森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

母の姑息な陰謀

2008-09-10 02:06:23 | 家族スナップ
私は大島弓子さんのファン。でも、本の世界から全体的に遠ざかっているので、全作品を読んでいると豪語することは出来ません。

映画化になった「グーグーだって猫である」はまだ未読。サバシリーズはずっと読んできたので、死んだと聞いて悲しくなりました。映画にはゆっくり行く予定ですが、その前に読んでみたくなりました。

それである時ラッタ君に

「お仕事の帰りに買ってきてね。売ってなかったらネットで注文してくれる?」

「いいよ~。何処でだって、売っているでしょ。」


というわけで、買ってきてくれました。

グーグーだって猫である
大島 弓子
角川書店

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一巻から四巻まで。

の心の声『高いじゃない。
母のイメージはこっち。


グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)
大島 弓子
角川グループパブリッシング

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いっけん同じに見えるけれど、片方は単行本、片方は文庫本。もちろん読みやすさは比べるべきもないが、値段が四倍も違うじゃない。ちょっと想定外。

「財布が空っぽになってしまいました。早よ、払いなされ。」

だけど私のお財布も空になってしまうわよ。

実はラッタ君、私に払うべきお金があるけれど、なんだかんだといって踏み倒すという日々。ふとその時それを思い出し、それで私は突然時代劇に出てくるような金貸しの取立人のように言いました。

「今回はこれで勘弁してやらぁ~。」・・・演技過剰


         


だけど何か言うかと思っていたのに彼は何も言ってきません。いくらなんでもまずかったかなと思って

「怒ってる?」と顔色を伺っている私。

大人気ないし、情けないんだわ、私。

「いや。どうせ俺も読むし、●●●●が4千でいいのならラッキーってもんでしょ。」

の心の声『にゃんだと。するってーと、払う気あったんかい。』

 ・・・・真実は微妙



また、別のお話。だけど漫画本ネタ。

私は好きな漫画家様がたくさんいるのですが、その一人に山岸涼子さんがいます。
ある時「テレプシコーラ」と言う漫画を本屋で見つけました。この本のレビューを書いていらっしゃる方も知っていますし、面白そうなのでとりあえず2冊だけ買いました。


でも冒頭でも書きましたが、漫画を含めて本全体から遠ざかっている私は、この先の長そうなこの物語は、とりあえず買って満足していました。その時、別の本も一冊買ったのですが、それなどは本屋さんの封印ビニールさえ外してなかったことに最近気がつきました。

買って満足と言うのも変ですが、私は自分の好きな本をラッタ君に貸し出すのが好きなんですよ。
彼はすぐに読んで

「早く、続きをこうて来てつかーさい。」と言うので、
「や・だよー!まだ読んでいないから。」と答えておきました。すると、彼は次の日、3巻目を買ってきて私の2冊目の横に並べていました。


「ほれ、三冊目を買ってきてあげたから、早く読みなさい。」と彼は言いましたが、母は益々いつでも読めると満足してしまいました。

だいたい彼の魂胆は
の心の声「読み始めたらどうせ我慢が出来ないに違いない。さっさと読んで続きを買って来い。」と言う所です。


だけど、先月事情があって、ラッタ君は横浜の私の実家に一週間の短期下宿(ホームスティと言わない所がいいでしょ。)をすることになりました。ジジババに篤く歓待されて快適な一週間だったみたいですが、何しろネットオタクのラッタ君、夜は暇です。家を出る時は大きなバッグを宅急便で送りましたが、帰りはダンボール付きの二個になっていました。その箱の中身は漫画と本。


「あなた様の漫画の続きを買って差し上げました。」

そのダンボールの中から残りの8冊を取り出して彼は言いました。私がいつまでも読まず買わずでいるので、とうとう彼は自分で買ったのですね。フフフ・・・

と言うわけで出ている分の全巻は揃いました。

今度の三連休に読む予定です



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篤姫36回―覚悟と証

2008-09-08 01:45:12 | ドラマ (大河)
「薩摩か徳川か」

久光が数千の兵を従えて動き出したことによって、篤姫の立場は苦しいものになって行きます。

その薩摩側では、西郷が命に背き勝手に動き久光の逆鱗に触れ、またも島流しになってしまいます。
でも西郷は「久光の下では働きたくない。」と言って去って行きます。

西郷が去ってしまったことにより、歯止めが利かなくなった尊皇攘夷派は突出に向けて動き出してしまいます。大久保と帯刀の説得にも応じようとしない有馬でした。

そうして向えてしまう「寺田屋事件」。


この「寺田屋」と聞くと「坂本竜馬襲撃事件」と混乱しませんか?

