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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ラッタ君の気ままなお気楽生活

2006-10-07 01:23:26 | 家族スナップ

  風が吹いたら遅刻して
  雨が降ったらお休みで~  なんちゃって・・

 ラッタ君がそんな事言いながら、部屋にやってきた。ふしを付けていないけれど、何かの歌みたい。聞いた事あるけれど、なんだっけなぁ。なんだかすこぶるいい歌詞だなぁ。

今日はそんな歌詞に憧れてしまう様な、強い雨が一日中降っていた。そんな風に気楽に暮らせたらどんなにいいだろう。と思ってふと目の前を見ると、ラッタ君が珈琲を飲んでいた。いた、ここに、そんなお気楽生活の見本が。

「行かないの、学校?」
「課題は、パソコンで送れるからサ。こんな雨の中自転車で出かけたら遭難しちゃうじゃない。」
「ルート君は行ったよ、バスで。」
「バスで行けとブス。」
「な、何・・」
「いやいや、ゴロがいいから言っただけ。そういえばみんなバスの綴りの練習の時ブスブスと言って覚えるよね。」
「そうね、bus,bus,busとね。」
「ブスブスとブスが言うバス」
「あのなぁ~。」
「いやいや、これも意味ないですよ。」
「しかし、君の学校の一時間には、万単位のお金がかかっていると思うと・・」
「・・・・・・・・・」

あれっ?  見ると彼は両耳に指を突っ込んで、にっこり微笑んで地蔵のポーズ。

その時テレビに注意報のてんこ盛りの速報が出ている。

「ほら、行ったら帰って来れなくなっちゃうでしょ。」
―そう、この子は学校まで2時間半かかるらしい。でも、ルート君だって1時間半かかるよ。
「なんだか心配になってきた。もう、ルートにも学校なんかどうでもいいから早よ帰って来いってメール送っちゃおうかな。」
「何言ってんだか、この人は。」―お前が言うなって。

「しかし凄いな。大雨暴風洪水波浪警報」
「3回続けて早口で言ってみな。」・・・・・なんて遊んでいる場合じゃないね。

どうも子供と話すのは楽しくて、本当は忙しいのに、時間を割いてしまう。でも、もう仕事しなくちゃ。

「さぁ、こうしちゃいられない。よーし!働くぞー」

「働くぞ!  母が言ったから   ニート記念日」

 

ニャニオー    こんな奴は   カメハメ波~~

 

 あっ、思い出した。ハメハメハだった。

     南の島の大王は
     子どもの名前もハメハメハ
     学校ぎらいの子どもらで
     風がふいたら遅刻
(ちこく)
して
     雨がふったらお休みで
     ハメハメハ ハメハメハ
     ハメハメハメハメハ     


 

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四季の家2

2006-10-05 00:01:46 | 家族スナップ

何気なく見ていた、そこにあるもの。
それがある日突然違った特別な物に見えてくるときがある。




父よ、母よ。
あなたたちの人生は、りっぱです。




枕辺に飾ってある4枚の写真。
言葉なんか要らないね。



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ドラマ雑感、独り言

2006-10-04 01:23:10 | テレビ・ラジオ
今日と言うか、きっと、これ書き終える頃明日になるだろうなという時間だから、昨日といったほうがいいのかもしれないが「アンフェア」の特別版をやっていた。

このドラマがスタイリッシュな印象なのは、ひとえに主人公の篠原涼子がかっこいいからだ。彼女はCM見ていても透けるように綺麗だし、おかあちゃん役をやらせても安心だし、何時からこんなに良い女優になったんだっけ。私もこの人のファンかも知れないなあ。

まあ今は「アンフェア」のストーリーがどうとか言う話題ではなくて、繋ぎなのに楽しいねと言う事がいいたい訳だ。

月曜日も「コナン実写版」やっていたし、土曜日は「喰いタン」のスペシャルやっていたでしょ。しかも力を入れて香港ロケだったし。

いつも番組改変期の頃って、私的にはだけど、詰まらない特番ばかりで、ああ早く次のドラマが出揃わないかなと思いつつ静かな夜を持て余していたりした。私的に詰まらない番組っていうのは、絶対に出演している人たちだけが楽しんでいるよなっていうクイズ番組だったりするのだけれど、あれって楽しみに待っている人たちもいるんだろうか。

