森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ミス・ポター」

2007-09-15 23:23:27 | 映画

 始まる瞬間、一緒に行ったお義母さまが、「今日は、泣くような映画ではないわよね。」と言いました。
「えっ、さあ、それは分からないわ。」
だって、これから見るんですもの。それに、私の涙は軽くてさらさら流れてしまう事をこの人は知らない・・・・

 だからと言って、始まったとたんに涙ぐんでしまうなんて私も予想外の展開です。弾みのついてしまった涙は、止まるということを覚えず、ハラハラ泣きながら見ていました。

 そんな風に書いてしまうと、誤解されてしまいそうですが、この映画は、別に涙・涙の映画ではありません。ワタクシがたぶん変な人なのです。ただ、この映画を一言で表現するとしたら「心が洗われる。」。そして、私の心は涙で洗う・・・  

 

 ピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)の半生が描かれた「ミス・ポター」。上流階級の女性が職業を持つなんて考えられなかった20世紀初頭、自ら描いた絵を持って出版社に売り込みに行くビアトりクス。出版経営者兄弟の違う思惑もあって、長年の夢であった絵本出版が決まります。

  その嬉しさが伝わってきました。これが、涙の引き金、ハヤイ!!

  その出版に携わったのが新米編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)です。この二人のロマンスの物語なのですが、二人が会う時は、いつもお堅い乳母が一緒です。でも、二人は愛をはぐくんで、そして・・・・

 

 クリスマスの夜や、プラットフォームでのシーンは、本当に素敵です。その時のノーマンの走りながら汽車を見送る姿が印象的です。 その後の展開では、私でなくても涙拭くハンカチが必要だった方も多いのではないでしょうか。もうここからは、ワタクシは涙・涙ですよ。

 

  その後、彼女が湖水地方に居を構え何をしたのかは、知っている方も多いと思います。私は、その話は何年か前の子供の中学の国語の教科書で知ったのですよ。タイトルは「ピーターラビットとナショナルトラスト」だったかなあ・・・自信はありませんが。国語の「説明文」というもののお勉強の単元ですね。でも、私はそれを読んで、ポターの尽力のお陰もあって、美しいまま残されているイギリスの湖水地方に思いを馳せるようになりました。

ナショナルトラスト(歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体)によって、ヒル・トップと呼ばれる、彼女が最後に住んだ農場は、全てがそのまま保存され一般に公開されています。

 

 美しい風景、巧みに織り込まれたアニメ。心が満たされていきます。私は、おバカなアヒルのジマイマのお話が気になってしまいました。怖い狐に連れ込まれてどうなってしまったのだろう・・・

 

 最後にエンド・クレジットに流れる歌「ダンスを教えて」は、その歌詞がストーリーと重なって、又泣きそうになりました。

 明るくなって、お義母さまに「この曲さあ・・ナケルね・・」と言うと、
「可愛い曲よね。買えるなら買って、おうちで何回も聞きたいわ。」と言いました。
一緒に暮らしているなら、聞かせてあげられたのに・・・

 

 こんな所でしばらくは聞けますよ。→
(でも、映画の場面がいっぱい出てきてしまいます。お気をつけて)

映画の場面をあまり見たくない方は、HPで視聴できます。→

 

 又、義母曰く。
「優しい、優しい映画だったわねぇ。悪い人が一人も出てこなかったわ。」 確かに。しかも、ワタクシ思ってしました。ミス・ポターは男運は悪くないななんてことを・・・

 

 

 

ミス・ポター・オリジナル・サウンドトラック
サントラ
エイベックス・エンタテインメント

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あひるのジマイマのおはなし
斎藤 兆史,ビアトリクス・ポター,Beatrix Potter
アルク

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 ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&  ラスキンを訪ねて
伝農 浩子,辻丸 純一
JTBパブリッシング

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「シャングリラⅢ」

2007-09-14 08:23:26 | 観劇・コンサート日記

  7月初めに横浜アリーナに、先に友人達と行った姉の勧めがあって、東京再追加公演のチケットをギリギリに取って、9月12日にユーミンの「シャングリラⅢ」 に行ってきました。

