森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「おふろの王様」/大井町

2017-03-16 22:04:34 | お出掛け日記

近頃、母と姉妹とで街中温泉、言うなればスーパー銭湯に行って楽しむ事が多いです。3月16日の今日も妹のお勧めの大井町にある「おふろの王様」に行ってきました。

ここは広くはないですがなんとなくゆったりと出来る場所も多く、楽しい女たちの平日でありながらオヤスミと言う一日を提供してくれたと思います。

母は妹二人と、初めてのオイルマッサージに挑戦しました。まあ、「挑戦」と言う言葉はおかしいような気もしますが ^^

「エステなんか初めて。」と言う母。

思わず、「どんどんやんなよ、どんどん。」と、まるであのCMの金太郎(かねたろう)のような事を言いましたが、この場合お金はどんどんと出て行くわけです。でもやってみたかった事をどんどんやってもらいたいと言う気持ちに嘘はありません。

 

オイルマッサージをした母の肌はツルツルしていました。

 

 

母と妹たちがエステをしている間、私と姉は何をしていたかと言うと、それは岩盤浴のお部屋巡りです。4つほど回ったと思います。

どの部屋でも全部うつらうつらしてしまいました。汗のかき具合も気持ちが良い感じでした。

岩盤浴は、やっぱり良いですよね。

 

この日のランチは・・・・。



 

さあ、次にこの家族で集まるのは・・・・・宝塚の公演なんですよ。

今日はメチャクチャに眠いので、もう寝ようと思います。

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「キャットニップ2」と「なのはな」

2017-03-16 01:25:20 | 漫画・マンガ・まんが

 今月の「月刊flowers」はアマゾンで買い求めたわけですが、どうせなのでその時に欲しかった本も、エイヤッと買い求めました。

なんで気合が入ってるかと言うと、近頃自分の為にお買い物しすぎではないかと、謙虚な気持ちになったからです(ごく稀にそのような気持ちになりますが、まあごく稀です。)

 

月刊flowers(フラワーズ) 2017年 04 月号 [雑誌]
小学館
小学館

 

と言うわけで、「エイヤッ」と買い求めた漫画の本が「キャットニップ2」と「なのはな」だったのです。

キャットニップ 2
大島 弓子
小学館

 

グーグーがいなくなっても、大島さんの生活は猫と一緒。

飼い猫と庭にやって来る野良ちゃんと部屋に入って来る野良ちゃんと入り乱れ、その猫ちゃんたちとのエピソードに笑いあり涙ありと言う所ですが、どちらかと言うと泣きっぱなしです。

猫との生活は穏やかで、ちょっとした発見やささやかな幸せがある時は、そんなにドラマチックではないのです。ドラマチックな時はそれなりの悲劇や喜劇がある時。だから泣けるエピソードが多いのだと思います。

 

大島さんの猫と一緒の歴史の中で、私も今でも迷って後悔しつつあれで良かったのだと気持ちが揺れる出来事に病院とのかかわり方がありました。

意味の分からない犬や猫にとって病院での治療や入院は、人間が思う以上の苦痛や恐怖に感じると言うもの。

(以下三行はネタバレしています。)

3歳で死んでしまったテンミケと言う名の猫は、生まれつきの病気を持っていたものの入院のストレスでその死期を早めてしまった・・・・・。

その兄弟であるなっちゃんがテンミケと同じ症状に陥った時、病院に入院させると言う選択を取らなかった大島さん。

その最後は家のソファで最後の夜を過ごし、そのソファから降りたところで横たわり最後を迎えたと言う、穏やかなものでした。

 

数年前に我が家で飼っていたワンコのココちゃんには、同じ考えを私たちは持っていたのです。

いろいろな事を思い出してしまいました。

 

そして穏やかな死を迎えられたのは野良ちゃんのチビラテも。

猫小屋のエピソードは、帯の江國さんの言葉にも書かれています。

(しかし、チビラテが箱に入ってくれてよかった !)と。

 

そして老いても元気な猫たち。だけど最後の歯が抜けたりジャンプできなくなったり・・・・・

ああ、我が家のももとあんずにもこういう日が来るのかしら。

だけどしっぽが割れる程長生きして欲しいと思う毎日です。

 

猫好きにはたまらない一冊であり、そうでない人も誰かに優しくしてあげたくなるようなそんな作品だと思います。

 

どんな猫たちがいたのだっけなと思う方は「1」で復習ですね。

キャットニップ
大島 弓子
小学館

そしてもう一冊は萩尾望都氏の「なのはな」です。 昔、大島さんは「綿の国星」で猫を擬人化して描いていたけれど、こちらはウランやプルトニウムの擬人化。

因みに望都氏と大島さん・・・・。これは作品のイメージから来てるだけで「氏」と「さん」に差別はないです。

 

美しくて艶やかで、恐ろしいけれど人々はその誘惑に勝てません。

短編ながら、文学の香りがする望都氏の作品。なんだか「青い鳥」の中のエピソードを思い出してしまいました。

表題の「なのはな」は短編の2作品。

津波で大事な人を失ってしまった少女の、今を描きながら再生の物語だと思います。

いろいろな事を考えさせられます。

そのいろいろな事の中の一つではありますが、ペンを持つ人のペンでの戦い方と言うものを私は見たように感じました。

この作品を3月11日に紹介すれば良かったとも思いました。

 

なのはな 新装版: 萩尾望都作品集 (フラワーコミックススペシャル)
萩尾 望都
小学館

 

・・・・・・

 

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