲を汚らしくする。










モッコク(木斛)の両性花

2014-07-02 | 柏の葉公園

柏の葉公園のモッコク(木斛)の両性花開花。
ツバキ科 モッコク属 常緑中高木
別名「アカミノキ」
2014年7月1日午後12時15分ころ

↓ 花弁5枚、雌しべ1本で花柱は短く柱頭は2裂して先は盤状にひろがる。

















モッコク(木斛)の花がやっと開花

2014-07-01 | 大堀川周辺の動植物

近所のモッコク(木斛)が、やっと開花し始めた。
真冬には、ツボミが形成されているので、開花まで半年くらいかかる。
モッコク(木斛)は雌雄異株。この木は雄株だった。
秋に沢山の果実をつけた美しいモッコクに気づくことは多いのだが、
花を撮るのは初めてだった。次ぎは両生花を撮りたい。
モッコクの果実(茨城県フラワーパークで2013/10/17撮影) ⇒クリック
参考サイト木々@岸和田さんのモッコク
ツバキ科 モッコク属 常緑中高木
別名「アカミノキ」
2014年6月30日午前6時50分ころ




↓ モッコクの花は花弁5枚で、平開するかやや反り返る。










↓ モッコクの樹皮。


↓ 午後1時ころのモッコクの花。
雄しべが広がっている、退化した雌しべがあるはずなのだが・・・






↓ 朝に比べると、開花した花が少し増えた。