春の我が家風景<その2>です。
ルート君はなぜだか理系です。彼は日本語不得意で、日本人ではないと家族に言われています。
昔、私は理系というと文系より頭がいいというイメージを持っていましたが、今ではそんな間違った先入観はありません。ルート君のお陰です。
でも、理系の大学はやっぱり文系より学費は高いです。入学前、どうも明朗会計ではなくて、いくらぐらい掛かるのかイマイチ分かりませんでした。学費明細が送られてくるまで、ぶるぶると震えていました。
ですが、送られてきた振込用紙を見てホッとしました。ラッタ君と同じぐらいです。
良かったと思って、理系で二人分の学費を払っている友人にその話をすると、甘いと言われました。理系は入ってからなんやかんやと出費が多いというのです。
そのお言葉が、今では現実になってしまいました。
「あのさぁ、教科書代が結構掛かってさ、後さぁあれやこれやと掛かってさぁ・・・・・」
―そうだったなぁ、教科書なんてそんなものがあったっけ。―
「じゃあ、明日買えば。いくら?」
「そうだなぁ、明日はとりあえず一万円でいいか。」
―・・・・・・・―
「あのね、君。言い方ソフトだからそんな感じしないけれど、君の言っていることはさ、
『ばばあ、いろいろ物入りなんだよ、金出しな。』
『ヒェー、おいくらでございますか。』
『そうだなぁ、明日は一万円ってとこで勘弁してやるか~。』
と、言っているのと大差ない。」
又、翌日の夜
「あのさぁ、ユニフォームとか白衣とか買わなくちゃいけないんだよね。」
「白衣」
そこにいた中学生二人、声をはもらせて
「給食の」
「いえいえ、一応こう見えても大学生なので給食当番はないのよ。でも、かっこいいな。あたしも着たいかも。」
「あなたが着たらボタンは締まらないわ、引きずるわでいろいろアウトでしょうよ。それより俺も着たいから、俺の分も買って来い。」と、いつの間にか現れたラッタッタがのたまう。
先日、買った白衣を着て見せてくれました。私、親ばか隠してませんから、買ったら見せてねと言っておいたのです。
「かっこいい~。写真撮らせて。」と頼みましたが時間がないので又今度と却下されてしまいました。写メでじい様に送ってあげようと思ったのですが・・・。
「あっ、俺のがな~い。」って、ほざいていたけれど、当たり前だのクラッカー・・・・・キャー、何これ。でも、言ってみたくなっちゃったんだよね。
その又次の日
「・・・・・・」黙って手を出し指先でクイクイと合図してきました。
―なんだ、そりゃ―と思いましたが仕方がないので、
「ゴホッ、ゴホッ。ちょっと待ってくださいね。今お金を探しますから。あ~あ、もうこれしかない。これで、もう明日のお米が・・・」
でも、ルート君、ノーリアクション。詰まらないなぁ、もう。
そんなんじゃ、手のひらに噛んだガム乗せてしまいますよ~。
ようやくルート君の毎日一万円生活も終わりました。今、彼が目指している事は、学食メニューの全制覇だそうです。
・・・・・・ まぁ、いいか。
200円から400円。そこそこ美味しいらしいです。
メデタシメデタシ ・・・何がでしょ
ルート君はなぜだか理系です。彼は日本語不得意で、日本人ではないと家族に言われています。
昔、私は理系というと文系より頭がいいというイメージを持っていましたが、今ではそんな間違った先入観はありません。ルート君のお陰です。
でも、理系の大学はやっぱり文系より学費は高いです。入学前、どうも明朗会計ではなくて、いくらぐらい掛かるのかイマイチ分かりませんでした。学費明細が送られてくるまで、ぶるぶると震えていました。
ですが、送られてきた振込用紙を見てホッとしました。ラッタ君と同じぐらいです。
良かったと思って、理系で二人分の学費を払っている友人にその話をすると、甘いと言われました。理系は入ってからなんやかんやと出費が多いというのです。
そのお言葉が、今では現実になってしまいました。
「あのさぁ、教科書代が結構掛かってさ、後さぁあれやこれやと掛かってさぁ・・・・・」
―そうだったなぁ、教科書なんてそんなものがあったっけ。―
「じゃあ、明日買えば。いくら?」
「そうだなぁ、明日はとりあえず一万円でいいか。」
―・・・・・・・―
「あのね、君。言い方ソフトだからそんな感じしないけれど、君の言っていることはさ、
『ばばあ、いろいろ物入りなんだよ、金出しな。』
『ヒェー、おいくらでございますか。』
『そうだなぁ、明日は一万円ってとこで勘弁してやるか~。』
と、言っているのと大差ない。」
又、翌日の夜
「あのさぁ、ユニフォームとか白衣とか買わなくちゃいけないんだよね。」
「白衣」
そこにいた中学生二人、声をはもらせて
「給食の」
「いえいえ、一応こう見えても大学生なので給食当番はないのよ。でも、かっこいいな。あたしも着たいかも。」
「あなたが着たらボタンは締まらないわ、引きずるわでいろいろアウトでしょうよ。それより俺も着たいから、俺の分も買って来い。」と、いつの間にか現れたラッタッタがのたまう。
先日、買った白衣を着て見せてくれました。私、親ばか隠してませんから、買ったら見せてねと言っておいたのです。
「かっこいい~。写真撮らせて。」と頼みましたが時間がないので又今度と却下されてしまいました。写メでじい様に送ってあげようと思ったのですが・・・。
「あっ、俺のがな~い。」って、ほざいていたけれど、当たり前だのクラッカー・・・・・キャー、何これ。でも、言ってみたくなっちゃったんだよね。
その又次の日
「・・・・・・」黙って手を出し指先でクイクイと合図してきました。
―なんだ、そりゃ―と思いましたが仕方がないので、
「ゴホッ、ゴホッ。ちょっと待ってくださいね。今お金を探しますから。あ~あ、もうこれしかない。これで、もう明日のお米が・・・」
でも、ルート君、ノーリアクション。詰まらないなぁ、もう。
そんなんじゃ、手のひらに噛んだガム乗せてしまいますよ~。
ようやくルート君の毎日一万円生活も終わりました。今、彼が目指している事は、学食メニューの全制覇だそうです。
・・・・・・ まぁ、いいか。
200円から400円。そこそこ美味しいらしいです。
メデタシメデタシ ・・・何がでしょ
ルート君、入学式も無事終わりましたか?
おめでとうございます。
春は、何かと物入りですよね~。
5月末までに支払いの自動車税を払い終えるまで、毎年って感じです。
白衣。
うちも二人とも生物関係の勉強をしているので、揃って白衣を持っています。
写真撮ってじじに送る、と言うのは思いつかなかったな~。
そう言えば着ている姿も見たことない。
学校では白衣の集団が通ると、何だかかっこいい、って眼差しを感じて優越感に浸れるとか、少し前の先輩たちでは、「白い巨塔」ごっことか、そんな話を聞いた事があります。
学費云々って、参考のためにってPCで色々検索しても、ためになるようで今ひとつ曖昧な部分があって、分かったような分らないような感じです。
よくテレビで、少子化対策のための施策が報じられているけれど、分かっちゃいないよねと思ってしまうことないですか。三人目からとかのミルク代なんかじゃないよと思いませんか。一人目からの教育費が掛かりすぎるんですよ。
おっと、政治を熱く語ってしまいそうになりましたが、胃に悪そうなので止めておきますね。
さくらこさんのお子さんも白衣を着ていらっしゃるのですね。なんでか白衣ってかっこよく感じますよね。テレビの中の人たちが着ていても、何も感じないのに不思議です。