一豊と千代は土佐の国を貰いました。一領具足を成敗し土佐を平定し平和に暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
そうはならなかった土佐二十万石の船出でしたね。
ところでですね、私、今回の「功名が辻」のお話よりももっと気になることが在るのですよ。ホームページの46回のあらすじの所のみんなで船に乗って土佐に渡っていくところの写真ですが、あの船の上の白い大きな影は何ですか。
さっき自分のPCで拡大してみていたら、ゾーっとしちゃいました。急に怖くなって削除してしまったのですが、何かを勘違いしているんですよね、私。そこのシーンよく見ていた方、あの屋根の上はこうなっているのだと教えていただけないですか。(あの・・笑わないでね・・)
なんか、思い切り気になっています。
そんなことが気になっていて、ほとんど記憶喪失に陥っている私ですが、その中で思い出せることは、康豊のメガホンでしょうか。吃驚しましたね。その他のシビアなお話がぶっ飛んでしまいましたよ。
そのシビアな部分を頭をひねりながら思い出してみると、かなりひどい話で、いい人一豊さんには辛い事だったと推測してしまいます。長宗我部の重臣に一領具足を成敗させて、その後その者たちも追放するなんて、たぬきおやじのやり方に他なりませんよね。
だけど国を得るということは、そう云う事なのかも知れません。これからが本領発揮しなければならないところですが、大丈夫なのか、一豊!と心配になってしまいます。
そんな中で一人険しい顔の六平太は、家臣になって千代を守ろうと決意します。急に老いた感じがしてしまう六平太ですが、悲壮感が漂っていてなにやら不安な気持ちを掻き立てられます。
妻に貰った美しい国―そんな事が言えるのは二人が心通わせて、頑張ってきた長い歴史があるからですよね。
だけど、千代が銃弾に倒れた時、うちの人が言いましたよ。
「大丈夫。まだ、ここでは死なないから。」
―あの~、あなた。分かっていますから。ここで死んだら、後3回主役無しになってしまいますから。しかも、元気に予告編に出ているし。
よっぽど、六平太の方が心配です。