この場所は二つの歴史的事件の舞台になったのです。この「薩摩藩粛清事件」の方はドラマなどで、そんなに取り上げられるお話ではなかったのではと思います。それゆえ、知らなかった人も多いのではないですか?

・・・、
自分がそうだからって、人も巻き込んではいけませんね。上に書いたのは自分の事です。

しかも何たる偶然。「寺田屋」はつい最近「立替疑惑」で取り上げられたばかりではないですか。弾痕や刀傷、お龍が危険を知らせるために駆け上ったと言う階段などが残されている場所で非常に興味深いのですが、真相は如何にというところですね。

そのニュースはこちらで見ることが出来ます。
http://www.j-cast.com/2008/09/05026320.html

もし火事消失後に立て替えられたレプリカであったとしても、その立て替えられた建物の歴史は既に古くなってしまい、そこにも歴史が生まれていると思います。人は訪れては、やはり歴史の香りを感じていく場所なのではないでしょうか。


話を元に戻しまして、最初、有馬は頑固で過激な人なんだと思ってしまいました。でも、突出には裏の思いがありました。

粛清の報告を聞いた久光は、結果的には有馬たちの突出はいいタイミングだったと喜びます。朝廷から信頼を受けたからです。その言葉を聞いて帯刀も一気にやる気を失ってしまいます。ですが、それこそが有馬が描いていたシナリオだったことを大久保に知らされ、帯刀は改革をやり遂げることを心に誓うのでした。

久光も一瞬でしたが「スマン~」と悔いていました。このシーンが入っていて良かったです。ジワーっときました。

命を懸けて自分のやらなければならないことをやった有馬。まさか彼に泣かされると思ってもみませんでした。


でもあまりにもキャラが違うので、あの手紙は鬼になった大久保さんが書いたのかと思いました。「鬼になる」と誓ったあの日から、私は大久保さんの鬼的活躍を楽しみにしているのですが見たことがありません。私は、「鬼」=「悪」とは思っていないので、そういう大久保さんを見てみたいものです。


一方江戸城では、本寿院などが篤姫をあからさまに侮辱します。薩摩が動いて嬉しいだろうと言うようなイヤミ全開ですが、家定亡き後、こんなにも本寿院に出番があるとは思ってもみませんでした。
嫌なババア度アップです。

でもそんなことではへこたれない篤姫でしたが、流石に家茂にも疑われると、動揺を隠せません。そして篤姫がとった行動とは・・・。


薩摩から持ってきたもの、斉彬から頂いたもの、薩摩に縁のあるもの、全て燃やしてしまおうと言うものでした。

止めに入る家茂に
「私は徳川の人間です。薩摩など知らん。これは私の覚悟の証です。」と涙ながらに言う篤姫。

心に響きましたね。

心に恥じるような顔をする本寿院。じっと見つめる和宮。涙の瞳で見つめる滝山。篤姫を囲む人々の表情も見事だったと思います。

薩摩藩側、江戸側と二つの舞台から、覚悟とその証を見ることが出来たと思います。でもそれは、篤姫と帯刀の行く道をたがえる覚悟でもあったわけです。

次週は再会・・・



蛇足ですが、ふと思うことが二つ。なのでちょっとメモ。
久光は、器が小さくあまり良いようには描かれていないように感じるのですが、有馬のように主君を育てると言うことも、家臣の務めなんだなと思いました。(結果論ですが・・・。育っていないかも知れないし・・・・と独り言)
幾島の決断は正しかったのですね。今彼女が残っていたら、益々篤姫は追い詰められていたでしょうね。