それで、その時テレビをあまり見ない習慣がつくと、始まったドラマにあまり興味が持てないなんてこともありそうだ。
はっきり言って、我が家の夏ドラマがそうだったな。たぶんいいドラマがたくさんあったのだと思う。が、どうしてもそれを見たいという気になれなかった。

自称ドラマ好きとしては寂しいシーズンだった。
が、その中で見ていたドラマが2本あった。(『功名が辻』は別にして)

「黒い太陽」と「怨み屋本舗」だ。どちらも深夜に近い時間帯のドラマで、私の周りではそれ見ているよという人はあまりいなかったのだけれど、両方ともとっても面白かった。が、最終回は違った。天と地というのは大げさだが、くっきりと明暗を分けてしまった。

最終回で「黒い太陽」は残念なイメージに終わり、「怨み屋本舗」は好印象なイメージで心に残る作品になった。「黒い太陽」だって、決して面白くなかったわけではない。ただ最後に詰め込みすぎた。詰め込みすぎて、ラストが甘い。
「太陽はどこだ・・」じゃいまいち説得力がなかった。

「怨み屋本舗」にしても最後に怨み屋の種明かしなのだが、何とはなしに余裕がある。その余裕が心に余韻を残す。

初回同様に最終回は大切だと思ったりもしたものだ。・・繋ぎ番組もね。(繋ぎがいいと次のドラマを軒並み見たくなってくる。)―「繋ぎ」と言うのはあまり言い感じの言葉ではないかも知れませんね。改変期、あいだの番組と言えばいいのでしょうか?―

「しかるべく。」←意味もなく書いてみました。わかる人にはわかるセリフです。
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功名が辻―日輪の子闇に没す

2006-10-01 23:24:08 | ドラマ (大河)

今日は、見る前から気合が入っていました。いつもは夕食時ですが、始まる前に食事を終えて、テレビの前で待っていました。本能寺の時以来です。それだけ期待していました。なんていうか期待以上です。今日見逃した人はアンラッキー。土曜日の再放送をぜひ見ましょう。

何が期待以上かって言うと、俳優の方々の演技です。これって前も同じこと書きましたね。この所凄くて目が放せません。俳優同士でも引っ張り上げ合うと言う事が有るのかも知れませんね。とにかく今「功名が辻」はハイレベルです。あっ、俳優さんの演技力がですよ。それから、やっぱりお玉出てきませんように・・・

一豊、素敵でしたね。加齢に比例して素敵になる人っていますが、このドラマの中の一豊は、そういうタイプなのでしょうか。側室を持てと言う千代の提言にも、自分の信念を貫いて言いなりにはなりませんでした。

そして家来達に伝えます。
「私は覚悟した」
自分の子供を持つことを諦めて、甥に家督を継がせる。そして、「異議を唱えるものは家臣にあらず、妻にもあらず。」と千代にもはっきりと申し伝えるのです。 カッコイー

覚悟 これですよね。この覚悟が家の大きさこそ違いますが、豊臣と山内の明暗を滅亡と存続とに分けたのではないでしょうか。

どうでもいいことですが、あの掛川の侍女はかわいかったですね。

さて、今回私は「柄本秀吉」と「恐怖の茶々」に期待していたのですが、秀吉は予想通りの醜悪な最後でした。

60歳というのは、今ではまだまだ若くて「つま恋」に3万5千人も人を集められちゃう年齢なのに、この頃は人生50年の時代だから、もうよぼよぼでしたね。どんなに権力があっても避けることの出来ない老いの悲しみを、柄本明は見事に演じていました。

「恐怖の茶々」は予想以上でした。死の床の秀吉に市の声色を使って
「茶々が産んだ子は豊臣の世継ぎではなく、織田家の世継ぎである。はよ逝きなされ」と囁くのでした。この市の声色、上手でしたねえ。のり移ったのかと思いましたよ。もう、
ホラー「功名が辻」です。

廊下で寧々と茶々がすれ違う所は圧巻でした。茶々は不思議な顔をしていました。でも、なんだか今よく思い出せません。凄いなと思ったのに、記憶がない。これって変ですよね。なんだかインパクトのない普通の顔をしていたような気がするのです。勝ち誇ったような顔ではなくて、何か燃え尽きたような・・・
どうだったでしょうか?

