森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

愛はEasy

2007-04-13 10:30:12 | 家族スナップ
―「桜の木の下には死体が眠っている。」  
ねぇ、それって誰が言ったんだっけ。あたし、こんな風に夜の闇の中に白く浮かび上がるように咲いている桜を見ると、ああ、本当だなぁと感じてしまうのよね。―


義母の家から帰る夜の道、車の中で私が言った。


―誰が言ったんだろうね。でも、確かにそんな感じがするなぁ。―とだんなが言った。この春の話ではないけれど・・




「桜の木の下には死体が眠っている。」
本当に誰が言ったんだか。昔読んだ少女マンガにでも書いてあったのかも知れない。

儚い夢のような妖しいまでに美しい夜桜を、他になんと讃えよう。


でも、この言葉を他の誰かに言うと、判で押したように、「何それ?」と言われた。または、「ぜんぜん、そんな気持ちの悪い事思わない。」とも言われた。


 別の年、又その公園の夜桜の横を過ぎるとき、ふとその言葉を思い出したみたいで、だんなが呟いた。
「なんだぁ、そりゃ。あぶねぇー」とラッタ少年に言われて撃沈。言う相手を間違えているよ~。


 ちょっと、違う話。
テレビをつければ遠いお国で頑張っている松坂選手の話題で事欠かない。その彼が昔CMやっていたある飲料水が新発売の頃、スーパーでそれを見つけて
「なんか、このネーミング危なくない?」と私が言ったら、たまたまそこで会った友人に、「何が」「何処が」と責められたが、めんどくさいので説明なし。

 家に帰って、だんなに
「今日、新発売の飲料水『ス●●ド』がスーパーにあった。」と言ったら、だんなが
「飲み物にそのネーミング? いいのか?」と言った。
―ああ、やっぱり。あなたはそう言ってくれると思ったわ。―

↑ この話が意味不明な方は、スルーしてね。



 私はこんなだんなを、愛しているかと聞かれたら、
「愛している。」と即答出来る。
ただ、好きかと聞かれると、
「・・・・・・トキドキ」とか、
「う~ん、後でゆっくり考えてみるね。」とか答えちゃう。たぶんお互い様・・・



そういえば、「う~ん、後でゆっくり考えてみるね。」は、ラッタ小僧のセリフだわ。
「ママの事好き?」
「う~ん、後でゆっくり考えてみるね。」
ガーン!!
この話は、またいつか。




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ツンデレ度チェック♪

2007-04-13 00:37:28 | ’08/12/7までの未整理日記

 またまた真夜中。もう眠いのでお風呂に入って寝ましょう。お風呂で眠らないようにしなくては・・・。

 寝る前にちょっと遊んで見ました。

ツンデレ度チェック

これってどうなんですか~?

ツンデレしすぎて嫌われないようにしろと書いてありましたが・・・そういえば、昔「素直になれよ。」と好きだった少年に言われたことがありましたよ。

 

 ところでラッキーアイテム、熊の置物ですって。そんなものはありませんって。熊の置物って、北海道土産のあれですかねぇ。

ああ、そういえば、これ、     

 

これではいけないでしょうか?      ・・・・・・・石鹸ですけれど。

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桜はさくら

2007-04-12 01:28:51 | お散歩&写真日記
 
 花の盛りを過ぎたとしても、桜はさくら。
 ―ねえ、私綺麗でしょう。
 そんな風に、桜は言っているみたいです。
 新緑の頃も   夏の深い緑の頃も
 そして冬枯れの頃も  
 桜はさくらなんですよ。


 まるで、女の一生みたいだなと、ふと思いました。
 花の盛りを過ぎたとしても、その時々の誇るべき美しさがある。
 桜はいつだって桜なんだ。


 私はいつだって私。あなたはいつになってもあなた。彼女は彼女。
 あなたは今花の盛りですか。それとも新緑の頃ですか。花吹雪の頃かもしれませんね。


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えっ、そうなの?!

2007-04-11 07:57:02 | ’08/12/7までの未整理日記
 私、ちょっと驚いているんです。<ミーハー記事ですの。

 昨夜テレビで「セクシーボイスアンドロボ」というのをやっていたのですよ。見ていたというより流れていたという感じでしたが、だんだん面白くなってきて最後まで見てしまったのですね。中村獅童が悲しい殺し屋なんかを演じていてなかなかでしたよ。

 何も情報もいれないまま見ていたので、誰が出ているかも知らないで見ていたのです。だから、個性的なオタク青年は誰かなぁと思って見ていたのですよ。可愛い顔しているので、後でチェックと思っていたのですが、エンディングで名前が流れて吃驚しました。

 そのオタク青年、松山ケンイチだったのです。そういえばセリフの最後の声がこもる所が同じだわと思いました。
でも、私って彼の顔が覚えられないのでしょうか?



