東庭のイトススキの株に寄生した、ナンバンギセルです。
株元にはホタルブクロやリンドウも共存しています。
8月下旬、ススキの根に寄生し、茎葉は地上に出ず、
蕾を着けた花柄を伸ばします。
9月上旬、15cm前後の高さで、
蕾を横向きにして開き始めます。
赤紫色の花を1個ずつ開きます。
9月中旬に咲いた花、
9月下旬です。
花後は黒化し、中に粉状の種子を作ります。
9月末の開花状態、その後もポツポツ遅れ咲きがありました。
10月中旬、画像の左側が糸ススキで、葉幅が細く小型ですが、
放任すると高くなるので、6月に一度上部を剪定しています。
右下にはヤクシマススキが白い穂を着けています。
自宅裏のミョウガに蒔いた種子からも、
ナンバンギセルが咲いていました。
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“庭に”ナンバンギセルってすごいですね。40年近く前に大学の敷地内の草むらで見た(ギンリュウソウかこっちか定かではないんですが、もしこっちを見たなら10年以内に再び見ていることになります)ぐらいで、あまり目にしない植物なのでびっくりです。寄生して成長するのなら、10年以内に見たかな…の方は違うかも…。確かすぐそばには何も生えていませんでしたから。…何か、ちゃっかりしてるというか、逞しいですね。ナンバンギゼルの足元をよく見ると、ミョウガがちょっと覗いているのがかわいいです。(私、不勉強なことにミョウガの収穫時期は夏頃と思ってました。秋なんだそうですね。夏によく使うからつい……)