 

 ちなみに「シャングリラ」と聞くと、私はかなり昔に見た「失われた地平線」と言う映画を思い出してしまいます。マイケルヨークやオリビア・ハッセーなどが出演した、ミュージカル風映画でした。なぜ、「風」と書いたかというと、かなり歌の数が少なかったかと言う記憶があります。でも、みんな素敵な音楽でしたが・・・。
又、オリビアがなぜかその頃信じがたく太っていて、のっしのっしと踊ってくれた記憶も・・・。しかも、そのオリビア演じるマリアが、シャングリラというユートピアを出ようとした途端に、見る見るうちにおばあさんになって行き、マイケル・ヨークが、ショックのあまり崖に転落・・・。そうでした。主役はこの二人ではなかったでしたね。

 

 さて、横道から戻って、ステージはそのタイトルに相応しいものでした。つかの間の夢の世界に迷い込んだ、そんな感じですか。

驚きの連続です。

ステージからプールへ、その舞台は一瞬にして変化していきます。

又、たいまつを持った男達が火の踊りを踊ったかと思うと、ぱっとその衣装を脱ぎ捨ててアマゾネス風美女になったり「(男と言うのは、踊りで思い込んでしまっただけ)、その美女達がステージでリズムハードな踊りを踊り、パッと大地を蹴ると、その瞬間水飛沫が飛ぶー見とれてみていたのでドキッとしました。

火、水、音、光が変幻自在。シャングリラという夢の世界に引きずり込まれていきます。

炎に花火、水飛沫やプールの深さ、指先まで響きが伝わってくるサウンド、会場全体を舞台にしてしまう照明の演出。

素晴らしいシンクロとサーカス。薦めてくれた姉に感謝です。

そして、ユーミンも素晴らしかったですよ。美しかったです。パワーにも感心しましたが、最後のキャスト紹介にも、もうそれだけで驚かされました。ロシアの方の名前ですよ。ズドラーストブイチェと挨拶するお国の方の名前ですよ・・・凄いです。しかも淀みなく・・・

「リュウセイ」と「ショウエイ」の名前を二度と間違えないぞ!
なんて、変な決意をこんな所でしている私でした。

 

ただ、私が唯一反省した事。

姉が「真夏の夜の夢」しか歌が分からなかったと言っていましたが、そのときはフーンと思っていた私。知らない曲でも別に構わないと思ったからです。でも、惜しいかな、歌詞が巧く聞き取れない。何事も予習と言うものが大切だと言うのは本当です。で、ネットで検索して、視聴できるところで出来うる限りの復習中。感激が蘇って来ます。ああ、もう一度行きたいと思っても、「シャングリラ」はこれが最後らしいですね。

それで、お土産にこのようなものを買ってきましたが、良かったと思っています。

 

人魚姫の夢(初回限定盤)(DVD付)
松任谷由実
EMIミュージック・ジャパン

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 ブックマークにある「かあしゃん日記」で頂いてきた情報です。毎日新聞の写真特集にたくさんの写真が載っていて、見ると素晴らしかった舞台が蘇って来ます。あわせてお楽しみください。→ココ

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「風林火山ー宿命の女」

2007-09-11 00:46:54 | ドラマ (大河)
「砥石崩れ」の後、小山田が元気だったのが、なんとなく気に入らなかった私。だって、彼はこの時の怪我が原因で、二年後に死ぬんじゃなかったの。
だけど、ああ、こう来たのか~。

というわけで、世間様ではファンクラブまで出来て人気抜群だった小山田の最後でした。イケメンに弱い私が、彼を気にならないわけは在りません。

いつもクールだった小山田は、笠原清繁の正室だった美瑠姫を側室にした頃から、生き方が変わっていきます。しかも、美瑠姫が生んだ子供が笠原清繁の子供だったとうすうす気がついても、わが子として育てようと決意していたのです。