 日曜日も同じような事があったのです。映画「男たちの大和」をやっていましたね。映画館では見損なってしまったので、DVDをレンタルしようと思っていました。近頃、あまりレンタルビデオ店に足が向きませんが、借りたいときにはいつも貸し出し中でいまだに未見だった作品です。なので、テレビでやってくれるというのなら喜んで見ます。内容の感想はここではパスということにして、やはりここでも驚いたのは松山ケンイチですよ。


 うるうるしながら見ていたのですが、ふと、そういえば、松山ケンイチは『男たちの大和』に出ていると言っていたなぁと思い出したのです。

 実は私は松山ケンイチという俳優を「デスノート」を見るまで知りませんでした。と、なんとなく「無知」を堂々と宣言しているような感じですが、知らない事は世の中には山のようにあって、いくつになっても「新しく知る」という喜びを失うことはありませんね。

 それで、テレビの画面の中を探しましたよ、Lのような人を・・・・・
もちろん、そんな白塗りメイクの人はいませんが。そして、やっと気がつきました。
―エエッー、この主役(のような)の少年兵がそうだったのか。そういえば、真剣な顔をしているとき、口がちょっとひよこだわ。


 どちらかというと、男っぽいではないですか。


それなのに、「デスノート」では「L」にキャスティングされたということは、彼が演技派である事は既に知れ渡っていた事なんですね。


180センチも背丈があるというのに、「L」の時はもっと小さく見えました。
Lとキラの闘いはスクリーンの上だけでなく・・・・。ああ、止めよう。これに触れるとまたまた書いた記事と同じくらい長くなりそうだし、ちなみに私は藤原竜也のファンなので、またまた長くなってしまいそう出し・・・ブチブチブチ


と、いうわけで、私は彼のファンになってしまいました。私は美しい演技派という人たちが好きなんですよ。(時々、演技派と無縁の人もいますけれど・・・


「えっ、そうなの」と思ったときに、恋は生まれる。







 
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「風林火山」孫子の旗

2007-04-09 01:07:17 | ドラマ (大河)

  

 今日の「風林火山」は、時間帯が違いましたね。お出掛けの人達のビデオの録画時間を間違えてしまったなんてことは、なかったでしょうか。

                  

 先週の「風林火山」の感想はなんとなくパスしてしまいました。思ったことが、又あっちこっちに気持ちが飛びすぎてドボンというのが本音です。

 

 勘助が幼き頃に疱瘡で片目を失い、父のために足を引き摺る様になってしまったのは、勘助の宿命。そして、その宿命と闘っていく勘助の人生。以前今川のボンボンが酷いことを言っていましたが、それは勘助がずっと浴びてきた言葉の象徴ではなかったかと思いました。その宿命と戦う武器が勘助の場合は「智恵」、要するに「策」。

 

 晴信が勘助を「なんか分からないけれど、助けてきちゃったんだよね~。」と言うのは、晴信が勘助にとって、運命の人だからなんだろうなと感じました。お互いに逢うべくしてあった運命の人。恋人みたいな言い方ですが、主従の関係と言うのはそれと匹敵するものだと思います。

 

 ですが、運命の人と出会っても、宿命の糸車をまわす夜叉はクスクス笑いながら、違う糸を織り交ぜる。

 

 三条夫人とのバッドタイミングな出会いは、胸が痛むシーンでした。

 

 三条夫人の悲しみも分かります。その夫人を、諭し励まし支える晴信と三条夫人は、本当にいい夫婦だと思います。が、頭の中に由布姫の姿がチラチラと掠めて行きます。

 

 

「風林火山」は、何て言うか、ダークなお話だなぁ~、と、さりげなく先週の感想をメモのように書きこんで帳尻合わせてみました。

 

・・・・・全然「さりげなく」ないですね。

 

                         

 

さて、今回。

 

先週も気になった真田幸隆の
「山が動いた。」というセリフから始まりました。このセリフ、どこか間違えていないですか。こんな所であなたが言っては駄目でしょう・・・ミタイナ。

 

