森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「功名が辻―関が原」

2006-11-06 01:12:04 | ドラマ (大河)

    

 今日の「関が原」はいかがでしたか。私にとっては、大満足の関が原でしたが・・・

 最初、吃驚しましたね。ナレーターのおじさんが出てきて解説していました。このやり方って、昔の大河で何かありましたよね。なんだっけなぁ、思い出せませんが、鈴木アナとかがやっていたのではなかったかしら。う~ン、勘違いかなあ。まぁ、いいや。とにかく丁寧に解説してくれました。

解りやすかったです。ホームページの解説もわかりやすいですね。

 しかし、こんな戦場でも「千代が、千代が、」と妻の名前が飛び交うのはさすが「功名が辻」だなと思いつつ、やりすぎだぜ、もう庇ってやんないと、ふと思ってしまった私でした。

 六平太は暗躍して一豊を守っていましたね。打って出ない一豊に説得しに行ったり、悩む小早川の後押ししたりで、何気に一番働いていたのではないですか。徳川勝利に導いたのは六平太だったりして。

とにかく六平太、無事で何よりでした。

 過激少年ラッタ君から言わせれば、千代のお言葉、もしくは他の誰かの説得がなければ打って出なかった彼は情けない事限りないわけです。「かずとよくん」、なんだか四こま漫画のキャラでいけそうです。

ただ、戦場で闘っている一豊はかっこよかったですよ。かっこ良いのか悪いのか、今ひとつはっきりしない一豊ですが、戦が終わって引き上げていく所は良かったですね。
―そんなにうな垂れていると、落ち武者のようだ―みたいな事を家来に言われましたが
―勝っても、寂しい。屍を踏まずに歩け。―  と言う一豊は、やっぱり素敵な人だと思います。

 それから、三成敗走のシーンは、絵的に良かったです。ぐっと来ました。
「なぜだ、義は我らの側にあったのに。」

このことを書くと、先週の続きになってしまうので、そこはさておき、そのほかにぐっと来たのは淀の涙のシーンでした。子供のように三成の名前を呼びながら泣きじゃくる淀。敵の陣地のような城の中で、唯一の味方であった三成。(他に変な尼さんもいましたが)  淀にとっては三成は父であり心の夫でしたね、たぶんですが。

その飾らない少女のような嘆き方を見て、私は思わず泣いてしまいました。

三成はなぜあっさりと捕まったのか。それは次週明らかになる―と引っ張っていましたが、そう言われると気になってしまいますね。

今日の千代はほとんど出番なしでしたが、こんな時妻は何も出来ないで、ただ祈るのみですよね。

 

今日は「関が原」があったり、本能寺があったりで夜忙しくはなかったですか。「信長の棺」もおもしろかったですね。 歴史ミステリーとしても見応えがありました。もう一つ記事を書こうかとも思いましたが、深夜になってしまったので、ここで一緒に一言失礼します。  作家の魂―最後に感じた感想はそれでした。

いずれにしても、秀吉の最後はろくでもないものでしたね。

 

 

 

コメント (9)
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