その子、藤王丸はその幼名に同じく「藤」と言う字を配していることから、後に勝頼を裏切った小山田信茂になるのではなどと、世にも恐ろしい推理が飛び交っていたりしたのですが、(実は、私も思っていた。)残念ながら、病死してしまいました。ちなみに、なぜこの推理が世にも恐ろしいのかというと、武田に滅ぼされた一族の恨みを何年もかけて美瑠姫の子供が復讐して、結果、武田を滅ぼしてしまうからです。(スピンオフでドラマが作られるなら、このストーリーが採用されたかも知れませんね。ドラマチックな展開です。)

でも、そうはなりませんでしたが、美瑠姫の復讐は小山田の寝首をかき、自害して終焉をむかえるのです。子供のためになんとしても生き抜こうとした美瑠姫でしたが、その子供が亡くなって、その支えがなくなってしまったのですね。そして、復讐を果たすという暗黒の門を開けてしまったのは、わが子の前での小山田の態度だったかも知れません。


彼は、その時笑ったのか、それとも笑ったように見えただけなのか・・・・

私は言いました。
「ああ、なんていうことを。人は、なんて言って声をかけて良いか分からないとき、こんな風に笑ってしまう事もあるのよね。小山田の動揺が美瑠姫の誤解を招くなんて・・・」


すると我が殿は言いました。
「そうかなぁ、小山田はホッとしたのだと思うよ。その気持ちを美瑠姫が感じ取ってしまったんじゃないかな。」

我が殿の見方には反論もあるかと思いますが、私は成程なと思いました。私は時々、大河の感想を書いている時、言葉には書きませんが「ここまで生きたから分かる。女だから分かる。母だから分かる。」と思うことがあります。
男だから分かった小山田の気持ち、それもありかなと思ったのです。

「運命を受け入れよ。」

それは、今度は又自分との間に子供を作り、そして二人で育てていこうという新たな未来に向けての男の思いがあったのではないでしょうか。

だけど美瑠姫の未来は閉ざされて、過去の思いへと引きずり戻されてしまいました。

せめての救いは美瑠姫の最後の叫びの、このセリフでしょうか。
「敵に惹かれたワタクシをお許しください。」



油断したと嘆く重臣達の前で、「さにあらず。」と涙声で小山田の気持ちを語る勘助にぐぐっと来てしまいました。

側室に寝首を掻かれたとあってはきこえが悪い。小山田は戦にての戦死ということになりました。不思議な事に、小山田の死の真相は、この方が怪我が元で二年後に死ぬというよりすっきり納得できてしまいます。


小山田ファンの皆様、いかがでしたか。私はなかなか見応えあったと思います。


小山田が勘助に言った言葉。
「武田よりも由布姫を真っ直ぐ思っているそなたが、愚かで好きだ。」


それは最後の自分の生き様を、そのまま言ったのかも知れませんね。
―愚かで好きだ・・・・―





女性陣競演の回でした。リツも於琴姫も気に入りました。大井夫人のセリフも良かったです。ですが今回は、未練もあるけれどこの辺で・・・・。

そうそう、駒井君はやっぱりいいわ~。
―聡明で好きだ。―

でも、本当は出てきた時から無条件で好きです。たぶん「相棒」ファンならきっとそう。なんたって、彼は悪魔の弟子ですから。


<9月12日、追記です>
 昨日、この記事書き上げても、他の大河のお仲間の皆さんのところへは行けませんでした。ホッとして、その場で椅子にもたれて一瞬意識が飛んでしまいました。その時見た夢。
田辺誠一さんが公園でブランコに乗っています。歌なんて口ずさんだりして・・
―命短し  恋せよ乙女
 赤き唇失せぬまに♪ ―

場面が飛んで、布団の上で血に染まっている小山田に、私は声をかけています。
「小山田、公園が出来たよ。」

はっと目を覚まし、これはいかんと寝てしまったわけです。

昨日は朝からずっと忙しくばたばたしていたのですが、移動の最中にその一瞬の夢を思い出しました。なぜか、「風林火山」の後に見た「生きる」と勝手にリンクしてしまった夢でした。
でも、私にはその夢が意味があるような気がしてしまいました。傍から見ると、惨めな死。知将の最後には決して似つかわしくなかった死だと思います。でも、その心には本人のみが知りえる満足が、あるのかもしれない、夢はそう私に告げていたのですね、きっと。



