「古都の香り」(コトノカオリ)は、濃い桃色の一重小輪花、
盃状咲きで、甘い香りがあります。
4月上旬の蕾から、開花へ、
花の終盤へ、
4月中旬に咲いた花です。
日本桜草は、サクラソウ科の多年草で、
北海道南部~九州の高原や原野に分布するが、野生の群落は減少した。
江戸時代に育種が進み、
多くの品種が作られた古典園芸植物でもあります。
充分な手入れが出来なくなり、葉だけの鉢が数鉢、
今年開花したのは2鉢だけでした。
「神通力」(ジンツウリキ)という品種は、
裏花弁がピンクで、表花弁が白い花で、
かがり弁で掴み(つかみ)咲き、
花弁が開き切らずに垂れ下がったような咲き方です。
4月20日、初めの1輪が全開しました。
その2日後、
さらに3日経過して、
4月末、やや大きめで掴み咲きの花、
2本の花茎を上げて、5輪の花を咲かせました。
5月上旬まで咲いていました。