寧々の浅野ゆう子と家康の西田敏行も負けていませんでしたね。秀吉の死を嘆く寧々の姿に涙が出ました。そして秀吉の死を知らされた家康の「長かった・・」と言う繰り返される言葉。本当に胸に迫ってきました。

その家康の目の前に朝日が昇って行きます。
が、喪を伏す事になっていたので、秀吉は寂しく闇の中を野辺に送られていきます。

全ては夢のまた夢、光から闇へ。切ない最後のシーンでした。

そうそう、この人のことを忘れてはいけませんね。
三成です。秀吉を送る時彼の目にも涙がうっすらと浮かんでいました。この人は本当に忠臣なんだなあと感じることが出来て良かったです。

えーと、後誰か居たかしら。えっ、白々しい?
だってあの人あれだけなの?だって、「功名が辻」のホームページのあらすじの所には「大老・前田利家(唐沢寿明)は秀吉へ諫言を試みるが、逆に家康は表面上あくまで秀吉へ恭順の態度を示す。」と書いてあったのですよ。????私、見逃しちゃったのかな。

 

 

コメント (24)
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ありがとう

2006-10-01 15:34:40 | 観劇・コンサート日記
           〈9月23日のつま恋の空〉

まだ、つま恋でひっぱる気なのと思いましたか。でも、ここまで書いて、やっと私のつま恋の記事は完結なのです。


「つま恋」に行けた事は、私にとっては、10年たっても20年たっても色あせない思い出になりました。連れて行ってくれたのはおねえちゃん。

そういえば、この歌いいよ、とわざわざ私を起こして深夜放送に流れている「夏休み」を教えてくれたのもおねえちゃんだったなあ。

その姉の一本の電話
「今度、つま恋でやるらしいね、たくちゃん。」
「エっ、行きたい。絶対に行きたい・・」と私。
それで、せっせと姉がチケット取ってくれました。

帰りが不安だと言ったら、「ながら」の指定席を取りに行ってくれたり、持って行く飲み物の買出しをしてくれたりで、感謝感謝です。

「みんなお姉ちゃんのお陰です。ありがとう。」と言ったら、
「あなたが行かなければ、私は行かなかったからお互い様です。」と言ってくれた姉。やっぱり、ありがとう。



早朝なのに横浜駅まで迎えに来てくれた、義兄、わがままな姉妹ですみません。
掛川城で、チケット買ったら
「お荷物が大変でしょう。」と事務所で預かってくれました。助かりました。
時間がなかったので、コメントを残しませんでしたが、他の皆様のブログで持っていく荷物等を参考にさせていただきました。

みんな、みんな、ありがとうございました。




24日、5時ごろ自分の家に帰ってきました。ドアを開けると淀んだ空気で部屋が満たされていました。だんなはパソコンで遊んでいました。ラッタ君はその日彼にとっては良くない事があり、とっても機嫌が悪かったのです。ルート君も自分の部屋で漫画などを読んでいました。

いつもの日曜日がそこにありました。
なんとも言えない、この温度差に溜息が出そうになりました。まさに夢の中から現実にです。

しかも、この日は外食と決めてあったのですが、間際になって、だんなが貧血を起こすほどの腹痛になってしまいました。苦しんでいる彼を見て、とっても切なくなってしまいました。
仕方なくお腹を空かしたルート君を連れて二人だけで出掛けました。そんな機会は近頃なかったので、それはそれで有意義なことだったのですが・・・

帰りに腹痛が治った時用にと、お出かけ拒否のラッタ君用に食料を買い込んで帰ってきました。

戻るとだんなはすっかり元気になっていました。買ってきたものを食べながら一緒にテレビを見ていました。この家にはもう、つま恋の「つ」の字も漂っていません。

ふと見ると台所の流しが、使った食器で山のようです。
アレッ、みんな片付けて言ったのに・・・。見てみると、流しの中にお刺身のパックや惣菜のパックの空き容器が投げ捨ててありました。

う~ん。私は彼らの食事は23日の夜は外食、24日の昼はコンビニ弁当かと思っていたのです。でも、この男達は23日も家で食べ、24日の昼はラーメンを作って食べていたのです。

見ると、作っていったカレーの鍋がピカピカに洗ってありました。ジーっとその鍋を見ていたら心がふっと温かくなってきました。

                ・・・・・・ありがとう、みんな。



そういえば肝心なものにお礼を言ってなかったわ。台風ヤギさん、あなたが逸れてくれて本当に助かりました。この想い出もあなたが来なかったお陰です。
青空をありがとう。






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