なかなか美味しかった女性陣競演の感想は、切捨てはしましたが、朝になってこれは捨ててはいけなかったと思うものがありました。「勘助、鬼の計略」についてです。武田の姫を差し出さず、今川の姫を貰うというのはいいアイデァだと思っていました。でも、そこに勘助の「愚かな」鬼の思惑が絡んでいたのかと思うと、メモにても記しておかなければならない事だったよナァと思ったわけです。
以上、追記です。長いけれど・・・(汗)


又も真夜中・・なので、又明日。。。。



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落武者・茶坊主

2007-09-09 15:19:05 | 家族スナップ
 ―どうもうちの子供たち、高校を出ると一度は髪を伸ばしたくなるらしい。ー

 私立の高校に行っていたので、いつも髪はピシッと短めで居た事の反動でしょうか。ラッタタも一年ぐらい髪を切らず、後ろでゴムで止めていました。(女帝のナオトみたいに)

 私は髪に関しては今しか出来ない事をやれと思っています。だから、パーマ掛けても(そんな事普通かな)、染めてもいいと思っているのだけれど、それは一切やらず伸ばすだけ。親ばかなので、それもカッコイイと思っていたんです。

でも、ある日、
「限界だー!!」と叫んだかと思ったら、すっきりと切ってきました。それから二度と伸ばさないで、今そのことは思い出したくもないと言います。彼曰く。伸ばしたかったのではなく、切りに行きたくなかっただけだそうです。

 ところが、今度はルート君。彼は意思を持って伸ばしています。長さ的には「ゲゲゲの鬼太郎」。前髪がうっとおしいと言うので、使わなくなったカチューシャをあげました。すると彼はそれがかなりのお気に入り。学校にも派遣のバイトにもそれで貫いています。
それで、又親ばかなので、それも今風で可愛いなと思っているんです。


 でも、昨日の朝ラッタタ曰く。
「なんか、こいつの頭見ていると、落武者見ているみたいだよ。」
「確かに いいじゃん、落武者ヘアー。」
「エー。」
「・・・・」

その後、家族で出かけました。近所の姑誘って映画館へGO


姑は、本当はうちの子の髪形を、「なんだろうなー」と思っているんだと思うのです。ラッタタが髪を切った時「良かったね。」と、私に言ってくれましたから。でも、理解しようと努力しているみたいなんです。だから車の中で言いました。
「そういえば、この前テレビを見ていたら、ルート君のような髪形をした人を見たよ。」
間髪入れずに、ラッタ。
「大河ドラマで


              


「アレッ、なんか俺、冴えてる~♪」


意味の分からない姑は、真面目くさって
「そうじゃなくて、もっと若い人たちがいっぱい出るドラマ。」と応えています。それで、私が解説などを・・・

「いやあ、ルート君の髪型は、うちでは落武者ヘアーといわれているんです。」

「おやまあ、そう言えば・・・。それに、ルートの髪は真っ黒だものだしねえ。そんな感じよねえ。」

「よし、今日からお前は落武者だ。」って、デリカシーのないおやじ。

「イ、嫌だー

別にどうってことない会話ですが、偏っていると家庭内いじめに感じて、私は嫌なんです。それで、

「じゃぁ、お前は何よ。お茶係だから茶坊主だな。」と言ってやります。


この「お茶係」って微妙でしょ。

―助け合って生きていく、それが家族なの。―と言うのが我が家の家訓です。
ささやかであっても、何か一つでもみんなの為にやってもらおうと思っています。
受験の時でも、風呂の掃除をし米を炊くルート君には信用がありますが、ラッタ君の信用度はいまひとつ・・・それで、彼は何年も前から食事の時にみんなのお茶を用意する「お茶係」なんです。

でも、本音を言うと彼は「三年寝太郎」タイプなんで、私はそれで良いと思っているんです。


「だけど、茶坊主。お前はさぁ、食卓に来るのが遅すぎるから、みんな我慢できなくて自分でお茶を注いでしまっているよ。

「ありがたいことでござる。いつも、かたじけのうござる。」


って、間髪入れずに言うからみんな誤魔化されてしまいます。



でもその夜、夕食の時席に着いたら、お茶が注いでありました。

よし よくやった、茶坊主。(あたりまえか。)


