「西王母」(セイオウボ)椿は、一重筒咲きの中輪花で、
淡い桃色に薄紅のボカシが入ります。
9月~4月に開花し、幕末に金沢で誕生したとされます。
例年ですと、秋に多く咲いて、残りが3~4月に咲くのですが、
昨秋の開花が僅かで、今冬からの開花が大部分となりました。
冬に咲いた花は、寒さと雪で花弁が傷み、
ヒヨドリなどの野鳥が蜜や花弁を食べにきて、花が傷みました。
1月中旬に咲いた花、
2月上旬に咲いた花、
2月中旬に咲いた花、
自宅の南東隅軒下に植えています。 樹高は170cm位です。
2月下旬の花、
3月上旬、雪を被る日もありましたが、
3月中旬の花、
3月下旬、たくさんの花が咲いてきました。
4月上旬、残る蕾が一斉に咲き出しました。
毎日の開花と落花で、ほぼ咲き終えました。
今年は3鉢だけの開花で、白花と桃花は1輪だけの開花でした。
4月上旬の白花です。
オシベが2本しかなく、
白いがく片の一部に緑色が入った奇形花?でした。
もう1鉢は濃い桃色花でした。
4月上旬の花、
4日後には、少し色褪せて、
夏に枯れたと思われた小鉢でも、
元気に新葉を展開している鉢が数鉢あるので、
来年に期待して、水やりと鉢置き場を選びたいと思います。