【ある日の記録】
2月21日、3月17日に奥様ランチ。
いつも道で出会って立ち話をする方と、いつも最後は「じゃあ、今度ランチでも。」と言って別れてきました。
ずっとずっと社交辞令の挨拶のようになっていたのが気になっていて、とうとう具体的に日にちを決めて長年のお約束を果たせました。
続けて二回もと言うわけじゃなくて、別の方なんです。
3月にお会いした弥生様。
約束の時間に迎えに行ったら、すっかり会う事を忘れていらして驚かれたのだけれど、驚いたのは私の方です。だからと言って
「おい、ポケポケしてるんじゃない !!」などと言いません事よ。ちょっとだけ彼女らしいなと思っただけ。
少し待っていてと言うので、お化粧して着替えるのかと思ったら、お昼に帰って来る旦那様の昼食を作っていたそうで、それなら無理に今日じゃなくても良いと言うと、もう終わったのでと共に出掛け楽しい時間を持ちました。
画像が大きくて、すみません。
スマホから直接投稿しているので(画像のみ)、編集の手間を省いています。
2月にお会いした如月様も弥生様も、だいたい最初は旦那さまの近況と…・愚痴。
私より年上の方と年下の方であっても、だいたい似たような年代なので、起きている事は似たり寄ったりです。リタイアの話や転職の話など。次は自身の病気と故障の話が多いです。これも似たり寄ったり。だいたいどこか壊れ始めているのです。内蔵の病気は持っていなくても、膝とか腰とか。そう言えばたまたまの事だと思うのですが二人とも足を引きずっていました。
「軟骨が減る」と言うのは逃れられない運命なのだと思うのですが、30代の頃はそんな事を意識したこともなかったです。
何かそのぐらいの若い時からケア出来ないモノでしょうか。先の運命を知っていたら、私も含めてみんな何かをしていたと思うのです。
似たり寄ったりの話であっても、いやむしろそうであるからこそ、その似たような状況の中でみんなどんな風に思ったり対応したりしてるのかとか、凄く参考になると思うのです。
みんなのお話は面白いです。
そして最後はもう大人になった子供たちの話となるのですが、これが吃驚の内容だったんです。このような書き方をしても、その内容はとてもじゃないけれど書けません。
如月様も弥生様も、このブログは読まないし存在すら知りません。でもそれでも書いてはいけない事だと思います。
ただ私は弥生様にこう言いました。
「そのお話、本当にびっくりしてしまう。でもね、驚くような事は世の中にたくさんあって、最近聞いたお話の中で、そのお話は二番目よ。」
一番びっくりしたのは実は如月様のお話だったのです。
本当に驚いて
「どうしてその話が一番最初に出ないの。」と思わず言ってしまったのでした。
「ああ、そうね。もうあなたにとって過ぎた事だからなのね。でも、あなたはその時ひとつひとつ自分の気持ちに折り合いを付けて乗り越えてきたって事なのね。凄いのね、あなたって。」と続けて言いました。
私はこの方を今までは少し軽く見ていたような気がしました。でもその時から見る目が変わったように思います。
もちろんその如月様のお話を弥生様に言うわけにはいきません。
だけど上に書いたような、思わず言ってしまったんだと言う話はしたのです。すると弥生様は言いました。
「そうなんですよね。みんなそうやって乗り越えていくんですよね。」
ドラマや漫画のようなお話は現実に本当にあるんですよね。だけど家族の悲喜劇はあまり描かれない時もあると思います。
奥さまランチはやはり侮れません。
暇に任せてぺちゃくちゃとおしゃべりしているように傍からは見えるかも知れませんが、いろいろと考えたり学んだりと刺激されることも多いのです。