「篤姫」が終わってチャンネルを回したら、イモトのバンジージャンプの映像が・・・。
凄いよ、イモト~
女芸人の覚悟の証を見てしまいました。










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「相棒」シーズン7が始まる前に

2008-09-07 01:42:19 | ドラマ(相棒)
相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン <通常版>

ワーナー・ホーム・ビデオ

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他のブログでは、こういうアフェリエイト画像が貼り付けてあってもごく普通のことだと思いますが、gooさんだと、ああこの人はgoo様にお金を払っているんだわねえとわかったりもするわけです。

「アドバンス」とか言うやつです。それで、そこに付いているのが「アクセス解析」なんですが、ここのはホスト解析とかはないので、どなたがいらしてくださったのかは分かりませんが、開いてくださった記事は分かります。

昨日おととい、記事も書いていない割りにアクセス数が多かったのです。
― 若い人が『ちょっと怖い』と言う言葉に魅かれてきたのかな―と「シャッター」のブログパーツを貼ったので思いました。


 でも違っていました。今、テレ朝で昼間に「相棒」の再放送をしているのでしたね。時には二本立てでやっています。

読んでくださるのは過去の「相棒」の記事も多くて、またその時間帯も2時3時4時なので若い方か、主婦の方なのかもしれません。お互いに会話はしていませんが、同じ「相棒」のファンなんだわと思うと嬉しく思うのです。


でも、そんな皆様もきっと次のシーズン7はちょっと複雑なお気持ちなのではと思うのです。もちろん薫ちゃんの「相棒」卒業の事です。

私も吃驚するのと同時に、動揺しました。だって、「相棒」と言うのはあの二人だから「相棒」なのですよねぇ・・・?

このことは「『相棒』&『拓郎』吃驚しました☆☆」の中でも書いたことで重複なんですが、「相棒」自体が最終回に向かって準備しているような微妙なニュアンスがあって、ちょっとドキドキしていたのですよ。でも、映画も大ヒット。これで終わりになるという心配も吹っ飛んで安心しきっていたら、そんなニュースですものね。本当に「相棒」って予測できない展開を地でやってくれちゃったわけですね。

たかがドラマのお話と思うかもしれませんが、「好き」という事はそういうことではないんですね。「好きです。」と宣言することは、「まっ、いいか。」とは言わない宣言と言うことなんですよ。

だけどワタクシ、「まっ、いいか。」とは言わないけれど、既に気持ちが切り替わりつつありますよ。


寺脇さんは困惑したと言っていました。だから、最初は寺脇さん自信からの希望ではなかったと思います。でもHPのコメントで、「制作サイドが亀山薫のこと、俳優『寺脇康文』のことを真剣に考えてくれた思いを受け止めて・・・」 と言う文があって、「卒業」と言うのは、見ている私達にはショックでも実は新しい一歩になることと思ったりするのです。


ドラマなんだから、人材の墓場と言われている右京の下に付け、辞めさせていくことが狙いの「特命係」に8年も薫がいる不自然さを、何もそんなに気にしなくてもいいのにとか、そこまで完璧を求めなくてもいいのにとかは思います。
でも、そういうことに拘らなければ、本当の「相棒」ファンが求める「相棒」は継続できないのかも知れません。

前から思っていることですが、本当に「相棒」ファンは我侭なんですよ。言葉では微笑みモードで優しいんです。出演者の誰のことも悪く突っ込みを入れる人もいませんし、なんか今日のお話はイマイチだったなぁと言う時も、ボロカスに言う人って見たことがありません。なんとなくイメージですが「微笑みモード」で優しく「なんかねぇ・・・。」と、やんわり言うのです。そして、刑事ドラマとして普通の水準だと、その微笑君が登場してきてしまいます。
「相棒」は普通だと許してもらえない、水準の高さを常に要求されているドラマと言っていいと思います。

かと言って、根強いファンを持つこのロングランドラマは、彼らの(私も含めて)持っている「普通」のレベルを少し超えただけでも、大絶賛を受けると言う甘い反面も持っていると思います。


こうして優しくて高水準を求め続けるファンの、厳しさと甘さで「相棒」はシーズン7まで成長してきたのかもしれませんね。だからこそリアリティを追求し、さらに道を開いていかなければならなくなってしまったのかも知れません。