ルート君は、カチューシャから布のヘアーバンドに切り替えて、「落武者2」になっていました。






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「HERO」

2007-09-08 18:31:29 | 映画

HERO - goo 映画

 テレビドラマでも好きで、家族で毎回見ていた「HERO 」、映画も家族揃って初日の初回に観に行きました。

 

 始まったばかりなので、ネタバレせずに簡単に感想を書きたいと思います。この映画、ほぼ2時間20分飽きるシーンがありません。

 

 凝ったCGや派手なアクションがなくても、セリフの応酬の面白さやストーリーの魅力さで、全篇引っ張られてしまいます。もちろん、キムタクの久利生公平、松たか子の雨宮のキャラの魅力が一番ですね。そして、お馴染みのメンバーの一人ひとりが輝いていて光が当たっています。チームワークも抜群で、さしずめ9人の侍と言ったところだと思います

 

 事件や公判については、きっとこうなると言う流れは読めてしまうかもしれませんが、それでも、最後の公判のキムタクの熱弁には単純な私なので、涙が出てしまいました。仲間の頑張りにも、分かっているし、予想がついても、それでも拍手です。

 何度も映し出される、裁判所前の天秤を持った女神像。映し出されるたびに、心に食い込んできます。法は常に私たちの味方であって欲しい。そう私たちが望んでいるから、生まれてきた検事、久利生公平なんですね。

 

 韓国釜山のシーンも、面白く見応えがありました。あの町に住んでいたら、坂の上り下りで太る事はないのではなんて思ってしまいました。もの凄い坂の町なんですね。イ・ビョンホンの登場時間は短かったですが、なかなかインパクトがありました。捜査を助ける事務官のエピソードなど、そこはそこでしっかりと見ることが出来るので、アジア配給の気配りもバッチリだと思いました。

 韓国シーンでのセリフ、雨宮の韓国語覚書ノート、通販グッズなどが巧く使われていたり、後に繋がっていったりで、よく出来ています。

 じれったい二人の関係は・・・・

そこは書けないところですね。

 

 満足なひと時を過ごせました。

<唯一つ、私的に物足りなかったのは、、なぜ、タモリ・・・・?>

 

 

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ブログパーツ

2007-09-07 01:56:57 | 新米パソコン生活

<!-- からだ巡り茶ブログパーツ -->

 

絵をクリックしてください。

ブログ回りをしていたら、コレがあって、やってみたら驚きました。面白いので自分の所でも貼り付けてみました。

 

ブログパーツもいろいろあるので、端から試してみたくなってしまいますね。

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「風林火山-35回」勘助百面相

2007-09-05 11:00:58 | ドラマ (大河)
 唐突ですが
「ア~あなたの髪は~♪」って言うCM、楽しみにしているんです。彼、大人ですよね。昔の彼女のこと「あの人」なんて堂々と言ってしまったりして、ちょっと心惹かれましたね。彼って、そう彼ですよ。・・・郷ひろみさんです。

何でこんなにもったいぶった言い方してるかというと、実は私知っているんです。その彼、「郷ひろみ」アニキの名前を書くとですね、例えば「藤原竜也」王子の名前を書き込むより、お客様が多いのですよ。51歳のアニキ、侮れませんよ~。ですので、如何にこの記事の前振りと言えども、三行では申し訳ないので、もう少し書き込むと、3日のお昼のワイドショーでは彼の歌っている姿があちらこちらでお見かけしましたよ。
「ゴウひろみでぇす」というちょっと芸人っぽい言い方に、なぜか心ときめきました。彼のコンサートは、もの凄く面白そう!!
よし、決めた。来年は彼のコンサートに行きたいな。でも、チケット取るのも大変そうだし、お値段もお高そうです。そこのところどうなんでしょう。

