今日、この人更新が多いなあと思われる方もいらっしゃるかも。今日は久しぶりのオフなので、インとアウトのバランス調整日。備忘録としてのブログでもあるので、書きそびれている事をあれやこれやの雑用の合間に書いています。映画の感想をひとつ前の記事にも書いたので、続けて映画の感想記事を書こうと思います。 前記事が思いがけず長くなってしまったので、今回は短めにと思っているのですがどうでしょうか。とりあえず大きなネタバレなしでいこうと思います。またテレビなどで放送されて二回目三回目を見る事があれば追記していくかもしれません。
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2月19日に家族と一緒に見てまいりました。
今回の映画、初日から二日間の興行成績が今までで一番良かったみたいですね。たぶん強力な競合作品がなかったからじゃないかと私は思うのですが、たぶんその後もガタンとは落ちてないんじゃないかしら←推理。
と言うのも、二週目以降は口コミがものを言うわけで、私的にはこの作品、「相棒」が帰って来たと言う内容で良かったなあと言うのがその感想だからです。
前作の時にかなり不満だった夫も今回は満足していました。
私は思いました。映画なのだからと、見応えを出そうと映像を派手にする。それは大事な事だと思うのですが、その派手さと言うのは、火薬の量などではないのですよね。そしてヘリコプターを飛ばせばいいってもんじゃない。そんな反省が生きたのか、映画らしい派手さもあり、だけど核心の物語の部分は静かで深い部分があり心に残りました。
映画らしい派手さと言うのは、人の動きの多さではないかと私は思いました。
夫が見た後に言いました。
「これ、何かの本当のパレードとぶつけて撮ったのかな。」
えっ !!
と、私は吃驚しました。
そうか。夫殿はそこまで興味がないから知らなかったんだ。
クライマックスのパレードシーンは北九州市の福岡でエキストラ3000人で撮ったのですよね。皆さんエキストラとは思えないほど自然体でイキイキとパレードを楽しんでいる様にしか見えませんでした。
この夫の言葉こそ、この映画の賛辞と言って良いでしょう。
「相棒愛」のある方々が、この撮影に集ってきてそしてこの映画を完成させたのです。
徐々に視聴率が下がって来て王者の立場ではいられなくなってきたかも知れない「相棒」が、それでも映画をヒットさせたのは、このような「相棒愛」のなせる業だと思います。
最初、この映画もまたテロがテーマかとちょっとうんざりして、見る気も失せていました。でもやっぱり「相棒」、そうではありませんでしたね。
敵役に魅力がなければ、こういう映画はイキイキとしません。対峙する敵も良かったです。
オープニングシーン、これから始まる事件の序章。映画らしい映像の美しさにときめきました。
ラストシーン。本編とは関係ないシーンですが、なぜか私は遠い遠雷の光に胸がキューンとなりました。
ゲストになってしまった米沢さん、神戸尊のシーンも長くはないけれど良かったです。カイトのシーンがないのが寂しい~。
成宮君、帰って来て~ !!
<やっぱりちょっとだけネタバレ感想>
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あの悪代官ヤロー、あんな地団太踏んだシーンじゃちょっと物足りません。もっと大失脚シーンが欲しかったですね。
私たちはこの国の頭。頭は守らなくちゃみたいなこと言っていたけれど、あんな腐ったミカンのようなのが頭についているんじゃ、この国の未来はどうなってしまうんだろうって、まじ思いましたわ。
その中でひとりまともな方がいました。この人が何が重要な事に絡むのかと思いましたが、そうでもなかったので次の話に繋がっていくのでしょうか。