人は「強くなれ」と言うけれど
弱いままではだめなのか
思わず膝を落し、手を大地に付き
手に着いた砂を落しもせずに
その手で目を覆い隠しワーワーと泣く
命ギリギリの淵に立ち
それでも明日を信じてニッコリ笑う
そんな人の強さに驚きながら
代わりに私が病んでいる
小さな猫が幸せそうに眠る
幼かった子供たちの声が記憶の中でよみがえる
なんでもない日常の中で
好きなものの数を数えては
クスクスと笑ってる
ある時は友たちとの
記憶にも残らない会話の中で
みんなの波に呼応して
声を出して笑っている
細い月が天空で光り、微かな風が梢を揺らす
見上げては置いてきた過去に
想いを馳せ
闇に向かって呟いている
「君をずっと愛しているんだよ。」
雨が降るように泣き、風が吹くように笑う
昨日と今日と明日
過ぎていく愛おしき日々
「雨が降るように泣き 風が吹くように笑う」なんて気持ちの良い言葉でしょうか。
そこにあるのは静かな時間の流れのようで、おおげさでもなくただ淡々としていてしみじみと残されていく想い。それが人生を味わう者に優しく優しく沁みていく・・・
「好きだよ」と言わず、「愛しているよ」と言う、深さを感じています。
朝から大切なものをプレゼントされた気分でした。ありがとうございます♪
詩への感想は、また特別な嬉しさがあります。
一年の自分なりの指針を、年の初めに詩（またはそれに準じる物）で書くと言うのは、ここ数年続けている事なんです。
このお声がけで、私の方こそ
>朝から大切なものをプレゼントされた気分でした。
と言う気持ちになりました♪
ありがとう♡