いろいろとお喋りしたい気分です♪ 【ドラマのお話などを】
しかし、あれですわよね。って、何があれなんだか。※ ※ ※ まあ、とりあえずドラマのお話なんかからお喋りさせてくださいね。今シーズンは、あま......
楽しかった夏のドラマも終わってしまいました。
上の囲みは、昨年の9月22日に投稿したもので、この季節はドラマの話を書く事になっています…って本当か?
とりあえず、その感想を「見てましたよレベル」で書いておこうと思います。
(欲張ったので、ちょっと長いです。)
好きだった順に、たまには書いてみようかと思いましたが、意外とそれって私的には難しいかも知れません。
なのでまた曜日順です。
夏は結構仕事が忙しくて、見たり見なかったりのドラマも多かったと思います。
月曜日の「絶対零度」もそれ。見たものは皆面白かったと思いますが、なんだかあり得なさが漂っていたように感じてしまいました。ただ犯罪を未然に防ぐと言う新しい視点に果敢に挑戦した点は、それなりに評価に値するように感じました。新しいものを生み出そうとする力が、ずっと続いていく「ドラマ」と言うジャンルには、いつだって必要な事だと思います。 そして沢村さんは、やっぱり好きな俳優さんです。平均視聴率は10.6
あっ、そうそう。
今回の2018年夏ドラマは始まった時にも、少々ドラマの事を書いていて、その時に「絶対零度」に関して
>だけど上戸さんの桜木刑事はさ、ねぇ、・・・・。←今はむにゃむにゃ。
生きている事なんかその時点で、まるわかりですわよねぇ、奥様^^
火曜日の「健康で文化的な最低限度の生活」は当初にも感じた通り、まじめな作りだと思いました。その作る姿勢に好感を感じていた方も多かったと思うのですが、ワタクシ的には、あまり面白くも感じなかったです。ある意味ヒロインの成長物語で、周りのみんなが、みな有りがたく彼女に寄り添った見方をするのだけれど、私はなかなか寄り添う気持ちにはなれなかったのです。の、割には見てたかも。ドラマ視聴時間が次の時間帯に続いていたからですね。 平均視聴率は5.8
その後からの「義母と娘のブルース」は本当に楽しみに見ていました。最終回は、19.2 平均視聴率は14.2でした。
みゆきと亜希子の物語に、時には涙したりワクワクしたりしました。だけどそれに麦田が花を添えました。私的には彼と結ばれて欲しかったですよ。最終回の「東京発東京行き」は何を意味するのか。やっぱり続編って事でしょうか。
水曜日の「刑事7人」は、俳優も雰囲気とも好きなドラマです。平均視聴率は11.8。今までのシーズン中でも最高だったのだそうですね。
昔、「絶対零度」が出てきた時に「コールドケース」かと思ったのですが、こちらの方が内容的に「コールドケース」みたいな内容でしたね。資料課が出てきちゃうとそうなる事が多いと思います。でもなかなかしみじみとさせる出来だったと思います。
これ初回、ちゃんと刑事7人並べさせて、バーンと「刑事7人」と分かりやすく始まったのと、ラストにまた7人並ばせた終わり方がちょっと好きでした。
東山紀之・吉田鋼太郎・塚本高史さんなどの好きな俳優さんに加えて、今シーズンからまた田辺誠一さんも加わり次のシーズンも楽しみになりました。
その後の「高嶺の花」。これも楽しみに見ていたドラマの一つでした。ももの相手役として自転車屋さんに峯田和伸、脚本が野島伸司で話題性もばっちりで視聴率の数字も取れるだろうと、相当期待されてスタートを切ったものの、中盤は一ケタから抜け出すことが出来ずに苦戦したドラマだったと言う話題づくりに貢献すると言う皮肉。
これ、お話、面白かったですよ。なんだか冴えないような兄ちゃんの風間直人は、実はかなりの秀才で、家元しかりももでさえ、けっこう彼を侮っていたけれど、彼らの思惑をフツーに覆してしまう展開には惹きつけられるものがありました。同時に進む引きこもり青年の自立ストーリーも良かったですよね。
もう亡くなってしまったお母さんのアドバイスシーンも良かったです。
野島さんの作品で「世紀末の詩」って言うのがあったでしょう。私、ちょっとそのドラマの雰囲気を時々感じていました。最終回の新流派の許しを請う為のお披露目の生け花、素晴らしかったですね。惚れ惚れとしました。
このドラマの打ち上げの席で、石原さとみさんは泣いて謝ったとか。いつもならばドラマが低視聴率の責任を役者が負う事はないと思う私なのですが、やっぱり期待値が高かっただけに、そう言う流れになったとしても仕方がない部分はあったかもしれませんね。
これ、タイトルが「高嶺の花」で、芸術家と普通の人との「差」を指しているものではなくて、やはり家元を継いでいくような別格の家柄と普通の人との「差」を感じさせるものがあったじゃないですか。
だけど私には、ヒロインのももが深層のお嬢様にはまったく見えませんでした。だから「あっちの世界」「こっちの世界」に区切りが無くて説得力がないし、そこの部分がちょっと浅かったなあと感じました。もちろん私的なこのドラマ限定の感じ方ですから、これでさとみファンのあなた様が不愉快に思う必要もない事です。平均視聴率は9.5。
あっ、そうそう。「ラブ・ミ―・テンダー」、良かったですね。あれが流れ出すと、全部「あー良かったなあ。」ってな気分になっちゃったわ。
木曜日は「グッド・ドクター」。
姉が「ずっと毎回泣きながら、良いな良いなと見ていたのに、最終回だけ、なんだかなぁ、と思ったの。」と言いました。
そうなのですよね。最終回に臓器移植の問題で、ちょっと内容が厳しすぎましたね。