これは私の私見なんですが、寺脇さんが「相棒」を卒業をすることは決して悪いことではないのではないですか。
劇場版「相棒」公開前、「相棒」の特番、水谷さんの露出度などが凄かったと思います。水谷豊再ブームが起きたことは嬉しい限りです。その時寺脇さんも頑張っていましたよね。でも、彼が「Around40」にゲストで出演した時に、映画の宣伝の為に薫ちゃんが出ていると、そう見えてしまったのです。それって、どうなんだろうと思ってしまう部分もあるのですよ。

刑事ものの卒業と言ったら、古いのですが「太陽に吠えろ」の殉職を思い浮かべる人も多いのではないかと思います(若い方は知らないかも・・)。それで、その殉職、つまりその番組を卒業することから、俳優としても巾が広がった方がたくさんいましたよね。

制作サイドが「はっきり言って、賭け。」と言うのなら、私はファンとして負けさせるわけにはいかないなと思うのですよ。
何が負けに当たるかは分かりませんが、負けてしまうなら卒業の意味もなくなってしまうからです。卒業した場所がしっかりしているから羽ばたけると言うものでしょう。


そうは言っても何もかもが秘密です。
どんな風な展開がまっているのでしょう。
きっと、私たちの期待を裏切らない内容になっているのでしょうね。もしかしたら、薫の卒業話も、大いなる伏線だったりして・・・なんてね。


ところでそんなに分からないなら、分かってから言えばいいのにって思っている方はいらっしゃいますか~?でも「相棒」って刑事ドラマで推理もの。やっぱりドラマが始まる前に、いろいろ推理したり語ったりと言う所が楽しいんじゃないかしら


追記: まったく、真夜中に書くもんじゃないですよね~。タイトルが思いつかなくて「『相棒』を大真面目に語る」なんてタイトルをつけてしまいました。朝見ると、恥ずかしい~。。。



 









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テレビの都合

2008-09-06 01:39:31 | ’08/12/7までの未整理日記
夜更かし夜は、お気楽テレビのお話です。 

 もう9月と思ったら、あっという間に一週間が終わってしまいました。
6日の土曜日には、見たい映画が二本公開になります。
ジョディ・フォスターの「幸せの1ページ」と大好きな大島弓子原作の「グーグーだって猫である」です。

 「幸せの1ページ」は最近すっかり映画の「相棒」になってしまった姑と明日行く行く予定でしたが、なんと彼女は優雅に1週間のご旅行になってしまい先送り。(でも、行くみたい。いいのに・・・。あっ、うそうそ、つい心の声が

 「グーグーだって猫である」は来週の水曜日に友人と行く予定だったのですが、お仕事の都合で、時間は夜なんです。

 でも、アタシ、ちょっと~

友人に電話をかけて日にちを変更してもらうことにしました。理由は最初はとぼけていましたが、正直に言いましたよ。

「ごめんなさい。ビデオの調子が悪いのよね。テレビのドラマに支配されている生活なの。」
友人はピーンと来たみたいです。
「それだったら、私も木曜日は『渡る世間は鬼ばかり』の時間だわ。」
と、言うわけでそれも先送りです。

早く観たいけれど、ちょっとの我慢です。


 と言うわけで、水曜日の夜は観たい映画も我慢しての外出禁止です。なんでって、もう分かっている人には分かる「ゴンゾウ」最終回ですよ。ここまで見て最終回を見なかったら、ある意味悲劇ですよ。

今度のドラマは面白いのがいっぱいでしたね。視聴率的にはいろいろ言われているものもありますが、関係ないなぁ。いい物はいいもの。
その中で一番楽しみにしていたのは「ゴンゾウ」です。

「この世界に愛はあるの?」

予告編で

「世界には愛が溢れているよ~。」と血まみれな黒木。

楽しみですよね~。

私、近頃思うのですよ。この「ゴンゾウ」が先だったら、昨年の大河「風林火山」は、私にとっては三倍ぐらいは面白く感じたと思うのです。勘助では内野聖陽さんのファンにはなれませんでした。でも黒木俊英は私が知る限りでは、最も危ないデカです。心を病み自殺願望まで持っていてハイと鬱が交互に見え隠れ。本来なら備品係でそっとしておこうよと、本当にそう思います。

