森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

十月桜と秋散歩

2017-11-11 01:23:08 | お散歩&写真日記

11月8日、この日は薄曇り。

でも今日行かないと、また行く日が無くなってしまうと

毎年見に行っている十月桜を見てきました。

 

どんなに曇っていても良いのです。

だって十月桜には曇りの日が良く似合うと思っているからです。 

 

秋に咲くこの花はいつも寂しげです。

十月桜の良いところは、「可愛い」と言う点と、

何よりも咲いている期間が長い事ですね。

 

毎年見ている十月桜。

「今年も来たよ~。」

「今年の私は、お気楽な人だよ~。」

などと、心の中で語りかけたのでした。

 

そして

ある時まで同じ桜かと思っていた・・・↓

 

こうしてみると、まったく違うのに隣同士で並んで咲いていたものだから 、思い込んでいたのですね。

それに今となっては分からない事ですが、木の表札が掛かっていたかどうか、

そこから怪しいと疑っています。

あー。

今気が付きました。

木の表札が新しくなっていますね。

昔はもっと素朴なやつでしたから。

 

その後は、公園内をぐるりと周って帰ってきたのですが、

それでも12000歩ぐらい歩きました。

 

日本と言う国は、本当にいつの季節も美しいと思います。

春には春の絢爛な花の祭りがあり、夏には夏の空気を染めるが如くの緑がそよぎ

また何もない冬でさえ、木々たちはその裸体を競い合うのです。

秋の日は寂しい。

だけどこの秋と言う季節の芸術家ぶりはどうなのでしょうね。

 

ほらほら、君たち、見たまえよ。

などと誇らしげなような気さえしてしまうのです。

 

ふと

秋好む姫の庭は如何なるものであったのか、

などと思ってしまったりもするのです。

 「秋好中宮」については→ここ

しかしこんなニックネームを、紫式部ではなくのちの読者が付けていったなんて、

そこが素敵ですよね。

 

―ああ、京都にも行きたいものだね。

京都の秋は真っ赤だものね。―

 

 

薄曇りの日の秋散歩。

寂しげな風景画像を、またたくさん撮ってしまいました。

気まぐれに、また載せていくと思います。

 

昨年の十月桜の記事は→十月桜2016

それ以前の十月桜の記事は「十月桜と共に

上の記事は、まとめ的リンク記事ですが、私にとっては家族の大事な事が書いてありました。

それを読むと、直接は関係のない事でも、人々との大切な絡み合いによって

自分の生活は支えられているのだとしみじみと思います。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 相棒16/第4話「ケンちゃん」 | トップ | 秋散歩2 北原白秋は »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Bluemoment)
2017-11-11 16:02:34
10月桜はうちの近くに小さい木がありますが、やはり長く咲いています。
本当に、日本っていいなあ、と思います。
色名が多いのもうなづけますね。
季節季節で寒いだの暑いだの文句言って、次の季節ばかり待ち遠しかったりするのですが、
色彩豊かな空や植物に支えられているところってあると思うのです。

秋好中宮が後に付けられた名前だったとは初めて知りました。
結構衝撃です。
返信する
Bluemoment様 (kiriy)
2017-11-12 01:26:55
確かに確かに、
>色名が多いのもうなづけますね。
ふと思ったのですが、日本と言う国を美しくしているのは、日本人の感性なんじゃないかなって。

自然の中にある微妙な色の違いに気が付き感動する気持ちを持っているから、そういう風景を作り上げる事が出来るのではないかしら。

もちろん美しい国は世の中にはたくさんあって、そしてそれぞれの感性のしのぎ合いが、その国の美しさを作り上げて言ってるのかも知れませんね。

そうとう当たり前の事を言っているかも(^_^;)

私も秋好中宮が後から呼ばれるようになったことを後から知りました。

お話がずれますが、ネットの良い部分は、知識を豊かにするチャンスの手助けをしてもらいやすいと言うことかもしれませんね。もちろん、落とし穴もいっぱいですが^^;
返信する

お散歩&写真日記」カテゴリの最新記事