 武田を裏切った諏訪に、出陣を促す家臣たちを尻目に違った意見を言います。
「しばらくは時を待ち機を見て出陣せよ。勝ち目がなければ勝ち目を作れば良い。諏訪を凋落して二分し、高遠に援軍を送る形にして、和議に持ち込み勝利する。闘わずにして勝は最善なリ。」

 

 まだまだ信用のない勘助です。弟、信繁や甘利等が母の所に晴信の気持ちは如何にと聞きに来ますが、そこに小山田と板垣が現れて、解説なんかをしてくれます。

本当の御館様の気持ちを分かり、それを代弁したのは勘助だけだったと。

 

この「風林火山」、さりげなく解説係が登場するので、侮れません。ちょっと、性格悪いキャラかと思った小山田が、この解説係で勘助に理解を示すので、ちょっとポイントアップです。でも彼の場合、彼を理解できる俺様が頭がいいのさという雰囲気が漂っているような気がしてしまうのは、私だけでしょうか。

 

 ところでその頃、晴信と勘助は温泉に行っていました。先週番組の最後のゆかりの地の紹介のところでやっていましたね。

信玄の隠れ湯だった下部温泉。又、そこにでも行っていたのでしょうか。ちなみに、その温泉には行ったことがありますが、本当にぬるーい温泉なんですよ。だから、一時間ぐらいべらべらおしゃべりしながら、平気でつかっていられるんです。(こんなに先週引きずるなら、先週書けよってなもんですね。)

 

晴信と勘助のそこでの会話。やってくれましたね、温泉コント。「バ~カ」とか言っちゃって。ですが、勘助が孫子の言葉を言うと、晴信の顔が輝きます。

 

今回はなにげに盛りだくさんでしたよね。

 

諏訪で平蔵と再会した勘助です。そこには、平蔵とヒサの悲しい恋がありましたよね。

「私は平蔵に嫁ぎたい。」

 

この時代、こんなにはっきりと言えるものではありませんよ。そんな気持ちが分かっていてもどうすることも出来ない身分違いの恋でした。どうなっていくのでしょうか。

 

人の運命とは分からないものですから。

 

晴信と三条夫人の間にも、なにやら確執が生まれてしまったようです。「そなたの中にこんなにも激しいものがあったとは・・・。」と晴信が言えば、
「お前様の中にもこのように非道な心があったとは・・」と負けてはいません。

 

仲の良かった二人の気持ちには、ずれが生じ 、それが今後どのようになっていくのでしょうか。気になるところです。

 

由布姫の登場も気になるところですが、やっぱり今回は新しき武田の旗ですよね。 「疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し

「風林火山」の旗ですね。

 

やっぱりかっこいいです。

 

 

でも、これ、あの温泉コントのシーンから生まれたんですよね。

 

春日源五郎も孫子のお陰で仕官できましたし、孫子祭りという感じでした。

ちなみに私は「算多きは勝つ。 」なんて言うのが好きかもです。

 

 

 

 

 

 

 

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百鬼夜行抄「不老の壷」

2007-04-08 02:35:13 | テレビ・ラジオ

 
            <一週間遅れ、トロトロやっています>

 

 原作ファンである私がドラマの設定で、一番気に入らなかったのが、青嵐の立場でした。
ー18歳までは、その命を守るが、それ以降は好きにしていいと言う契約―
ゆえに青嵐は、18歳になったら「喰う」と宣言しています。
青嵐と律の関係はそういうのではないと思うのですが・・・

 

 アレッと気が付くと、又もだんなが起きています。
「いけないよ、あなた。こんな若者時間に起きていては。又変な時間に寝ちゃったんでしょう。それに今日は最終回なんだよ。あまり一緒に見たくないなぁ。」

「ばかばかしいから?」

・・・・・・・・・・

「ちょっと~それもある・・。」

―こんな時間にテレビを見ている私って・・。仕事している、家計簿つけている、台所磨いている、手紙書いている、ブログ書いている、音楽を聴いている、詩を書いている。そういうことは相応しく感じるのに、真夜中にテレビ見ているのって、年齢不相応な感じがして、私を照れさせます。―

「でも、これ面白いと思うよ。レトロっぽい妖怪ドラマで好きだなぁ。」

「あら、そうですか」―好きと言われっちゃぁ、見せてやるかぁ。―

「18歳になったら、喰われちゃうんだろ。気になるし。」

「フン。」

「喰われるわけないじゃーん。」

 

