なにせ1日の日は朝が早いものですから、その日の午後9時過ぎは時々体がだるくなって、横になってみていました。
意識が飛んだ記憶はないのですが、本当は飛んでいたかも知れません。
右京さんが、このタイトルのディーバに触れていたとしたら、そこは見逃していたと思いますのですみません。
「ディーバ」は単純に言えば「歌姫」のこと。
この言葉は語源がラテン語で「神・神がかり的な・神々しい」と言う意味で、ラテン語は女性名詞・男性名詞に分かれるので、こちらは「diva」―女性名詞で「女神」と言う意味になるのですね。
それがイタリアでは女神が転じていき「卓越した歌唱力を持った女性オペラ歌手」になり、そしてそれがまた転じて「成功した女性有名人」的な意味合いを持つようにもなっているようです。
この物語では、単純に「歌姫」という解釈なのだと思いますが、やはりそれでもラテン語の語源からの意味合いは、この物語の底辺にある大事なポイントでもあると感じました。
【以下細かいネタあれがあります。】
大地真央さん演じる神崎瞳子が、過去に硫酸を掛けられた事件の犯人にきつい言葉で諭し許すシーンはまさに神々しいし、その女性がその言葉をバネに頑張り、彼女の記者会見の時に花束を渡した歌手なのだと分かった時、私はちょっと感動してしまいました。
何でもないようなシーンだったのに、ちゃんと意味があったのでした。
「G案件」なんて、クソッ!!!
あっ、失礼。新年から下品な言葉を使ってしまいました。
何しろ年末から新年にかけて「アンナチュラル」の一挙放送を見ていたものでしたから、刷り込まれてしまいました。
汚いお金が動かなくても、自分たちを特別視している輩が忖度し合って、弱者を踏みにじるー。
許しがたい事ですが、それって現実の社会を映し出しているような内容で、イライラしましたよ。イライラしたのはドラマの内容にでは、もちろんありません。リアル社会で起きているあれやこれやを思い出したからです。「相棒」にはむしろ、これからもバンバンやってもらいたいところですよね。
槙の息子の父親は、あの人じゃないのかと最初からそう思っていました。でもそうじゃないと良いのになと思っていました。ただのドラマの話でも、悲劇は悲劇。酷すぎます。酷いから怒りが込み上げる。ク・・・・・いや、言うまい、お下品なので^^
三雲生命の、人を人とも思わない研修。自殺者を出そうがお構いなし。立ち入り調査を免れていたのは、「ジェントルメンなんとかかんとか」と言う自分たちは素晴らしいと思い込んでいるおっさんズたちのかばい合い。
やっぱり腹が立ちます。
神崎瞳子のそれは、その信条「わたしは法には従わない。弱き人の嘆きに従う」に従った行動でした。
彼女は連行されても、やっぱり私には女神に見えました。
そして大地さんはやっぱり歌姫。彼女の歌もサービス感が漂っていました。
ゲストが好きな人で嬉しかったです。
って、ここで終わらせちゃいけなかったですね。
せっかくミッチーが頑張ったのに、スルーは無しですね。神戸君の登場は嬉しかったし、ちょっと棒読みのわざとらしさも面白かったです。亘が強いと言う信頼感を持って堂々と乗り込んでいく作戦も凄いなと思いました。
そして青木の「特命係卒業」は寂しかったです。亘は「清々した。」と言っていましたが、すぐ傍に便利な男がいるのは良かったのではないかと思っていましたし、私的には、何か一つでも彼が活躍してから出て行ってもらいたいと思っていたからです。
まあ、とにかく次回から、青木はサイバー対策室の青木です。
そして次回は16日ですね。