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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「昨年の記事☆『2011年を生きた猫たちへ』」 から

2017-03-11 22:27:51 | 梢は歌う(日記)
 
昨年の記事☆「2011年を生きた猫たちへ」 

 2011年を生きた猫たちへこんにちは。私は猫のももです。私のお話を聞いていただけますか。私は2010年の秋に生まれて、そして2011年にこの家にやってきました。1......
 

 

上の囲みは、昨年の3月11日に投稿したものです。そしてそこを開くとさらに前の年の3月11日に投稿した「2011年を生きた猫たちへ」と言う記事にたどり着くと言うツリーになっています。

2011年に我が家にやって来た猫のももが、その4年間を語ります。

私自信、その記事を読むとやはり耐えられなくなって未だに涙がハラハラとこぼれます。

 

人間は牙も鋭い爪も持っていないけれど、図らずも生き物たちの頂点に立ってしまったのです。もちろん他の動物たちはそんな事も知りません。だけどもしも人間が、その手で生み出した「道具」によって地球を滅ぼしてしまったら、他の動物たちも訳も分からずに滅んで行かねばならないのです。

生き物たちの頂点に立つ資格など、本当は人間にはないかもしれませんが、資格云々の問題ではなく現実を見つめるならばその図式を無視するわけにはいかないのです。ならば、自覚を持つべきなのです。

 

今日、テレビではいろいろな震災特集が放送されていました。

その中で被爆牛の解剖と言うシーンがあり・・・・・・・

何とも言えない複雑な気持ちになりました。あの震災をその牛は生き抜いて、そして被爆しながらも生きながらえていたのです。でもまた人間たちの為にその命を捧げなくてはなりませんでした。研究のためにです。

もちろん震災は自然災害です。そうであるならば人間も牛も同じ側に立っているのです。でもそれを原発事故などの人災にしてはならないのだと強く思うのです。

 

ところで昨年の記事の中で、小学5年生の少年との会話を書きました。風化させてはならないこの「3.11」のこの日を、その少年は「僕は忘れると思う。」と言いました。

この話には続きがあると言いながら、私はその続きの話をその後に書いたのか分からなくなりました。

その少年は、こう言ったのです。

 

「僕はむしろ忘れたいんだよ。」

 

私は深く頷いて、その子供をぎゅうと抱きしめたいような気持になりました。だけど日本ではあまりハグの習慣は根付いていないので、もちろんしません。でも私は言いました。

「そうだね。そう。分かるよ、その気持ちもね。」

その子が小さな地震やスマホからの警報音に過敏な反応を示すことは、私も知っていました。

風化させてはならない事。だけれど心に深い傷が残っているのです。そんな子供に私は何を言って良いのか分かりません。

 

2011年の3月の時、その子は1年生だったか幼稚園だったか・・・・。

まだ家には帰ってなかったのです。お母さんの近くでない所で、あの揺れを体験したのです。

家にいて息子たちの傍にいたのに、思わず「怖い」と言ってしまった私。

小さな子供にとって、どんなにか怖かった事でしょう。

 

テレビでは仮設住宅に住んで6年の人々の事が放送されていました。家族四人だったら4畳半のお部屋が二つの広さの仮設住宅ー。

そこで亡くなっていった人々。終戦直後に作られた法律に縛られている日本。

どうしちゃったんだろう、この国は。

 

この震災は過去にあった出来事では決してなく、未だ解決していない継続中であり、この国はずっとあの日から揺れ続けているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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8月には舞台があるね。

2017-03-11 00:39:36 | 梢は歌う(日記)

藤原竜也さんのいろいろ。

「下剋上受験」の終わりに次回の金曜ドラマ「リバース」の予告編が入りましたね。

この「リバース」は4月14日スタートなんですって。

4月2日には「人間の証明」でしょ。(この日は拓郎さんのラジオも始まるし、いろんな意味で大変だあ)

 

映画の予告編も解禁になって、こちらの「22年目の告白」は6月10日から。

ドラマと映画と・・・・

舞台はどうしたのかなあと思っていたら、8月から始まりますね。

「プレイヤー」と言うタイトルで、仲村トオルさんと初共演。なんとサイコホラーらしい・・・・ !!

 

雑務地獄と称していたものから、少々抜け出して終わりが見えてきました。

すると今度は一気に来ました、遊びと楽しい事の予定が盛りだくさん。

ところが私、こんなに遊んでばかりいても良いものかと、小心者なので思ってしまうのです。

 

でも春なんだから、いや、寒い日は続くんだけれどね、それでも3月来たぞ、4月も来るぞって、春なんだから良いんじゃない。

 

お芝居の詳しい記事は→ここです。

 

※       ※        ※

日付が変わって、3月11日になってしまいました。

この日付を見ると「楽しい」「楽しい」と浮かれて言う事すら自分ではいけないような気持ちになってしまいます。

そして不安にもなるのです。

突然やって来てしまった、6年前のまさかの日。

忘れてはいけない。そう心に誓っています。でも時には凄く怖くなるのです。

 

そんな時、私は

「あしたは必ず来る日だ。」と心に言い聞かせるのです。そして、「リバース」見るぞ、映画も見るぞ。お芝居に行くぞと少し先の未来を思い描いて、自分を励ましているのです。

きっとこれは、不安定な世代を生きる者の感覚で、たぶん分かる人には分かると言うものなのかも知れませんね。

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