―まぁ、どうやって切り抜けるのかと言うところが見所な訳だと思うけれど、そんなところを見所にすることが、はっきり言って気に入らないのです。ですが、だからと言ってストーリーの展開がまずいと言うことはありません。

 

 律の誕生日前日の夜、一人の女性が探偵と名乗る男に付き添われて飯島家を訪れます。飯島家の前で姿を消してしまった探偵の正体は赤間、鬼灯です。

 その女性は、ある大企業の秘書でした。持ってきた壷は、会長の式根が昔、蝸牛から盗んだものでした。

 会社全体でその壷を崇めていましたが、かって急成長を遂げたその会社も、今は没落の一途を辿っていました。それでも、異常に壷に執着を見せる式根を案じて、秘書は壷を割ろうと試みますが割れませんでした。蝸牛の血を引く律なら割れるかと思い、訪れたのです。

 

・・・    何で、珍しく私があらすじなんかをせっせと書いているかというと、なんでなのかHPにストーリーが載ってないんですよ。これから載せるのだと思いますが、いつものように

あらすじはコチラと手が抜けないじゃないですか、ねえ。

 

                     

 

 ―慣れない事するから、すっかり放置状態で一週間経ってしまいました。いまだ、更新されないHP・・・・?変わっている HPですよね。でも、私も気がつきましたよ(今頃)。見た人には必要ないし、見られなかった人はDVDで見てみようと思っている頃だと思うので、すじは詳しく書かないほうが良いのかもしれません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

  良い感じ出していた秘書も、あっけなく壷に固執していた式根に殺されてしまいます。その式根も、赤間に
「とっくに人間としての寿命は終わっている。楽にしてあげよう。」という一言で終了です。

 

そして、この「不老の壷」の原作に沿った部分も終わりです。残念でしたよね。この原作は、人の果てしない欲望と妖魔の智恵がから編み合い、空しさと切なさが込みあがってくる名作なのに、こんな使われ方かと、かすかに思ってしまいました。

 

  律が青嵐から逃れる展開は、まぁフツーです。こんなもんでしょうというところ。

 

 原作でお気に入りな部分を持っていると、少し目を瞑らなければならないかもしれませんが、概ね、その世界観を損なわずに楽しませてくれたと思います。

 

 同じ週にやはり深夜ドラマの「クセノス」が最終回を迎えました。なぞが謎を呼ぶ展開でなかなか面白かったですよ。(でも、あの警官はどうなっているんだろう・・・?)
同じように短い時間枠ですが、一話完結ではないので、比較は出来ませんが、その前の「怨み屋本舗」は必殺仕事人現代版のようなお話で、発端から怨み晴らすまで、一話完結でしたから、なかなかの作品だったと思います。

 

もう少し時間があって、描き切れたらいいとは思いますが、面白さは長さではない、そんなことを感じたドラマ「百鬼夜行抄」でした。

 

      


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約束

2007-04-07 02:06:40 | 詩、小説

 

―ねえ、あなた  
あたしのこと覚えていますか。
  

あの時、同じ「時の欠片」を握り締めていたじゃない。
同じものを見たよね、一緒に笑ったね、あたしの涙の訳を分かってく れたよね。

 

お互いに写しあった写真の中のあたしは、しまい込まれたアルバムのどこかで笑っている。
だけど、あの時あなたと感じた、夜の深さや雑踏の中の寂しさや何かを見つけた喜びは、記憶のひだの中で眠っている。

 

日々と言う日は単調で平凡、繰り返しては過ぎていく。
寄せては引いていく、海の波のようだね。
波打ち際で崩れる泡の中に、ささやかな微笑や忘れてしまいたくない悲しみも紛れて砕けていく。―

 

―少女が耳元でカタカタとパンドラの箱を振っている。
フフフと笑いながら去っていく少女の夢を見た。

 

「ねえ、教えて。
その箱の中には、まだ「希望」は入ったままですか。」

 

「あの木の下で待っていて。冬が過ぎたら教えてあげる。」
夢の中の少女はそう言った。―

 

―どうしてよ、どうしてあなたはそうなの。
誓いの言葉は、時が経てば嘘に変えてもいいものなの。
意思を持たないあなたの心は、何も考えることなんてないんだね。
又、時が経てば、何事もなかったかのように平穏な日々が来ると信じているんでしょ。あなたを許すのは私、それとも時間なの。―

 

―ねぇ、あなた
あたしの事覚えていますか。

 

あなたは忘れてしまってもいいよ。
だけど、あたしは覚えていたいの。
心のひだに留まっている「時の欠片」を取り出して、
必ずやって来る季節のしるしのその時に
翳して見よう。―

 

―「私ここで待っているね。」―

 

いくつもの交差する想いがある。
巡れば必ずやって来る、約束の「時」は来た。
サクラ咲く、全ての想いを受け止めて。

 

 

 ・・・・・・・書き直しては見たけれど、やっぱりちょっと難しい??