(だけれども、そうであっては物語は始まらないのですよね。)

そんな黒木を内野聖陽さんがバッチリ見せてくれるので、もうすっかりファンになってしまいました。


このお話が面白いのは、黒木のキャラばかりではなくそれを取り巻く人々です。特に殺人捜査13係の佐久間係長の心には裏があり、さらにその裏があるというような掴みきれないものがあり、たまりません。

それからエンディングの音楽。
ラストにあの軽妙な音楽が掛かると、ああ~、もう来週になってしまえと思います。音楽の入れ方が上手なんですよね。軽い音楽なのに、なんだかやたらドラマチックに聞こえてくるんですよ。
もしかしたら、私はこの音楽に騙されてきちゃったとか・・・?

いや、そんなことはないですね。

で、来週は最終回です。

それは寂しいですが、10月からは「相棒」です。
だけど、次のシーズンはちょっと複雑な気持ちです。続けて「相棒」のお話ですが、眠くなって来ましたので、別に書くことにします。

世の中には有意義なお話をしている人もたくさんいらっしゃると思うのに、私はこんなお話です。でも、なんかこういうおしゃべりが、心の中でたまってしまっているんです。スッキリするまでしゃべらせてね。


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ちょっと怖いブログパーツ

2008-09-03 23:10:03 | ’08/12/7までの未整理日記



シャッターを押してみてね。画像は適当なものを載せただけですが、シャッターを押した後に画像に注目!!!

プロフィールの画像にも、なんとコメント認証の番号の所にも注目。
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お気に入り心理ゲーム「五つの動物」

2008-09-03 09:58:52 | ’08/12/7までの未整理日記

 7月の終わり、ブログのお友だちのさくらこさんのところで、面白い心理ゲームを見つけました。

この心理ゲーム、やってみたらとっても面白くて嵌ってしまいました。その後で私に会った人は、みんな私にその心理ゲームをやらされて、そして楽しんでいました。

こんなゲームです。

五匹(五つ)の動物がいました。

その動物を一つずつ捨てていかなければなりません。
あなたが一番捨てる動物はなんですか。
また、その理由はなんですか。

というものですが、本当はその最初の一匹だけでいいのかもしれませんが、「ずつ」と書いてあるので、順番に捨てていってしまいますね。でも、後から考えるとそのほうが断然面白いのですよ。

考えすぎないで、パッパッとインスプレーションでやってみてね。

―その動物

 サル   馬   トラ  羊   牛  

 

では、考えている間に爽やかな絵をプレゼント。
これはそのさくらこさんから頂いた「暑中お見舞い」なんです。
素敵ですよね!

 

 

 (さくらこさんは偉い。私がこの絵をこの記事で使いたいといったら、時期がずれても良いように、文字なしを送りなおしてくれたのですよ。分かっているナァ。)

 

・・・・・決めましたか?  種明かしはもうちょっとだけ待ってね。

 

私はね、・・・・かなり妄想ワールドですよ。

  サルが一番最初でした。理由は頭がいいので、もし捨てても一人でも頑張って生きていけそうだから。

  次は牛さん。なんだか二番目にして私の頭の中は一緒に旅する「旅の仲間」のような気分。普段から男ばかりの家で暮らしているからなのか、この牛がメスという発想がなくて、「いざと言う時には役に立つ。(要するに肉)」と言う、この「いざと言う時」「いざと言う時」と思って一緒にいるのが重荷。いなくなってしまってはいつか困るかも知れないが、そんな黒い気持ちが嫌だということで、二番目に選んでしまいました。

  三番目はトラさん。この人は(すっかり擬人化)居たら、夜とか窮地に陥った時に助けてくれそう。敵には吠えてくれそうだけど、油断していたら自分自身も食われてしまいそうなので、ちょっとした緊張感が必要。居ても、居なくてもいいかも。

