「ナンテン」(南天)は中国原産で、メギ科の常緑低木です。
自宅南東角の軒下に植え、樹高は2m程になっています。
初夏に咲く花よりも、晩秋から冬にかけての赤い実の方が愛でられます。
6月に咲いた花です。 アップで見ると、白い花弁に黄色いオシベが美しいのですが、
先端の葉の間から、花序を上に伸ばして咲かせる花は、目立たず、
人知れずに散ってしまう存在です。
9月中旬には、緑実が茶変してきました。
10月下旬、赤く色付いたナンテンの果実です。
11月下旬です。
12月初めに庭木の雪囲いをしました。 下旬の青空に映えるナンテンの実です。
元旦、少しの晴れ間に撮った赤い実。
ドカ雪に見舞われた1月中旬、雪の中で赤い実が冴えます。
1月15日には屋根からツララが下がり、ナンテンの枝葉にもツララが、
10時過ぎの晴れ間、実の数が減っています。
1月21日、ピラカンサを食べ終えたヒヨドリによって、ほとんどの実が食べられました。
居間からは見えないのですが、ツグミも来ていました。
雪囲いの竹支柱の中にに挟まれて残っていた果実も、本日見ると1粒もありません。
万両の鉢植えなどは少し出しておいただけでも、すぐに食べられるのに、
ナンテンを食べるのが遅くなるのは何故? マズイ? 毒性がある?
縁起木で、「難を転じて福となす」として、福寿草の花とセットで正月飾りにされますが、
鉢植の福寿草は玄関外で、花芽を開くにはもう少し時間がかかります。