通りすがりのあなた様、情けあらばお教えくださいませ。


完全に横道に逸れていましたが、その郷さんが、あんな風に聖子さんの事で、大人のコメントが出来るのは、そこに至る人生の道のりがあったからだと思うのです。簡単に言うと年齢が与えてくれた物事を受け入れる幅と言うやつです。30代でも、40代でも言えなかったことが、今だから言える・・・。


由布姫の「その女性を連れてまいれ。」と言う言葉に、バカだよナァと思われた方も多いのではないですか。
三条夫人の正論だけど、悟ったような言い方にイラついた方もいたかもしれませんね。



さて、私は三条夫人の言っている事はいつも正論に聞こえてしまいます。この対峙するシーンでは、完全に三条夫人の勝ちのような気がしてしまいます。


 でも、これは経験アンド年齢の幅と言うものなのではないかと思うのです。正確ではないにしろ、この二人ほぼ10歳の年齢差があるでしょう。この年齢差はそうは埋まらないですよ。

性格のみならず、その年齢なら言えないことが、この年齢なら言える。この二人を見ていて、ふと郷ひろみさんのことを思ってしまったわけでなのです。

だけど、

「そなたの時と一緒。」

このセリフは痛いですよね。でも、

「決して、そなたを貶めているのではない。」と優しいと思うのです。



勘助に晴信の新しい側室を連れて来いというシーンの由布姫は、聡明さの欠片もない血迷うた女そのものだと思います。でも、なんで、それがいけないのだと私は彼女の味方です。

「恋」の勝利者であったはずなのに、ふと気がつくと想い人の心は新しい女の元に走っている。嘆けば、母として生きろと男たちの都合の良い常識を押し付けてくる。先に存在するものとして、傲慢な物言いをしたからといって、彼女はまだ小娘なんですよね。なんだか雰囲気が中年ポイので、損をしているような気がしてしまうのですが。愚かであって何が悪い。うろたえて何が悪い。そうやって、人は人生の坂を上っていくんでしょう。でも、由布姫と三条夫人の年齢差を調べていた時に、ふと目にした由布姫の享年・・・そこで、また私は勘助の思いや彼女の思いなどを思い巡らすと言う、思考の穴に落ちてしまったのですが、そのことは又「いずれ」ですね。


それから、あの予告編ではあまりに突拍子もなく聞こえてきた、「四郎を武田家の跡継ぎとして育てたい。」と言う由布姫の問題発言もしっかり繋がっていましたね。そう思って育てるのが、自分に残された女としての戦いなのだと言う思い。それしか残されていないのだと言う思い。誰かに聞かれたら、誤解を招きそうな言葉ですが、彼女の真意はそうではないのです。私は、巧く繋げたなあと又も関心してしまいました。(HPのあらすじの書き方は微妙ですが。)

ところで、勘助の摩利支天と由布姫の摩利支天、並べてみると豪華さが違いましたね。第三回のサブタイトルが「摩利支天の妻」でしたが、今回も私は「姫の戦い」ではなく、その「摩利支天の妻」と言うサブタイトルが思い浮かんでしまったのですね。「摩利支天の妻2」。いいと思いますよ。「2」ツゥ~と言う感じが斬新でしょ。


由布姫は泣いていましたが、今回は全体的にコメディ調でした。晴信の目は泳ぎ、勘助の顔の筋肉で動かなかった所はないのでは。もうその百面相を見ているだけで笑えましたね。勘助ファンの皆様にはストーリーに関係なくたまらない回だったのではないですか。宴のシーンの、重臣達の心の会議なんて爆笑ものでしたよね。


アハハハハと笑う場面多数。
だけどふと傍らを見ると、真面目くさって詰まらなさそうな顔をしているだんなの顔。その顔に微妙な温度差を感じてしまった私なのです。

なので、川柳を一句。



―ドラマ見て  ふと感じたり  夫婦の秋―


秋は飽きとか空きとかの掛詞でって・・・解説いらないよな




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ひとりの時間

2007-09-02 01:26:27 | ’08/12/7までの未整理日記
 
「扉を開ければ
 秋が聞こえる
 目を閉じれば
 秋の中に落ちていく
 季節がそっと移っていく」


五行歌、作ってみました。

今日は涼しかったですね。

―ある時、自分はたった一人だと感じる時ってありませんか。
でも、私は思いますよ。それはそう感じるだけで、決して一人ではないんです。

ああ、でも、そうとばかりは言い切れませんね。だって、誰の助けもなくてたった一人で死んでいってしまう方もいるじゃないですか。そんな話を聞くたびに、そんな人が傍にいたならば、何か自分に出来たかナァと思ってしまったりもするけど、何かをする以前に、気が付くと言う事が難しいのかも知れません。