・・・・、朝起きたら居なくなっていた。
ああ、行ってしまったんだな・・・・

ここまで来たら、頭の中はすっかりRPG。
だから次には、

  「ごめんね~。本当は捨てたくなんかないんだよ~。でも仕方がないんだ、判っておくれ。」 みたいな気持ちになってしまいました。
私はこの馬が、一番自分を助けてくれるような気がしていました。自分を遠くまで運んでくれるのも、夜霧から守ってくれるのも、寂しいときにはその長い顔を近づけて慰めてくれるのも、みんな馬。

 それなのに、最後に残したのは羊。パッと見たときから最後は決まっていました。他の4匹はみんな私の為にいてくれるような気がしたのに、羊だけは私を必要としているような気がしたからでした。つまり、羊の為に私がいるという逆転の関係のようなものを感じたのですね。

こんなに長々書いているけれど、みんな悩まずにパッパと決めているんですよ、もちろん。 

 

こんなRPG的な理由はもちろん必要ないんですよ。例えば友人の答えなんかは、一番は

 サルで「キィキィいつもうるさくて、ウザイから。」でした。

 

さて、解説入れてもいいですか。

サル→パートナー、彼氏彼女、旦那様、奥様のことを指します。
馬→仕事
牛→財産
ヒツジ→子供
トラ→プライド

 

 あなたは、如何でしたか?

私はね、ちょっと吃驚しましたよ。

だんなよ、すまん、と、言っておきましょう。
でも理由は頭はいいかは知らないけれど(さらにゴメン)、彼は大人ですからね、一人でだって生きていけるのさと、だんなの世話をするという発想のない私のそれとあまりにもかぶります。二番目の「牛」なんかは、だから私は貧乏なのねと妙に納得です。特に今仕事を捨てて失業したいと内心思っている私には、馬に感じた感覚は、何かを見抜かれているような気がしました。羊の理由はいかにも私らしいという感じです。なんだかんだと言って子供には甘いからね、私。

ねっ、なんだか感心しちゃうでしょ。

 

友人も最後は羊だったのですが、理由は
「最後に毛を取って、それで自分の体を温めるのさ。」と言うのでネタばらしの時に
「まあ、あなたも見返り主義ね。」と突っ込んでしまいました。
だからと言って、険悪にはなりませんよ。
 ちっ、ばれたか!」と言っていました。 

 

また別な友人。ちょっとだけだんなとトラブル中。でも一番に選んだのはトラでした。プライドの高い人です。なので意外だなと思ったので
「あなたは今だったら、真っ先にお猿さんを選ぶと思っていたわ。」と言いましたら、
「だって、だんなが寅年だったのよ~。」ですって。

 

そんなことも、アリだよね~(笑)

と言うわけで、お友だちの心理も探れると言うゲームです。ワイワイと楽しんでみてね。

 

 

 

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9月の空

2008-09-02 00:10:13 | ’08/12/7までの未整理日記

 

 8月が終わって子供たちが学校に行き始めると、夏も何処かに去っていってしまう錯覚。

じゃあ、9月の季節はなんなんだって、9月の空が聞いてきた。

―やっぱり「夏」かな。

だけど「晩夏」とか「なごりの夏の・・・」とか、なんか日本語っていいよねぇ。

  

   

 

 「私はあなたとは違うんですよ。」

テレビで去っていく人の捨てゼリフ。

―だけど「私」よ、その「あなた」を知っているのかい?

 

なんだか空の雲の形が留まる事のないように、浮世の世界も日々変遷。

だけど、見ていて爽やかと言うのには程遠いな。

 

今日から9月。・・・・昨日からか(汗)

 

まあ、頑張ろう。どんどん高くなっていく空を楽しもう。

そっと忍び寄ってくる次の季節を感じよう。

 

  

 ちょっと、追記。

・・・・、季節の考え方、変だったかしら。

12,1,2月が冬。3,4,5月が春。6,7,8月が夏で9,10,11月は秋?

線引きなんか出来ないけれど、ちょっと気になってしまった。ああ、そうか。秋分の日があるんだから、9月は「秋」なのか。

暑いから、夏なんだと思っていた。

そうじゃなくて、秋の初めは暑いんだ。

じゃあ言い直さなくちゃね。

―おーい、空よ。君はもう秋の空なんだよ。

 

 

 

 

 

 

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