森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒14「第19話 神隠しの山の始末」

2016-03-10 12:51:47 | ドラマ(相棒)

やっぱしさ、今回の「相棒」は、右京さんのクルクルと回ってパッと立ち上がる、それに尽きるわっ。

水谷さんは62歳。その前後のお歳の方々、あんなこと出来る?

役者さんは凄いなって感心しちゃいました。

それに今回、右京さんの顔も、いつもより若く見えちゃって、メイクを変えたのかしらなんて失礼な事も思っていたのです。

なんだかちょっと昔の水谷さんが戻って来たようで、少し嬉しい・・・・。

 

だからみなさん。

予想通りに今回のお話が、「なーんかイマイチ」という結果であっても、どうぞお許しくださいませ。

って、何で私が謝ってるんだ。

それこそ傲慢と言うやつですね。そちらの方を謝らなくちゃいけないかもですね。

 

だけど何がどういけないのって言うくらい、面白く感じなかった不思議な回でした。

きっと再放送で見たら面白く感じる回なのかも。

だって、右京さんは頑張ってる。

俄相棒の電話局の人とのコントも楽しい。

ああなってこうなってのひねりも効いてる。

犯人は最後までフェイクがされている。(と、言ってもかなり前半でこの人が真犯人って分かっちゃって、夫などは、もうみんな分かっちゃったからとお風呂に入っちゃう始末)

良く出来ていたんじゃないかと・・・・・   ・・・・・     ?

 

昼間の再放送時の「相棒」はかなりお気楽に見ているけれど、夜オンタイで見ている時って、なんだか期待値が高いのか厳しい目で見ちゃうことが多いような気がするんです。

それにブログで感想なんか書いてなかったら、もっとヘラヘラして楽しめるんじゃないかなって思ってしまいました。

 

だってテレビ前で好き勝手な事を言って、それで終わりですものね。

その好き勝手な部分をブログに書くのは、時には気が引ける時があるんですよ。

でもちょっと敢えて書きますね。

考えてみると、もっとひどい事をさらっと言ってる人たちもいっぱいいるのですが・・・・。

 

視聴率低下の犯人とかと言う事はまったく関係のない話です。

私、反町さんは私の取っては「で、あるか」のチョーカッコいい信長様です。眉間にちょっと皺を寄せて低い声でセリフも少なく、その横顔だけで、物事を語る良い役者さんだと思っていますし、好きな俳優さんです。

だけどこういうおちゃらけた役を、ほとんどやってこなかったですよね。

なんでそのチャレンジを、この「相棒」でしたんだろう、させたんだろうかって、私思っちゃうんですよ。

最終回前で言うのもなんだけれど、いや逆に最終回前だから、本当に思っている事を言いたいのかも。

とうとう、そのキャラに最後まで馴染めなかったんです。

官僚のオチャらけキャラ。

 

反町さんは仲間さんのスケジュールの都合で繋だと最初から言われていましたが、設定も官僚の出向と言うもので落ち着かないようなものを感じさせましたよね。本当に最初からワンシーズンなのかも知れません。

次回の予告編で

「これが私の最後の・・・・」と言うセリフを言っていましたが、果たしてどうなるのでしょうか。

 

ところで全く今回のドラマの感想を書いていませんでしたので少々・・・

 

この鬼の夫婦が…じゃなくて、陶芸家の夫婦が個展をやっても全く見向きもされなかったのは、技術でだけではダメで先生のアイデァがあってこその作品だったのだと気づかされたと言っていましたが、そのアイデァの部分を人は才能と呼ぶんですよね。

この夫婦には秀でた才能がなかったと言う事になるかもしれませんが、少なくても右京は見に行ってそれなりの評価をしていたわけです。才能がなかったわけではなく、彼らには師匠にこき使われて挙句に名声を得られないと言う大きなひがみがあり、それに負けてしまったのだと思います。

だいたい師匠を、作品を生み出す窯で焼いてしまったこと自体が、すでに魂を売ってしまったんですよね。

陶芸家の夫婦の夫は、俺の手は汚れまくっていると言うのは、そう言う意味で凄く納得できました。

だけれども、右京は見抜いていました。

彼らは人など殺せない人なのだと。

 

自分勝手な都合で人を殺す人は他に居ました。理由はなんであれ、一度でも手を汚せる人は、何度でも殺せるものなのかも知れません。

村の為と言いながら、結局は、村の発展の足を引っ張ったのは自分。

この人は大人しい顔をしていながら恐ろしい人でしたね。

なんとかの為と言いながら自分の行動の言い訳をする人は信用しちゃいけませね。

「じゃあ、私はどうすれば良かったんだ。」

その時右京はパチンと指を鳴らす・・・・ってなわけにはいかないのでした。

 

少々と書きましたが、書いているうちにいろいろと思い出して少々ではなくなってきました。

長くなりそうなので後は箇条書きに。

◎ なんで骨をあんなに簡単に宝石強盗犯の斗ヶ沢に見つかる所に置いておいたのか。あの祠の所に宝石を隠そうとして掘ったら骨が入っていた骨壺を見つけたのかも知れないけれど、そう言うシーンが無かったから、どうしても置いてあったように感じちゃう。

◎ ホステスの里美は妊娠三か月でも自殺未遂。よく子供は助かったなと思う。今回は転落と言うものを甘く見過ぎだと思う。誰か言ってあげてくださいよ。「それでも子供は生きようとしている。」って。そして将来に不安を抱えている彼女に何かいいお話を与えて欲しかったです。

◎ 里美の夫の亮はなんでいつも廃校でぼんやりしているのか。そこに何かドラマがありそうなのにスルー。

◎ 感想を書く前には、本当は影響されるのでいつもはよそ様の感想は読まない事にしています。
でも今回、アップが早かったので英さまのブログの感想を先に読んでしまいました。なるほどなと思ったのは土の事。

私は単純に買ってあった土から、良く揉めた原因が土だと見抜いたなって思ってしまったのですが、考えてみれば移ってくる前に土の事は調べてくるのが普通なんじゃないかと思います。

でなければ、本当に先生と言う人はいい加減な人だったのですね。

◎ 右京のでんぐり返しを見て「放浪記」を思い出した人はいませんでしたか?

◎ やっぱり一番面白かったのは、幽霊・・・・だったかも ( ´艸`)

◎ えっと、やっぱ、タイトルからして・・・・私的には好きくない・・・ ←この我儘はスルーして 

 

 次回は最終回。

8時からです。

コメント (6)
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