録画してあった「ヴェラ・・・」をみんな見終わってしまった後は、同じAXNミステリーにて「ガマシュ警部☆スリーパインズ村の事件簿」を見ました。
しかし海外ドラマのシーズンの終わり方って、どうしてあんなに「続きます」「続かなきゃダメでしょう」的な感じになるんだ。気になってしまうじゃないですか。
って、ネタバレなしで、こう書いても分け分かりませんよね、すみません。
あっでも、海外ドラマに慣れている方には、最後だっていうのに「えっー、どうするの ?」というところで終わってしまうのって、たぶん分かっていただけると思います。
この「ガマシュ警部」って、
『ワシントン・ポスト紙が実施した投票で、ポワロ、ホームズをおさえ、2021年の“最も愛されている探偵(フィクションの探偵)”に選ばれた。』のですって。
確かに、この警部は優しくて誠実で魅力的です。
事件の舞台になるスリーパインズ村は、一種独特な雰囲気を持っていて、住人達もみな一癖も二癖もありそうな人々ばっかり。村自体にも大きな秘密がありそうです。
というか、本当に住人達にはもろもろと秘密があり、村にもおぞましき歴史があったのでした。
しかし海外の田舎・・・・美しいです、風景も。
この物語は、カナダの先住民の若き女性の行方不明の話を真ん中に、2話ずつ別の事件が絡んでいきます。
そのど真ん中の物語の犯人は、もろにあの人怪しいじゃんってなるわけですが、2話ずつのお話が興味深いので、もろに怪しくてもあまり気になりません。ただ最終話は、やはり対決しないわけにはいかず・・・。
だけど、この田舎町、犯罪多すぎじゃない ?
『本作では、今世界的に注目されている、カナダにおける先住民族に対する虐待が描かれており、欧米ではその揺るぎないリアリズムで賞賛を集めた。』
『』内は、AXNミステリーのHPからの抜粋です。
そうなんですね。この物語が単なるミステリーに終わってないのは、それが描かれているからだと思います。
ゆえに重く深く感じます。
次の放送予定は未定ですが、またある時には、お勧めできるミステリーだと思いました。
『制作:2022年 カナダ・イギリス/尺約60~65分×全8話/字幕版/原語:英語 原題:Three Pines
原作:ルイーズ・ペニー
出演:アルフレッド・モリナ(アルマン・ガマシュ)、ロッシフ・サザーランド(ジャン・ギー)、エル=マイヤ・テイルフェザーズ(イサベル・ラコスト)ほか』