 

 

 

 

 

 

  

 


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今年の桜を見ましたか

2007-04-06 02:10:19 | お散歩&写真日記
 
 又も、真夜中になってしまいました。ですから、今日と言うよりは昨日ですが、晴天でしたが、冬のように寒い一日でしたね。皆さんのところではいかがでしたか。

 おとといは雷雨。花散らしの雨になってしまいました。それでも、まだまだ頑張っている花を見に、近所の公園に行ってシャッターを切ってみました。

 花は美しく咲いても、見る人に「見る」と言う意識がなければ、その花の美しさは心に届きません。私は時々、その命の短い桜の花を見逃しているように思うときがあるのです。日々の生活に追われていたり、塞ぎこんだ気持ちを花の美しさでも晴らす事が出来ない時など。

 今年の花は見ましたよ。ちょっと見逃す所でした。今朝、子供を駅まで送っていった友人が、桜の花があまりにも綺麗だから、車で町内ドライブをしようと誘ってくれたのです。

友人の「ああ、綺麗だなぁ。」と言う言葉の連呼を聞いているうちに、目に映っていただけの桜が見えてきました。

本当に綺麗な青空と桜でした。



 
 ところで、私はこんな時間まで何しているのかなんて思う人もいるかもしれないですね。(いないか、別に。
ブログを書いていたんですよ。でも、書いたものが消えちゃったんですよね。書いている途中で、ぱぁあと、全部・・・
いくら真夜中だからって、幽霊じゃあるまいしねぇ
パンと押したback spaseがいけなかったのでしょうか。フーンだ。

でも、「まぁいいか」、なんですよね、これが。何か心がないような詩だったので、気に入らなかったから。でも、二時間も時間費やしてたから、ぼやいてみたかっただけなんです。
シクシク・・なぁんちゃって。


 

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ラッタさんとルート君

2007-04-03 08:29:02 | 家族スナップ

 

 ある日、うちにやってくる子供が私に聞きました。

「どうして、下の子供はルートなのに上の電信柱のような人はラッタさんなの?」

―それはね、ラッタさんはもう大人だからで、ルート君はまだ子供でかわいいからよ。と言ったら、半分は嘘だけど半分は本当。

 

 子供と言うものは、見た目が大人になったからって親と子の関係は変わらるものではないと思います。特にこのブログの中では、私の思いは振り子のように過去と今を行き来しているものですから、彼らの呼び方もそのときの感覚で違います。

 

ラッタタ、ラッタ小僧、ラッタ少年、ラッタ青年、ラッタさん、それからやっぱりラッタ君。ルート君は、あまりバリエーションなし。

これって、アンバランスな感じがしますか?

でも、兄弟は似ているようで、全然違うものですから、接し方も同じにはなりませんよ。

 

 春を感じさせる、梅と桜。とっても一緒くたには括れませんよね。それと同じです。

  

 ルート君は、このブログの中では登場回数が少なめ。彼はあまり話すことが得意ではないからで、ただそれだけです。

 

 ですが、先日私だけちょっと用があって実家の母と姉で出かけたとき、私が事あるごとにルート君にメールを送るので、母が怒り出しました。たまにはラッタにも送れというのです。

 

 人の目から見るとこういうことも不平等に映るんですね。でも、メル友多いルート君は、送れば返ってくる安心感がありますが、ラッタさんの携帯は、近頃就活で役に立っているみたいだけれど、いつもは目覚まし時計みたいなもので、いつ見ることか、ただそれだけのことです。

 

 でも、夕方渋滞にはまってしまった退屈な車の中で、家にいる三人に同じメールを送ってみました。

 

のメール「今、何しているの。」

 

その一分後、やっぱりルート君から

のメール「ぐゃ~    よしのやに、飯くいにいっている」

 

―エー、男三人で寂しく牛丼なの~ 

と思ったら、又メール

 

「ぐゃ~   すぎのやだった」

 

―このおばか~。天然ボケのルート君、でも癒し系。

 

すぎのやは和食系のファミレスなんです。私は出かけるときにテーブルの上に、さりげなく割り引きクーポンを置いて来たのですよね。

 