私が「私は世界でたった一人ぽっちなの」と感じる時は、いつもお邪魔しているブログのお友達が誰も更新していなくて、長電話友達が全員留守で、家にからかう子供もいなくて、姉は仕事で母も旅行中というときですね。

自分以外の人の世界は動いているのに、自分の世界だけが止まってしまっていると感じる時かも知れません。(要するに自分だけ家にいて、誰とも対話が出来ない時)


「シーンとひとり」って言う時間って、本当はとっても大切なんですよね。誰とも対話できない時は自分と対話するでしょう。この自分との対話が大切なんですよね。 この自分との対話のない人の話なんかは、深みがないんです。

近頃私は、こういう時間を持つ事が大切だナァと感じています。徐々に季節は秋色になっていくでしょう。こんな時間が似合う時ですね。

でも、性格が寂しがりやの猫型なので(猫型ってドラえもんではないですが。体型は・・?)、すぐにうろうろしてしまいそうです。

人はいろいろな財産を持っているでしょう。
話す事が出来る。書くことが出来る。聞く事ができる。歩く事が出来る。
本当は人は「ひとり」だと感じても、そう感じるだけで、本当は違う。私はそう思っています。―


てなわけで、五行歌をもう一つ、作ってみました。



「この瞬間、世界中の誰一人
 私の事など思っていない
 だけど、それを孤独と言うのなら
 なんという傲慢だと
 月は嘆き、虫たちは哄笑する」






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本当かな「HUNTER×HUNTER」

2007-09-01 01:35:46 | 漫画・マンガ・まんが

 少年ジャンプでずっと人気連載中だと思い込んでいました「HUNTER×HUNTER」、実は休載していたらしい・・・

休載していたことも知りませんでしたが、別にそうだと聞いても驚きません。そういうこともありな人だと思えるからですが。

 

 でも、復活するらしいです。1年8ヶ月ぶり。

<こんな所で知りました。コチラです。>

 

そこを読んで笑っていました。分かる人には分かる笑いかも知れませんが。(逆に言えば、分かる人にしか分からない笑いかも知れませんね。)

 

>こんなに休んだんだから落書き載せないよな。

>初回からネーム・・・

 

もっと散々な事も言われているのですが、しかもそれを読んで大笑いしている私も、同類なんですが、でもそこには、冨樫義弘の漫画が好きだという確固たる共通事項がありますね。

 

 好きだといっても、ちょっとストレートには、どなた様にもお勧めできる漫画ではありませんよ。その感想などは、また別に書く機会があると思います。

 

 ところで、タイトルの「本当かな」と言うのはですね、

24時間テレビの応援メッセージ」の中の富樫と言う方の書き込み。

上のコチラと言う所からも、入って読めますが、本当でしょうか~???

 

 

 

 またまたところで、我が家は連載が始まってもジャンプは買いませんよ。単行本で読んでいるんです。だから、子供は知っていたけれど、私は休載の事は知らなかったんです。

 でも、つい先日、鏡の前でメタボなお腹を見ていたら、頭の中で得意の連想ゲーム・・・

―待って、まだ準備が・・・―

―うるさい!!―

―ギャー―

 なんかむかつくナァ。むかつくあいつはどうなったんじゃ。と思ったばかり。

 

「あなたにはついていけない。」と、子供にも褒められたばかり(?)だが、メタボなお腹から「HUNTER×HUNTER」を思い出している私は、やっぱり少しだけ、「アレ~?」な人かもしれないなと、ちょっとだけ自覚した夏の終わりです。

・・・なんてまとめてみても、意味はなし。

 

 

 


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