私もテレビを見ていて、子供を亡くしたお母さんのセリフに「あー嫌だなあ。」と思わず呟いてしまいました。どのセリフと言うわけではないのです。それを聞いていた夫殿が、「いいじゃないか。これはこの人たちの選択で・・・」などと言いました。そうじゃないのです。ドラマの中の人たちの選択なんかどうでも良いのです。
お話自体が嫌なんです。自分の過失で(川辺の危ないところで目を離す)子供を死なして、まだ呼吸器をつけていれば生きているように見えるのです。ドラマの時間内、つまり数分で悩み苦しみもがき、そして結論を出し、そして「あー、良かった」となるのです。
無理ですわっ、ワタクシには。
だけど毎回楽しみに見ていたのは、私も姉と同じでした。夫殿はネット配信の韓国版などを見始めて、いちいち比較するので、そう言う楽しみ方もあるのだなと思いました。平均視聴率は、11.95。ほぼ12と言えるわけで、素晴らしかったですね。
金曜日は「dele」。これ、本当に文句なしで面白い。
って、それでは、前に書いた「2018夏ドラマと「届かなかった手紙」」での言葉とまるっきり同じじゃない(^_^;)
だって、山田孝之×菅田将暉は最高に良い演技をするし、カメラからして好きでした、これ。映画化になったら行きます。そんな話はまったくありませんが。
「dele」は校正用語で「削除」の意味。死亡確認が取れたら、デジタル記録を削除するのがお仕事。普通はそこで終わり。中身を確認などすることもない。それを毎回どのような展開になって、見なければならない状況になるのから面白かったです。ひとつひとつのエピソードも、かなり切ないものが多く印象に残りました。最終回では、ちゃんと主人公たちの過去と絡み合って、決着が見えたのもドラマの王道かなと感じました。複数の人がシナリオを描くドラマでも本筋は大切ですね、やっぱり。
そして日曜日は「この世界の片隅に」。現在パートは、単にドラマだけを見て思うと要らなかったような気が少々してしまうのですが、このドラマが制作され始めた頃、広島は災害にあっていたじゃないですか。
そこに住んでいない私たちは、この後、立て続けに起きた自然災害に、ちょっと何が何やら状態になっているような気がします。
だけど自然災害に大変な目に合った人たちは、いまだにその傷跡と闘っているのだと思います。
「頑張れ、広島。負けるな、広島。」←標準語ですみません。
最後に入る、今の、今を生きる人たちへのメッセージは、ドラマの枠を超えてジーンとしました。
「この世界の片隅に」は本当に本当に本当に好きでした。
これも残念なのですが、あまり視聴率は良くなかったのですね。
戦争物回避、または原作&アニメが好きすぎてなど、いろいろな理由があると思いますが、この先、もし見る機会がまたありましたら、ぜひ見てみてくださいね。
ドラマのシーズンが終わると、次のシーズンまでの意外と長いお休みの時、以前は、なんかこう残念なお笑いやクイズのスペシャルばっかりやっていたじゃないですか。でも最近は、この時にドラマスペシャルをやってくれるので嬉しいです。
でもちょっと厳しい内容が多かったです。
「Aではない君と」「乱反射」「指定弁護士」。
「Aではない君と」は「友罪」の薬丸岳の作品が原作だったのですね。「友罪」は映画館で観たいと思っていましたが、結局未見。かなり重い内容だったような気がしました。これは感想を書こうと思ったら、たぶんいっぱい書いてしまうと思います。でもあえて書きたくはないのです。猫殺しからきつかったですね。だけど一番大切を証明するために他を排除させようとする考えを拒否できなかったことが、悲劇の始まり。
「殺す意味が分からない。」と死に対して希薄な想いがその背景にあったのかしら。
子供たちよ。どんなに偉そうにしていても、君たちは経験値が低いのだよ。
愚かに見えても大人は大人なんだよ。いざと言う時は助けを求めたまえ。
と、いくらここで言っても通じないな。
佐藤浩市×天海祐希
![]() |
Aではない君と (講談社文庫) |
薬丸 岳 | |
講談社 |
・・・・
![]() |
友罪 (集英社文庫) |
薬丸 岳 | |
集英社 |
「乱反射」も出演陣は豪華でしたね。
妻夫木聡×井上真央。加えて萩原聖人など。
こちらも原作アリ。
![]() |
乱反射 (朝日文庫) |
貫井徳郎 | |
朝日新聞出版 |
こちらもいろいろと考えさせられましたね。
みんなちょっとずつ・・・・。
だけどそれがある日大きな悲劇を生むなんて。
事故のシーン。ショックでゲーッと吐きたくなりました。子供が酷い目に合うシーンは苦手です。
最後は希望の光も見えて、終わり方も良かったです。
「指定弁護士」。
「指定弁護士(していべんごし)とは、付審判制度(準起訴手続)および検察審査会による強制起訴制度によって、検察官の職務を行う弁護士のこと。」
なんか難しいですね。つまり捜査出来る弁護士と捉えたら良いのかしら。
北川景子主演で、また新しい分野にチャレンジしたドラマだったと思います。
そして驚く事に夫役がえなりかずき。
この夫婦はいったい何なのと思ってしまいましたが、ラスト近くのシーンではちょっと納得しました。良い夫婦役になっていました。あまり面白かったとは言えないかもです。
だけど北川景子は相変わらず美しかったです。
大河「西郷どん」でも篤姫役として久しぶりに登場してきました。
相変わらずの綺麗さで、惚れ惚れしますよね。
と言うわけで、次のシーズンも楽しいドラマライフになりますように。
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