だいたい、この「ぐゃ~」ってなんだ、「くいにいっている」じゃなくて「来ている。」だろうと、心の中で突っ込んでいたらラッタ君から珍しく返信。

 

のメール「飯を待つ事早一年未だ音沙汰無し」

 

―そう、すぎのやって出てくるまでがちょっとかかる。又しばらくして・・

 

「現状   

             」

 

のメール「良かったね。」

―でも、だんなはどーした。

と思ったら返信、来ました。

「今、帰って来たよ。」

 

 

メールっていいですよね。離れていても一緒にいる気分がします。

・・アレ、何の話でしたっけ。ずれましたね~。そうそう、子供って言うのは似ていても、梅と桜の如し、桃と梨の如し、椿とサザンカの如し、ボケとコブシの如し。同じではないと言うお話でした。

 

 

 目覚まし代わりにちょっと書いていましたが、ちょっとじゃなくなってしまいました。やばい  今日のスタートを切りましょう。

朝から雨が降っていますよ。花散らしの雨だなんて言っていましたね。それでは困りますよ。まだしっかりと花を見ていませんよ。私も頑張れだけど、桜も頑張れです。

 

そして皆様も・・・    

 

 

 


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百鬼夜行抄「呪いの簪」AND「南の風」

2007-04-01 00:46:35 | テレビ・ラジオ

  知っていますか? もう今日で「百鬼夜行抄」も最終回です。6月にDVDが出るそうですよ。噂ではテレビ放映されていない3作分を追加しての発売だそうですが、本当のところはどうなんでしょうね。でも、そうしたらあまりに深夜で見ることが出来なかった人も、放映さえされていなかった地域の人も、見ることが出来ますね。

 

それで、時間に追われ書くことが出来なかった「呪いの簪」と「南の風」の感想を簡単にメモしておきたいと思います。

 

 司の見合い話を絡ませた「呪いの簪」。ただ見合い話は絡ませただけであまり意味はなかったですね。原作の「百鬼夜行抄」の魅力は登場人物が、個性際立っていて生き生きしている所にあると思うのです。律の話だけではなく、その祖父伶と祖母八重子の若き日のラブストーリーは心ときめく面白さがありますね。その、若き日の伶がちらりと出てくるのが、印象的でした。

 また成り行き上、律と司が抱き合っていたりする場面に母の絹が嬉しそうな顔をしているのが、なにげにおかしかったです。ただ、こんな霊感少年と少女のいとこ同士のカップルは、その将来が不安ですよね。

 

 とにかく短くまとめなくてはいけないので、ざっくり原作を組み替えて、その雰囲気を損なわないようにしながら作り上げているので、もちろん原作とは違います。青嵐の扱いと、律と司の関係の違いが、やはり気になるところですが、器が器なので仕方がないと思っているのです。

 

 人には見えないものが見えたり霊感が強い方が「強い人」と言うイメージがありますが、何も見えず何も感じない、ゆえに何も寄せ付けない、そういう人の方が本当は「強い人」なのかもしれません。八重子のように呪いがかかっている物でも、運のいいものに変えていくことが出来るのですから。

 

 何も感じない八重子には何も害のないものでも、霊感少女の司には違います。睡眠不足の司を助けるために、握り石になるように水晶を渡した八重子でしたが、その水晶は妖魔の種でした。妖魔は司の命を吸い取って大きくなり、司は弱っていくという「南の風」。水晶を割って生まれた妖魔は尾白、尾黒の棲家である桜の木に取り付きます。そのために弱っていってしまう、尾白尾黒。

 

 律は司のために、そして尾白尾黒のために闘おうとします。ですが、そのとき、前に庭で見かけた翁の姿をした妖魔が現れて、律を止めます。

「これは、世の中の醜いものばかりを見てきた哀れなやつなんだ。だから、おのれ自信も醜い姿になってしまったのだ。お前を美しい姿に変えてあげるからね。」

木に取り付いていた妖魔は木の中に消えていき、律は満開の桜の桜吹雪の中に立っていました。

 

 桜の精かと思われる翁役の高橋昌也さんが、はまっていましたね。

 

 でも、この事件を仕組んだのも鬼灯ー赤間なんですが、このドラマの中では唐突に現れるんですよね。原作ファンなら、そのダークさが魅力的な赤間ですが、このドラマを見て作品ファンになったという人には、いささか説明不足なのではないでしょうか。

 

それらのストーリーは→   

        

           

  

 

 

 

 

 

 

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